2012.05.17 *Thu
「クレオパトラな女たち」第5話
日本テレビの水曜ドラマ「クレオパトラな女たち」の第5話を見ました。
前回の最後、朝になって市井睦(稲森いずみさん)が酔って投げ捨てていた結婚指輪を拾っていたことに気付いた、形成外科医の岸峯太郎(佐藤隆太さん)は、指輪を睦さんに返そうとして、最初、睦さんは峯太郎さんの前を素通りしていたのですが、戻ってきて指輪を受け取って、昨夜のお礼を言っていました。
今回は、「ビューティー・サージャリー・クリニック(BSC)」の医師でお見合いに失敗したばかりの星田美羽(芦名星さん)が感情を炸裂させていた場面も何だか面白かったです。血液検査会社の富坂昇治(三浦翔平さん)がBSCの人たちに話していた通り、星田さんは峯太郎さんのほうが病院長の湯川マリ(余貴美子さん)や睦さんから医師として信頼されていると思い、不安になっていたようでした。
今回は久しぶりに、足の脂肪吸引や眼瞼下垂の目の手術など、美容整形の手術の場面も多くて、特に星田さんが患者さんの鼻の手術中に何かを鼻の奥に突き刺すという失敗をして鼻血が止まらなくなっていたのがとても痛そうで、見ているのが大変でした。
看護師の岸谷葵(北乃きいさん)が峯太郎さんや睦さんを呼んで、患者さんの鼻血はしばらくして止まったのですが、峯太郎さんに苛立っていた星田さんはクリニックを出ていて、無視される理由が分からないと言って自転車で追いかけて来た峯太郎さんに、怒りながら謝って立ち去ったのですが、すぐに戻ってきて、全部峯太郎さんが悪いと、ヒステリックに「バカ」と路上で繰り返していて、それが何だか面白かったです。
星田さんは、何でBSCに来たのとか、専門医だからって威張っているとか言って、何でもいいから責任取って、私と結婚してと帽子を振り回しながら騒いでいました。僕のことが嫌いなのではと不思議そうに訊く峯太郎さんに、星田さんは、嫌いでも結婚できればいいとか、生きていけないとか騒いでそのまま道を歩いていて、周囲の歩行者たちを驚かせていました。
湯川院長に何か自分の会社への投資の話をしていた富坂さんは、湯川院長から星田さんの話を聞いてみてほしいと頼まれていて、そのためか、ふらふらと歩きながらの帰宅途中の星田さんに声を掛けて、二人でバーのようなところへ行っていました。カクテルの中の赤い氷のようなものがきれいでした。
富坂さんは、BSCのスタッフたちはほとんどが叩き上げで来ている人たちだけれど、自分たちは裕福な家庭に育って、小さい頃からあまり苦労せずに今に至っているから生きているという実感が持てないというようなことを話して、自分たちは他の人たちとは違うのだと星田さんを説得していました。富坂さんの話が本当かどうかはよく分からないですが、星田さんはその話に救われたようでした。
次の日の星田さんは、明るくなっていて、派手な服装でBSCに出勤してきて、みんなのために人気洋菓子店のマカロンを買ってきていました。葵さんが付き合っている人の実家の病院のために産科医の資格を取ると話していたことにも、余裕の雰囲気で応対していました。
峯太郎さんは、睦さんや星田さんが自分に感情をぶつけることを、自分のことを嫌いでなめているからだと思っていたようで、少し怒っていたのですが、峯太郎さんの話を聞いていた黒崎裕(綾野剛さん)は、愛されているからだろうと話していました。
黒崎さんは、息子の峯太郎さんに借金の肩代わりをしてもらっている峯太郎さんの父親の慎太郎(山崎一さん)に会いに、慎太郎さんが再婚する予定の?本間さなみ(明星真由美さん)のスナックに来ていたのですが、慎太郎さんと黒崎さんは以前から親しくしているような雰囲気で、黒崎さんが峯太郎さんを好きなことを知っているようでもありました。
峯太郎さんが自分を捨てた母親のことで女性を嫌いになっていることを心配している慎太郎さんは、睦さんと峯太郎さんのことを考えて峯太は女性を愛せますよと言う黒崎さんに、峯太郎には好きな女性がいるのとか、もし峯太郎が結婚することになったら黒崎君はどうするのとか言って、その度にはっとして、ごめんねと黒崎さんに謝っていました。
機嫌の良くなった星田さんの買ってきたマカロンを、峯太郎さんは黒崎さんのために一つ持って帰ってきていました。柿色のマカロンです。
私はまだあのようなカラフルなマカロンを、デパートのお菓子売り場のガラスケースの上からしか見たことがないので、よく分からないのですが、麻酔科医の村松春(宮地雅子さん)によると、洋風のどら焼きのようなものだそうです。
そのマカロンを喜んで、女性に人気があるお店のものだと知っていた黒崎さんに、峯太郎さんが、お前は女だなと言うと、黒崎さんは女じゃないと言って、少し怒っていました。黒崎さんによると、女性が感情を炸裂させるのは単純だからで、男性は繊細で恥を知っているからそうならないのだそうです。だから自分は男だと、黒崎さんは結論付けていて、峯太郎さんは謝っていました。でも、その時の朝食を作ったのは、また黒崎さんだったようでした。少し怒った直後に、ごはんをおいしいか聞いていたのが、何だかほのぼのとしていて良かったです。
朝は晴れていたのですが、夜には豪雨になっていました。夫と義母と長男が海外へ行っている間、家族が誰もいない自宅にも居場所がないらしかった睦さんは、ホテルで暮らしていたのですが、その家族が旅行から戻った日、豪雨の中を急いで自宅に帰り、息子の達也(佐藤瑠生亮さん)の名前を呼ぶと、荷物を片付けていた義母の真知子(岩本多代さん)が達也は食事中に眠ってしまったからと止めて、2階へ連れて行ってしまい、睦さんはさらに取り残された感じになっていました。
豪雨の中を帰ってきた峯太郎さんに、黒崎さんはタオルをかけていて、それから別のタオルを頭にかけて、犬を拭くような感じで峯太郎さんの髪をバサバサと拭いていたのですが、峯太郎さんが目が回るというので手を止めると、何か近づいていて、少ししてはっとして、手を離して、峯太郎さんからも離れていました。
何か思った峯太郎さんは雨に濡れて帰って来た状態のまま炒飯を作ると言い出し、黒崎さんは風邪を引くと心配していたのですが、材料を聞かれて、玉ねぎとピーマンとチャーシューがあると答えていました。
黒崎さんは親友の峯太郎さんのことを恋愛の気持ちで好きなようなのですが、優しい黒崎さんのことを親友と思っている峯太郎さんの心情は、まだよく分かりません。
今回のエンディングのインタビューでは、どのような顔で歳を取っていきたいですかというような内容の質問に女性たちが答えていました。「笑顔で」と答えている方が多かったように思います。
あと、湯川マリ院長の顧客の駒井美子(竹内晶子さん)は、男性の医師を断っていて、峯太郎さんは席を外したのですが、駒井さんは湯川院長が乳房再建手術をした人だったようでした。湯川院長は、乳癌らしきものを見つけて駒井さんに教え、駒井さんは再発したのかと心配していました。
湯川院長は、BSCのスタッフに、患者さまの時間を疎かにしてはいけないと話し、電話にもすぐに出るようにと、誠意のある対応をすることを改めて話して、駒井さんの癌が再発していないように祈りましょうと話していました。でも、その後の院長室の様子では、湯川院長にも乳癌か何かの兆候があったようでした。
大石静さんの脚本のドラマということで、このドラマを見る前の私には恋愛要素が強かったら困るなという印象も少しあったのですが、今のところはまだあまりないので助かっています。でも、これから、登場人物たちの感情が出てくるのかもしれません。
前回の最後、朝になって市井睦(稲森いずみさん)が酔って投げ捨てていた結婚指輪を拾っていたことに気付いた、形成外科医の岸峯太郎(佐藤隆太さん)は、指輪を睦さんに返そうとして、最初、睦さんは峯太郎さんの前を素通りしていたのですが、戻ってきて指輪を受け取って、昨夜のお礼を言っていました。
今回は、「ビューティー・サージャリー・クリニック(BSC)」の医師でお見合いに失敗したばかりの星田美羽(芦名星さん)が感情を炸裂させていた場面も何だか面白かったです。血液検査会社の富坂昇治(三浦翔平さん)がBSCの人たちに話していた通り、星田さんは峯太郎さんのほうが病院長の湯川マリ(余貴美子さん)や睦さんから医師として信頼されていると思い、不安になっていたようでした。
今回は久しぶりに、足の脂肪吸引や眼瞼下垂の目の手術など、美容整形の手術の場面も多くて、特に星田さんが患者さんの鼻の手術中に何かを鼻の奥に突き刺すという失敗をして鼻血が止まらなくなっていたのがとても痛そうで、見ているのが大変でした。
看護師の岸谷葵(北乃きいさん)が峯太郎さんや睦さんを呼んで、患者さんの鼻血はしばらくして止まったのですが、峯太郎さんに苛立っていた星田さんはクリニックを出ていて、無視される理由が分からないと言って自転車で追いかけて来た峯太郎さんに、怒りながら謝って立ち去ったのですが、すぐに戻ってきて、全部峯太郎さんが悪いと、ヒステリックに「バカ」と路上で繰り返していて、それが何だか面白かったです。
星田さんは、何でBSCに来たのとか、専門医だからって威張っているとか言って、何でもいいから責任取って、私と結婚してと帽子を振り回しながら騒いでいました。僕のことが嫌いなのではと不思議そうに訊く峯太郎さんに、星田さんは、嫌いでも結婚できればいいとか、生きていけないとか騒いでそのまま道を歩いていて、周囲の歩行者たちを驚かせていました。
湯川院長に何か自分の会社への投資の話をしていた富坂さんは、湯川院長から星田さんの話を聞いてみてほしいと頼まれていて、そのためか、ふらふらと歩きながらの帰宅途中の星田さんに声を掛けて、二人でバーのようなところへ行っていました。カクテルの中の赤い氷のようなものがきれいでした。
富坂さんは、BSCのスタッフたちはほとんどが叩き上げで来ている人たちだけれど、自分たちは裕福な家庭に育って、小さい頃からあまり苦労せずに今に至っているから生きているという実感が持てないというようなことを話して、自分たちは他の人たちとは違うのだと星田さんを説得していました。富坂さんの話が本当かどうかはよく分からないですが、星田さんはその話に救われたようでした。
次の日の星田さんは、明るくなっていて、派手な服装でBSCに出勤してきて、みんなのために人気洋菓子店のマカロンを買ってきていました。葵さんが付き合っている人の実家の病院のために産科医の資格を取ると話していたことにも、余裕の雰囲気で応対していました。
峯太郎さんは、睦さんや星田さんが自分に感情をぶつけることを、自分のことを嫌いでなめているからだと思っていたようで、少し怒っていたのですが、峯太郎さんの話を聞いていた黒崎裕(綾野剛さん)は、愛されているからだろうと話していました。
黒崎さんは、息子の峯太郎さんに借金の肩代わりをしてもらっている峯太郎さんの父親の慎太郎(山崎一さん)に会いに、慎太郎さんが再婚する予定の?本間さなみ(明星真由美さん)のスナックに来ていたのですが、慎太郎さんと黒崎さんは以前から親しくしているような雰囲気で、黒崎さんが峯太郎さんを好きなことを知っているようでもありました。
峯太郎さんが自分を捨てた母親のことで女性を嫌いになっていることを心配している慎太郎さんは、睦さんと峯太郎さんのことを考えて峯太は女性を愛せますよと言う黒崎さんに、峯太郎には好きな女性がいるのとか、もし峯太郎が結婚することになったら黒崎君はどうするのとか言って、その度にはっとして、ごめんねと黒崎さんに謝っていました。
機嫌の良くなった星田さんの買ってきたマカロンを、峯太郎さんは黒崎さんのために一つ持って帰ってきていました。柿色のマカロンです。
私はまだあのようなカラフルなマカロンを、デパートのお菓子売り場のガラスケースの上からしか見たことがないので、よく分からないのですが、麻酔科医の村松春(宮地雅子さん)によると、洋風のどら焼きのようなものだそうです。
そのマカロンを喜んで、女性に人気があるお店のものだと知っていた黒崎さんに、峯太郎さんが、お前は女だなと言うと、黒崎さんは女じゃないと言って、少し怒っていました。黒崎さんによると、女性が感情を炸裂させるのは単純だからで、男性は繊細で恥を知っているからそうならないのだそうです。だから自分は男だと、黒崎さんは結論付けていて、峯太郎さんは謝っていました。でも、その時の朝食を作ったのは、また黒崎さんだったようでした。少し怒った直後に、ごはんをおいしいか聞いていたのが、何だかほのぼのとしていて良かったです。
朝は晴れていたのですが、夜には豪雨になっていました。夫と義母と長男が海外へ行っている間、家族が誰もいない自宅にも居場所がないらしかった睦さんは、ホテルで暮らしていたのですが、その家族が旅行から戻った日、豪雨の中を急いで自宅に帰り、息子の達也(佐藤瑠生亮さん)の名前を呼ぶと、荷物を片付けていた義母の真知子(岩本多代さん)が達也は食事中に眠ってしまったからと止めて、2階へ連れて行ってしまい、睦さんはさらに取り残された感じになっていました。
豪雨の中を帰ってきた峯太郎さんに、黒崎さんはタオルをかけていて、それから別のタオルを頭にかけて、犬を拭くような感じで峯太郎さんの髪をバサバサと拭いていたのですが、峯太郎さんが目が回るというので手を止めると、何か近づいていて、少ししてはっとして、手を離して、峯太郎さんからも離れていました。
何か思った峯太郎さんは雨に濡れて帰って来た状態のまま炒飯を作ると言い出し、黒崎さんは風邪を引くと心配していたのですが、材料を聞かれて、玉ねぎとピーマンとチャーシューがあると答えていました。
黒崎さんは親友の峯太郎さんのことを恋愛の気持ちで好きなようなのですが、優しい黒崎さんのことを親友と思っている峯太郎さんの心情は、まだよく分かりません。
今回のエンディングのインタビューでは、どのような顔で歳を取っていきたいですかというような内容の質問に女性たちが答えていました。「笑顔で」と答えている方が多かったように思います。
あと、湯川マリ院長の顧客の駒井美子(竹内晶子さん)は、男性の医師を断っていて、峯太郎さんは席を外したのですが、駒井さんは湯川院長が乳房再建手術をした人だったようでした。湯川院長は、乳癌らしきものを見つけて駒井さんに教え、駒井さんは再発したのかと心配していました。
湯川院長は、BSCのスタッフに、患者さまの時間を疎かにしてはいけないと話し、電話にもすぐに出るようにと、誠意のある対応をすることを改めて話して、駒井さんの癌が再発していないように祈りましょうと話していました。でも、その後の院長室の様子では、湯川院長にも乳癌か何かの兆候があったようでした。
大石静さんの脚本のドラマということで、このドラマを見る前の私には恋愛要素が強かったら困るなという印象も少しあったのですが、今のところはまだあまりないので助かっています。でも、これから、登場人物たちの感情が出てくるのかもしれません。
CATEGORY : 2012年冬・春ドラマ
2012.05.16 *Wed
「37歳で医者になった僕」第6話
フジテレビのドラマ「37歳で医者になった僕 〜研修医純情物語〜」の第6話を見ました。
研修医の沢村瑞希(水川あさみさん)と一緒にショッピングセンターに来ていた谷口篤志(桐山漣さん)は、書店で突然倒れた人の応急処置することができずに逃げ出し、店員に頼まれても、沢村さんに大声で呼ばれても何もできず、少し離れた床の上に座り込んだままになっていたのですが、その騒ぎを携帯電話のカメラで動画撮影していたお客さんがいて、またその人がインターネットの動画サイトに投稿したようで、谷口さんの失態は知れ渡り、東央医科大学病院総合内科の医師の新見悟(斎藤工さん)は病院の恥だと怒っていました。
佐伯教授(松平健さん)に准教授にしてもらった中島保(鈴木浩介さん)は、谷口さんのことはあまり気にせず、自分が准教授になったことを喜んでいました。
注射に何度も失敗するなど、医師としての責任を持った処置がきちんとできないらしい研修医の谷口さんは、看護師や患者からの評判もあまり良くないようなのですが、さらに大学の図書館では学生たちが自分の悪口を言っているのを聞き、落ち込んで、研修医仲間の紺野祐太(草なぎ剛さん)から励まされても、自分は紺野さんのように立派な人間ではないと言って、ふてくされていました。
下田さんによると、実家が病院の谷口さんは、父親からもあまり医師としては期待されておらず、大学院へ行って経営者を目指したほうが良いと思われているようでした。
一方、病院内の清掃が行われることになり、紺野さんは、清掃会社のスタッフの一人の倉田誠(浅利陽介さん)と再会していました。
倉田誠さんは、食品会社の営業開発部時代の紺野さんが、7年前に、会社の利益を上げるための上司の命令で切り捨てた、下請けの冷凍会社の社長の倉田隆雄(俵木藤汰さん)の息子でした。紺野さんと長い付き合いだった社長は、倉田さんによると、紺野さんのことを信頼していたそうなのですが、突然契約を打ち切られ、数ヶ月後に首を吊って自殺をしたということでした。
忙しい会社員の紺野さんは、倉田さんからの電話を無視しようとしていたのですが、それは息子からの電話で、社長の死を知らせるものでした。お葬式へ行った紺野さんは、遺族から帰ってほしいと頼まれ、その帰り道で、自分のしてきたことを後悔していました。
倉田さんと再会した紺野さんは、倉田さんを屋上の広場に呼んで、7年前のことを話していたのですが、倉田さんは、父親は信頼していた紺野さんに裏切られたと恨んでいた、自分の母親も紺野さんのことを恨んでいると話していました。
それから倉田さんは、総合内科の病棟で清掃をしながら、紺野さんが担当患者で気管支喘息を患っている宮田さんに、研修医として誠実に対応している姿などを見ていました。
その屋上の、人殺しが医者になっているなんてという倉田さんと紺野さんの会話を聞いていた谷口さんは、理想を追求する紺野さんの過去を知って、紺野先生は下請けの社長を自殺に追いやった人殺しだという内容の中傷のチラシを何枚も作って、病院内に撒いていたようでした。
その紙を見た看護師長の相澤直美(真飛聖さん)が紺野さんに尋ねると、紺野さんは中傷の内容が事実であることを認めていました。洗面所にあった紙を持ち帰った紺野さんの担当患者の石浜幸平(でんでんさん)にも、紺野さんは事実だと答えていました。
前回の最後に児童館の前で何か心臓の辺りを押さえて苦しそうにしていた紺野さんの婚約者の葛城すず(ミムラさん)は、アルバイトの林田聡史(阿部力さん)に助けられ、無事だったようでした。病院のロビーで母親の佐和子(藤吉久美子さん)と一緒にお礼を言って、林田さんと別れていました。
その後、両親と共に腎臓移植の話を聞きに病院へ来ていたすずさんは、腎臓内科の森下和明(田辺誠一さん)から今の著しく低下している心機能の状態では移植をすることができないと説明を受け、一人で庭に出ていて、すずさんの姿を見てやって来た沢村さんに、病気を治したいと思うことにも、病気を治してほしいと待っていることにも疲れたと話していました。
相澤さんが中傷の紙を撒いた犯人は夜勤をしていた谷口さんであると気付いていました。下田健太郎(八乙女光さん)は、紺野さんを悪者にしてもお前がマシな人間になるわけではないと谷口さんの卑怯な振る舞いを怒っていたのですが、紺野さんは、逃げようとする谷口さんに、自分も7年前に間違ったことをして取り返しのつかないことをした、だから変わりたいと思った、谷口さんも変わりたいと思っているのではないかと話しかけていました。
沢村さんが、紺野さんが自分のために医者になったのだとすずさんは知っていたことを紺野さんに伝えると、紺野さんは、僕は逃げただけです、倉田社長が死んだ時も、悪いのは会社で自分は上司の指示通りにしただけだと思ったけれど、それはただの言い訳であり、会社の中の僕自身の立場を守るために会社の命令で切り捨てた、会社にではなく、そんな自分に失望したのだと話していました。
すずさんは落ち込んでいる紺野さんをキャンプに誘い、転落事故に遭って大怪我をしてしまい、紺野さんはそれがきっかけで医者を目指したということでした。人を助けることだけを考えていれば良い医者になれば、シンプルに生きられると思ったと言う紺野さんは、すずさんの事故に逃げた、事故がなかったら会社に残っていたと思う、きっかけがなかったら自分の人生をやり直そうとは考えなかったと思うと沢村さんに話していました。
次の日、無断欠勤をした谷口さんは、下田さんの提案で沢村さんの電話を使ってかけてきた紺野さんの説得の会話を無視して切り続けていたのですが、その時、目の前の道の向こうで人が倒れ、騒ぎになっていました。
電話の向こうから緊急事態の様子を知った沢村さんは、応急処置をするよう言い、無理だと答える谷口さんに、ここで逃げたらいつ変わるのと叱責していて、その言葉を聞いた谷口さんは、はっとして走り出し、道路を渡って、周囲の人に医者ですと言い、倒れている人の状態を確認していました。その人は呼吸をしていなかったため、谷口さんは周囲の人にAEDを頼んだり心臓マッサージをしたり人工呼吸をしたりしていました。
しばらくして、病院に救急車が到着し、紺野さんたちが向かうと、タンカーに乗せられた男性が処置室に運ばれた後、救急車から谷口さんが降りてきて、ほっとして地面に座り込んで、あの人を助けられましたと言うと、紺野さんは、助けられて良かったですねと谷口さんに声を掛けていました。
紺野さんと沢村さんが帰ろうとしていると、廊下に清掃の仕事を終えた倉田さんが待っていて、挨拶をした後、自分も母親も父親も、一生紺野さんのことを許すことはできないと思うけれど、紺野さんも新しい場所で頑張っていると父のお墓に報告しますと言って帰っていて、その倉田さんの姿に、紺野さんは頭を下げていました。
今回も良かったです。今回は、紺野さんの過去が判明する回でもありましたが、谷口さんが弱さを克服する回でもありました。谷口さんが注射に失敗するのが、技術面ではなく不安が原因のものだったのなら、これからは失敗しないようになるのかもしれません。
最後、病気のことがいろいろ負担になっていた様子のすずさんは、置手紙をして実家を出てきたようだったのですが、紺野さんが沢村さんと楽しそうに帰宅するところに遭遇して、固まっていました。予告によると、次回はこの二人のすれ違っていく話のようでした。
研修医の沢村瑞希(水川あさみさん)と一緒にショッピングセンターに来ていた谷口篤志(桐山漣さん)は、書店で突然倒れた人の応急処置することができずに逃げ出し、店員に頼まれても、沢村さんに大声で呼ばれても何もできず、少し離れた床の上に座り込んだままになっていたのですが、その騒ぎを携帯電話のカメラで動画撮影していたお客さんがいて、またその人がインターネットの動画サイトに投稿したようで、谷口さんの失態は知れ渡り、東央医科大学病院総合内科の医師の新見悟(斎藤工さん)は病院の恥だと怒っていました。
佐伯教授(松平健さん)に准教授にしてもらった中島保(鈴木浩介さん)は、谷口さんのことはあまり気にせず、自分が准教授になったことを喜んでいました。
注射に何度も失敗するなど、医師としての責任を持った処置がきちんとできないらしい研修医の谷口さんは、看護師や患者からの評判もあまり良くないようなのですが、さらに大学の図書館では学生たちが自分の悪口を言っているのを聞き、落ち込んで、研修医仲間の紺野祐太(草なぎ剛さん)から励まされても、自分は紺野さんのように立派な人間ではないと言って、ふてくされていました。
下田さんによると、実家が病院の谷口さんは、父親からもあまり医師としては期待されておらず、大学院へ行って経営者を目指したほうが良いと思われているようでした。
一方、病院内の清掃が行われることになり、紺野さんは、清掃会社のスタッフの一人の倉田誠(浅利陽介さん)と再会していました。
倉田誠さんは、食品会社の営業開発部時代の紺野さんが、7年前に、会社の利益を上げるための上司の命令で切り捨てた、下請けの冷凍会社の社長の倉田隆雄(俵木藤汰さん)の息子でした。紺野さんと長い付き合いだった社長は、倉田さんによると、紺野さんのことを信頼していたそうなのですが、突然契約を打ち切られ、数ヶ月後に首を吊って自殺をしたということでした。
忙しい会社員の紺野さんは、倉田さんからの電話を無視しようとしていたのですが、それは息子からの電話で、社長の死を知らせるものでした。お葬式へ行った紺野さんは、遺族から帰ってほしいと頼まれ、その帰り道で、自分のしてきたことを後悔していました。
倉田さんと再会した紺野さんは、倉田さんを屋上の広場に呼んで、7年前のことを話していたのですが、倉田さんは、父親は信頼していた紺野さんに裏切られたと恨んでいた、自分の母親も紺野さんのことを恨んでいると話していました。
それから倉田さんは、総合内科の病棟で清掃をしながら、紺野さんが担当患者で気管支喘息を患っている宮田さんに、研修医として誠実に対応している姿などを見ていました。
その屋上の、人殺しが医者になっているなんてという倉田さんと紺野さんの会話を聞いていた谷口さんは、理想を追求する紺野さんの過去を知って、紺野先生は下請けの社長を自殺に追いやった人殺しだという内容の中傷のチラシを何枚も作って、病院内に撒いていたようでした。
その紙を見た看護師長の相澤直美(真飛聖さん)が紺野さんに尋ねると、紺野さんは中傷の内容が事実であることを認めていました。洗面所にあった紙を持ち帰った紺野さんの担当患者の石浜幸平(でんでんさん)にも、紺野さんは事実だと答えていました。
前回の最後に児童館の前で何か心臓の辺りを押さえて苦しそうにしていた紺野さんの婚約者の葛城すず(ミムラさん)は、アルバイトの林田聡史(阿部力さん)に助けられ、無事だったようでした。病院のロビーで母親の佐和子(藤吉久美子さん)と一緒にお礼を言って、林田さんと別れていました。
その後、両親と共に腎臓移植の話を聞きに病院へ来ていたすずさんは、腎臓内科の森下和明(田辺誠一さん)から今の著しく低下している心機能の状態では移植をすることができないと説明を受け、一人で庭に出ていて、すずさんの姿を見てやって来た沢村さんに、病気を治したいと思うことにも、病気を治してほしいと待っていることにも疲れたと話していました。
相澤さんが中傷の紙を撒いた犯人は夜勤をしていた谷口さんであると気付いていました。下田健太郎(八乙女光さん)は、紺野さんを悪者にしてもお前がマシな人間になるわけではないと谷口さんの卑怯な振る舞いを怒っていたのですが、紺野さんは、逃げようとする谷口さんに、自分も7年前に間違ったことをして取り返しのつかないことをした、だから変わりたいと思った、谷口さんも変わりたいと思っているのではないかと話しかけていました。
沢村さんが、紺野さんが自分のために医者になったのだとすずさんは知っていたことを紺野さんに伝えると、紺野さんは、僕は逃げただけです、倉田社長が死んだ時も、悪いのは会社で自分は上司の指示通りにしただけだと思ったけれど、それはただの言い訳であり、会社の中の僕自身の立場を守るために会社の命令で切り捨てた、会社にではなく、そんな自分に失望したのだと話していました。
すずさんは落ち込んでいる紺野さんをキャンプに誘い、転落事故に遭って大怪我をしてしまい、紺野さんはそれがきっかけで医者を目指したということでした。人を助けることだけを考えていれば良い医者になれば、シンプルに生きられると思ったと言う紺野さんは、すずさんの事故に逃げた、事故がなかったら会社に残っていたと思う、きっかけがなかったら自分の人生をやり直そうとは考えなかったと思うと沢村さんに話していました。
次の日、無断欠勤をした谷口さんは、下田さんの提案で沢村さんの電話を使ってかけてきた紺野さんの説得の会話を無視して切り続けていたのですが、その時、目の前の道の向こうで人が倒れ、騒ぎになっていました。
電話の向こうから緊急事態の様子を知った沢村さんは、応急処置をするよう言い、無理だと答える谷口さんに、ここで逃げたらいつ変わるのと叱責していて、その言葉を聞いた谷口さんは、はっとして走り出し、道路を渡って、周囲の人に医者ですと言い、倒れている人の状態を確認していました。その人は呼吸をしていなかったため、谷口さんは周囲の人にAEDを頼んだり心臓マッサージをしたり人工呼吸をしたりしていました。
しばらくして、病院に救急車が到着し、紺野さんたちが向かうと、タンカーに乗せられた男性が処置室に運ばれた後、救急車から谷口さんが降りてきて、ほっとして地面に座り込んで、あの人を助けられましたと言うと、紺野さんは、助けられて良かったですねと谷口さんに声を掛けていました。
紺野さんと沢村さんが帰ろうとしていると、廊下に清掃の仕事を終えた倉田さんが待っていて、挨拶をした後、自分も母親も父親も、一生紺野さんのことを許すことはできないと思うけれど、紺野さんも新しい場所で頑張っていると父のお墓に報告しますと言って帰っていて、その倉田さんの姿に、紺野さんは頭を下げていました。
今回も良かったです。今回は、紺野さんの過去が判明する回でもありましたが、谷口さんが弱さを克服する回でもありました。谷口さんが注射に失敗するのが、技術面ではなく不安が原因のものだったのなら、これからは失敗しないようになるのかもしれません。
最後、病気のことがいろいろ負担になっていた様子のすずさんは、置手紙をして実家を出てきたようだったのですが、紺野さんが沢村さんと楽しそうに帰宅するところに遭遇して、固まっていました。予告によると、次回はこの二人のすれ違っていく話のようでした。
CATEGORY : 2012年冬・春ドラマ
2012.05.15 *Tue
「市長はムコ殿」第2話
BS朝日のドラマ「市長はムコ殿」の第2話を見ました。
先週の第1話を見た私には、このドラマが面白いのか、あまり面白くないのか、よく分からないように思えていたので、少し迷ったのですが、一応見てみようかなというくらいの気持ちで、今回の第2話も見てみることにしました。
今回も、脚本は樫田正剛さん、演出は二宮浩行さんでした。
ドラマのタイトルは「市長はムコ殿」ですが、第2話を見て、「ムコ殿」の秋吉大将(渡部篤郎さん)が義母の乙女(市毛良枝さん)に鍛えられて立派な家長になる話なのかなと思いました。市長の場面は少なかったように思います。
前回から1ヶ月後、妻の真理(黒谷友香さん)と乙女さんは秋吉家で同居をするか別居をするかをもめていて、それについて、家族の意見を市民の意見として聞くことを求められた市長の大将さんは、どの選択をするのが良いのか悩んでいました。
広島県の呉市の生まれの大将さんは、4人兄弟の末っ子で、母親からはどうして末の子が優しい子になったのだろうと不思議に思われていたそうなのですが、大将さんによると、それは兄と姉たちが厳しかったからだったようでした。厳しい兄と姉たちのもとで、大将さんはその場の空気を読んだり、人の顔色を伺ったり、辛抱強く問題が通り過ぎるのを待ったりする、事勿れ主義の穏やかな人になったようでした。
町内会長の多後壱説(鈴木正幸さん)からは、見ざる言わざる聞かざるの精神で通り過ぎるのを待ったほうが良いと言われていたのですが、前市長の秘書でもあった半田正人(酒井敏也さん)からは、「家族会議」で自分の意見をしっかり説明するように言われていました。
市長の家族は仲良く暮らしていなければ市民の心象が悪くなると聞いた真理さんや娘たちは、旧家の秋吉家を二世帯住宅にして、洋風にリフォームしようとか、いろいろ盛り上がっていたのですが、乙女さんや半田さんから意見を求められた大将さんは、祖父母と暮らすことの良さを家族に説明し、今の秋吉家のまま、乙女さんと同居することに決めていました。
しっかりと自分の考えを述べて家族をまとめた大将さんは、乙女さんから「合格」と言われていました。乙女さんによる同居か別居かの問題提示と一連の騒ぎは、立派な市長になる資格があるかどうかの乙女さん独自の試験だったようでした。
最後、市長の大将さんは、議員数と給料を減らすことを議会に提案していました。少年時代の大将さんは頑固な人でもあったそうです。
今回も、やはりこのドラマの物語が面白いのかどうか、私にはよく分かりませんでした。もっと気楽に“ホームドラマ”として楽しめば良いのだろうと思うのですが、私には何かあともう少しすっきりとしないような感じが残ってしまうのです。でも、悪い話ではないですし、むしろ“良い話”なのだと思います。
乙女さんの「試験」の感じは、私にはあまり良い展開には思えなかったのですが、大将さんがどのような市長や家長になっていくのか、何となく気になりますし、大将さんと秘書の半田さんの場面は、意外と面白かったように思います。
先週の第1話を見た私には、このドラマが面白いのか、あまり面白くないのか、よく分からないように思えていたので、少し迷ったのですが、一応見てみようかなというくらいの気持ちで、今回の第2話も見てみることにしました。
今回も、脚本は樫田正剛さん、演出は二宮浩行さんでした。
ドラマのタイトルは「市長はムコ殿」ですが、第2話を見て、「ムコ殿」の秋吉大将(渡部篤郎さん)が義母の乙女(市毛良枝さん)に鍛えられて立派な家長になる話なのかなと思いました。市長の場面は少なかったように思います。
前回から1ヶ月後、妻の真理(黒谷友香さん)と乙女さんは秋吉家で同居をするか別居をするかをもめていて、それについて、家族の意見を市民の意見として聞くことを求められた市長の大将さんは、どの選択をするのが良いのか悩んでいました。
広島県の呉市の生まれの大将さんは、4人兄弟の末っ子で、母親からはどうして末の子が優しい子になったのだろうと不思議に思われていたそうなのですが、大将さんによると、それは兄と姉たちが厳しかったからだったようでした。厳しい兄と姉たちのもとで、大将さんはその場の空気を読んだり、人の顔色を伺ったり、辛抱強く問題が通り過ぎるのを待ったりする、事勿れ主義の穏やかな人になったようでした。
町内会長の多後壱説(鈴木正幸さん)からは、見ざる言わざる聞かざるの精神で通り過ぎるのを待ったほうが良いと言われていたのですが、前市長の秘書でもあった半田正人(酒井敏也さん)からは、「家族会議」で自分の意見をしっかり説明するように言われていました。
市長の家族は仲良く暮らしていなければ市民の心象が悪くなると聞いた真理さんや娘たちは、旧家の秋吉家を二世帯住宅にして、洋風にリフォームしようとか、いろいろ盛り上がっていたのですが、乙女さんや半田さんから意見を求められた大将さんは、祖父母と暮らすことの良さを家族に説明し、今の秋吉家のまま、乙女さんと同居することに決めていました。
しっかりと自分の考えを述べて家族をまとめた大将さんは、乙女さんから「合格」と言われていました。乙女さんによる同居か別居かの問題提示と一連の騒ぎは、立派な市長になる資格があるかどうかの乙女さん独自の試験だったようでした。
最後、市長の大将さんは、議員数と給料を減らすことを議会に提案していました。少年時代の大将さんは頑固な人でもあったそうです。
今回も、やはりこのドラマの物語が面白いのかどうか、私にはよく分かりませんでした。もっと気楽に“ホームドラマ”として楽しめば良いのだろうと思うのですが、私には何かあともう少しすっきりとしないような感じが残ってしまうのです。でも、悪い話ではないですし、むしろ“良い話”なのだと思います。
乙女さんの「試験」の感じは、私にはあまり良い展開には思えなかったのですが、大将さんがどのような市長や家長になっていくのか、何となく気になりますし、大将さんと秘書の半田さんの場面は、意外と面白かったように思います。
CATEGORY : 2012年冬・春ドラマ
2012.05.15 *Tue
「鍵のかかった部屋」第5話
フジテレビの月9枠のドラマ「鍵のかかった部屋」の第5話「鍵のかかっていない部屋」を見ました。今回も、とても面白かったです。
第5話の密室は、引き渡してもらった直後に地震で歪んでしまった、新築一戸建てのリビングの部屋でした。手抜き工事の住宅で、ひびや歪みが酷くて、入口の内開きのドアを閉めるためには、ソフトハンマーでドアの上部の角を叩いて枠に収めなくてはいけませんでした。
クライアントの城栄ホームズの三井取締役(横堀悦夫さん)から、買収先の明新工務店が実は手抜き工事をしている会社だったのではないかと言われていた弁護士の芹沢豪(佐藤浩市さん)は、さらにその明新工務店の竹本袈裟男(田窪一世さん)が補修工事を予定していた家で頭を打って亡くなったことを教えられ、現場を確認しに行くと、芹沢さんのライバル?の警視庁捜査一課の刑事の鴻野光男(宇梶剛士さん)が来ていて、鴻野さんは芹沢さんに、竹本さんが亡くなっていた場所が密室だったことを話していました。
弁護士の青砥純子(戸田恵梨香さん)が「東京総合セキュリティ」のワゴン車に乗って現場に駆けつけて来たのを見た芹沢さんは、榎本径(大野智さん)が降りてくるのをとても嬉しそうに待っていて、それが何だか楽しかったです。でも、榎本さんたちを呼んだのは鴻野さんだったようでした。
家主で近所の都立高校の数学教師で野球部の顧問の杉崎俊二(新井浩文さん)によると、地震で大きく歪んで住めない状態になってしまった家は、3週間後に結婚式を挙げて入居する予定の家だったということでした。
リビングの床は、入口のドアの反対側にある窓のほうへ行くに連れて、急な下り坂のようにかなり傾いていました。竹本さんが頭を打ったのは、杉崎さんが被害状況を見ようとして四角く床板をはがしたという場所で、コンクリートがむき出しの状態になっていました。竹本さんの遺体が倒れていた足元の辺りには水漏れの跡があり、杉崎さんは、滑ったのではないかと鴻野さんたちに話していました。
事件当日は、ドアが閉まっていて開けることができなかったため、杉崎さんは窓から竹本さんの遺体を発見したということでした。窓には鍵がかかっていて、内側には杉崎さんが窓ガラスを保護するためにガムテープで貼ったという半透明のビニールシートが付いたままでした。部屋の別のドアには危険と書かれた貼り紙があって、他の壁にも点々とガムテープの跡やちぎれたものが残されていました。
榎本さんは、そのテープの他に、入口のドアの反対側の、窓のある壁の左側の上部と右側の下部に、給気口という蓋が付いているタイプの丸い空気を通す穴があることを指摘していました。
芹沢さんと青砥さんは、榎本さんと一緒に備品倉庫室へ戻っていて、芹沢さんは榎本さんにまた部屋の模型を作っておいてと頼んでいたのですが、明日鴻野さんが備品倉庫室へ来ると聞いた芹沢さんは、模型作りを撤回して、三人で事件当日の聴取をしに行くことに決めていました。
高校の野球部員によると、事件のあった土曜日の杉崎さんは、午前9時から午後2時までずっと野球部の顧問の仕事をしていたということでした。竹本さんの死亡推定時刻は午前10時から11時の間だったため、杉崎さんにはアリバイがあることになりました。校庭を出ようとしていた時、体育倉庫から二人の野球部員が出てくるのが見えて、三人が中に入ってみると、たばこの煙が充満していました。
次に三人は、杉崎さんの婚約者で、同じ高校の教師の仕事を今は休職しているという飯倉加奈(関めぐみさん)を尋ねていたのですが、先に鴻野さんも来ていたので、芹沢さんは迷惑そうにしていました。
飯倉さんのマンションを出た三人に、鴻野刑事は、竹本さんの死はやはり事故だろうと伝えて、捜査を終えることにしていました。
飯倉さんのリビングの棚に積まれていた結婚式の招待状を見つけていた青砥さんは、自宅に戻った後、結婚式の招待状は普通はいつ頃までに出すものなのかを、結婚式を控えている友人の美里(小松彩夏さん)に尋ねていたのですが、美里さんによると、少なくとも1ヶ月前までには出すものということで、それを聞いた青砥さんは、飯倉さんが杉崎さんとの結婚を迷っているのではないかと気付いていました。
殺人事件かもしれないと気になった青砥さんが榎本さんを呼んで一緒に杉崎さんの家の事件現場を調べていると、榎本さんは、壁のガムテープを線でつなぐと床までの大きな三角形のようになるということを青砥さんに話していました。ドアを閉めた方法について、青砥さんは、給気口から長い棒を入れてドアを押したのではないかと考えたのですが、榎本さんは、部屋の長さは10mあるので、その長さの棒を外の狭い庭から入れることはできないし、てこの原理で棒を持っていることはできないということを説明していました。
それから少しして、誰かが部屋に近づいてきたのですが、それは芹沢さんでした。芹沢さんも事件のことが気になっていた様子でした。
芹沢さんは杉崎さんの家に来る途中、ランニングをしている野球部員に会い、1時間のランニングを行うと聞いたそうで、それを聞いた青砥さんは杉崎さんのアリバイがなくなることに気付いて野球部のもとへ走り出していました。それを追いかけた芹沢さんの頼りない走り方が面白かったです。榎本さんは、家の前に捨てられていた?水色の自転車に乗って颯爽と芹沢さんの前を通り過ぎていました。
野球部員たちは、土曜日の事件のあった時刻にも1時間のランニングを行っていたことを青砥さんに話していて、二人の部員がいないことに気付いた榎本さんがそれを尋ねると、その二人はいつもランニングの時にはいないということでした。いつものように耳の近くで右手を動かしてしばらく考えていた榎本さんは、カチャッと鳴ると、そうだったのかとつぶやいて、自転車で学校へ向かっていました。
榎本さんが向かった体育倉庫では、二人の部員が再びたばこを吸っていて、榎本さんに見付かって気まずそうにしていたのですが、榎本さんは二人に、土曜日に倉庫からなくなっていたものを尋ねていました。それはピッチングマシンでした。
体育倉庫のドアを開けて出てきた榎本さんが「密室は破れました」と言うと、青砥さんははっとした様子で、青砥さんに支えられて来た疲れきった様子の芹沢さんは、また嬉しそうにしていました。
芹沢さんから床にボールが落ちていたらしいと聞いた杉崎さんは、床の角度を調べるために使ったテニスボールかと答えていました。脚立に乗って実演していた榎本さんによると、ドアの反対側の壁の外側の庭のところに、高校の倉庫から持ち出したピッチングマシーンを置き、上部の給気口の蓋に紐をつけて外し、その穴に勢いよくテニスボールを通して、向かいの遠くのドアの角を何度も打って、少しずつドアを枠に収めて閉めたということでした。給気口の直径は7.5cmで、テニスボールがちょうど良いサイズだったようでした。
ドアや給気口の側に、三角形の形に斜めにビニールシートを張り、床の傾斜を利用して、下部の給気口の下辺りにボールを集め、穴から掃除機で一つずつ吸い上げて拾い集め、シートもそこから引っ張り、壁から外して回収したということでした。
それは推測でしかなかったのですが、警察が調べたならテニスボールから飛び散った黄色の毛が部屋から見付かるだろうと榎本さんは話していました。それも状況証拠でしかなく、竹本さんを杉崎さんが殺したという証拠ではなかったのですが、青砥さんが、帰ろうとした杉崎さんに飯倉さんから婚約破棄の話を聞いたことを言うと、杉崎さんははっとして、「何でだよ!」と苛立って、事件の顛末を話し始めていました。
飯倉さんは、付き合っていた杉崎さんの友人に振られた後、杉崎さんからずっと好きだったと言われて、プロポーズをされて結婚することにしたようだったのですが、迷っていたようでした。そして地震で壊れて歪んだ家を見て、これは自分たちの未来を暗示していると不安になり、杉崎さんに別れ話をしたようでした。
杉崎さんは、明新工務店の買収話を邪魔すると脅して、竹本さんから無償で補修工事を行う約束を取り付けたようで、だからやり直そうと説得しようとしていたのですが、それを聞いた飯倉さんは唖然として、余計に杉崎さんと別れたくなっていた様子でした。竹本さんの死の前日、一人で結婚式場にキャンセルの連絡をしたそうです。
歪んだ新築の家だけが残った杉崎さんは、欠陥住宅のせいで結婚できなくなったとかお金を返せとか竹本さんに苦情を言い続けていたのですが、好意で無料の補修工事を引き受けたのだと言い返していた竹本さんから、そのようなしつこいところが彼女も嫌だったのではないかとか、その程度にしか思われていなかったとか、振られたのは家のせいではないとかいうようなことをいろいろ言われて、竹本さんを「殺してやる」という感情に取りつかれてしまったようでした。
リビングの床の一部をコンクリートむき出しの状態にし、その近くに竹本さんを立たせるようにして、天井の雨漏りの箇所を示し、そこを確認している竹本さんの服をいきなり掴んで、コンクリートに頭を打ち付けるように思いっきり後ろに倒して、殺したようでした。
なぜそのようなことをしたのかということについて、杉崎さんは、もうどうでも良いことだと話していました。
事件解決後、鴻野刑事は、警察署に来ていたらしい芹沢さんと榎本さんと青砥さんにお礼の挨拶をしていました。芹沢さんは、榎本さんを呼ぶ時は自分を通すようにとか言って、自分たちのことを「チーム榎本」と呼んで、機嫌良く鴻野刑事と別れていました。
ドラマの初めのほうで、友人の美里から榎本さんのことを聞かれて何と呼べば良いのか悩んでいた青砥さんだったのですが、芹沢さんの「チームメイト」の言葉に納得した様子でした。
最後、鴻野刑事は、いつの間にか集めていたらしい榎本さんの写真や掌紋などの資料を見ていました。鴻野刑事は、榎本さんを何かの事件関係者ではないかと疑っているようでした。
脚本は相沢友子さんなのですが、今回の演出は松山博昭さんでした。部屋の模型は登場しませんでしたが、密室らしい雰囲気や謎の要素が強調されているように思えて、とても良かったです。榎本さんと芹沢さんと青砥さんの会話のバランスも良くて、とても楽しかったです。
ところで、私は2011年のフジテレビの月9枠の冬ドラマだった戸田恵梨香さん主演の「大切なことはすべて君が教えてくれた」を見ていたのですが、今回の杉崎さんを演じていた新井浩文さんが、そのドラマの中でも、嫉妬や焦燥感などで少し歪んだ心理状態になってしまった人を演じていたということを思い出しました。
私は、最初は何か怖そうな人だなと思いながら見ていたのですが、兄弟間のわだかまりが解けていくに連れて少しずつ優しい人の感じが出てきたので、最後のほうは少しほっとして、新井さんの演じていたお兄さんを見ることができました。それなので、よく分からないのですが、そのような複雑な精神状態の人を演じるのが上手な役者さんなのかなと思いました。
第5話の密室は、引き渡してもらった直後に地震で歪んでしまった、新築一戸建てのリビングの部屋でした。手抜き工事の住宅で、ひびや歪みが酷くて、入口の内開きのドアを閉めるためには、ソフトハンマーでドアの上部の角を叩いて枠に収めなくてはいけませんでした。
クライアントの城栄ホームズの三井取締役(横堀悦夫さん)から、買収先の明新工務店が実は手抜き工事をしている会社だったのではないかと言われていた弁護士の芹沢豪(佐藤浩市さん)は、さらにその明新工務店の竹本袈裟男(田窪一世さん)が補修工事を予定していた家で頭を打って亡くなったことを教えられ、現場を確認しに行くと、芹沢さんのライバル?の警視庁捜査一課の刑事の鴻野光男(宇梶剛士さん)が来ていて、鴻野さんは芹沢さんに、竹本さんが亡くなっていた場所が密室だったことを話していました。
弁護士の青砥純子(戸田恵梨香さん)が「東京総合セキュリティ」のワゴン車に乗って現場に駆けつけて来たのを見た芹沢さんは、榎本径(大野智さん)が降りてくるのをとても嬉しそうに待っていて、それが何だか楽しかったです。でも、榎本さんたちを呼んだのは鴻野さんだったようでした。
家主で近所の都立高校の数学教師で野球部の顧問の杉崎俊二(新井浩文さん)によると、地震で大きく歪んで住めない状態になってしまった家は、3週間後に結婚式を挙げて入居する予定の家だったということでした。
リビングの床は、入口のドアの反対側にある窓のほうへ行くに連れて、急な下り坂のようにかなり傾いていました。竹本さんが頭を打ったのは、杉崎さんが被害状況を見ようとして四角く床板をはがしたという場所で、コンクリートがむき出しの状態になっていました。竹本さんの遺体が倒れていた足元の辺りには水漏れの跡があり、杉崎さんは、滑ったのではないかと鴻野さんたちに話していました。
事件当日は、ドアが閉まっていて開けることができなかったため、杉崎さんは窓から竹本さんの遺体を発見したということでした。窓には鍵がかかっていて、内側には杉崎さんが窓ガラスを保護するためにガムテープで貼ったという半透明のビニールシートが付いたままでした。部屋の別のドアには危険と書かれた貼り紙があって、他の壁にも点々とガムテープの跡やちぎれたものが残されていました。
榎本さんは、そのテープの他に、入口のドアの反対側の、窓のある壁の左側の上部と右側の下部に、給気口という蓋が付いているタイプの丸い空気を通す穴があることを指摘していました。
芹沢さんと青砥さんは、榎本さんと一緒に備品倉庫室へ戻っていて、芹沢さんは榎本さんにまた部屋の模型を作っておいてと頼んでいたのですが、明日鴻野さんが備品倉庫室へ来ると聞いた芹沢さんは、模型作りを撤回して、三人で事件当日の聴取をしに行くことに決めていました。
高校の野球部員によると、事件のあった土曜日の杉崎さんは、午前9時から午後2時までずっと野球部の顧問の仕事をしていたということでした。竹本さんの死亡推定時刻は午前10時から11時の間だったため、杉崎さんにはアリバイがあることになりました。校庭を出ようとしていた時、体育倉庫から二人の野球部員が出てくるのが見えて、三人が中に入ってみると、たばこの煙が充満していました。
次に三人は、杉崎さんの婚約者で、同じ高校の教師の仕事を今は休職しているという飯倉加奈(関めぐみさん)を尋ねていたのですが、先に鴻野さんも来ていたので、芹沢さんは迷惑そうにしていました。
飯倉さんのマンションを出た三人に、鴻野刑事は、竹本さんの死はやはり事故だろうと伝えて、捜査を終えることにしていました。
飯倉さんのリビングの棚に積まれていた結婚式の招待状を見つけていた青砥さんは、自宅に戻った後、結婚式の招待状は普通はいつ頃までに出すものなのかを、結婚式を控えている友人の美里(小松彩夏さん)に尋ねていたのですが、美里さんによると、少なくとも1ヶ月前までには出すものということで、それを聞いた青砥さんは、飯倉さんが杉崎さんとの結婚を迷っているのではないかと気付いていました。
殺人事件かもしれないと気になった青砥さんが榎本さんを呼んで一緒に杉崎さんの家の事件現場を調べていると、榎本さんは、壁のガムテープを線でつなぐと床までの大きな三角形のようになるということを青砥さんに話していました。ドアを閉めた方法について、青砥さんは、給気口から長い棒を入れてドアを押したのではないかと考えたのですが、榎本さんは、部屋の長さは10mあるので、その長さの棒を外の狭い庭から入れることはできないし、てこの原理で棒を持っていることはできないということを説明していました。
それから少しして、誰かが部屋に近づいてきたのですが、それは芹沢さんでした。芹沢さんも事件のことが気になっていた様子でした。
芹沢さんは杉崎さんの家に来る途中、ランニングをしている野球部員に会い、1時間のランニングを行うと聞いたそうで、それを聞いた青砥さんは杉崎さんのアリバイがなくなることに気付いて野球部のもとへ走り出していました。それを追いかけた芹沢さんの頼りない走り方が面白かったです。榎本さんは、家の前に捨てられていた?水色の自転車に乗って颯爽と芹沢さんの前を通り過ぎていました。
野球部員たちは、土曜日の事件のあった時刻にも1時間のランニングを行っていたことを青砥さんに話していて、二人の部員がいないことに気付いた榎本さんがそれを尋ねると、その二人はいつもランニングの時にはいないということでした。いつものように耳の近くで右手を動かしてしばらく考えていた榎本さんは、カチャッと鳴ると、そうだったのかとつぶやいて、自転車で学校へ向かっていました。
榎本さんが向かった体育倉庫では、二人の部員が再びたばこを吸っていて、榎本さんに見付かって気まずそうにしていたのですが、榎本さんは二人に、土曜日に倉庫からなくなっていたものを尋ねていました。それはピッチングマシンでした。
体育倉庫のドアを開けて出てきた榎本さんが「密室は破れました」と言うと、青砥さんははっとした様子で、青砥さんに支えられて来た疲れきった様子の芹沢さんは、また嬉しそうにしていました。
芹沢さんから床にボールが落ちていたらしいと聞いた杉崎さんは、床の角度を調べるために使ったテニスボールかと答えていました。脚立に乗って実演していた榎本さんによると、ドアの反対側の壁の外側の庭のところに、高校の倉庫から持ち出したピッチングマシーンを置き、上部の給気口の蓋に紐をつけて外し、その穴に勢いよくテニスボールを通して、向かいの遠くのドアの角を何度も打って、少しずつドアを枠に収めて閉めたということでした。給気口の直径は7.5cmで、テニスボールがちょうど良いサイズだったようでした。
ドアや給気口の側に、三角形の形に斜めにビニールシートを張り、床の傾斜を利用して、下部の給気口の下辺りにボールを集め、穴から掃除機で一つずつ吸い上げて拾い集め、シートもそこから引っ張り、壁から外して回収したということでした。
それは推測でしかなかったのですが、警察が調べたならテニスボールから飛び散った黄色の毛が部屋から見付かるだろうと榎本さんは話していました。それも状況証拠でしかなく、竹本さんを杉崎さんが殺したという証拠ではなかったのですが、青砥さんが、帰ろうとした杉崎さんに飯倉さんから婚約破棄の話を聞いたことを言うと、杉崎さんははっとして、「何でだよ!」と苛立って、事件の顛末を話し始めていました。
飯倉さんは、付き合っていた杉崎さんの友人に振られた後、杉崎さんからずっと好きだったと言われて、プロポーズをされて結婚することにしたようだったのですが、迷っていたようでした。そして地震で壊れて歪んだ家を見て、これは自分たちの未来を暗示していると不安になり、杉崎さんに別れ話をしたようでした。
杉崎さんは、明新工務店の買収話を邪魔すると脅して、竹本さんから無償で補修工事を行う約束を取り付けたようで、だからやり直そうと説得しようとしていたのですが、それを聞いた飯倉さんは唖然として、余計に杉崎さんと別れたくなっていた様子でした。竹本さんの死の前日、一人で結婚式場にキャンセルの連絡をしたそうです。
歪んだ新築の家だけが残った杉崎さんは、欠陥住宅のせいで結婚できなくなったとかお金を返せとか竹本さんに苦情を言い続けていたのですが、好意で無料の補修工事を引き受けたのだと言い返していた竹本さんから、そのようなしつこいところが彼女も嫌だったのではないかとか、その程度にしか思われていなかったとか、振られたのは家のせいではないとかいうようなことをいろいろ言われて、竹本さんを「殺してやる」という感情に取りつかれてしまったようでした。
リビングの床の一部をコンクリートむき出しの状態にし、その近くに竹本さんを立たせるようにして、天井の雨漏りの箇所を示し、そこを確認している竹本さんの服をいきなり掴んで、コンクリートに頭を打ち付けるように思いっきり後ろに倒して、殺したようでした。
なぜそのようなことをしたのかということについて、杉崎さんは、もうどうでも良いことだと話していました。
事件解決後、鴻野刑事は、警察署に来ていたらしい芹沢さんと榎本さんと青砥さんにお礼の挨拶をしていました。芹沢さんは、榎本さんを呼ぶ時は自分を通すようにとか言って、自分たちのことを「チーム榎本」と呼んで、機嫌良く鴻野刑事と別れていました。
ドラマの初めのほうで、友人の美里から榎本さんのことを聞かれて何と呼べば良いのか悩んでいた青砥さんだったのですが、芹沢さんの「チームメイト」の言葉に納得した様子でした。
最後、鴻野刑事は、いつの間にか集めていたらしい榎本さんの写真や掌紋などの資料を見ていました。鴻野刑事は、榎本さんを何かの事件関係者ではないかと疑っているようでした。
脚本は相沢友子さんなのですが、今回の演出は松山博昭さんでした。部屋の模型は登場しませんでしたが、密室らしい雰囲気や謎の要素が強調されているように思えて、とても良かったです。榎本さんと芹沢さんと青砥さんの会話のバランスも良くて、とても楽しかったです。
ところで、私は2011年のフジテレビの月9枠の冬ドラマだった戸田恵梨香さん主演の「大切なことはすべて君が教えてくれた」を見ていたのですが、今回の杉崎さんを演じていた新井浩文さんが、そのドラマの中でも、嫉妬や焦燥感などで少し歪んだ心理状態になってしまった人を演じていたということを思い出しました。
私は、最初は何か怖そうな人だなと思いながら見ていたのですが、兄弟間のわだかまりが解けていくに連れて少しずつ優しい人の感じが出てきたので、最後のほうは少しほっとして、新井さんの演じていたお兄さんを見ることができました。それなので、よく分からないのですが、そのような複雑な精神状態の人を演じるのが上手な役者さんなのかなと思いました。
CATEGORY : 2012年冬・春ドラマ
2012.05.14 *Mon
「平清盛」第19回
NHKの大河ドラマ「平清盛」の第19回「鳥羽院の遺言」を見ました。
この大河ドラマは、確かに画面がたくさんの光や煙で白んで見えるのですが、私の家の液晶テレビでは、それほど見づらいというほどではなく、見やすいということもないのですが、このような演出なのかなとも思えるくらいのような気がします。
今は第2部だそうで、第1部の頃は、このドラマでは「王家」と呼ばれる天皇家やその周辺の描写が私には少し苦手に思えてしまったため、見なかった回もあるのですが、最近はそのような描写も減っているように思え、一応何となくの流れで見ています。
最初の頃にはつかみどころのない不思議な音楽のように思えていたオープニングの、『梁塵秘抄』の「遊びをせんとや生れけむ」と歌うテーマ音楽にも、少し慣れてきました。
昨日の第19回は、三上博史さんの演じている鳥羽法皇が崩御する回でした。脚本は藤本有紀さんです。
前回、鳥羽法皇の意向の形で、雅仁親王は後白河天皇(松田翔太さん)に即位したのですが、後白河天皇は、白河法皇(伊東四朗さん)のような振る舞いをして、鳥羽法皇を精神的に脅かしていました。
鳥羽法皇は、やはり自分の息子であるとして、崇徳上皇(井浦新さん)を天皇に任命するべきだったと思い至っていたのですが、周囲に阻まれて、これまでの崇徳上皇を退ける対応をしていたこと許してほしいという思いを、直接崇徳上皇へ伝えることはできないまま、崩御してしまいました。
鳥羽法皇と崇徳上皇を仲直りさせようと考えていた平清盛(松山ケンイチさん)は、昔からの知り合いの、後白河天皇の乳父の信西(阿部サダヲさん)から、自分が何を守りたいのかを考えるように言われ、後白河天皇の側に付くということを決めたようで、それを鳥羽法皇の危篤の知らせを聞いて雨の中直接会いに来た崇徳上皇に対して宋剣の刃を向けて追い返すという形で示していたのですが、この崇徳上皇に清盛が刃を向ける場面を見て、私は驚きました。
崇徳上皇と鳥羽法皇を会わせないようにするだけならば、武士の清盛が上皇に刃を向けるという必要性はなかったように思います。
崇徳上皇も、御付の者たちも、清盛の態度を止めることはせず、清盛に「遅かった」と言われた崇徳上皇は、落胆した様子で、雨の中を静かに歩いて帰っていました。その後、崇徳上皇には、立場が危なくなっている左大臣の藤原頼長(山本耕史さん)が近づいていました。
源義朝(玉木宏さん)が息子の義平(波岡一喜さん)に命じて異母弟の義賢(阪本浩之さん)を殺し、父親の為義(小日向文世さん)がその弟を源氏の跡継ぎとして授けていた「友切」という伝来の刀を奪って、為義とさらに対立するという描写も、保元の乱への展開、また“家族思い”の清盛との対比を際立たせるためのもので、仕方のないことなのかもしれないのですが、少し残念に思えました。
第1回を見た時にも思ったことなのですが、このドラマでは、平清盛と源義朝は、ほとんど家族ぐるみで付き合いのある友達のように描かれていますし、常盤御前(武井咲さん)とも早い段階で知人関係になっていましたし、今後、常盤御前や頼朝や義経を清盛が助けるのは、自然な流れの中でのことになるのかもしれません。
「義経」では平幹二朗さんが演じていた後白河法皇ですが、今回のドラマの後白河天皇が鳥羽上皇の前で食事のお膳を蹴り飛ばしていた場面も、私には残念に思えました。
先日にもBSプレミアムで放送されていた、市川雷蔵が平清盛を演じている映画「新・平家物語」と今の大河ドラマとを比べることは、あまり良くないことかもしれないとは思うのですが、また少し比べてしまいました。
あと、藤原信頼を演じていたのがドランクドラゴンの塚地武雅さんだったことは、私には少し面白く思えました。信頼の顔も真っ白に塗られていました。
新しく登場した、清盛の妻の時子(深田恭子さん)の妹の滋子(成海璃子さん)は、天然パーマ?の髪を長く伸ばした、自由な雰囲気の女性のようでした。
この大河ドラマは、確かに画面がたくさんの光や煙で白んで見えるのですが、私の家の液晶テレビでは、それほど見づらいというほどではなく、見やすいということもないのですが、このような演出なのかなとも思えるくらいのような気がします。
今は第2部だそうで、第1部の頃は、このドラマでは「王家」と呼ばれる天皇家やその周辺の描写が私には少し苦手に思えてしまったため、見なかった回もあるのですが、最近はそのような描写も減っているように思え、一応何となくの流れで見ています。
最初の頃にはつかみどころのない不思議な音楽のように思えていたオープニングの、『梁塵秘抄』の「遊びをせんとや生れけむ」と歌うテーマ音楽にも、少し慣れてきました。
昨日の第19回は、三上博史さんの演じている鳥羽法皇が崩御する回でした。脚本は藤本有紀さんです。
前回、鳥羽法皇の意向の形で、雅仁親王は後白河天皇(松田翔太さん)に即位したのですが、後白河天皇は、白河法皇(伊東四朗さん)のような振る舞いをして、鳥羽法皇を精神的に脅かしていました。
鳥羽法皇は、やはり自分の息子であるとして、崇徳上皇(井浦新さん)を天皇に任命するべきだったと思い至っていたのですが、周囲に阻まれて、これまでの崇徳上皇を退ける対応をしていたこと許してほしいという思いを、直接崇徳上皇へ伝えることはできないまま、崩御してしまいました。
鳥羽法皇と崇徳上皇を仲直りさせようと考えていた平清盛(松山ケンイチさん)は、昔からの知り合いの、後白河天皇の乳父の信西(阿部サダヲさん)から、自分が何を守りたいのかを考えるように言われ、後白河天皇の側に付くということを決めたようで、それを鳥羽法皇の危篤の知らせを聞いて雨の中直接会いに来た崇徳上皇に対して宋剣の刃を向けて追い返すという形で示していたのですが、この崇徳上皇に清盛が刃を向ける場面を見て、私は驚きました。
崇徳上皇と鳥羽法皇を会わせないようにするだけならば、武士の清盛が上皇に刃を向けるという必要性はなかったように思います。
崇徳上皇も、御付の者たちも、清盛の態度を止めることはせず、清盛に「遅かった」と言われた崇徳上皇は、落胆した様子で、雨の中を静かに歩いて帰っていました。その後、崇徳上皇には、立場が危なくなっている左大臣の藤原頼長(山本耕史さん)が近づいていました。
源義朝(玉木宏さん)が息子の義平(波岡一喜さん)に命じて異母弟の義賢(阪本浩之さん)を殺し、父親の為義(小日向文世さん)がその弟を源氏の跡継ぎとして授けていた「友切」という伝来の刀を奪って、為義とさらに対立するという描写も、保元の乱への展開、また“家族思い”の清盛との対比を際立たせるためのもので、仕方のないことなのかもしれないのですが、少し残念に思えました。
第1回を見た時にも思ったことなのですが、このドラマでは、平清盛と源義朝は、ほとんど家族ぐるみで付き合いのある友達のように描かれていますし、常盤御前(武井咲さん)とも早い段階で知人関係になっていましたし、今後、常盤御前や頼朝や義経を清盛が助けるのは、自然な流れの中でのことになるのかもしれません。
「義経」では平幹二朗さんが演じていた後白河法皇ですが、今回のドラマの後白河天皇が鳥羽上皇の前で食事のお膳を蹴り飛ばしていた場面も、私には残念に思えました。
先日にもBSプレミアムで放送されていた、市川雷蔵が平清盛を演じている映画「新・平家物語」と今の大河ドラマとを比べることは、あまり良くないことかもしれないとは思うのですが、また少し比べてしまいました。
あと、藤原信頼を演じていたのがドランクドラゴンの塚地武雅さんだったことは、私には少し面白く思えました。信頼の顔も真っ白に塗られていました。
新しく登場した、清盛の妻の時子(深田恭子さん)の妹の滋子(成海璃子さん)は、天然パーマ?の髪を長く伸ばした、自由な雰囲気の女性のようでした。
CATEGORY : 2012年冬・春ドラマ
2012.05.14 *Mon
「ATARU」第5話
TBSの日曜劇場「ATARU(アタル)」の第5話を見ました。
第5話では、蛯名昇(玉森裕太さん)の通う医科大学の精神科の教授の植松秀高(小島康志さん)が大学構内の階段の上から昇さんと精神科の門倉研究室の助手の浅尾茂樹(岡田義徳さん)の目の前で転落死した事故について、報道を病院のロビーのテレビで見ていたチョコザイ(中居正広さん)が、独自の捜査を始めていました。
植松教授が転落した時、ちょうどその階段にいた昇さんは、階段の上の壁の隙間から白い服を着た人の逃げる姿を目撃し、警察にも証言をしたのですが、昇さんの少し前を歩いていた助手の浅尾さんは、誰も見ていない、誰もいなかったと証言し、昇さんと浅尾さんの証言のどちらが正しいのか、警察は裏付け捜査をしていました。
昇さんは、大学にやって来たチョコザイから、脳の幻覚と指摘され、自分が見間違えたのかと落ち込んでいました。
大学の食堂で食事をしていた門倉松雄(遠藤憲一さん)によると、植松教授は、向精神薬(坑うつ剤)の成分についての論文を書き、その結果、大学に出入りしている製薬会社のMR(医薬情報担当者)の北見光治(東根作寿英さん)の担当の向精神薬がたくさん売れたということでした。門倉教授は、植松教授は利益相反行為をしていると蛯名さんたちに説明していました。
その時、チョコザイが門倉教授の血圧を下げる薬の成分を言っているのを聞いた門倉教授は、チョコザイがサヴァン症候群であることに気付き、少し感心しているようでもありました。
よくぶつかったり、段差につまづいたりして、方向音痴でもあった浅尾さんは、自分でも注意力が足りないのかと考えていたのですが、みんなからは「鈍くさい人」と思われて笑われている人でした。
浅尾さんは、蛯名さんや沢俊一(北村一輝さん)の目の前を通り過ぎたりして、声を掛けられるまで気付かないでいたのですが、食堂での食事のお皿の半分だけを残しているのを見たチョコザイは、真ん中はどこかと気にしていました。
線を引いて「真ん中はどこ」と尋ねるチョコザイの言葉を聞いた蛯名さんたちは、門倉研究室の人たちに線分二等分検査を行うことにしていました。紙に描いてある横線を見て、自分が真ん中だと思う場所に印を付け、横線が二等分されているかどうかを調べる検査です。
その結果、浅尾さんだけは全ての横線の右側寄りに印を付けていて、半側空間無視の症状があることが判明しました。浅尾さんは、医師免許取得後にスキーの事故で脳挫傷になり、手術を受けていたそうです。右の脳に損傷があり、左側の空間を、見えていてもはっきりと認識することが難しい状態になっていたのでした。
感覚障害や運動障害はそれを原因としていたのですが、周囲の人たちも、精神科の助手の浅尾さん自身も、浅尾さんの「鈍くさい」状態が半側空間無視の影響であることには気付いていなかったようでした。
浅尾さんは、植松教授の左側にいた人物を認識していなかったため、警察への証言は正直なものでした。
鑑識課が調べたところ、植松教授の名札から検出された犯人のものと思われる血が検出され、成分の一覧を見たチョコザイは、血圧やコレステロールをコントロールする成分が入っていないことを指摘していたのですが、それは蛯名さんが食べていたお弁当を食べるのを断っていた北見さんのものだったようでした。
MRの人には珍しいそうなのですが、薬の有効性や副作用などを知るために自身でも治験を行っていた北見さんは、その植松教授が良いものと紹介して、製薬会社から賄賂をもらっていた向精神薬には全く効果がないことを知り、植松教授に論文の内容を撤回するよう求めていました。
それを言い続ける北見さんを振り払った植松教授は、その場所がちょうど階段の際だったため、バランスを崩して転落してしまい、階段を上がってきていた浅尾さんたちに自分の姿を見られたと思った北見さんは、咄嗟に逃げてしまったということでした。
医者になることを諦めようとしていた浅尾さんに、門倉教授は、浅尾さんの症状は研究に生かせるのではないか、今までも助手を務めてきたのだからこれからも研究室へ来るようにと伝えていて、浅尾さんも医学への意欲が戻ったようでした。
母親の真理子(奥貫薫さん)が自殺した心理を知るために医者になろうとしていたものの、精神科に進むべきか少し迷っていたらしい昇さんは、人の未来は精神医学にかかっていると思うと話していた門倉教授の下で学びたいということを門倉教授に直接話して、決意していました。
事件が解決したことを知ったチョコザイは、捜査を終了しますとつぶやいて涙を流していたのですが、それについて沢さんは、事件関係者の痛みがよく分かるのではないかと蛯名さんに話していました。
今回も警察はほとんど捜査をしていませんでしたが、それなりに面白かったと思います。でも、精神医学を学んでいる人たちが半側空間無視に気付かないというのは、もしかしたら実際に気付かないこともあるのかもしれませんが、私には、少し不自然のような気がしてしまいました。
チョコザイの謎の部分は、今回もあまり進展していなかったと思うのですが、門倉研究室の鎌田さん(清水一希さん)と仲さん(千代将太さん)の名前を聞いたチョコザイは、チョコザイにとって何か思い出の地であるらしい「仲蒲田」を思い出して、繰り返しつぶやいていました。
ドラマの冒頭の、朝食のカレーうどんの「どん兵衛」のうどんを少し文句を言いながら食べていた蛯名舞子(栗山千明さん)に、父親の達夫(利重剛さん)がスープとうどんを別々に作ればカレーうどんばかり食べずに済むとアドバイスしていたのが、そうだなと思えて、何だか面白かったです。
「どん兵衛」のカップの上にそのままラップをかけて、家から病院までスープを運ぶというのも、こぼれそうですし、意外と難しそうだなと思いました。
第5話では、蛯名昇(玉森裕太さん)の通う医科大学の精神科の教授の植松秀高(小島康志さん)が大学構内の階段の上から昇さんと精神科の門倉研究室の助手の浅尾茂樹(岡田義徳さん)の目の前で転落死した事故について、報道を病院のロビーのテレビで見ていたチョコザイ(中居正広さん)が、独自の捜査を始めていました。
植松教授が転落した時、ちょうどその階段にいた昇さんは、階段の上の壁の隙間から白い服を着た人の逃げる姿を目撃し、警察にも証言をしたのですが、昇さんの少し前を歩いていた助手の浅尾さんは、誰も見ていない、誰もいなかったと証言し、昇さんと浅尾さんの証言のどちらが正しいのか、警察は裏付け捜査をしていました。
昇さんは、大学にやって来たチョコザイから、脳の幻覚と指摘され、自分が見間違えたのかと落ち込んでいました。
大学の食堂で食事をしていた門倉松雄(遠藤憲一さん)によると、植松教授は、向精神薬(坑うつ剤)の成分についての論文を書き、その結果、大学に出入りしている製薬会社のMR(医薬情報担当者)の北見光治(東根作寿英さん)の担当の向精神薬がたくさん売れたということでした。門倉教授は、植松教授は利益相反行為をしていると蛯名さんたちに説明していました。
その時、チョコザイが門倉教授の血圧を下げる薬の成分を言っているのを聞いた門倉教授は、チョコザイがサヴァン症候群であることに気付き、少し感心しているようでもありました。
よくぶつかったり、段差につまづいたりして、方向音痴でもあった浅尾さんは、自分でも注意力が足りないのかと考えていたのですが、みんなからは「鈍くさい人」と思われて笑われている人でした。
浅尾さんは、蛯名さんや沢俊一(北村一輝さん)の目の前を通り過ぎたりして、声を掛けられるまで気付かないでいたのですが、食堂での食事のお皿の半分だけを残しているのを見たチョコザイは、真ん中はどこかと気にしていました。
線を引いて「真ん中はどこ」と尋ねるチョコザイの言葉を聞いた蛯名さんたちは、門倉研究室の人たちに線分二等分検査を行うことにしていました。紙に描いてある横線を見て、自分が真ん中だと思う場所に印を付け、横線が二等分されているかどうかを調べる検査です。
その結果、浅尾さんだけは全ての横線の右側寄りに印を付けていて、半側空間無視の症状があることが判明しました。浅尾さんは、医師免許取得後にスキーの事故で脳挫傷になり、手術を受けていたそうです。右の脳に損傷があり、左側の空間を、見えていてもはっきりと認識することが難しい状態になっていたのでした。
感覚障害や運動障害はそれを原因としていたのですが、周囲の人たちも、精神科の助手の浅尾さん自身も、浅尾さんの「鈍くさい」状態が半側空間無視の影響であることには気付いていなかったようでした。
浅尾さんは、植松教授の左側にいた人物を認識していなかったため、警察への証言は正直なものでした。
鑑識課が調べたところ、植松教授の名札から検出された犯人のものと思われる血が検出され、成分の一覧を見たチョコザイは、血圧やコレステロールをコントロールする成分が入っていないことを指摘していたのですが、それは蛯名さんが食べていたお弁当を食べるのを断っていた北見さんのものだったようでした。
MRの人には珍しいそうなのですが、薬の有効性や副作用などを知るために自身でも治験を行っていた北見さんは、その植松教授が良いものと紹介して、製薬会社から賄賂をもらっていた向精神薬には全く効果がないことを知り、植松教授に論文の内容を撤回するよう求めていました。
それを言い続ける北見さんを振り払った植松教授は、その場所がちょうど階段の際だったため、バランスを崩して転落してしまい、階段を上がってきていた浅尾さんたちに自分の姿を見られたと思った北見さんは、咄嗟に逃げてしまったということでした。
医者になることを諦めようとしていた浅尾さんに、門倉教授は、浅尾さんの症状は研究に生かせるのではないか、今までも助手を務めてきたのだからこれからも研究室へ来るようにと伝えていて、浅尾さんも医学への意欲が戻ったようでした。
母親の真理子(奥貫薫さん)が自殺した心理を知るために医者になろうとしていたものの、精神科に進むべきか少し迷っていたらしい昇さんは、人の未来は精神医学にかかっていると思うと話していた門倉教授の下で学びたいということを門倉教授に直接話して、決意していました。
事件が解決したことを知ったチョコザイは、捜査を終了しますとつぶやいて涙を流していたのですが、それについて沢さんは、事件関係者の痛みがよく分かるのではないかと蛯名さんに話していました。
今回も警察はほとんど捜査をしていませんでしたが、それなりに面白かったと思います。でも、精神医学を学んでいる人たちが半側空間無視に気付かないというのは、もしかしたら実際に気付かないこともあるのかもしれませんが、私には、少し不自然のような気がしてしまいました。
チョコザイの謎の部分は、今回もあまり進展していなかったと思うのですが、門倉研究室の鎌田さん(清水一希さん)と仲さん(千代将太さん)の名前を聞いたチョコザイは、チョコザイにとって何か思い出の地であるらしい「仲蒲田」を思い出して、繰り返しつぶやいていました。
ドラマの冒頭の、朝食のカレーうどんの「どん兵衛」のうどんを少し文句を言いながら食べていた蛯名舞子(栗山千明さん)に、父親の達夫(利重剛さん)がスープとうどんを別々に作ればカレーうどんばかり食べずに済むとアドバイスしていたのが、そうだなと思えて、何だか面白かったです。
「どん兵衛」のカップの上にそのままラップをかけて、家から病院までスープを運ぶというのも、こぼれそうですし、意外と難しそうだなと思いました。
CATEGORY : 2012年冬・春ドラマ
2012.05.13 *Sun
「KATAGAMI Style」展
先日、東京の丸の内の三菱一号館美術館で開催されている「KATAGAMI Style 世界が恋した日本のデザイン もうひとつのジャポニスム」という展覧会を見に行きました。
展覧会のタイトルは、「型紙」ではなく、「KATAGAMI」とローマ字で書かれていて、それは、日本の型紙の意匠が欧米の芸術文化に多くの影響を与えた、ということを表すためのもののようでした。「型紙」は、英語では「Paper Stencil」と言うそうです。
会場にはたくさんのお客さんが来ていたのですが、混雑しているというほどではなく、比較的落ち着いて見ることができました。
日本の型紙と、その型紙のデザインを利用したと思われる19世紀末の欧米のポスター画や壁の装飾品、家具や布(テキスタイル)、アクセサリー、ガラスや陶器や金工の工芸品などが、比較できるように並べられて展示されていました。日本の型紙を紹介した図録のような本もありました。
会場の解説によると、このような型紙の展覧会は初めてのことだそうです。英語圏、フランス語圏、ドイツ語圏の作品などに分かれて展示されていたようでした。
型紙の紙は意外と小さく、その中に彫刻刀でとても細かい切込みが入れられていて、近くで見るとその繊細さがよく分かり、作った人は本当にすごいなと思いました。型紙の中の切り込みの絵柄の線と線をつなぎ留めておくため、とても細い蜘蛛の糸のような、テグスのような糸が付いて固定されているものもありました。
現代ではよく見る柄というか、日本では見慣れている柄が多く、海外の作品を見ても、これが江戸時代の「型紙」のデザインから来ているとは、そのように言われなければほとんど気付かないようなものがたくさんあって、驚きました。
アール・ヌーヴォーやその後のアール・デコの作品など、それが「ジャポニスム」と呼ばれる日本ブームから派生して作られたものだということを、私も聞いたことがあるのですが、確かに「浮世絵」の中の人物の着ている江戸小紋の図柄は「型紙」によって作られた着物の柄で、展覧会場にも国芳などの浮世絵が展示されていたのですが、なるほどなと、型紙の影響があったことを改めて思いました。
チェコの画家のアルフォンス・ミュシャ(本当は「ムハ」と読むそうです)のポスターも、とてもきれいでした。飛騨高山美術館という美術館のことを、私は知らなかったのですが、今回の「KATAGAMI Stile」展では、その美術館収蔵の作品も多かったように思います。ミュシャの「舞踏」という作品の風の流れが表現が、とてもすてきでした。
クッションやカーペットの布、食器などは、最近の作品も展示されていて、まさに今の雑貨店でも売られていそうなものが並べられていて、型紙のデザインというか、連続模様のデザインの人気の普遍性のようなものがよく分かりました。
日本の型紙のデザインが欧米に渡ったということですが、その日本の型紙のデザイン、あるいは連続模様は、イスラム美術のモザイク模様などの幾何学的な文様に通じているようにも思えますし、そうだとすると、このデザインはシルクロードを通って日本に入ってきたものなのかもしれません。
その直線や流線型の連続模様に、日本風の草木や波や風のような自然風景を切り取ったデザインが新たに加えられて、日本の「型紙」の世界が出来上がっていったのかなと思いました。
いろいろな日本の型紙や欧米の作品を見ながら、私はマウリッツ・エッシャーの版画のことも思い出しました。エッシャーは日本のこのような作品を好きになったことがあるでしょうか。
展示されていた日本の「型紙」はとても繊細であり、大胆でもあり、一種の迫力があったように思うのですが、例えば波や滝などの柄のものが、欧米の布の作品になると、途端に、何というか、迫力が失われていたように思いました。型紙の鋭い線と違い、布の線の幅は広く、ぼんやりとしてしまっていたためかもしれません。
また、どこの国の作品だったのか憶えていないのですが、私は蛾や蝶などの虫類がとても苦手なので、その図柄で埋め尽くされた大きな謎の布には、とても驚きました。
展示されている作品が意外と多く、思っていたよりも見るのに時間がかかりました。見応えのある展覧会だったように思います。
ところで、三菱一号館美術館は明治時代のジョサイア・コンドルの建築を再現したもので、特に外観はとてもきれいなのですが、これから新しくなる東京駅も、見えている上の方はとてもきれいになっていて、何か軽やかな感じでもありました。
三菱一号館美術館の裏側というか、中庭のようになっているところには、丸の内ブリックスクエアという公園といろいろなお店が一体となったようなところがあるのですが、そこにもたくさんの人がいました。美術館の入口の脇の公園の小道のところには、バラが植えられているのですが、私が行った時には、赤か濃いピンクのような色のバラの花が数輪咲いていました。
お花屋さんの店先のあじさいの花も、いろいろな種類があって、色別に並んでいて、とてもきれいでした。
丸の内仲通りの道の端の、少し高い位置のハンギングバスケットには、赤系やオレンジ系や黄色系に分かれて花がたくさん入っていて、その上に「KATAGAMI Stile」展などのイベントの旗がはためいていて、それを見ると何だか少し明るい気分になりました。
私が行った日は晴れていたので、青空の見えた皇居のほうも明るくてさっぱりとしていました。この辺りの丸の内の街は、テーマパークのようにきれいになっていて、それを目指しているのかもしれませんが、落ち着いていておしゃれな街だなと思います。
展覧会のタイトルは、「型紙」ではなく、「KATAGAMI」とローマ字で書かれていて、それは、日本の型紙の意匠が欧米の芸術文化に多くの影響を与えた、ということを表すためのもののようでした。「型紙」は、英語では「Paper Stencil」と言うそうです。
会場にはたくさんのお客さんが来ていたのですが、混雑しているというほどではなく、比較的落ち着いて見ることができました。
日本の型紙と、その型紙のデザインを利用したと思われる19世紀末の欧米のポスター画や壁の装飾品、家具や布(テキスタイル)、アクセサリー、ガラスや陶器や金工の工芸品などが、比較できるように並べられて展示されていました。日本の型紙を紹介した図録のような本もありました。
会場の解説によると、このような型紙の展覧会は初めてのことだそうです。英語圏、フランス語圏、ドイツ語圏の作品などに分かれて展示されていたようでした。
型紙の紙は意外と小さく、その中に彫刻刀でとても細かい切込みが入れられていて、近くで見るとその繊細さがよく分かり、作った人は本当にすごいなと思いました。型紙の中の切り込みの絵柄の線と線をつなぎ留めておくため、とても細い蜘蛛の糸のような、テグスのような糸が付いて固定されているものもありました。
現代ではよく見る柄というか、日本では見慣れている柄が多く、海外の作品を見ても、これが江戸時代の「型紙」のデザインから来ているとは、そのように言われなければほとんど気付かないようなものがたくさんあって、驚きました。
アール・ヌーヴォーやその後のアール・デコの作品など、それが「ジャポニスム」と呼ばれる日本ブームから派生して作られたものだということを、私も聞いたことがあるのですが、確かに「浮世絵」の中の人物の着ている江戸小紋の図柄は「型紙」によって作られた着物の柄で、展覧会場にも国芳などの浮世絵が展示されていたのですが、なるほどなと、型紙の影響があったことを改めて思いました。
チェコの画家のアルフォンス・ミュシャ(本当は「ムハ」と読むそうです)のポスターも、とてもきれいでした。飛騨高山美術館という美術館のことを、私は知らなかったのですが、今回の「KATAGAMI Stile」展では、その美術館収蔵の作品も多かったように思います。ミュシャの「舞踏」という作品の風の流れが表現が、とてもすてきでした。
クッションやカーペットの布、食器などは、最近の作品も展示されていて、まさに今の雑貨店でも売られていそうなものが並べられていて、型紙のデザインというか、連続模様のデザインの人気の普遍性のようなものがよく分かりました。
日本の型紙のデザインが欧米に渡ったということですが、その日本の型紙のデザイン、あるいは連続模様は、イスラム美術のモザイク模様などの幾何学的な文様に通じているようにも思えますし、そうだとすると、このデザインはシルクロードを通って日本に入ってきたものなのかもしれません。
その直線や流線型の連続模様に、日本風の草木や波や風のような自然風景を切り取ったデザインが新たに加えられて、日本の「型紙」の世界が出来上がっていったのかなと思いました。
いろいろな日本の型紙や欧米の作品を見ながら、私はマウリッツ・エッシャーの版画のことも思い出しました。エッシャーは日本のこのような作品を好きになったことがあるでしょうか。
展示されていた日本の「型紙」はとても繊細であり、大胆でもあり、一種の迫力があったように思うのですが、例えば波や滝などの柄のものが、欧米の布の作品になると、途端に、何というか、迫力が失われていたように思いました。型紙の鋭い線と違い、布の線の幅は広く、ぼんやりとしてしまっていたためかもしれません。
また、どこの国の作品だったのか憶えていないのですが、私は蛾や蝶などの虫類がとても苦手なので、その図柄で埋め尽くされた大きな謎の布には、とても驚きました。
展示されている作品が意外と多く、思っていたよりも見るのに時間がかかりました。見応えのある展覧会だったように思います。
ところで、三菱一号館美術館は明治時代のジョサイア・コンドルの建築を再現したもので、特に外観はとてもきれいなのですが、これから新しくなる東京駅も、見えている上の方はとてもきれいになっていて、何か軽やかな感じでもありました。
三菱一号館美術館の裏側というか、中庭のようになっているところには、丸の内ブリックスクエアという公園といろいろなお店が一体となったようなところがあるのですが、そこにもたくさんの人がいました。美術館の入口の脇の公園の小道のところには、バラが植えられているのですが、私が行った時には、赤か濃いピンクのような色のバラの花が数輪咲いていました。
お花屋さんの店先のあじさいの花も、いろいろな種類があって、色別に並んでいて、とてもきれいでした。
丸の内仲通りの道の端の、少し高い位置のハンギングバスケットには、赤系やオレンジ系や黄色系に分かれて花がたくさん入っていて、その上に「KATAGAMI Stile」展などのイベントの旗がはためいていて、それを見ると何だか少し明るい気分になりました。
私が行った日は晴れていたので、青空の見えた皇居のほうも明るくてさっぱりとしていました。この辺りの丸の内の街は、テーマパークのようにきれいになっていて、それを目指しているのかもしれませんが、落ち着いていておしゃれな街だなと思います。
CATEGORY : 雑記



