「この声をきみに」最終回

NHKの「ドラマ10」の「この声をきみに」の最終回(第8回)「美しくひびきよく」を見ました。

穂波孝(竹野内豊さん)は、江崎京子先生(麻生久美子さん)に、京子先生が好きだと大きな声で告白した後、少し冷静になって、朗読教室には先生が必要なのだと引き止める言葉をかけようとしたのですが、その言葉が出て来ず、京子先生が朗読教室を辞める決意を変えることはできませんでした。佐久良宗親先生(柴田恭兵さん)の主催する朗読教室「灯火親」の金曜日の夜、朗読発表会の日の近づく中、穂波さんは、朗読仲間の福島邦夫(杉本哲太さん)や柏原喜巳子(堀内敬子さん)、稲葉実鈴(大原櫻子さん)、熊川絵里(趣里さん)、河合雄一(戸塚祥太さん)、磯崎泰代(片桐はいりさん)が自分と同じ気持ちでいることを知ると、みんなで京子先生引き止め作戦を考えることにしました。

帰宅した穂波さんは、ポストに息子の龍太郎(加賀谷光輝さん)からのハガキが入っているのを見て喜び、朗読の発表会をするので見に来てくださいとすぐに返事の手紙を書きました。

後日、弁護士の北里法子(千葉雅子さん)と現れた元妻の奈緒(ミムラさん)と二人で会った穂波さんは、愛していると言ってくれたのは君が初めてだった、嬉しかったと感謝の気持ちを伝えていました。三つの輪がつながっていると思っていたけれど、つながっていたのは奈緒さんと子供たちの輪だけで、自分の輪は重なっていただけだったから落ちてしまったのだと、結び目理論で説明しながら、でもそのおかげで朗読を通して様々な人たちと交差することができたと話していました。

シングルマザーとして生きる決意をしていた奈緒さんは、再就職の難しさを元夫の穂波さんに話すと、大学へ通って女性の社会復帰のための講座を受けることにしたと言い、それから子供たちの養育費のお礼を言うと、私は発表会にはいかないけれど子供たちは楽しみにしていると、鞄から取り出した長女の舞花(安藤美優さん)のテストの答案用紙の裏に描かれていた編み込みの髪形の図を、いつかあなたのようになりそうだと面白そうに見せました。奈緒さんは、吉野弘の詩集を穂波さんに渡し、その中の「ほぐす」という詩を薦め、さようなら、と笑顔で穂波さんと別れていました。

次の金曜日、オーディション会場に参加していた稲葉さんは、面接官から「課題4」の「チョウの数」(著・日高敏隆さん)を読むよう言われました。それは人質事件の起きていたペルーの日本大使館の中継映像に、大使館の上をたくさんのチョウ(蝶)が飛んでいるのが見えたというような内容の文章だったのですが、稲葉さんは、穂波さんのアドバイス通りに、両手のひらを合わせてチョウの大きさを示しながら朗読していました。

朗読教室では、福島さんが京子先生に話がある穂波さんの背中を押していたのですが、その時河合さんが、元酒屋の実家のコンビニを継ぐことにした、いつかそこをこの朗読教室のようにしたいと思うという夢を打ち明けました。京子先生は、すてきな夢だと河合さんを応援しました。穂波さんは、「江崎京子」の人生を辞めようとしている京子先生に、江崎京子先生は確かにここにいたのだと言いました。

発表会の当日、「朗読祭2017」の会場には、穂波さんの父親の定男(平泉成さん)と奈緒さんの母親の八坂淳子(仁科亜季子さん)、龍太郎さんと舞花さん、穂波さんの友人の数学教授の東原正規(松岡充さん)と弁護士の五島由紀夫(永瀬匡さん)が穂波さんたちの朗読を聴きに来ていました。佐久良先生は、「灯火親」のもとになった詩(韓愈「符読書城南詩」)を伝えて、これから朗読の発表をするみんなを応援していました。

泰代さんは、片思いのヨガ教室の先生を招待したと相談して京子先生に薦められた、寺山修司の詩「ハート型の思い出」を朗読していました。ヨガ教室の先生(パトリック・ハーランさん)は、その声を真剣に聴いていました。柏原さんと河合さんは、二人で新美南吉の童話『手袋を買いに』を朗読していました。福島さんは、『ふたりはともだち』(作・絵はアーノルド・ローベルさん、訳は三木卓さん)を朗読していました。穂波さんは、福島さんと一緒に朗読したことを思い出しながら聴いていました。稲葉さんと熊川さんは、茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」を力強く朗読していて、東原さんと五島さんはその声に圧倒されていました。

穂波さんは、佐野洋子さんの『おじさんのかさ』を朗読する予定だったのですがとお客さんたちに断った後、父親が捨てずに取って置いた段ボール箱の中にあった小学6年生の時の卒業文集の自分の作文を朗読し始めました。心のぽっかりをどうすることもできずにいた少年は、完全なものなどこの世にはないのだと諦めていたある日「メビウスの輪」と出会い、完全なものへの憧れを募らせ、数学者になって完全に幸せな世界を作りたいという夢を持つようになったようでした。この作文の文章も良かったです。

卒業文集を閉じた穂波さんは、数学の賞を取ることはできなかったけれど、完全に幸せな世界を作りたいという夢はこれからも追い続けていきたいと、朗読の発表を終えました。客席の子供たちも、京子先生も、拍手を送っていました。

そうして、京子先生引き止め作戦「G」が実行されることになりました。福島さんが舞台の上で絵本『おおきなかぶ』(ロシアの昔話の再話・トルストイ、訳は内田莉莎子さん、絵は佐藤忠良さん)を開くと、おじいさんの河合さん、おばあさんの柏原さん、孫の熊川さん、犬の穂波さん、猫の泰代さんと稲葉さんが、大きな白いかぶを引き抜こうと、順番につながっていきました。猫の稲葉さんは、ねずみの耳のカチューシャを客席の京子先生に着けて、戸惑う京子先生を舞台上に連れて行きました。ねずみの京子先生も加わり、みんなで勢い良く大きなかぶを引き抜くことができました。客席からは拍手が起きていて、龍太郎さんと舞花さんも楽しそうでした。

最後、佐久良先生は京子先生に本を手渡し、サトウハチローの詩「ことばはやさしく美しくひびきよく」を二人で朗読していました。朗読が終わると、会場は拍手に包まれました。

朗読祭は無事に終わり、子供たちが穂波さんに花束を渡すと、穂波さんはありがとうと二人を抱きしめていました。それから、穂波さんは、船乗りの福島さんがすぐに海へ出ることを知り、また春に会おうと約束して、福島さんを見送っていました。会場内では、まだ残っていた稲葉さんが、オーディションの結果は不合格だったけれど個性があると言われたと河合さんに話し、いつかデートをしてほしいと頼んでいました。河合さんは、いいよ、とすぐに明るく返事をして、稲葉さんをパンケーキ屋さんに誘っていました。泰代さんも、その思いはヨガ教室の先生に真っ直ぐに届いたようでした。

その後、京子先生はアパートの部屋を引き払い、実家に戻ったということでした。冬の間も穂波さんたちは佐久良先生の「灯火親」に通っていて、工藤直子さんの詩「あいたくて」を朗読していました。

そして春になり、大学で結び目理論の講義をしている穂波さんの教室の後ろに、京子先生が入ってきました。穂波さんは、生きていて良かったと思う瞬間に出会うことのできる数学の美しさを生き生きと語っていました。以前とは違い、学生たちも穂波さんの話をよく聴いていました。

穂波さんと京子先生が二人で歩いていると、教会の前を通りかかりました。思い出の教会に入った京子先生は、10年前に穂波さんに会った時、実は良い声だなと思っていたと打ち明けていました。穂波さんは、数学と朗読は似ている、数学は数字で宇宙とつながり、朗読は言葉で宇宙とつながると、京子先生に話していました。

京子先生は、本名をまだ穂波さんに教えていなかったようなのですが、年齢を訊く穂波さんに、今日が誕生日です、というヒントを出しました。それを聞いて、誕生日プレゼントを買っていないと動揺していた穂波さんは、いらないと言う京子先生の前で少し考えた後、京子先生の耳元で、この声をきみに、と伝えました。穂波さんと京子先生は二人で笑っていました。穂波さんの声は、京子先生に届いたようでした。京子先生は、穂波さんを古書店へ誘い、新刊書店へ行こうと言う穂波さんを、古書店では知らない本に出会えるからと説得していました。二人が幸せそうに教会を出たあと、そこにパジャマ姿の穂波さんが現れました。穂波さんは、子供の頃の自分に伝えたいと、心のぽっかりは消えないけれどそのぽっかりがあるからこそ生きていて良かったと感じる瞬間が訪れるのかもしれない、僕らの人生はまだ始まったばかりだと話していました。

作(脚本)は大森美香さん、演出は笠浦友愛さんでした。

良い最終回でした。完成度の高い良質なドラマだったように思います。

完全な世界を求めていた数学者の穂波さんにとって、朗読の世界は、数学以外に没頭できる完全な世界なのかもしれません。穂波さんは京子先生と出会って、朗読と出会って、数学以外の新しい完全な世界、言葉の美と想像の世界を知り、そこでこれまでとは別の自分を解放することができるようになったと同時に、他の人の心の中にも「ぽっかり」があることに気づき、「ぽっかり」はそのままに、「生まれてきて良かった」と思えるような世界を生きることのできる自由で朗らかな人生を、京子先生と歩もうとしている、ということなのかもしれません。

朗読の場面は、最終回でも、とても良かったです。「おおきなかぶ」の演出も、楽しかったです。朗読祭の会場で私も一緒に見ているような気持ちになりました。

思いを自分の言葉で伝える、言葉を自分の声で伝えるということは、少し難しいこともあるかもしれないけれど、大切なことだなと、このドラマを見ていて改めて思いました。

穂波さんと京子先生が惹かれ合うきっかけとなったのは「声」でしたし、今まであまり考えたことがなかったのですが、人間同士の相性の中には、声の相性というものも、もしかしたらあるのかもしれないなと思いました。

fox capture planというバンドの方の音楽も良かったですし、主題歌のJUJUさんの「いいわけ」を登場人物たちが歌っているようなエンディングの場面も好きでした。

朗読教室の名前のもとになった「灯火親しむべし」とは、涼しくて夜長の秋は灯火の下で書物を読むに適しているという意味の言葉だそうです。「読書の秋」の作品に相応しく、というのでしょうか、さまざまな本が登場していたのも良かったですし、ただの「音読」とは異なる「朗読」の優しさを、私も少し知ることができたような気がします。上手く伝えることができないのですが、最後まで、とてもすてきなドラマでした。

「ドクターX~外科医・大門未知子~ 5」第6話

テレビ朝日のドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~ 5」の第6話を見ました。

第6話は、「東帝大学病院」の外科副部長の猪又孝(陣内孝則さん)による手術を受けた政治家から術後の経過について苦情を言われた猪又教授にその責任を押し付けられて「東帝大学病院」を出入り禁止にされてしまい「神原名医紹介所」の所長の神原晶(岸部一徳さん)に新しい勤務先を探してもらわなければいけなくなったフリーランスの麻酔科医の城之内博美(内田有紀さん)が給料制ではなく歩合制であったことを知ったフリーランスの外科医の大門未知子(米倉涼子さん)が、娘のための収入源の確保を心配して苛立つ城之内さんから、大門さんは自分勝手なオペをしていると言われたことと、行きつけの中華料理店で食べた最後の一個の餃子のことで険悪な雰囲気になってしまい、さらに中華料理店の店主の六浦良夫(平泉成さん)の妻の敦子(松金よね子さん)の胃癌の手術を控えていたある日に発覚した良夫さんの複数の腫瘍のある膵臓癌を根治させるために全摘出するかどうかという手術の仕方を巡って言い争いになって、城之内さんに良夫さんの手術への協力を麻酔を断られてしまう、という話でした。

大門さんは、良夫さんの膵臓癌を根治するためには全摘出手術が必要だと考えていたのですが、良夫さんは、早く仕事に復帰するため、新しく呼んだ麻酔科医の瓜田(今野浩喜さん)の医薬会社との提携の提案を取り入れていた、次期病院長の座を狙う猪又教授の行う膵頭十二指腸切除術と薬物療法を受けることにしました。城之内さんは、大門さんの「自分勝手なオペ」が患者の命を助けるためのものであることをよく理解していたのですが、膵臓癌患者になったことのある立場として、妻に自分の病気のことを悟られないようにしていた良夫さんの気持ちを考えていました。

猪又教授と対立する外科副部長の海老名敬(遠藤憲一さん)は、大門さんのような外科医にはなれないと自覚していたようで、他の医師たちの良さを引き出すことを目指すようになっていて、大門さんを応援し、「神原名医紹介所」を訪ねて「東帝大学病院」を出入り禁止になった城之内さんを呼び戻していました。

城之内さんが麻酔科医として敦子さんの手術に参加することを知った大門さんは、敦子さんの手術を新米外科医の西山直之(永山絢斗さん)や森本光(田中圭さん)に任せ、吐血して緊急手術が行われることになった原守(鈴木浩介さん)のいる良夫さんのオペ室へ向かい、執刀医の猪又教授に代わって全摘手術を強行しようとしました。猪又教授は何かあったら責任を取れと言い残して手術室を出て行き、次いで麻酔科医の瓜田さんも出て行ってしまいました。

大門さんは、「私、麻酔もできるので」と麻酔の作業をしながら良夫さんの手術を始めたのですが、検査の結果を院内電話で聞くと、すぐに術式を変更し、膵臓の一部を温存することにしました。その時、敦子さんの手術を終えたらしい城之内さんが麻酔科医として入ってきました。城之内さんは、大門さんの行おうとしていることに気付いていたようでした。城之内さんの的確な仕事の中で大門さんが手術を素早く終えると、見学室の窓から見ていた海老名教授は素直に喜び、猪又教授も感心していました。

院長代理の猪又教授にメロンと一千万円の請求書を持って行った晶さんは、瓜田さんがフリーランスの麻酔科医の城之内さんのことを「三流麻酔科医」と悪く言うのを聞いて怒り、瓜田さんと組んでいた猪又教授は、瓜田さんのほうをクビしていました。瓜田さんは、特に猪又教授に反論することもなく、大人しく引き下がっていました。

晶さんが嬉しそうに病院のロビーに降りてきた頃、大門さんと城之内さんはすっかり仲直りしていました。城之内さんは、歩合制のほうが給料制より良いということはないとも話していたのですが、大門さんは晶さんにお給料の交渉をするのが苦手のようでした。その後、無事に退院した六浦夫妻は中華料理店を再開していて、大門さんと城之内さんが餃子を頼んでいました。

脚本は香坂隆史さん、演出は松田秀知さんでした。エンディングに流れる主題歌は、Superflyの「Force ~Orchestra Ver.-」という曲に戻っていました。

「私、失敗しないので」の大門さんが「私、麻酔もできるので」と新能力を披露しているのを見て、大門さんは医術に関しては何でもできるのかもしれないなと面白く思いました。

患者の命を支えるために医者はどのような治療をするべきかというようなことが、大門さんと城之内さんの関係性の中に描かれていたのも良かったですし、大門さんが若手の西山さんの腕を信頼して手術を任せるという展開も良かったように思います。

晶さんが大門さんや城之内さんを大事にしているということもよく伝わってきましたし、大門さんと城之内さんとが改めて良きパートナーになる第6話も面白かったのですが、今回には西田敏行さんの演じる蛭間院長がいなかったためか、面白さに少し丸みがないというか、「型」が足りないというか、大門さんと城之内さんが険悪になっていたということもあり、少しギスギスしたところのある話になっていたようにも思いました。

それにしても、「ドクターX」の大門さんのような天才外科医、あるいは、NHKの「総合診療医 ドクターG」に登場するような優秀な医師は、全国に何人いるのでしょうか。そのような医師の割合は全体の何パーセントくらいになるのでしょうか。テレビでは多くの健康番組が放送されていて、さまざまな医師の方が出演し、運動の仕方や食事のとり方などを解説すると共に、病院へ行くことを推奨していますが、本当に有能な医師の方というのは、世の中には実はそれほど多くはないのではないかとも思います。医療ミスがあった時にも、患者やその家族が病院や担当医師を訴えることはとても難しいと聞きますし、医療ミスを行ったことを絶対に認めず謝らない医師もいるのだろうと思います。少なくとも現在は、例えば手術のメリットや成功例を紹介するテレビ番組はあっても、デメリットや失敗例を紹介するテレビ番組はほとんどないような気がします。

ドラマの大門さんのような医者に執刀してもらうのなら完全に治るのかもしれませんが、手術を受ければ治る、という風に、私のような医療に詳しくない一般の人々が安易に思うことは、あまり正しいことではないのかもしれないと、最近思うようになりました。病院や医師を選ぶことは誰もがそう簡単にできることではないと思いますし、手術を受けてある病因が取り除かれたとしても、その代わりに別の病気を患うようになってしまう可能性があるということも、考えておいたほうが良いように思います。

ともかく、「ドクターX」のドラマ自体は今期もとても面白いので、次回の物語も楽しみにしていようと思います。


ところで、昨夜のNHKの「SONGS」は、「秋の夜長に 泣ける名曲スペシャル」で、その後の時間のテレビ朝日の「アメトーーク!」は、恒例の「読書芸人」でした。「SONGS」では一般の方々が自分にとっての「泣ける名曲」を挙げていて、「読書芸人」では光浦靖子さんが「泣ける本」を挙げていたのですが、私には「泣ける○○」をすぐに挙げることができないので、「泣ける○○」のある人たち、「泣ける」何かについて質問されてすぐに思い出すことのできる人たちというのはすごいなと思います。あるいは、その方たちは「泣ける」エピソードがあるという点で、何か感情的に豊かな、感動的な人生を送っているということなのかもしれません。

あと、これはドラマとも「泣ける」歌や本とも関係のないことなのですが、報道番組では、大相撲九州場所が行われている今、貴ノ岩関が横綱の日馬富士関に殴られて頭蓋底骨折をしたという暴行事件の話題が大きく扱われています。警察に被害届は出されているということなのですが、貴ノ岩関自身が語っていないこともあって、まだ何も分かっていないことなのですし、日馬富士関を一方的に追い詰めるだけのような報道ばかりがなされるのは、あまり良いことではないように思います。相撲界の事件の報道もしないわけにはいかないのだろうとは思いますが、愛媛県今治市に建設中の学校法人・加計学園の岡山理科大学に獣医学部の新設を文部科学省が認可したことも含めて、政府が米軍の新基地建設を推し進めている沖縄県名護市辺野古の海に沖縄防衛局が護岸工事建設に使う石材を運び入れていることや、安倍政権が考えている「日本国憲法」の改憲草案のことなども、ちゃんと報道したほうが良いのではないかなと思います。

東日本大震災の頃の原発事故の放射性物質のホットスポットのことも今ではほとんど報道されなくなっているように思いますが、海外で起きた大地震の被害のことなども、少しすると報道されなくなりますし、無かったことのようになってしまっているような雰囲気が、何となく不思議に思えます(私が見逃したり聞き逃したりしているだけで、本当は忘れずにしっかり報道されているのかもしれませんが)。

それから、今朝の報道によると、声優の鶴ひろみさんが亡くなったそうです。ニュースで知って、驚いたというか、信じられないような思いがしました。高速道路に停まっていた車の中で意識不明の状態でいるところが発見されたそうで、警察は病死と考えているということでした。昔に見た「きまぐれオレンジロード」のまどかさんや「ドラゴンボール」のブルマも好きなのですが、私は鶴ひろみさんと聞くと、特に「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんと、「GS美神 極楽大作戦!!」の美神令子さんを思い出します。気が強くて繊細でかわいくて、好きなキャラクターでした。鶴ひろみさんの声がキャラクターを一層魅力的な存在にしていたのだと思います.
これからも好きなままでいると思います。

「奥様は、取り扱い注意」第7話

日本テレビの水曜ドラマ「奥様は、取り扱い注意」の第7話(エピソード07)を見ました。

第7話は、隣家の主婦の大原優里(広末涼子さん)と佐藤京子(本田翼さん)と一緒にお茶会へ出掛けた伊佐山菜美(綾瀬はるかさん)が、チェロを弾くのが得意な主婦仲間の小野寺友恵(霧島れいかさん)から、病院で余命半年を宣告されたと打ち明けられ、死ぬ前に大学時代の恋人に会いたいから探してほしいと頼まれて、IT会社社長の夫の勇輝(西島秀俊さん)が福岡へ5日間の出張をしている間、クリーニング店の小雪(西尾まりさん)の協力を得て、夢を追い続けた結果借金取りに追われる落ちぶれた大人になっていた上原幸平(渋川清彦さん)を見つけ出し、残りの人生を裕福な小野寺の妻としてではなく一人の女性として生きようとしている友恵さんに、そのままの姿で会ってもらおうとする話でした。

原案と脚本とアクション監修は金城一紀さんで、演出は山田信義さんでした。

毎回の感想を書くことはできていないのですが、何となくこのドラマを見ています。私にはこのドラマに描かれる「主婦あるある」のような要素をどのように見ていいのかが分からないという部分もあるのですが、今回のドラマの、探偵事務所に勤めていたという噂を聞いて菜美さんに上原さん捜しを依頼し、上原さんと再会した後、小野寺さんと離婚して上原さんと再婚したという友恵さんが言っていた、上辺を取り繕って本心を押し殺して生きるのは良くない、というのは、確かにそうだなと思いました。

本心を出さない状態が長く続き過ぎたために、本心の出し方を忘れてしまうということは、私にもよく分かるような気がしました。

今回は、菜美さんの独白による解説の場面(特に後半に多いように思います)がこれまでよりも少なかったところも、良かったように思いました。

冒頭の過去の場面では、チャペルアテンダーになっていた菜美さんが、ある国家の大使館員の結婚式に現れた狙撃犯を倒し、実はある諜報機関の東京支局長でもあったその大使館員にスカウトされ、工作員になったということが描かれていました。そして、今回、ようやく、と言っても良いかと思いますが、西島秀俊さんの演じる謎のIT会社社長の夫の「嘘」が描かれていました。福岡へ行っているはずの勇輝さんが妻の奈美さんに電話をかけていたホテルの部屋の窓から見えていた風景は、レインボーブリッジや東京タワーの輝く、東京の夜景でした。菜美さんに好きな音楽を訊かれて、古いジャズが好き、と答えていたのも、本当かどうか分かりません。

菜美さんの話の一方で、伊佐山夫婦が引っ越して来てから町が騒がしくなったような気がすると友人夫婦のことを悪く言う大学教授の夫の啓輔(石黒賢さん)にうんざりしていた優里さんは、密かに誘われ続けていた「合コン」に行き、会話をした年下の男性に頼まれて連絡先を交換していたのですが、その「合コン」は、主婦たちを騙して“お行儀の良い町”を壊したいらしい、横溝健(玉山鉄二さん)の陰謀?によるもののようでした。

第6話まではこのドラマがすごく面白いのかどうかまだ分からないように思えていたのですが、第7話を見て、これからはもう少し面白くなってきそうにも思えてきました。

菜美さんの謎の迫力を察した上原さんが菜美さんのことを「ヤバい関係の人」と言っていたのも面白かったです。綾瀬はるかさんのアクションシーンも良いですし、ところどころ楽しく思える部分もありますし、次回の物語もまた(感想を書くことができるかどうかは分からないのですが、これまでの何となくの気持ちよりももう少し楽しみにして)見てみようかなと思います。


ところで、これはこのドラマとは全く関係のないことなのですが、報道によると、昨日、韓国の南東部でマグニチュード5.4の地震があったそうです。震源の深さは9kmだと言われていますが、報道番組の映像で見た時、街の建物などの倒壊した様子が、日本の震度6や震度7の時のように見えて驚きました。直下型の地震だったのでしょうか。余震はしばらく続くのかもしれませんが、被害が広がらないといいなと思います。

「相棒season16」第5話

テレビ朝日のドラマ「相棒season16」の第5話「手巾(ハンケチ)」を見ました。

警視庁の警察学校で教官を務めている元鑑識課の米沢守(六角精児さん)から連絡を受けた特命係の杉下右京(水谷豊さん)と冠城亘(反町隆史さん)は、冠城さんの指導者でもあったベテランの樋口教官(佐戸井けん太さん)が警察学校の建物から裏庭に転落して重傷を負うという、自殺か事故か殺人未遂か不明の一件を捜査することになりました。内村刑事部長(片桐竜次さん)と中園参事官(小野了さん)には「関わるな」と言われたのですが、右京さんは返事をしませんでした。

樋口教官の娘の真紀(南沢奈央さん)は、捜査一課の刑事の伊丹憲一(川原和久さん)や芹沢慶二(山中崇史さん)さんと共にビジネスホテル変死事件を捜査している所轄の刑事でした。右京さんと冠城さんは、病院で真紀さんに会って話を聞いたのですが、電機メーカーの機密データを盗んだ後ホテルの部屋で首を吊って死亡した男の事件を追っていた真紀さんは、父親の事件について右京さんと冠城さんに淡々と説明すると、事件の捜査に戻ってしまいました。

真紀さんが転落する直前の父親に会っていたことは、警察学校で樋口さんの指導を受けていた手塚さんの目撃証言からも明らかになったのですが、真紀さんはその時、23年前の事件について父親と話していました。真紀さんは、23年前、今回自分が追っているビジネスホテル変死事件の被害者の場合とよく似た、電機メーカーの機密データを盗んだ後ホテルの部屋で首を吊って死亡した男の娘でした。担当刑事だった樋口さんに引き取られて娘として育てられ、二十歳の時に養子であることを打ち明けられたということでした。

捜査を進める中で真紀さんは、ビジネスホテルで死亡していた電機メーカーの男性社員がその5歳の息子を犯人に誘拐され、脅されてデータを盗んだということを突き止めたのですが、誘拐されていた5歳の男の子の話から犯人の腕に渦巻柄の刺青のあることを知り、23年前、自分も同じような刺青の男に誘拐され、しばらくして解放されていたことを思い出しました。そのことを父親に話した真紀さんは、父親が自殺したのではなく殺されたと知っていたのかと父親を問い詰めようとしたのですが、真紀さんの誘拐の話を聞いてはっとした父親は、自分たち親子の話よりも、事件の捜査について考え始めていました。

冠城さんは、冷淡とも思える真紀さんの態度に驚いていたのですが、右京さんは、芥川龍之介の小説『手巾(ハンケチ)』の「感情の激動を強いて抑えようとするせいか、膝の上の手巾を、両手で裂かないばかりに緊く、握っているのに気がついた。(中略)婦人は、顔でこそ笑っていたが、じつはさっきから、全身で泣いていたのである。」という場面を例に出して、意識不明状態の父親について病院で淡々と話していた時の真紀さんの手元のハンカチがそれと同じだったことを、冠城さんに話していました。

「花の里」で右京さんとそのような話をしていた冠城さんの携帯電話に、意識を取り戻した父親の病室にいた真紀さんから連絡があり、自宅に保管してある生徒たちの情報を記したファイルを調べてほしいと頼まれました。その部屋へ向かった右京さんと冠城さんが開いたファイルには、生活安全部サイバーセキュリティ本部の専門捜査官の青木年男(浅利陽介さん)や冠城さんの生徒時代の書類もあり、青木さんについては、“警察嫌い”は警察組織に流されないから良いとか、冠城さんについては、軽いけれども矜持がある、正義を貫く強さがある、などと書かれていました。 

そうして、右京さんと冠城さんが見つけたのは、警察学校の手塚さんの資料でした。手塚さんは、23年前の電機メーカーの社員の息子を誘拐して情報を盗ませた後その社員を殺害した事件の実行犯を雇っていた会社社長の息子でした。樋口教官と娘の真紀さんが話しているのを聞いていた手塚さんは、社長である父親と自分の立場を守るための口封じとして樋口教官を突き落とし、娘の真紀さんに罪を着せようとしていました。電機メーカーの社員の5歳の園児を誘拐して情報を漏洩させた後自殺に見せかけてその社員を殺害した罪で逮捕された渦巻柄の刺青の男は、手塚さんの社長が雇った実行犯の弟分で、兄貴分の男が亡くなった後、兄貴分の男の刺青を受け継ぎ、“模倣犯”となったようでした。

右京さんは、警察学校は自分にとっては犯罪を教えてくれる学校でもあると、数々の罪を犯しながら一度も逮捕されていない父親を尊敬しているように話す手塚さんを叱責し、その後、手塚さんの父親である会社社長もようやく逮捕されたようでした。

病室では、意識を取り戻していた樋口さんが、右京さんと冠城さんにお礼を言っていました。23年前の樋口さんは死亡事件は自殺ではなく殺人かもしれないと再捜査を求めて上層部に却下されていたということなのですが、病室の娘の真紀さんは、あなたが23年前にちゃんと捜査をしていれば今回の殺人事件は起きなかった、あなたは教官失格だと、冷静な態度で父親に厳しいことを言っていました。右京さんは、そのような真紀さんの手元のハンカチが強く握られているのを見ていました。

脚本は浜田秀哉さん、監督は内片輝さんでした。

多くの警察官はちゃんとしているのだと思いますが、時々犯罪者になって逮捕されている警察官もいますし(逮捕されずに依願退職として警察官を辞める方もいるようですが)、犯罪の勉強をするために警察官や自衛官を志願する方というのも、中にはいるのではないかなと思います。実際にいるかどうかはまだ分かりませんが、小説やドラマや映画には、元警察官や元自衛官や元軍人など、特殊な訓練を受けた人物が犯罪者として登場することがあるので、何となくそのように思えるということもあるのかもしれません。

芥川龍之介の『手巾』を今回の物語のモチーフにしていたところも、良かったように思います。

樋口教官の養子だった娘の真紀さんは、刑事として事件の解明に向けた捜査を何よりも優先し、正義を貫く真面目な生き方をしていたのですが、それは「父親譲り」でした。良い意味でも悪い意味でも、子供は親の背中を見て育つ、ということをテーマにしていたのかなとも思います。真紀さんは、正義感の強い警察官の父親を尊敬して育ち、樋口さんを殺そうとした生徒の手塚さんは、罪を犯しながら会社を成長させ一度も警察に逮捕されていない社長の父親を尊敬して育っていました。「反面教師」という言葉もありますが、子供が親の良くないところを「反面教師」とせずにそのまま親の特徴を引き継いでいくということも、もしかしたら比較的よくあることなのかもしれないなと思いました。

樋口教官が冠城さんを「矜持」のある人物として高評価していたところも良かったと思うのですが(捜査を急がなければいけない時にその場で過去の資料を読んでいるのが少しのん気のようにも見えました)、私には、何となく、「矜持」は、このドラマの中では伊丹さんを表す言葉のようにも思えていたので、少し意外な感じもしました。「相棒 劇場版II 警視庁占拠!特命係の一番長い夜」の公開時の「守るべきもの、それは」のポスターが良かったので、その印象かもしれません。

あと、米沢さんのいる警察学校を舞台にしていた今回、冒頭から登場していた米沢さんの場面はそれほど長くはありませんでしたが、久しぶりの米沢さんの登場を嬉しく思いました。予告によると、次回には、「相棒season15」の第16話「ギフト」に登場していた弁護士の連城さん(松尾諭さん)が再び登場するようでした。そしてなぜか大河内監察官(神保悟志さん)が裁判所に出廷するようでした。

「ぼくは麻里のなか」第5話

フジテレビの深夜の「ブレイクマンデー24」のドラマ「ぼくは麻里のなか」の第5話を見ました。

第5話は、心が小森功の女子高校生の吉崎麻理(池田エライザさん)と、大学生の小森功(吉沢亮さん)と、小森功の麻理さんの中に本当の麻理さんを見始めたクラスメイトの柿口依(中村ゆりかさん)との奇妙な“三角関係”の始まりの話でした。

朝、電話の向こうの小森功から窓を開けてみてと言われ、ベランダに出た小森功の麻理さんは、家の前に立っていた小森功から、麻理さんのことが好きです、付き合ってくださいと告白されるのですが、汚い自分に告白された麻理さんは、「僕は麻理さんじゃない」という言葉を信じず、麻理さんに相応しい人間になるからとしつこく訴える小森功の告白を、「気持ち悪い」と拒絶しました。

小森功の麻理さんの中に本当の麻理さんが眠っていると気付いた依さんは、教室でも普通に麻理さんに話しかけるようになり、「吉崎さん」と呼んでいたのを「麻理」という呼び方に変え、私のことは依って呼んでと、小森功を無視するように麻理さんに話しかけていました。「中」にる麻理さんを見ている依さんにカラオケ店に連れて行かれた小森功の麻理さんが、自分は一体誰なのかと悩み始めていた時、携帯電話に非通知の着信があり、出てみるとそれは「もしもし、麻理だけど」と言う麻理さん」の声でした。電話の向こうの麻理さんは、小森功は生まれ変わるから気持ち悪いなんて言わないであげて、と小森功の麻理さんに頼んで電話を切りました。

依さんと一緒に大学生の小森功の部屋へ向かった小森功の麻理さんは、小森功を突然殴り倒し、一人で本当に部屋の片付けをしていた小森功のパソコンを開いて、加工した麻理さんの声のデータを再生しました。小森功も麻理さんは、自分自身?のしていることを分かっていたので、「もしもし、麻理だけど」が麻理さんではなく、小森功の細工だったことに気付いたようでした。

小森功は、麻理さんにまた来てほしかったからだと自供し、麻理さんがあんなことをしてくれたのは僕を好きだったからじゃないんですかと言ったのですが、二人の会話を隣で聞いていた依さんは、「あんなこと」の内容を小森功から聞いて激怒し、あんたが死ねば麻理の中のあんたも死んで無くなると、小森功を近くにあった電気ポットで殴り殺そうとして、麻理さんに止められました。小森功の麻理さんは、床に押し倒して止めた依さんを見つめると、「汚くないよ。きれいでもない。僕も、依さんも、麻理さんも」と、なぜかその唇に自分の唇を重ねていて、驚いた依さんは小森功の部屋を出て行きました。

帰宅した小森功の麻理さんは、最近元気がないと姉を心配していた麻理さんの弟と一緒にゲームをして遊んでいました。小森功の麻理さんが、自分が誰なのか分からなくなってきたと弟に話すと、弟は、姉ちゃんは姉ちゃんだよと答えて笑っていました。そして、麻理さんの弟と一緒に昔のアルバムを開いた小森功の麻理さんは、一人の少女が中央に写っている、一度破られたのを直したような形跡のある一枚の写真を見つけたのですが、その時、おばあさんから「ふみこ」と呼ばれた光景が思い浮かび、涙が流れてきました。麻理さんからその写真を見せられ、ふみこって誰、と訊かれた母親(西田尚美さん)は、知らないと言い張っていました。

翌日、学校に来ていない依さんを心配し、依さんに謝ろうと団地の部屋を訪ねた小森功の麻理さんは、昨日から帰っていないと姉の茉里さんに教えられ、依さんを捜しに行きました。馴染みの本屋さんは2月に閉店していました。別行動で妹を捜していた茉里さんは、電話で麻理さんに、見つかったら連絡するから麻理さんはもう捜さなくていいと言い、あの子は壁を作って閉じこもっている、母親と私にはどうすることもできないのだと妹のことを話し、依と仲良くしてくれてありがとうと麻理さんにお礼を言いました。

依さんの姉の言葉を聞いていた麻理さんは、違います、ずっとそばにいてくれたのは依さんですと言い、依さんがいなくなったら僕はまた一人ぼっちになってしまう、と言いかけて、いつまで自分のことばかり考えているのかと自分に呟くように言って茉里さんとの電話を切りました。そうして公園に来ていた小森功の麻理さんは、階段の上に依さんの姿を見つけました。

脚本は下田悠子さん、演出は戸塚寛人さんでした。

今回からまた、小森功の麻理さんの心の声が、大学生の小森功の声(吉沢亮さんの声)に戻っていました。麻理さんの中の「小森功」の声が、麻理さんを演じている池田エライザさんの時と、小森功を演じている吉沢亮さんの時とでは、麻理さん(小森功の麻理さん)の印象が全く異なります。

電話の「麻理さん」の声は大学生の小森功がパソコンソフトで加工したものだったことが分かり、麻理さんは「二重人格」のようになっているのではないかという予想が今回を見てまた少し違うようにも思えてきたのですが、新たに登場した謎の少女の写真が(破れたものを直した古い写真のようでしたが)捨てられずに他のアルバムと一緒に保管されていたということも含め、優しそうな雰囲気のおばあさんから「ふみこ」と呼ばれた光景の記憶が麻理さんの中にあるのなら、小森功になっている麻理さんの中にはもしかしたら「ふみこ」もいるのかもしれないなと思いました。

あるいは、麻理さん自身が「ふみこ」なのかもしれませんし、過去の麻理さんが別人である「ふみこ」に共感して(大学生の小森功の誰ともつながっていない生活に憧れていた時の場合のように)「ふみこ」と一体化しているのかもしれませんが、ともかく、まだ分かりません。謎です。(弟は知らなかったと思われる「ふみこ」の写真のことも、何かを隠している様子の母親にではなく、父親のほうに訊いたなら、もう少し何か分かるのでしょうか。)

小森功が入っていない、昔の吉崎麻理さんの描写がほとんどないので、麻理さんがどのような人物だったのかということがよく分からないままということもあるのですが、依さんに軽蔑されている大学生の小森功と、麻理さんと友達になろうとしている高校生の依さんは、自身の孤独の中に閉じこもってはいますが、今のところ、本当の本人のようです。

小森功の麻理さんは、依さんを好きだという自分の思いに気づいたようでした。予想の難しい展開が面白い、シリアスな内容のドラマです。私は原作の押見修造さんの漫画『ぼくは麻理のなか』を未読のままドラマを見ているのですが、原作の漫画を知っている方が見ても面白いドラマになっているのでしょうか。30分ドラマというところも見やすいですし、映像も音楽も良いですし、深夜の放送なので録画をしつつ、次回も見てみようと思います。
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