「JIN-仁-」第8話と「坂の上の雲」第1回

TBSの「JIN-仁-」の第8話も、良かったです。

新しく薬効の強いペニシリンを作るために必要な四百両を借りようと、南方仁(大沢たかおさん)と坂本龍馬(内野聖陽さん)と橘恭太郎(小出恵介さん)が奔走する話でした。
金策が上手な人だったという坂本龍馬の感じがよく表れていて面白かったです。

人気歌舞伎役者の澤村田之助(吉沢悠さん)に頼みに行ったとき、田之助さんは目の前にたくさんの小判を撒いて、これは吉原の人たちと同じように自分が身を売って得たお金だから貸せないと話していました。そういえば、昔の役者さんたちは今の歌舞伎役者さんたちとは違うのですよね。田之助さんが坊主の相手になったり、裕福な婦人の相手になったりしたと話していたのを聞いてはっとしました。

濱口儀兵衛(石丸謙二郎さん)からどういう器の人物か見極めたいと言われていた南方仁でしたが、儀兵衛さんから、あなたの器は小さいかもしれませんが美しいのでしょうと言われていた場面が印象的でした。
小さいけれど美しい器とは何とも良い表現です。
儀兵衛さんは、その器が美しいから周りの人たちはあなたを助けたくなるのでしょうと仁に話していました。儀兵衛さんも仁を援助することにしたようです。

坂本龍馬の周辺に怪しい侍たちがいるので、仁は龍馬暗殺のような事態も早まるのではないかと心配していましたが、龍馬さんは自分が大怪我をしても必ず南方仁が救ってくれると信じていたので、仁も絶対に龍馬さんを助けると決意していました。
龍馬さんはどうなるのでしょうか。次回も楽しみです。

ところで、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」の第1回がついに始まりました。
今年の第1部は5回ですが3年にわたって放送される全13回のドラマということで、放送の仕方が中途半端なのではないかとも思いますが、事前に特集番組を多く放送していたので、期待して見てみました。なかなか良かったです。

四国の伊予松山で秋山淳五郎真之や正岡升たちが町を走り回ったり戦ったり花火を上げたりして自由に遊んでいる風景が何だか懐かしいような感じがして楽しかったです。

真之の兄の秋山信三郎好古は秀才で、大坂の学費が無料の師範学校へ入り、そこを卒業すると東京の陸軍士官学校に入りました。
東京の好古(阿部寛さん)は旧旗本の佐久間家に下宿しています。軍服の好古がそこの「おひいさま」の佐久間多美(松たか子さん)に向かって、かわいい目が狆によく似ていると言っていたのですが、その場面を見て「はいからさんが通る」の伊集院忍少尉を思い出しました。少尉も紅緒さんに似たようなことを言っていたような気がします。

好古は真之(本木雅弘)を東京に呼び寄せ、升(香川照之)の通っている神田の共立学校へ入学させました。身辺を単純明快にしておくべきだという考えを好古は真之に叩き込んでいました。
共立学校の英語の教師は後の内閣総理大臣の高橋是清(西田敏行さん)でした。升は英語が苦手のようでしたが、どこで習ったのか真之は英語ができていました。
真之と升が高橋是清と横浜でイギリス人と話したり、最新鋭の巡洋艦を見たり、明治らしい雰囲気でした。

現代ではグローバル化が進んでいるためか、いろいろなことを表面的に知ることが増えているので、明治時代の人たちように新しい文明に驚いたり、感動したりすることは少し難しいように思います。今あのような雰囲気や感情を持つためには、もう宇宙から何かの文明が来ることが必要なのではないかとさえ思います。

昔の教師には後に「偉人」となる人が多いような気がするのですが、どうでしょうか。学校や教師が少なかったからなのでしょうか。政治家でも画家でも作家でも研究者でも何の分野でもいいのですが、今の教師たちの中にも後の「偉人」はいるのでしょうか。

「交渉人」と「アンタッチャブル」

前シーズンから見ている「交渉人」ですが、今シーズンの「交渉人」のほうが刑事ドラマとして安定していると思います。宇佐木玲子さん(米倉涼子さん)と他の捜査係の人たちが協力して捜査にあたっているので安心して見ていられます。

第6話は老人ホームの立てこもり事件で、墨田さん(笹野高史さん)と桜庭さん(塚地武雅さん)が活躍していて面白かったです。桜庭さんがマナー違反のファンからアイドルを守るために作った「三種の神器」は使い道がありましたね。
このドラマに出てくる「スネークカメラ」というものは実際に使われているのでしょうか。スネークカメラもピンブローチ型の超小型カメラもスパイ道具のようで、すごいのですが少し怖いです。
次回は久しぶりに元課長(大杉漣さん)や新聞記者(伊武雅刀さん)が登場するようです。

「アンタッチャブル」の第7話では、遠山史郎(要潤さん)の父親も亡くなり、「名なしの権兵衛」は鷹藤俊一(佐藤智仁さん)なのかもしれない?という展開になりました。鳴海遼子(仲間由紀恵さん)の兄洸至(小沢征悦さん)が調べたところ、鷹藤さんの過去には鳴海家の事件に関わる何かがあったようです。
それにしても、遠山さんの父親のような永倉栄一(寺島進さん)の支持者というか信者たちが不気味です。彼らは全国に大多数いるらしいので、今のままでは永倉栄一の何かを暴いて世の中に公表し、失墜させるというようなことはできそうにないのですが、どうなるのでしょうか。

実際、今の社会でもこのようなことはあるのかもしれませんが、テレビの報道などでは取り上げていないのかもしれません。例えば、亡くなる前の編集長(田中哲司さん)のように、真実を知ってもそれをもみ消すことができる人がいれば、いつまでも都合の悪いことは報道されないのかもしれません。一人のジャーナリストだけでは真実を世の中に受け入れられる真実として公表することが難しいのかもしれません。危険もかなり伴っているようですし、怖いことです。

「アンタッチャブル」はテーマが良いのに、ドラマとしてとても惜しいような気がします。毎回、前半はあまり良くないのですが、後半の20分くらいで展開が速くなって面白くなります。

ところで、最近は「嵐」の番組が人気ですが、TBSの「ひみつの嵐ちゃん」の幽霊が出たという企画は一体何だったのでしょう。
本物の幽霊が出たのかなと思って見ていたのですが、二宮さんのことを言っていたので意外でした。確かに過去の放送を連続で見ると二宮さんはよく座っていたようですね。でも、私は全く気になっていなかったので、始めは面白かったのですが、良くないようにも思えましたし、少ししつこいようにも思えました。あの流れで最後にますだおかだの岡田さんの「出た!」が聞ければ良かったのですが、聞けなかったので残念でした。

幽霊やUFOなどの企画はどのテレビ局でも怪しい企画が多いですね。
中途半端なところでCMを入れる番組作りと共に直してほしいところです。

NHK「行列48時間」最終回

「行列48時間」が最終回でした。最後までとても面白くて良いドラマでした。

大河原管理官(渡辺いっけいさん)はかなり混乱していましたが、岸和田刑事(小林すすむさん)の話を聞いて、宝福さん(國村隼さん)が犯人ではないと分かって、ホワイトボードの人物相関図の「点と点が線で繋がって」、一気に解決しました。
生方さん(金田明夫さん)のお嬢さんも無事に保護され、久保さん(村松利史さん)の奥さんの引ったくりの犯人もあの犯人たちの中にいたようで、それも解決しました。良かったです。
笹島さん(佐野史郎さん)のことは本当に意外でした。

宝福さんと沙也加(平愛梨)さんの関係性も楽しかったです。デパートが開店してたくさんの人たちが福袋を買いに走っていくのは少しさみしくもありましたが、その人々の中で宝福さんに手を振って別れる沙也加さんがかわいかったです。
警備員さん(菊池均也さん)に促されて宝福さんも福袋を無事に買うことができて良かったです。他の人たちも買えたのでしょうか。会長はダイヤモンドが買えたのでしょうか。

古久根隆(長谷川初範さん)を追いかける佐伯駒子(かたせ梨乃さん)と染矢昭夫(TETSUYAさん)の関係も良かったです。

個人的には小林すすむさんの岸和田刑事が良かったです。普通の人の感覚で宝福さんを観察しているところが楽しかったです。

公園の猫もかわいかったですね。

「48時間」の中で登場人物たちにいろいろな変化がありましたが、私や周囲の人たちの普段の48時間の中でも実際いろいろな変化があるのでしょうね。

東京上空からの空撮の映像と登場人物の台詞のエンディングも良い感じのドラマでした。

テレビ朝日「相棒」第6話

「相棒」の第6話「フェンスの町で」、良かったです。

初め、フェンスの向こう側とは何のことだろうと思っていたのですが、米軍基地のことでした。

基地の置かれている町に住む二人の生徒の基地に対する複雑な思いを描いた話でした。
土本くん(森田直幸さん)と、境遇が似ていることから親しくなった村越くん(阪本奨悟さん)との意外な友情の話でもありましたが、郵便局強盗をしたり、爆弾を作ったりしたので、二人は少年院に入ることになるのでしょうか。
右京さんと神戸さんは二人が今後の人生をやり直せると信じたいと話していました。
ただ、あの家庭環境のままでは、二人が少年院から出てきても居場所がないのではないかと思って、ドラマなのですが少し心配になりました。

実際に日本では基地の兵士による事件が起こっても、日本の警察には身柄が引き渡されなかったり、捜査できないようにされたりしているらしいので、その辺りの不安感もありました。

今回のドラマでは「フェンスの向こう側」には行かなかったのですが、米軍基地や「サバイバルゲーム」といった現在進行形の戦争らしい存在を日常的に感じている町の人たちは、この回をどう見たのでしょうか。

亀山さんのいない「相棒」ですが、今の「相棒」もとても良いですね。

先週の第5話「背信の徒花」も政治的な話で良かったのですが、養護老人ホーム「敬葉園」の所長の江藤さん(でんでんさん)の変わりようがとても怖かったです。

以前よりも捜査一課の三人が協力的に思えます。角田さんは変わっていないようですが、米沢さんはオタク的な要素が増しているようですね。面白いです。

「言語力」というもの

NHKの「クローズアップ現代」で「言語力」が危ないという話をしていました。
「言語力検定」というものが始まったそうなのですが、最近は「力」や「検定」という言葉が付くものが多いですね。「言語力」とは言語能力のことのようです。

番組によると、生徒たちの日本語を書いたり話したりする能力が低くなっているそうです。

私も作文などを書くのにとても時間がかかるほうなので、番組の中の「私は・・・」で止まっている原稿用紙の映像を見て、提出する文章を書く大変さを考えてしまいました。

「自分の住んでいる町について話してください」と先生らしき人に言われて、上手く言葉にできなくて戸惑っている学生さんの様子も紹介されていましたが、その後のインタビューでその学生さんは比較的すらすらと丁寧な受け答えができていたので、大丈夫だと思いました。

ある学校で行った国語のテストの文章が紹介されていたのですが、それには驚きました。
その生徒は「私がこの本を選んだ理由は、目次を見て楽しそうだと思ったからです。」のように書くところを、「私がこの本を選んだのは、目次です。」と書いていました。
このような文章を書く人が多いそうなのです。「話し言葉で書いている」のだそうです。
この文章を読んだ先生たちもこの生徒が何を伝えたいのかは何となく分かると思いますが、これでは確かに日本語の文法ができていないと思われても仕方がありません。

ただ、国語の授業が苦手という人は私たちのときにも何人かいました。作文については、小学生や中学生の時に作文が苦手でも高校生になってから書けるようになることもあると思います。

言語能力の低下について専門家の鳥飼玖美子さんは、小さい頃からのコミュニケーションの不足が原因の一つになっているかもしれないと話していました。子供が親や先生と対等に自分の意見を言える場が少ないのだそうです。そうかもしれません。よく親や先生に「屁理屈を言うものではない。」と言われている小中学生がいますが、それが屁理屈なのかどうかは分かりませんが、日本では子供が論理的に話をすることをあまり好まない大人が多いのだそうです。

日本語あるいは母国語を理解するには、小さい頃からその言語に接しているということが一番の近道だと思います。やはり、当然のことながら、言葉は文化なのだということを改めて思いました。言葉は「伝承」していかなければ廃れてしまうのです。
言語能力の一つとされている「考える」ということは、そもそも言葉を知らなければできないことです。言葉を話す、読む、書く、伝える能力が、ある「世代」に欠けているというのなら、その前の「世代」でも言語能力はすでに欠けていたということになるのではないでしょうか。

最近、言葉をスキルだと思っている人が多いそうです。
鳥飼玖美子さんは、言語はスキル、つまり技術ではないと言っていました。「言葉は人間そのものであり、人間の思想の根幹である」、「人間を作っている一番大事なものが思想であり、それを作っているのが言葉である」と言っていました。

サッカー選手の話が出ていましたが、確かにサッカーの日本代表は毎回選手間の「コミュニケーション」について聞かれていますね。そんなに話せない人たちが多いのでしょうか。

日本語は何となくでも伝わるから言語能力が低下してきたという話はどうなのでしょうか。例えば、言語能力が高そうに思える江戸時代の人たちの何となくでも伝わる言い方と現代のそれとでは全く違ってきているということなのでしょうか。
今の学校などでは、ほとんど会話が成立しないという状況もあるようです。

言語能力の向上や低下というものは、単純に訓練しているかどうかだけなのではないかとも思いました。昔は「つづりかた」という作文の授業が行われていましたし、番組では、一つのテーマについて意見を言い合ってその内容を紙にまとめるというある小学校の授業を紹介していましたが、それによって言葉を「論理的」に使える能力が身に付くのだそうで、そういう訓練をすることで日本語が上手く使えるようになっていくと思います。

言葉は難しいですね。大人になってからでも意識して、考えをまとめて相手に伝わるように丁寧に説明するようにすれば言語能力は向上するそうなので、私もできるだけ努力しようと思います。
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Author:カンナ
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