「タイムスクープハンター3」最終回

先日、NHKの「タイムスクープハンター3」の最終回を見ました。もう終わりなのか、と少し意外に思えていたのですが、第3作は全10回でした。

私は、この「タイムスクープハンター」という、リアリティのある演出のドキュメンタリー風時代劇を、2008年の「番組たまご」という企画の時から毎回楽しみに見ていました。脚本と演出はずっと中尾浩之さんでした。

シーズン3から45分番組になり、なぜかタイムスクープ社のオペレーターの古橋ミナミ(杏さん)も登場し、沢嶋さんが来た時代についての簡単な説明もあったのですが、そのような設定もいつの間にか馴染んでいたと思います。でも、私としては、夜の11時台以降の30分の頃のほうが少し見やすかったようにも思います。

面白い番組だったのですが、今回の最終回「禁制を入手せよ!」の最後で、タイムスクープ社の時空ジャーナリストの沢嶋雄一(要潤さん)が若者たちと別れた後、敵の武士たちに毒の吹き矢で倒されて終わっていたので、少し驚きました。沢嶋さんはどうなってしまったのでしょうか。

人気の番組だと思うので、またいつか新シリーズの放送が始まるといいなと思います。

「グッドライフ」最終回

フジテレビのドラマ「グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~」の最終回(第11話)を見ました。

「パパはバカです。いばりんぼうで、おこりんぼうです。うそつきです。だからパパのことなんてすぐに忘れてしまうのです」と、父親の澤本大地(反町隆史さん)に羽雲のことなんか嫌いだと冷たく突き放されてから2週間ほどが経った羽雲(通称わっくん、加部亜門さん)は、母親の下で生活をしていました。母親の華織(井川遥さん)によると、大地さんに嫌いだと言われたその日は泣き続けていたそうなのですが、翌朝からは何事もなかったように明るく振舞うようになったそうで、わっくんの気持ちが分かる華織さんはそのことを心配していました。

大地さんは、病院から紹介された海の近くのケアセンターに入って静かに過ごしていました。部屋も広く、ホスピスのようでした。時々、CLSの紺野七海(榮倉奈々さん)がお見舞いに来て、学校に貼り出されているわっくん新聞の最新号のコピーを持って来ていたのですが、大地さんはそれを嬉しそうに読んだ後、受け取らずに七海さんに返していました。新聞には、わっくんが友達とドッジボールをしている記事もあったのですが、学校での2年生のわっくんは元気で明るくなっていて、父親のクリスマスプレゼントのスニーカーを自分で履き、ボールが顔に直撃しても大丈夫でした。1年生の頃にもあったあおいちゃんの「いい子いい子してあげようか?」を、「赤ちゃんじゃない」と断っていました。大地さんは、七海さんの帰り際に、「良い人生を送ってください」と声をかけていて、病院に戻った七海さんは円山医師(伊原剛志さん)にそのことを話し、「良い人生って何でしょうか」と尋ねていました。

わっくんは部屋で毎朝新聞記事をチェックしていて、そこに大地さんの名前がないことを気にしていました。部屋には大地さんとの思い出のものが飾られていて、ある日、何かを決意したわっくんは箱にしまっていた“パパ石”を持って父親と石蹴りをした土手に行ったのですが、そこで遊んでいる親子の姿を見て、大地さんのマンションの部屋へ向かいました。鍵を持っていたので自分で開けて入ったのですが、そこはがらんとした何もない空き室になっていて、愕然としたわっくんは床に座り込み、「パパの嘘つき、パパのバカ」と叫んで大泣きしてしまい、追って来た華織さんもわっくんの泣き声を聞いて部屋に入ったのですが、何もない部屋に驚き、大地さんがわっくんに何も言わずに姿を消したことを知りました。そして、その部屋のドアノブにかけられていた郵便物の中に、沼津の写真館で撮ったわっくんとの写真と、大地さんの写真があり、華織さんはその遺影のような写真を見てはっとしていました。

病院の中庭のベンチに座っていた華織さんに七海さんが声をかけると、華織さんは遺影のような写真を見せ、大地さんは今どこにいるのかと尋ねていて、七海さんは、知られたくないという大地さんの意向を汲んで最初は知らないと答えていたのですが、少し迷った後、立ち去ったばかりの華織さんを呼び止め、いつか息子が本当のことを知る日が来たら渡してほしいと言われて大地さんから預かっていた「羽雲へ」と書かれた手紙を華織さんに手渡し、いつかではいけない、わっくんのパパが大好きだという想いを迷子にしてほしくないと言い、居場所を教えたようでした。

大地さんの病気を知りケアセンターを訪れた華織さんに、自分は家族というものをよく知らず一度作ればずっと続くものだと思っていたと話していて、華織さんの笑顔を見たくて結婚したのに、結婚してからは華織さんを笑顔にすることを忘れていたと言って謝り、父親としての時間をくれてありがとうとお礼を言っていて、華織さんは泣いていました。

華織さんは、家を訪ねて来た美術大学教授の雪村慎平(鹿賀丈史さん)にわっくんに本当のことを話しても大丈夫かどうかを尋ねていました。父親の病気や死を受け止めることができるかと華織さんは心配していたようなのですが、教授は華織さんがいるから大丈夫だと話していました。教授は、大地さんから二人のことを見守ってほしいと頼まれたことを話し、それは残念ながら自分の役目ではない、わっくんの母親は華織さんで父親は大地さんだと話していました。

わっくんは病院で「川に棲む魚」の図鑑を読んでいて、カシコギの父親は育てた子供が成長するといつの間にかいなくなるけれど、父親がいなくなった後子供はどうするのだろうと円山医師に話していました。

円山医師は外で海を見ていた大地さんのもとを訪れ、わっくんの検査結果を伝えると、体は元気だけれど心のほうはどうだろうかと言い、父親としての自分の役目は終わったと話す車椅子の大地さんに、わっくんに与えることだけが愛情ではなく、わっくんの気持ちを受け取ることも愛情なのではないかと話していました。

わっくんは、父親が何も言わずにいなくなったことにショックを受け、マカロニペンギンのぬいぐるみや父親との写真やスニーカーなど思い出の品を段ボール箱に詰めていました。華織さんはわっくんに大地さんからの手紙を渡し、パパは病気の姿をわっくんに見せたくないから本当はわっくんのことが大好きなのに嫌いだと言って別れることしかできなかったのだと説明していました。わっくんは部屋でしばらく手紙を見ていて、それから封を切って読んでいました。読み終わると、段ボール箱の中からスニーカーを取り出し、それを履いて華織さんとケアセンターへ向かうバスに乗っていました。

わっくんが今より少し大きくなっていることを想定して書いた手紙には、病気のことを知られたくない大地さんがやむを得ずあのように傷つけるような突き放し方をしたこと、羽雲という名前は生まれたばかりの羽雲に接してすぐに思い浮かび、窮屈な生活をしていた自分と違いのびやかに生きてほしいと思って名付けたこと、羽雲と過ごす時間がいつも楽しく奇跡的なものだったことを羽雲に教わったこと、父親がいなくても強く生きていってほしいということが書かれていました。

わっくんはバスを降りるとすぐに走り出し、坂を下りて、ケアセンターの前の浜辺に来ていた車椅子の大地さんに駆け寄っていました。大地さんは職員の人と来ていたのですが、職員の人がいないときにわっくんたちが来たようでした。わっくんは、「パパ!」と遠くから大地さんに声をかけ、背中を向けている大地さんに、給食でグリーンピースを食べられたことや、パパからもらったスニーカーで体育のかけっこでビリではなく3番になったことを話していました。そして、わっくんが病気の時に二人なら怖くも寂しくもないと言っていつも一緒にいてくれたことを伝え、だから病気をやっつけることができた、だから強くなったのだと話していました。「パパ、わっくん、強いんだよ!パパの子どもだから」、「今度は、わっくんがパパとずっとずっと一緒にいてあげる。今度は、わっくんがパパのこと守ってあげる」、「だから、こっち向いてよ。パパ、わっくんだよ。パパ、僕だよ!」と伝えていました。自分のことを名前ではなく、僕と呼ぶことができるようになったようでした。

大地さんは少し迷っていたのですが、わっくんの言葉を聞いて、ゆっくりとわっくんのほうに振り返っていて、久しぶりに父親の顔を見たわっくんは、泣きそうになって「パパ!」と言って抱きついていて、「さよならなんてしない」とつぶやいていて、大地さんも「そうだな」と答えていました。良かったです。

それからは、親子3人で幸せに過ごしていたようで、病院の円山医師や七海さんたちのもとには笑顔で遊んでいる3人の様子が描かれた絵葉書がわっくんから届いていました。

雪村教授は、「新鮮な気持ちで世界を見ること、臆せず人と係わりあうこと、それが君たちにとって何よりの財産になります」と学生たちに話していました。

最後、わっくんが“わっくん貝殻とパパ貝殻”を拾って大地さんに渡したり、ケンケンパをしたりして浜辺で遊んでいる場面で、わっくんは「パパ、僕のパパはいつまでもパパだけです。だからパパ、パパがまた生まれたら、僕もきっとまたパパの子供に生まれるよ。パパは本当は泣き虫だから、僕が生まれたらまた泣いちゃうね。ちょっとだけ寂しいけど、その時まで、ありがとう、パパ。さようなら」と言っていました。浜辺の少し離れた場所から華織さんとわっくんの遊んでいる姿を見つめていた大地さんは、車椅子の上で静かに目を閉じていました。

大地さんはあのまま亡くなってしまったのでしょうか。「さよなら」とわっくんが言っていたので、亡くなってしまったのかもしれないのですが、私としては、生きているといいなと思いながら見ていました。

最初の頃のわっくんとは違い、最後のわっくんは本当に強い子になっている感じがしました。そして、第1話から最終話まで、わっくんはすごいなと思いながら見ていました。

それに、父親と息子の話は珍しいなと思いました。ドラマの後半は、わっくんと大地さんのことだけではなく、大地さんとその父親の話もあって、わっくんのおかげで大地さんは自殺してしまった父親と向き合い、その想いを知ることができて、トラウマを克服していたのも良かったです。

今期の春ドラマで、“シリーズもの”と呼ばれるドラマ以外の新作ドラマの中で、私が見ていて、良かったと思えた作品は、この「グッドライフ」でした。反町隆史さんの大地さんと加部亜門さんのわっくんの親子の雰囲気が合っていたように思います。伊原剛志さんの円山医師の理解力があっておだやかな感じも良かったです。原作の小説『カシコギ』は未読なのですが、大島里美さんと大久保ともみさんの脚本は丁寧で、意外と落ち着いた雰囲気のドラマで、とても良かったです。

「JIN -仁- 完結編」最終回

TBSの日曜劇場「JIN -仁- 完結編」の最終回2時間スペシャル(第11話)を見ました。「最終章の後編」ということで、先週の放送からとても楽しみにしていました。

南方仁(大沢たかおさん)は頭痛になる頻度が増えていました。勝海舟(小日向文世さん)から前を向けと言われてフランス留学を薦められた橘恭太郎(小出恵介さん)は、坂本龍馬を結果的に死なせてしまったことをとても悔やんでいるようでした。そして、一緒に坂本龍馬を暗殺しようとした幕府側の榊原(津田寛治さん)に誘われて、旗本として徳川の家臣として死ぬ覚悟を決め、上野寛永寺に集まっている彰義隊に参加することにしていました。彰義隊は徳川幕府が終わった後も官軍となった新政府軍を認めようとせず、徹底抗戦の構えをしていました。

松本良順(奥田達士さん)は、仁に戦争になるかもしれないことを話し、その時は西洋医学所に指示をしてほしいと頼んでいて、困った仁が間違えそうな気がすると言うと、ではその間違った道をお指図下さいと言って笑っていました。仁はとても信頼されていました。

仁友堂の人たちは、仁の頭の腫瘍を取り除く手術が自分たちにもできないかと仁に尋ねていたのですが、そのためには「バイポーラ」という道具が必要だということでした。仁は頭痛と吐き気の他に、手や足の運動障害もあるようでした。頭の中の腫瘍によって死ぬかもしれないことを覚悟した仁は、自分にできることは知識を教えることだと考え、自分の遺体を腑分けしてほしいと仁友堂の医師たちに話していました。医師たちは絶句していたのですが、橘咲(綾瀬はるかさん)は南方仁の気持ちを察して少し明るい表情で「はい」と返事をしていました。そして、仁は脳の構造についての講義を開いていたのですが、佐分利祐輔(桐谷健太さん)が普通の頭痛と腫瘍による頭痛との見分け方について質問していると、また仁には頭痛が起こっていて、咲さんたちは心配していました。

彰義隊の集合している寛永寺に行った恭太郎さんは、戦争の始まる直前に、具足を取りに戻るといって自宅へ帰り、母親の橘栄(麻生祐未さん)と食事をし、咲が敷居を跨ぐのを許してはどうかと頼んでいました。

1868年(慶応4年)5月15日、上野戦争が始まると、ドーンという砲撃の音が江戸の町に響き渡っていました。恭太郎さんが上野に向かったと聞いた仁と咲さんと佐分利さんは橘家へ行き、門の前に立っている栄さんに会いました。栄さんは恭太郎さんの置手紙を咲さんに見せ、それを見た咲さんは、兄上は生きねばなりませぬと言い、咲さんまでいなくなるかもしれないことを恐れて引き止めようとする母親を説得して、走って上野に向かい、佐分利さんも付いて行っていました。置手紙で恭太郎さんは、自分より生きる値打ちのある人を殺してしまったと、坂本龍馬を死なせたことを後悔していて、徳川のために戦い、徳川の家臣として死ぬ覚悟だと書いていました。

雨の中、上野に着いた咲さんは、恭太郎さんを見つけて走って行ったのですが、流れ弾が左腕に当たって倒れ、駆け寄る恭太郎さんにどうか家に戻ってほしいと伝えていました。それでも自分は生きる値打ちがないと話す恭太郎さんに、佐分利さんは、死ぬのなら、助けてもらった命を捨てていいですかって南方先生に断ってからだと叫んでいました。

仁友堂の医師たちと西洋医学所の医師たちは救護所を作り、怪我をした彰義隊の人たちの手当てをしていました。官軍の西郷隆盛(藤本隆宏さん)に彰義隊は江戸の市中警護をしているのだと話していた勝海舟は、医学所が彰義隊の手当てをしたら徳川幕府が彰義隊の暴発を認めたことになると仁に話していたのですが、そこへ多紀元えん(えんの文字は王偏に炎、相島一之さん)率いる医学館の医師たちがやって来て、「医者は医の道を歩くのみ、治まらぬものを治めるのが政の道であろう、南方殿、我らは鉄砲傷も縫えぬ。しかし、役に立てぬことがない訳でもなかろう?」と治療の手伝いを申し出た元えん先生に仁は感謝し、元えん先生は元医学館の福田玄孝(佐藤二朗さん)に指図を頼んでいました。様子を見ていた勝海舟は、馬鹿医師たちだと笑って諦めていて、彰義隊も新政府軍も助ける救護所の存続を認めたようでした。

恭太郎さんは咲さんを負ぶって救護所に来ました。咲さんの怪我を知った仁は驚いていたのですが、咲さんは他の人の治療に当たってほしいと話し、脳の腫瘍のために手を自由に動かすことができなくなっていた仁は、一度は持ったメスを置き、佐分利さんに咲さんの弾丸の摘出を頼んでいました。

廊下に出た仁が震える手首を抑えながら助けられないことを苦しんでいると、また頭痛が起こり、「口八丁手八丁ぜよ。先生」という坂本龍馬(内野聖陽さん)の声が聞こえてきました。龍馬さんは、「手が動かんかったら、口を動かせばええ」と仁に教えていました。

処置が終わり、救護所で横になっている咲さんは、蘭方の医師と本道の医師が共に治療に当たっている様子を見て、仁友堂の目指してきた本願が叶ったと喜んでいました。

雨が上がり、空には虹が出ていました。仁は、救護所を手伝っていた恭太郎さんに、恭太郎さんが守ってきたのは徳川ではなく、橘の家だったのではないかと話していました。そこへ怪我の手当てを受けた抗戦派の榊原さんが来て、徳川の死に様を見せ付けてやろうと恭太郎さんを再び戦場へ誘っていたのですが、恭太郎さんは徳川のために死ぬことは私の本懐ではないと言って断り、榊原さんに刀の柄で突き飛ばされ、腰抜けがと罵られ、榊原さんが立ち去った後、大丈夫ですかと訊く仁に、腰抜けでございますと答えていました。

朝から始まっていた上野戦争は、その日の夕方には終結したようでした。彰義隊はほぼ全滅し、その後、官軍による残党狩りが行われたそうです。

仁も咲さんも再び仁友堂での医療活動を始めていました。でも、咲さんの左腕の傷は、包帯の中でどろどろとした緑色の液体に覆われていたのですが、咲さんは直りかけている証拠だと思っていたようでした。

患者さんを治療中、仁はまた頭痛に襲われ、「先生、ここじゃ。先生、頭ん中じゃ」と龍馬さんの声が聞こえてきました。頭痛の痛みに耐えながら声を聞こうとすると、「わしが話すと痛むがかい? ほいたら…」と龍馬さんの声は消えていきました。佐分利さんは、龍馬さんの声を探す南方仁を見て、幻聴ですかと訊いていました。佐分利さんは、仁を助けることができない自分に苛立ち、私はやぶだ、一番助けたい人に何もできないと嘆き、「死なんとって下さいよ、先生」と仁に頼んでいて、仁は、自分がやぶだと気付いたのは6年前で、それに比べたら佐分利先生は早くに気付いたから、すごい医者になると思うと話していました。

直後に咲さんが倒れ、咲さんの腕の傷痕に緑色の膿が広がっているを見た仁は、緑膿菌に感染していると話し、緑膿菌にはペニシリンは効かないということでした。ホスミシンという薬があれば治せるそうです。でも、免疫力を高めれば回復が見込めるということで、仁は玄孝さんに任せることにしていました。病気で寝込んでいながらも自分のことは自分でしようとする咲さんは、仁からちゃんと休まないと菌に負けると言われて、「菌ごときに負けては母に叱られますね」と言って、眠ることにしていました。

その後も咲さんの病状は回復せず、敗血症ショックで死ぬかもしれないという状態になっていたようです。山田純庵(田口浩正さん)は栄さんにお見舞いに来てもらおうと橘家を訪れていたのですが、栄さんは、「私が参れば、咲は己が死ぬやもしれぬと悟りましょう。それが咲の気力を奪うやもしれぬではありませぬか」と話し、本当は咲さんに会いに行きたい気持ちを抑えて、南方先生への伝言として、咲をよろしくお願いしますと純庵先生に頭を下げていました。

眠りながら涙を流している咲さんを、仁がそばで見ていました。咲さんは、先生がいなくなり、未来に戻ることができて良かったと思ったという夢を見ていたようでした。仁は、咲さんの寝顔を見ていたら彰義隊のことを思い出したと話し、あの人たちはただ切羽詰まってただけではなくて、意外に明るい気持ちもあったのかもしれない、もし掛け替えのないものがなくなってしまうのなら一緒になくなるのが一番幸せだと思っていたのではないかと話していると、ガラスが金属の板の上を転がり落ちる音が聞こえ、白衣を着ている現代の自分の足元に「ホスミシン」と書かれた小瓶が非常階段を落ちてきて、それを拾い上げて白衣のポケットに入れた光景を思い出し、江戸時代に来た時にそれも一緒に持ってきて今もどこかに落ちているかもしれないとひらめき、仁は緑膿菌感染症を治せると言って急いで探しに向かい、持っていた咲さんの手を離していました。

6年前に落としたホスミシンの瓶が見つかれば咲さんは治るかもしれないと仁に言われ、仁友堂の医師たちは近所を探し回り、恭太郎さんも栄さんと一緒に自宅の庭などを探し回っていました。

薄暗い中、仁と恭太郎さんは、最初に恭太郎さんが斬りかかられていた場所に来て捜索を続けていて、あの時の自分に上野に行くなと言ってやりたいと話し、仁も私も戻りたいと言うと、また頭痛が起こり、「戻るぜよ、先生」と龍馬さんの声が聞こえてきました。咲さんを助けたくば、戻るぜよ。先生の頭ん中におる奴が言うとるがじゃ」、「先生はどこから来たがじゃ?」と言われて、仁は患者が錦糸町の公園で倒れていたことを思い出し、入り口と出口は違うのだと察し、恭太郎さんに、錦糸町の方向を訊いていました。

錦糸堀の場所なら分かるという恭太郎さんと一緒に、仁は龍馬さんの声に導かれながらその場所に向かっていたのですが、官軍の残党狩りに襲われ、仁は右目の上の辺りの頭部を斬られてしまい、恭太郎さんがその官軍を斬って応戦し、仁を先へ行かせていました。

流血している上に一人では歩けない仁は、這って先へ進んでいたのですが、先に地面はなく、真っ暗な空間が広がっていました。「戻るぜよ、先生。戻るぜよ、あん世界へ」と言う龍馬さんの声を聞き、仁はついにその中へ落ちていきました。無事だった恭太郎さんが来た時には、仁の血の跡が草の上に残されていただけで、そこには誰もいませんでした。

現代の夜の錦糸町の公園に、傷だらけの仁は和服姿でうつぶせになって倒れていました。救急車で病院へ運ばれ、手術室には白衣を着た南方仁がいて、過去から戻って来た南方仁の頭の手術をしていました。

仁は龍馬さんと浜辺にいたのですが、おもむろに龍馬さんは立ち上がって海の中へ歩き出し、体が半分くらい浸かったところで浜辺のほうに振り返ると、「先生はいつかわしらのことを忘れるぜよ。けんど、悲しまんでえい。わしらはずうっと先生と共におるぜよ。見えんでも、聞こえんでも、おるぜよ。いつの日も先生と共に」と言って右手を拳銃のようにして、仁を撃つ真似をしていました。仁は、龍馬さんに撃たれて何となく胸を押さえ、龍馬さんは笑顔で再び海に向き直り、深いほうへ歩いて行ってしまいました。

仁の頭の中の胎児様腫瘍は摘出されていました。頭に包帯が巻かれていた仁は、病院のベッドの上で目を覚ますと、薬を取りに向かいました。そして、あの時と同じがいいか、とオレンジ色の救急セットも取り出していました。その部屋に入ってきた白衣の仁がホルマリン漬けの胎児を見ていると、包帯の患者がいなくなったと研修医の野口さん(山本耕史さん)が知らせに来て、白衣の南方仁は急いで出て行き、包帯の南方仁は、ホルマリン漬けの胎児を見つめて、1868年5月20日に戻してくれと祈っていました。

そして、前作の第1話の場面です。包帯の仁がいろいろ持って非常階段を上っていると、ホスミシンの瓶が転がり落ち、白衣の仁が来て瓶を拾い上げ、ポケットに入れました。そしてその患者が胎児の標本の瓶を持っていることに気付くと、突然激しい頭痛に襲われ、頭痛のまま患者を追いかけて救急バッグの取っ手に手をかけ、瓶が患者の手から離れると、それを受け取ろうとした白衣の南方仁が踊り場から消えていました。

前作の6年前と同じように、白衣の南方仁が消えました。その南方仁がどこへ行ったのかは不明ですが、最初と同じだとすると、その南方仁はまた1862年の江戸時代のあの場所へ行ったということになるのでしょうか。包帯の仁は、誰もいない踊り場を見て、自分が咲さんを助けることができなくなったことを知って泣いていました。ポケットからホスミシンの瓶が出てきていました。

病室のベッドの上にいた患者の南方仁は、頭の手術の執刀医が南方仁ではなく杉田さん(戸次重幸さん)であり、腫瘍も良性のものであり、倒れていた時も和服ではなく洋服を着ていたことを知りました。友永未来(中谷美紀さん)がいたはずの病室には別の患者さんが入っていて、仁はこの世界は元いた世界とは違う世界なのか、歴史が変わったのかと考えていました。病院内には「東洋内科」という科があり、60歳くらいの人の診療費が0円になっていました。

仁は医師がタイムスリップをする小説を書きたいから一緒に考えてくれないかと野口さんに言い出し、野口さんがホワイトボードに書いて説明をしていて、仁は質問したり、何か納得したりしながら話を聞いていました。

野口さんは、パラレルワールド説で説明をしていました。それは、世界には一つの時間軸しかなく、過去と現在と未来が一本の線でつながっていると思いがちだけれど、本当は少しずつ違った似たような世界が同時にいくつか存在しているということを前提とした説明でした。野口さんによると、2009年の10月11日に過去へ行った医師は、同じ世界の江戸時代へ行ったのではなく、もう一つの世界の江戸時代へ行ったのだろうということでした。そして、その世界の1868年の5月20日に戻ってくると同時にその世界の医師がまた別の世界の江戸時代へ行くということが無限のループになっているとすれば、同じ人物が同時に存在することを説明できると仁に話していました。

胎児様腫瘍に関しては、バニシングツインと呼ばれる、元は双子として生まれるはずだった受精卵の一方が胎内でもう一方の胎児の中に吸収されいつの間にか消えるもので、この医師の場合はそれが頭の中に残り癌化したのではないかと説明し、頭の中の胎児が坂本龍馬になったのは、例えば心臓移植を受けた患者に心臓の持ち主の人格が移る症例のように、その医師が龍馬の血や細胞などを浴びたことにより、人格が一体化したのではないかと説明していて、仁は納得していました。

でも、元の世界の歴史とは違う別の世界の過去にタイムスリップをしたのなら、初めから自分は何もしていなかったことになるのではないかと考えて、少し落ち込んでいました。

病院の屋上で、仁は龍馬さんに吉原の方角を教え、もうないですけどね、と独り言をつぶやいていました。龍馬さんとのことを思い出し、そして、橘咲がどうなったのか、あの日々はどうなったのかを調べようと、図書館で医学史の本を開いていました。ペニシリンは、イギリスのフレミングによって1928年に発見されたと書かれていたのですが、その下に、日本では土着的に生産されていたとの記述もありました。次に仁は日本医療史の本を開いていて、そこには、ペニシリンを土着的な方法で開発し、古来の本道と江戸期に入ってきた西洋医学を融合させ、日本独自の和洋折衷の医療を作り上げ、当時医学界の反逆者とみなされた彼らの医療結社は仁友堂と呼ばれていたと書かれていて、ページをめくると、佐分利さんや玄孝さん、純庵さんなど仁友堂の医師たちの立派な姿の写真が掲載されていました。仁はそのことをとても喜んでいたのですが、橘咲の名前はなく、南方仁についての記述もありませんでした。

咲さんのことが気になる仁は、かつて橘家の屋敷のあった場所へ向かいました。町の様子は変わっていたのですが、橘家の場所に「橘醫院」の看板があるのが見え、仁がそこの家を訪ねると、道の向こうから友永未来と野風(中谷美紀さん)にそっくりの人物が歩いてきました。その人は、家に何か御用ですかと言い、仁は、ご先祖に橘咲という人がいたと思うのですがと切り出し、仁はその人から橘咲について教えてもらうことになりました。

橘醫院の中の医療道具には布が掛けられていました。兄が医者を継ぎ、自分は医学史を研究しているというその女性によると、ここは明治維新後に橘咲が開いた医院だということでした。咲さんが生きていたと喜ぶ仁に、女性は何枚かの古い写真を見せてくれました。そこには仁友堂の人たちと写っている咲さんの写真がありました。咲さんは、主に産科や小児科の医者をしていて、当時は医者だと思われずに、お産婆さんだと思われていたのではないかということでした。年を取った咲さんの写真もあり、生死の境を彷徨ったこともあるらしいのだけど奇跡的に助かり長生きをしたのだと女性が説明していました。兄の恭太郎が、林の中で薬の入ったガラス瓶を拾い、一か八かでそれを使ったところ咲さんが治ったということでした。ホスミシンの瓶は仁がいなくなった場所に落ちていて、恭太郎さんがそれを拾い上げていました。

古い写真の中には、あの坂本龍馬が一人で写っている写真もありました。仁と一緒に撮った写真なのですが、右隣に立っていたはずの仁の姿はやはり残されていませんでした。女性は、隣に誰かがいたみたいだと話していました。

恭太郎さんは坂本龍馬とも縁があった人で、龍馬の「船中九策」の「皆が等しく適切な医療を受けられる保険なる制度を作ること」の実現に向けて走り回った人で、そのおかげで日本は世界で最も国民医療費負担が低いのだと女性は説明していました。

そして、橘家の写真が出てきました。栄さんと恭太郎さん、咲さんが写っていたのですが、咲さんの膝の上には女の子の姿がありました。女性は、この女の子は咲の子供ではなく養女で、生涯独身だったという咲さんは亡くなった友人の子を引き取ったのだと話していました。写真の裏に咲さんたちの名前があり、最後に「安寿」と書かれていました。橘家の養女は野風さんの娘の安寿でした。仁はとても喜んでいました。

外へ出て仁を見送ろうとしていた女性は、突然揚げだし豆腐はお好きですかと尋ねていて、仁がはいと答えるのを聞くと、ずっとあなたを待っていたような気がしますと言い、古い手紙を仁に差し出しました。この手紙は女性が医学史を研究する原点になったものだそうです。家に戻ろうとする女性に仁は名前を尋ね、女性は「橘未来」と答えていました。

公園のベンチで、南方仁は咲さんの手紙を読んでいました。手紙は「○○先生へ」で始まっていました。咲さんによると、怪我が治ったあと、南方仁の名前を思い出すことができなくなり、他の医者たちは仁友堂は自分たちが作った診療所だと話していて誰も南方仁のことを憶えておらず、咲さん自身も夢だったのかもしれないと思うようになったそうなのですが、ある日、実家で見たことのない丸い銅の板(平成の十円玉)を見つけ、それを見ているうちに、揚げ出し豆腐が好きで、涙もろくて、神の手を持ち、傷付きやすく、懸命に仁の心で治療に当たっていた先生のことを思い出してきたということでした。そして、咲さんの耳に残る「修正力」という言葉のことを考え、先生のことを忘れてしまわないうちに書き残しておこうとしたようでした。

手紙の最後には、「橘咲は、先生をお慕い申しておりました」と書かれていました。 それを読んだ仁は、「私もお慕い申しておりました」と咲さんに向けて答えて泣いていました。

咲さんの手紙にあったように、病院の屋上から夕日を見ていた仁は、いつか全て忘れてしまうのだろうかと思いながらも、この世界は無数の奇跡で編み上げられていることを忘れないだろうと考えていて、さらに自分の手で未来に光を与えたいと決意し、夕日に手を伸ばしていました。

頭の怪我が完治したのか、医者に戻った南方仁は、ある日、病院に運ばれてきた脳腫瘍のある患者の女性が橘未来だと知ると、その執刀を願い出ていました。手術室で仁が未来さんの頭を切ろうとしたところで、バンと「完」の文字が出て、ついに「JIN -仁-」のドラマは終わりました。

2009年に「JIN -仁-」の最終回を見た時、ドラマの謎が解決されるものとして見ていた私は怒りにも近いようなとても残念な気持ちになってしまっていたのですが、今回の完結編ではそのタイムスリップの謎の部分が一応解決され、前作からの伏線は回収されたのだと思います。

それなので、完結編の最終話を見終わった後、私は本当はもっとすっきりした気持ちで「楽しかった!」と思いたかったのですが、何というか、今回の完結編の最終話も、私としては少しもやもやするというか、あまりすっきりしない終わり方だったように思えてしまいました。

最後の橘未来さんの手術の場面は、前作では仁が友永未来の手術を失敗させてしまったという設定だったため、私は橘未来さんの手術を仁は成功させることができるのだろうかと思いながら見ていたのですが、そのように思ったとたんに終了してしまいました。南方仁の考える「歴史の修正力」が発揮されるのかどうなのかは分かりませんでしたが、橘未来の手術は成功するといいなと思いました。

私は「JIN -仁-」の歴史の場面が好きだったということもあって、上野戦争やその後の明治維新の場面の描写ももっとあってほしかったようにも思いました。勝海舟や西郷隆盛の場面も最後は少ししかなく、私としては大村益次郎にも登場してほしかったのですが、最終回2時間スペシャルでもそのような歴史の要素を取り入れるには時間がなかったのだと思います。なので、見終わった後、あと2時間あれば良かったのかなと、勝手なことを思っていました。

タイムスリップと胎児型の腫瘍の謎も一応解決されて良かったです。どこへ行ったのだろうと思っていた包帯の患者の南方仁は、2009年10月11日の世界に残っていたということでした。

でも、包帯の仁を探して非常階段に来た2009年の白衣の仁は、ホルマリンの胎児を見て「戻るぜよ」という龍馬さんの声を聞いていたように思え、そして腫瘍による頭痛も起きていて、龍馬さんの声が、野口さんの説明のように、龍馬さんの血や細胞を仁が浴びたことで元々仁の頭の中にあった胎児型の腫瘍に龍馬さんの人格が移ったものだという説の通りで、仁の頭の中から聞こえていたのだとすると、龍馬さんの声が2009年の白衣の南方仁にも聞こえるということは説明できないように思えました。白衣の仁が包帯の仁と同一人物だったために聞こえたのでしょうか。でも、白衣の仁はまだ龍馬さんの細胞は浴びていません。もし摘出する際に腫瘍に触ったことを原因としてしまうと、過去へ行って龍馬さんの細胞を浴びる前にすでにその細胞が南方仁に取り込まれていたことになってしまうので、江戸時代で龍馬さんに出会って暗殺事件に遭遇して細胞を浴びたこととする説明では成立しなくなってしまうような気がします。謎です。

私としては、龍馬さんが海へ入って「見えんでも、聞こえんでも、おるぜよ」と仁に語りかけていた場面が良かったです。前回、龍馬さんが助からなかったことがとても残念だったのですが、それよりも本当の別れのような気がして寂しい気持ちになり、でも、龍馬さんはいるのだなと思い、やはり、内野聖陽さんの坂本龍馬はかっこいいなと思いました。

あまりすっきりしない、と私が思えたのは、タイムスリップをして来た人が元の世界に戻る時、その人と係わった記憶がなくなるという設定によるものだったということもあると思います。この設定はタイムスリップの話にはよくあると思うのですが、南方仁の名前が歴史に残っていないということ以上に、あんなに南方仁のことを大切に思っていた人たちの間から仁の記憶が完全になくなっているというのは、「夢落ち」のようで、私には少し残念に思えました。ドラえもんの映画「のび太と夢幻三剣士」を見た時にも私は少し残念な気持ちになり、それとは少し違うのですが、今回の「JIN -仁- 完結編」の最終話の後半を見て、この映画のことを思い出しました。

パラレルワールドという設定ならその歴史が多少違っていたとしてもその点は問題がありませんが、今までに南方仁が出会った幕末の人物たちもパラレルワールドの人物だったと思うと、それもまた私としては何となく寂しいような気がしてしまいます。私も過去の偉人たちに会ったことがないので何の問題もないはずですし、しかもドラマなので別に良いのですが、何となくそう思えます。

脚本は、ずっと森下佳子さんでした。エンディング曲は、前作はMISIAさんの「逢いたくていま」で、完結編は平井堅さんの「いとしき日々よ」で、どちらもドラマに合っていたと思います。ただ、前作が始まる前の予告編で流れていた中島みゆきさんの「二隻の船」は結局何だったのかなと、今でも少し気になっています。

私は原作の漫画は未読なのですが、「JIN -仁-」はとても良いドラマだったと思います。最後まで毎週楽しみにしながら見ることができて良かったです。

「グッドライフ」第10話

フジテレビのドラマ「グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~」の第10話を見ました。

今回は、羽雲(加部亜門さん)の目の前で意識を失ってしまった澤本大地(反町隆史さん)が、元妻の華織(井川遥さん)に羽雲君を再び預け、死期が近いことを察して身辺整理をしようとする話でした。

冒頭の、大地さんとわっくんが目玉焼きを乗せたカレーライスを作っている場面はとても幸せそうだったのですが、二人暮らしは、その朝、大地さんがわっくんを学校に送り出したところまでで最後になってしまったようでした。

大地さんのすい臓癌のことも、病院で円山医師(伊原剛志さん)の目の前で意識を失ってそのまま入院することになったことも、わっくんと華織さんは知らずにいました。大地さんは、もう羽雲とは暮らせないと円山医師に話していました。

わっくんは、わっくんをからかっていた同級生たちとも仲良くなったようで、良かったです。遠くまで飛ぶ紙飛行機を作ったのをすごいと言われていました。

華織さんは大地さんに頼まれてしばらくわっくんを預かることになり、母親のお迎えで学校から帰ったわっくんは、母親に隠れて携帯電話で父親に連絡をしようとしていました。大地さんは迷いながら何回目かの電話に出ていて、飛行機でしか行けないところに来ていると説明したので、鮮やかな極楽鳥の絵を描いていたわっくんは、南の島だと思い、大地さんに島の様子を訊いていました。わっくんはいつ帰ってくるのかを気にしていて、大地さんは、土曜日に帰ると返事をしてしまい、わっくんは土曜日を楽しみにしていたのですが、当日、大地さんは病院を抜け出し、新聞社の元上司の奥田真一(北見敏之さん)と居酒屋で会って話をしていました。大地さんは、自分の父親のように思っていたと奥田さんに話して、お礼を言って別れていました。奥田さんは、大地さんの余命が短いことまでは知らない様子でした。

元新聞記者の大地さんは、するべきことをメモに書いてその順番に行動していました。几帳面です。奥田さんに会った後自宅の部屋に戻ると、新聞記者時代のトロフィーや賞状をビニール袋に入れていました。必要なものは段ボール箱に入れていて、飾っていたわっくんとの写真もその箱に入れていたのですが、それを華織さんの部屋に送っていたようで、わっくんが箱を開けてショックを受けていました。土曜日、大地さんが奥田さんに会っていた頃、わっくんは、目玉焼きを乗せたカレーのお弁当を作って、華織さんと一緒にマンションの下で父親の帰りを待っていたのですが、大地さんは現れませんでした。

次の日、大地さんは美術大学教授の雪村慎平(鹿賀丈史さん)に会いに行き、癌になっていることを話していました。雪村教授が息子を交通事故で亡くしてから無気力になっていたのを羽雲君や華織さんに救われたと話したのを聞くと、大地さんは、これからも羽雲と華織のことを見守ってくださいと頼んでいました。教授は、何も言うことができない様子でした。

次に華織さんを呼び出した大地さんは、新聞記者の仕事に復帰することになったと嘘を言って、羽雲を引き取ってほしい、親権も渡す、羽雲の世話に疲れたと話し、以前のように俺の時間を奪わないでくれと言って、冷たい態度で華織さんと別れていました。わっくんが待っているということにも大地さんは関係ないと言っていて、白血病で入院中の羽雲君を熱心に看病していた大地さんの様子に感心していた華織さんは、昔の大地さんに戻ったような自分勝手な態度に接して唖然としていました。

大地さんが帰って来ないことに寂しさを募らせていたわっくんは、大地さんが電話に出ないので、携帯電話の留守番電話に大地さんへのメッセージをたくさん残していました。最初のうちは飛行機が見えて手を振ったとか、楽しそうに話していたのですが、次第に気落ちした話し方になっていて、早く帰ってきて、パパがいないと、とトイレで泣きそうになりながらメッセージを残していました。

CLSの紺野七海(榮倉奈々さん)は、病院に戻って来た大地さんに、このままわっくんと会わないでいると後になって大地さんの病気のことを知った時にわっくんが後悔してしまうことになると話し、澤本さんが思っているよりももっとずっとわっくんに愛されていると伝えていました。

大地さんは華織さんに連絡し、羽雲と二人だけで話がしたいと頼んでいました。わっくんは、華織さんと一緒に中庭に来ていて、大地さんの姿を見ると嬉しそうに近づいて行ったのですが、わっくんに背を向けるようにベンチに座っていた大地さんが急に「そこで止まれ!」と怒鳴ったので、見ている私も少し驚いてしまいました。大地さんとわっくんは数m離れていて、ここからだとパパの顔が見えない、隣に座ってもいい?と訊くわっくんを、大地さんは厳しい態度で制止していました。

私にはよく分からなかったのですが、わっくんの顔を見ると厳しいことが言えなくなると思って大地さんは顔を合わせないようにしていたのかもしれないのですが、病状の悪化している大地さんは衰えが表れているかもしれない表情を隠すために顔を見せないようにしていたようにも思えました。

大地さんは、羽雲とはもう暮らせない、羽雲を大きくしてくれたのはお母さんだから、これからはお母さんと暮らすのだとわっくんに話したのですが、わっくんは、すぐに「やだ!」と言って、ママとも暮らしたいけれど、パパと暮らせなくなるのは嫌だと答えていました。わっくんは持って来た絵を開いて大地さんに見せようと近づいて来たのですが、大地さんは「そこに置け!」と怒鳴って、わっくんは絵を芝生の上に置いていました。

もう会えない、俺も羽雲のことは忘れるから羽雲も俺のことは忘れろと大地さんが言うので、わっくんはついに泣き出してしまったのですが、それを知った大地さんは「泣くな!」と言い、お前は今から大人だ、子供みたいに泣くな、これからはお母さんを守って強く生きていけと話し、大地さんからお母さんのところへ行けと冷たく言われたわっくんは、泣きながら母親の元へ走って行っていました。

その後、わっくんが置いていった絵を持って一人で病院の廊下を歩いていた大地さんは、わっくんの絵を開いて、極楽鳥のいる南の島で楽しそうに笑っている大地さんとわっくんの姿が描かれているのを見て、座り込んで泣いていました。

中庭の場面は、少し長めの場面でした。わっくんが父親から突き放されているのも、大地さんが決意をしてわっくんを突き放しているのも、両方の想いがよく伝わってきて、見ていてとても辛かったのですが、とても良かったです。

大地さんが病気のことを説明しなかったり、わっくんに厳しい態度を取ったりするのを、私は少しどうしてだろうと思いながら見ていたのですが、大地さんは小学生の頃に父親が自殺をして亡くなってしまったところを直接見ているので、それで例え病気であったとしても父親の衰弱する様子や死の場面を、わっくんにはどうしても見せたくないということなのかなと思いました。

次回が最終回だそうです。予告では、わっくんが嬉しそうにどこかの浜辺にいる車椅子の大地さんのところに走っていました。どのような話になるのか、とても楽しみです。

「JIN -仁- 完結編」第10話

TBSの日曜劇場「JIN -仁- 完結編」の「最終章の前編」の第10話を見ました。70分の拡大版で、私はとても楽しみにしていたのですが、途中、少し残念に思えたところもありました。でも、それは第9話がとても良かったため、そう思えたのかもしれません。

前回の第9話で、1867年(慶応3年)の11月16日の夜中に坂本龍馬(内野聖陽さん)が東修介(佐藤隆太さん)におでこの辺りを深く斬られてしまって、私は、龍馬さんには助かってほしいと思っていたのですが、一度は南方仁(大沢たかおさん)の手術で意識を取り戻したものの、やはり、亡くなってしまいましたし、龍馬さんを守ろうとして殺してしまった東さんも、龍馬さんと仲間になった橋の下に遺書を残して自刃してしまい、仕方のないことなのですが、私としてはとても残念でした。

東さんが龍馬さんを斬ったのを見て、橘恭太郎(小出恵介さん)たち幕府の刺客は立ち去りました。龍馬さんは、東さんの行動が、闇討ちを仕掛けて龍馬さんに殺された長州藩士の兄の復讐のためではなく、龍馬さん自身を守るためだと気付いていたようでした。龍馬さんを東さんの刃からかばいに来た仁に、龍馬さんは「南方仁がおれば、坂本龍馬は死なん、そうじゃろ?」と言い、意識を失ってしまいました。

寺田屋の部屋に運び込まれていた龍馬さんの髪は全て剃られていて、南方仁(大沢たかおさん)は、橘咲(綾瀬はるかさん)と、咲さんに起こされた佐分利祐輔(桐谷健太さん)と一緒に、大脳の一部が露出し、外傷性くも膜下になっているかもしれないという意識を失った龍馬さんの頭蓋骨の一部に穴を開けて糸で切って外して、腫れている脳から髄液を取り除くためのチューブを取り付けるというような手術をしていました。

削り取った頭蓋骨の骨を、保存場所として最適だという大腿部に戻そうとした時、「おまんはわしじゃ」という謎の声が聞こえ、仁はまた頭痛になっていました。仁は頭痛のまま手術を続けようとしたのですが、「指図してください」と言う佐分利さんが最後まで仁の代わりに処置をしたようでした。 

手術は一応無事に成功したようで、龍馬さんはペニシリンや栄養剤を投与しながら人工呼吸器を付けていて、寺田屋の女将のお登勢(室井滋さん)も人工呼吸器のポンプを自分の呼吸に合わせて押す手伝いをしていました。

数日経っても龍馬さんの意識は戻らなかったらしく、咲さんの提案で、京へ来る前に野風(中谷美紀さん)から預かっていた龍馬さん宛ての手紙を朗読することになり、そこには坂本龍馬から好きだと言われていたことで救われていたということと、いつかフランスに来る時には心からおもてなしをしますということが書かれていて、「野風さんから逢引のお誘いですよ」と仁が龍馬さんに言うと、龍馬さんは少しずつ自発呼吸を始めていたのが、何だか龍馬さんらしい感じがして面白かったです。

仁は、龍馬さんが面白がりそうな未来の話をし続けていて、しばらくして、龍馬さんは意識を取り戻し、目を開けました。龍馬さんは、意識を失っている間に仁がいた頃の未来の日本の姿を見ていたようで、箱を連ねたような巨大な蛇や巨大な鳥を見たと話していました。電車や飛行機を見たようです。西洋人のいでたちをした人たちがこんまい箱(携帯電話?)に向かって独り言を言うのを見たということも話していました。

龍馬さんは未来でも吉原や島原に行きたかったらしいのですが、「ありません」と仁に言われていました。保険について訊く龍馬さんは、民間の会社があると言う仁の「会社」の意味が分からなかったらしいのですが、仁が「カンパニー」と言い直すと、「コンパニーかえ」と言って理解できていました。

先生にはこの時代はどう見えたのか、愚かなことも山ほどあったろうと訊く龍馬さんに、仁は、「教わることばかりでした」と話していました。離れてしまったら手紙しか頼る方法がない、人生はもっと一期一会だなと思ったと言い、それから、ここの人たちは笑うのが得意だと話していました。

仁は、一人でコロリの治療をしている時に龍馬さんが来て風向きが変わったことやお金に困っている時に千両箱を持ってきてくれたことを話し、龍馬さんから本物の行動力を教わったと言っていました。「龍馬さんは親友で、悪友で、私のヒーローでした」と言うと、「でした」が気になった龍馬さんは、まだ生きていると言って起き上がり、「ヒーロー」の意味を仁に尋ねていました。でも、すぐに呼吸困難のようになってしまい、苦しい中で龍馬さんは、自分は先生のように優しくて馬鹿正直な人間が笑って生きていける国を作れたのかと仁に訊いていて、仁が「はい」とうなずくと、龍馬さんは「ほうかえ。まっこと…」と、ほっとしたように何か言おうとして、そのまま意識を失ってしまいました。

佐分利さんが診たところ心配停止になっていたため、仁は必死に心臓マッサージを続けながら、坂本龍馬がいなくなったら大変なことになると、反乱が起きるとか、お城が燃えるとか、西郷さんや近い未来の日本に起こることを話し続けていて、聞いていた佐分利さんが驚いていました。

心配停止状態の龍馬さんに、仁が「戻って来い!坂本龍馬!」と叫んでいると、「もうやめるぜよ、先生。ほれ、一緒に行くぜよ」と言う龍馬さんの声が仁に聞こえてきて、仁は「どこに行くんですか、龍馬さん!」と天井を見上げて叫んでいました。

その夜は雪が降っていて、龍馬さんは亡くなってしまったようでした。亡くなった東さんの上にも雪が舞っていました。

東さんは、長州との戦の時に南方仁や龍馬さん助けられた建物のあった場所に来ていました。そして、川にかかる橋の下で、「拾ってはならぬ命だったのかもしれませんね、坂本さん」とつぶやき、遺書を残して自害したようでした。

薩摩藩邸では、西郷隆盛(吉之助、藤本隆宏さん)と大久保利通(一蔵、眞島秀和さん)が坂本龍馬の死と東さんの遺書について話していて、西郷さんは、東さんは坂本さんの作ったものを守ったのかもしれないと話していました。西郷さんによると、あの夜坂本龍馬は誰かに襲われ、それが仮に徳川だったとすると、大政奉還は徳川の本意ではなかったということにもなり、坂本龍馬の成し遂げた仕事は水の泡になる、でも、ただの仇討ちだったということになれば誰も文句は言えないだろうということでした。西郷さんの読みは深いです。でも、西郷さんは、坂本龍馬のやり方ではなく、自分のやり方を通すと大久保さんに話していました。

咲さんも、東さんは龍馬さんの生き様のようなものを守ったのではないかと仁に話していました。龍馬さんの遺品を整理したお登勢さんからもらったらしく、咲さんは龍馬さんが肌身離さず持っていたという仁と一緒に写った写真を仁に渡していました。写真を見て仁が少し笑ったのを見て、咲さんは少し驚いた様子で、もっと落胆しているかと思っていたと話していました。仁は、こうなることを覚悟していたと答えていました。

それから、「兄のことは申し訳ありません」と泣きながら頭を下げて謝る咲さんがかわいそうでした。その咲さんを見て、仁はまた、自分がこの時代に来たことを後悔していました。

野風さんの癌を見抜けず、南方仁に面目をつぶされたと逆恨みしていた三隅俊斉(深水三章さん)による偽物のペニシリン騒動に巻き込まれた仁友堂は、壁に誹謗中傷の落書きがしてありました。山田純庵(田口浩正さん)は厳しい裁きに耐え続けていたのですが、西洋医学所の松本良順(奥田達士さん)と医学館の多紀元えん(えんの文字は王偏に炎、相島一之さん)と福田玄孝(佐藤二朗さん)と勝海舟(小日向文世さん)の4人がその件で吉原の鈴屋で話をしていて、和宮様が毒を盛られた事件に似ていることから奥医師に近い人物で、南方仁に恨みを持っている人物ではないかと話していると、鈴屋の主人の彦三郎(六平直政さん)が部屋に来て、野風さんの癌の診察で仁に面目を潰された医師がいると伝えていました。

そこでみんなで策を講じ、良順先生は、良心に耐えかねて内幕を話したいという医者がいる、これで仁友堂の疑いは晴れるかもしれないとの噂を三隅さんに聞こえるように流し、三隅さんが仁友堂の名を借りた医者たちを集めて“逸品の酒”を振舞う振りをしながら毒殺しようとしているところ、隣の部屋に控えていた多紀元えん先生と松本良順先生が襖を開けて待ったをかけ、慌てていた三隅さんは現行犯逮捕されていました。

仁友堂の壁に落書きがしてあるのを見た仁たちは呆然としていて、さらに外で迎えてくれた傷だらけの純庵さんの髪に白髪があるのを見て驚いていました。中で被害の話を聞いていた仁に、純庵さんは笑顔で「ペニシリンはお守りいたしましたぞ」と言って仁の手を取ったのですが、自分のせいでこの時代の人たちを不幸にしているのではないかとまた迷いだしていた仁は、仁友堂はこれで終わりにさせてくださいと言い出し、みんなを唖然とさせていました。仁が、私は疫病神だと思うとか、私の頭の中には取り除くことのできない癌があると話すと、純庵さんは、「私たちに病人を置いて出て行けとおっしゃるのですか?そのようなお言葉に従っては洪庵先生に向ける顔がございませぬ」と、仁が仁友堂の壁に掲げた「国の為、道の為」の額を示していました。

仁友堂が事件に巻き込まれている間に道具を直していた医師もいました。佐分利さんは、「私の夢は一番の医者になることでございました。先生が疫病神でも、鬼でも、何や変な夢ばっかり見とっても、出会えたことを後悔したことなど、一瞬たりとも、ございません」と明るく仁に訴えていました。佐分利さんにとって、仁はいつの間にか、夢でお告げを聞く人にもなっているようで面白かったです。以前、仁友堂を未来に残したいと話していた咲さんは、私たちに、持てる全てを教えて下さいと頼んでいました。仁は、また仁友堂の仲間に救われたようでした。

恭太郎さんと仁が丘の上で会っていました。辛そうな様子の恭太郎さんは、母親と妹のためと思って事件のことを言わないでほしいと仁に口止めをしていて、仁は、龍馬さんの話していた、死んでいった人たちがもう一度生まれてきたい国を作りたいという思いを忘れずに前を向きませんかと話していたのですが、自分自身に言い聞かせているようでもありました。

仁は、仁友堂を続けながら、西洋医学所や医学館で講義をすることを始めたようなのですが、以前よりも頻繁に頭痛が起きるようになったようでした。

1868年(慶応4年)の1月に始まった鳥羽・伏見の戦いが終わり、3月になって、江戸の品川あたりにも西郷さんの官軍(新政府軍)が迫っているとのことでした。

西郷さんとの江戸城明け渡しの談判を明日に控えた勝先生が、胃の腑が痛むと言って仁友堂に来ていて、交渉が決裂した場合は江戸に火を放って皆を逃がすように新門辰五郎に頼んであると仁に話していました。そして、江戸は火の海になるのかならないのか教えてくれ、と仁に尋ねていました。仁は少し迷ってから、「でも、それって、勝先生次第なんじゃないですか?」と答え、勝先生も笑っていました。未来のことを訊きに来たということは、勝先生も、南方仁が未来から来た人だと気付いていたのでしょうか。

次の日(3月14日)、高輪の薩摩藩邸で西郷隆盛と勝海舟が談判をしていました。勝先生は、江戸を火の海にしても一つもいいことはない、列強の餌食になるだけだと話し、所詮は茶碗の中の争いだと目の前のお茶碗を示していました。それを聞いた西郷さんが、坂本龍馬も同じことを言っていたと意外そうに言うと、勝先生は、「あんたは勘違いしてるよ。おいらがあいつの真似をしてんじゃねえ。あいつがおいらの真似をしてんだよ。あいつとおいらは一緒なんだよ。あいつは終わっちゃいねえんだよ、西郷さん」と、西郷さんを説得していました。少し考えた西郷さんは「分かりもした」と答え、勝先生は「そうかい」とほっとして目を閉じていました。良かったです。

仁友堂で医師たちの手術に付き添いながら、「生あるうちに、持てる全てを伝えよう。それは、明日に繋がるはずだから。命を救う技術は、刻みつけられて行くはずだ。この人たちの手に、目に、心に。生き残る術を、命の螺旋が刻むように」と仁が考えていると、「その通りぜよ」と言う龍馬さんの声が聞こえてきて、また仁は頭痛に襲われて倒れていました。胎児型腫瘍の標本が目を見開いていました。

仁が病床にいる間、咲さんは野風さんのところに来ていて、お登勢さんが形見分けをした龍馬さんの簪を渡していました。龍馬さんが亡くなる前日に買っていた雪の結晶の模様の銀色の簪です。野風さんは龍馬さんの死んだ日の雪を思い出しながら、簪を髪に挿していました。

仁の病状を聞いた野風さんは、治す方法はないのかと咲さんに尋ねていたのですが、咲さんは、人の力では不可能だと言い、野風さんが元の世へ戻ることなのかと聞き返すと、咲さんは「はい」と答えていました。

最後、恭太郎さんは、龍馬さんを暗殺しようとした人(津田寛治さん)から上野に誘われていて、最後まで徳川のために、と言われて迷っていました。旗本の恭太郎さんは、上野戦争に参加することになってしまうのでしょうか。

今回、龍馬さんも東さんも亡くなってしまって、せめてドラマなのだから助かるといいなと思っていた私としてはとても残念だったのですが、胎児型腫瘍のことを考えると、龍馬さんについてもまだ何かあるのかなと思います。

最初の胎児型腫瘍のあった包帯の患者さんが南方仁で、それを手術した医師も南方仁で、ホルマリン漬けの胎児は坂本龍馬?で、その胎児の入った瓶を持ち去ろうとした南方仁を追いかけた南方仁が非常階段から落ちて幕末の江戸時代に来たようなのですが、そうだとすると、瓶を抱えていた南方仁はどこへ行ってしまったのでしょうか。謎です。

次回はついに最終回です。2時間スペシャルだそうで、とても楽しみです。
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Author:カンナ
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