考えることをやめない

先日、NHKの教育テレビで放送されていた「ハーバード白熱教室」が最終回になりました。マイケル・サンデル教授の政治哲学の講義は、毎回千人以上の学生が聞くという人気の講義なのだそうです。

有名なアメリカのハーバード大学の講義がこれまで公開されたことはなかったということも意外に思ったのですが、教授も授業風景も日本の大学のものとは異なる雰囲気でした。学生たちは教授へのメールでこの授業に対する意見を述べていたようで、教授はその意見を書いた学生を指して話を聞いたり、挙手をして当てられた学生は良い意見を言うと「君の名前は?」と聞かれていたり、学生同士で意見を言い合ったりしていて、最後に学生たちが立ち上がって教授に拍手を送るところなど、何かのショーを見ているようで面白いなと思いました。

また、人種問題やキリスト教など一神教の宗教の問題やその感覚が頻繁に織り込まれているところも、アメリカの大学らしいと思えて面白かったです。私には何となく少し遠い話のように思えてしまうのですが、海外などではごく日常のことなのだろうと思いますし、世界ではこれらの問題が原因で争いが起きているので、気にしないわけにはいかないのだろうと思います。

内容は、「Justice=正義とは何か」、社会の中の「善」と「目的」をみんなで考えるというものでした。「善」というものが「道徳的に良いこと」だとすると、道徳そのものについても考える必要が出て来るので、サンデル教授や学生たちも何が道徳的なのかを考えていました。アリストテレスやカントやジョン・ロックやジョン・ロールズなどの考えや哲学原理をもとに、身近な具体例を挙げて、サンデル教授と学生たちが交互に話し合っていました。いわゆる「ソクラテス的対話」を実践していたようでした。

サンデル教授が言っていたように、特定の「善」や「目的」は存在しないので、話し合った結果、必ずしもそれぞれの意見に合意することができなくてもいいのだと思います。それは道理にかなった当然の不一致だと言っていたのを聞いて、その通りだなと思いました。「多元的な社会」で意見の違いがあるのは当然のことで、それを踏まえた上で、異なる意見を持つ他者の話も尊重し、よく聞いて納得したり、批判したりしながら、話し合っていくことで、社会のいろいろな「善」について考えることができるのだと思いました。

サンデル教授は政治哲学の危険性として、慣れ親しんだものが見慣れないものに変わると、自分の中の「安定した前提」を不安定なものにしてしまい、不安になると話していました。いくら考えても、哲学的な疑問は永遠に解決されないのですが、それでも考え続けることが大切だということの理由について、サンデル教授は「私たちはこの質問に対する答えを生きているから」と話していて、なるほどと思いました。答えがないように思えても、自分で考え続けていくことが大切なのだと思います。またサンデル教授は、「懐疑主義」や「自己満足」では理性の不安を取り除くことはできないと話していました。不安に向き合って、何が原因なのかを考えることでしか解決されないのだと思いました。

千葉大学の小林教授の解説によると、今の世の中ではリベラリズムの考え方が中心になっていて、自由や権利を主張することが多く、生命や善などの倫理的な問題を見失いがちなのだそうです。今の日本社会では、例えば、“脳死”や臓器移植の問題などに対しても、もっと倫理的な考え方や論争が必要なのだと思いました。

何か決まった正しさがあるわけではないのに、あるような気がしてしまって、その正しさが正しくないと考えるものを徹底的に攻撃するというのは、少し奇妙な感じもします。「正義」にはもともと戦う本能の要素があるのかもしれません。それに、社会の中ではある正しさを一つの“常識”として、社会的なルールを設定しなければ、たくさんの人たちが平和的に共存することは難しいのかもしれないとも思います。そして、正しいことと悪いことの内容も、変化するものだと思います。善も悪も、倫理的な問題は、その時その場所で生活している人のものなので、常に変化しているように思います。

いくら考えても、哲学的な問題に決定的な答えは見つかりません。数年前に流行っていた「なぜ人を殺してはいけないのか」という素朴な問いかけに対しても、そうでした。いろいろな立場の人がいろいろな答えを出していましたが、どれもきちんとした答えにはなっていなかったように思います。でも、答えがないのですから、答えられないのも仕方がないですし、あるいは、そもそも質問内容に矛盾点があるのかもしれません。また、このような質問するのはおかしいという考え方にも不自然さを感じました。

すぐに答えを決めたくて、いくつかの答えの中から個人的に納得できるものを選んで答えにすればいいという考え方もありますが、時間はかかっても自分で考えたほうがいいのではないかと思います。サンデル教授が言っていたように、私たちは「答えを生きている」ということなので、いろいろな人の意見を落ち着いて聞き、自分でよく考え続けながら生きていくことが大切なのだと思います。考えるのをやめてしまうというのは、危険なことなのだと思いました。

ところで、最近、ニーチェの超訳?の本が人気のようなのですが、哲学の本として読むのなら、私としては、原典に沿って普通に訳された著書を読んだほうが面白くて、著者の考えも理解しやすいと思います。著者の国の言葉で読むことができれば一番良いのですが、私は外国語が苦手なので、比較的忠実に訳されたものと聞くと安心して読むことができます。

原由子さんの歌

以前のNHKの「SONGS」も、TBSの「A-Studio」も良かったですし、先週の日本テレビの「Music Lovers」も、新しいベストアルバムの「ハラッド」を発売したばかりの、サザンオールスターズの原由子さんの特集ということで、楽しみにしていました。ゲストラバーズは、神木隆之介さんと大泉洋さんでした。ドラマの「赤鼻のトナカイ」や「彩~Aja~」のPVのつながりでしょうか。3人の楽しそうな雰囲気がとても良かったです。

大泉洋さんは、なぜかインスタント焼きそばに納豆を入れるということをしていて、作り方が忙しいので、原さんは「はい、はい」と穏やかに返事をしながら、大泉さんの指示について行っていました。一応出来上がって食べていたのですが、原さんも神木さんも困っていました。単純に焼きそばに納豆が合わさっただけのような感じだったのでしょうか。
神木さんは、原さんと大泉さんと一緒に歌いたいということで、原さんの提案でキーボードに合わせて「与作」の歌詞の「ヘイヘイホー」の部分をハモるということになりました。難しそうでしたが、大泉さんが北島三郎さんのものまねをしながら歌っていたのが面白かったです。

原由子さんのライブの曲は「そんなヒロシに騙されて」と、「花咲く旅路」と、新曲の「京都物語」でした。全て桑田佳祐さん作詞作曲の歌です。原由子さんの歌声は優しくて何となく懐かしい雰囲気を持っているので好きです。ライブで聞けた人は幸せだなと思いました。
最後のアンコールの曲は「夢をアリガトウ」でした。その後に、大泉洋さんのリクエストで、「ミス・ブランニュー・デイ」のイントロ部分をキーボードで演奏してくれました。さすがサザンの原由子さん!という感じで何だかすごいと思えて楽しかったです。

“守備”のパラグアイ戦

ワールドカップ南アフリカ大会の決勝トーナメント、日本対パラグアイの試合は、90分間では無得点で決着がつかず、延長戦でも無得点で、ついに今大会初のPK戦になってしまい、その結果、日本は後攻だったので、「3-5」で負けてしまいました。

私はテレビで観戦していて、PK戦は見ているだけでもいつも緊張して辛いのですが、パラグアイ代表が全てのPKを決めて一斉に喜んでいる姿を見て、負けたことを実感しました。

PKまで持ち込まれた試合だったので、どちらの代表も大変だったと思うのですが、最後のPKの時にみんなで肩を組んで膝をついて見守っていた日本代表選手たちの姿は感動的でした。

デンマーク戦では、ボールを奪った後の素早い走り出しやサイド攻撃やフリーキックやパスの精度の高さなどが多く見られ、とてもすばらしい試合内容だったので、パラグアイ戦でもそのような試合展開をしてくれることを期待していたのですが、それはなかなか難しかったようで、オランダ戦の時と少し似ているかもしれないと思いながら見ていました。

大久保選手や本田選手や松井選手のシュートは惜しかったですし、長友選手や阿部選手や駒野選手の守備、GKの川島選手のセーブは本当に“守護神”という感じですごかったのですが、最初の90分間の試合の後半になって、阿部選手の交代で中村憲剛選手が入ると、全体がすぐに攻撃的な流れに変わり、サイド攻撃が増えたので、このような試合展開をもう少し早く見たかったと思ってしまいました。

デンマーク戦の時のような、全員守備・全員攻撃の良いバランスが、パラグアイ戦ではあまり見られなかったように思いました。日本がフリーキックをする場面は意外と多かったのですが、距離が少し長かったためか、直接フリーキックというよりは、誰かに合わせるボールが多かったように思いましたし、頭に合わせるようなボールはほとんど手堅い試合をしていたパラグアイ代表に防がれてしまっていたように思いました。

試合終了後、すぐに「感動をありがとう!」と言えていた人たちはすごいと思います。今回のワールドカップでの日本代表は、最近の日本代表選手たちの雰囲気とは全く異なる、団結力のあるとても良いチームだったので、私としては少しショックで、惜しかったと言うか、もったいなかったように思いました。それでも、日韓大会以外で初めて勝ち点3を獲得したことも、すばらしいデンマーク戦で決勝トーナメントに進めたことも、本当に嬉しかったです。選手たちはみんな悔しがっていて、最後はみんなで駒野選手を励ましていて、松井選手も泣いていました。中田英寿選手が一人で取り残されていたドイツ大会の時とは全く違う終わり方でした。

そういえば、試合を放送していた番組には、中田英寿さんと小倉隆史さんが現地のゲストとして来ていたのですが、試合後の解説や感想をもう少し長く聞けたら良かったと思いました。

日本代表は残念ながら負けてしまいましたが、ワールドカップ南アフリカ大会の決勝トーナメントは続いているので、これからも楽しく観戦したいと思います。

「タンブリング」最終話

TBSの「タンブリング」の最終回は、さわやかな終わり方で、とても良かったです。航さんたちの言葉や行動もとても良くて、“熱くなれるもの”があるというのはすてきなことだと思える楽しいドラマでした。

赤羽礼治(伊阪達也さん)に捕まって傷だらけになっている木山龍一郎(大東俊介さん)を助けに行った東航(山本裕典さん)も、おそらく無抵抗にしていたために殴られ続けていたようでしたが、ケンカの場面は少なくて、少しほっとしました。

航さんや木山さんは、昔友達だった赤羽さんを説得しようとしていました。木山さんは、赤羽さんの怒りが航さんだけではなく新体操部にも向かっていたのは、航さんたちがやりたいことを見つけたことで一人取り残されたような気持ちになったからではないかと考えていて、お前も本当は変わりたいんじゃないのかと赤羽さんに言っていました。航さんは、お前も熱くなれるものを見つけろ、仲間と一緒に夢を追いかけるのは気持ちが良いことだ、踏み出すのが怖いなら仲間に手を借りればいい、一人ではできなくても仲間がいれば変わることができると赤羽さんに話していました。赤羽さんの仲間たちも少し気にしていたようでしたが、赤羽さんは、言われるたびに「黙れ!」と言って木山さんや航さんを殴っていましたが、自分でも少しそう思っていたようで、何がダチだ、何が仲間だ、俺たちはそんなに簡単に変われないと言っていたことに、辛い感じがしました。

航さんが怒った赤羽さんに鉄パイプで殴られそうになった時、突然、キャプテンの竹中悠太(瀬戸康史さん)が赤羽さんにタックルをして止めていて驚きました。他の部員たち、月森亮介 (三浦翔平さん)、日暮里圭児(賀来賢人さん)、火野哲也(西島隆弘さん)、水沢拓(柳下大さん)、金子敦(タモト清嵐さん)、土屋聡史(冨浦智嗣さん)も工場跡地に来ていました。会場の控え室で「本当にこれでいいのか」と悩んだ結果、全員で航さんと木山さんを助けに行くことにしたようでした。竹中さんは、試合に出ろと言う航さんと木山さんに、俺たちは9人じゃないと意味がないと言いました。水沢さんは、お前たちはカラ高新体操部員だろと言い、土屋さんは、好きなのにやめる必要はないんですと言いました。新体操は先輩たちが見つけた居場所なんでしょと火野さんも言うと、金子さんは、自分の気持ちに正直になってくださいと言いました。すると亮介さんが、全部お前が俺たちに言ってくれた言葉だと航さんに言っていました。竹中さんはダチはダチを見捨てないと言って、赤羽さんたちと乱闘になりました。みんな殴り倒されていましたが、「うちの部員を返せ」と言うみんなの気迫に、赤羽さんはすごく迷っていて、ついに殴っていた竹中さんから手を離して、「くだらねえ」と言いながら出て行きました。そんな赤羽さんに航さんは声をかけて、「今度体育館に来いよ、俺がお前にタンブリングを教えてやるよ」と言い、赤羽さんはそれを聞いてから立ち去っていきました。

航さんの母親の奈都子さん(大塚寧々さん)が控え室に来た時、航さんが木山さんを助けに行ったことを部員たちから聞いて、航にとっても木山君にとっても新体操部はやっと見つけた居場所だから、みんなの事も赤羽君のことも守りたかったのだと思うと話していましたが、確かに航さんも木山さんも最初は赤羽さんたちと友達だったようなので、見捨てては置けなかったのだと思いました。

みんなは急いで会場の控え室に戻りましたが、杉原会長(円城寺あやさん)は部員たちの顔の怪我を見て、髪も染めているし、またケンカをするなんて、新体操をやる資格がないと怒っていました。でも、江崎祥子先生(国仲涼子さん)が、品格や規則にとらわれすぎていたら男子新体操の競技人口は増えない、彼らの熱意は本物だと言い返して、柏木豊先生(AKIRAさん)も教頭先生(小林すすむさん)も部員たちも頭を下げてお願いしたので、会長は印象点があることを忘れないようにと言い残して一応許可してくれました。奈都子さんがみんなの打撲している顔を見て、「いい顔してんじゃない」と言っていたのが良かったです。なぜか茂雄さん(佐藤二朗さん)が新体操部の衣装を着て出場する準備をしていたのも面白かったです。

みんなが新体操部員キューピーを使って確認していると、火野さんが足首に怪我をしていることが発覚しました。火野さんは大丈夫と言っていましたが、全員が揃わないといけない3つバックは止めたほうがいいのではないかとみんなは悩み出しました。すると、初めは本当にそれでいいんですか、ここで諦めたら後悔しませんかと部員たちに丁寧に話しかけていた柏木先生が、「ごちゃごちゃ考えてねえで三つバックやれ!」と航さんたちのように言ったので、みんな驚いてはっとしていました。柏木先生は、計算なんかしないで自分たちの今を出し切りましょう、大丈夫みんななら三つバックは必ず成功しますと部員たちを励ましていて良かったです。
 
鷲津学院のキャプテンの鶴見暁彦(中土居宏宜さん)は一人で緊張を落ち着かせていました。鶴見さんは近くに来た竹中さんに、優勝を目指して自分を追い込んできたと話し、竹中さんは勝つために本気でやってきた思いは同じだと言うと、鶴見さんは試合をすればどちらが正しかったか分かると言っていました。

「千葉中央高等学校」の演技はとてもきれいでした。次の「鷲津学院高等学校」の番になると、その脇で烏森高校の男子新体操部員たちはストレッチなどをしながら話をしていました。水沢さんと金子さんは、新体操部に誘ってくれてありがとう、お前について来て良かったと竹中さんに言い、竹中さんも俺たちの3年間を見せてやろうと話していました。亮介さんは夢中になれるものを見つけたかと航さんに訊いていて、航さんがおう!と返事をすると、俺も見つけたと楽しそうに言っていました。日暮里さんは初めは「メガネ」と呼んでいたと金子さんに、俺の分まで頑張ってくれよ、金子先輩と言って尊重していました。土屋さんは、僕が新体操部に誘ったこと怒ってないですかと木山さんに訊いていて、木山さんに怒ってるよと言われて土屋さんが落ち込んでいると、何でもっと早く誘ってくれなかったんだよと言って少し笑っていました。火野さんは鷲津の演技を見ながら何か考えているようでした。

これもまたきれいだった鷲津学院の演技の得点は18.950で1位になり、千葉中央の18.450を上回ったので、鶴見さんは、よし!と小さく喜んでいました。先生たちの話によると、上位2校が全国大会に進出できるということでした。茂雄さんの「神様!」と祈る声が大きかったのも面白かったです。

竹中さんは、こんなに頼りないキャプテンなのにみんなよくついて来てくれた、みんなのおかげでこの舞台に立つことができた、ありがとう、と終わったようなことを言ったので、航さんに俺たちの演技はこれからだと言われていて、みんな少し緊張が解けたようでした。それから円陣を組んで、「カラ高、ファイトー!」を叫んで気合を入れていました。

烏森高校の番になり、みんながマットの前に歩いていくと、その顔の怪我に会場がざわつきましたが、土屋さんの「カラ高、ファイト!」の掛け声で、日暮里さんも、木山さんも声援を送り、女子部員たちも先生たちも応援し始めました。並んでいる時、足を痛めていた火野さんが「東先輩、僕の代わりにラストタンブリング、跳んでくれませんか?」と言い、航さんは竹中さんのほうがいいのではないかと言ったのですが、竹中さんも俺たちがここまで来れたのは航のおかげだ、最後は航が跳んでくれと言ったので、航さんも決心していました。それから一呼吸して、竹中さん、水沢さん、金子さん、火野さん、亮介さん、航さんの6人はマットに上がり、位置に付きました。演技が始まると、今までのとは違う明るい曲だったので驚きました。軽音楽部に作ってもらった曲でしょうか。最初の金子さんの組技もすごかったです。鹿倒立も、心配していた三つバックもきれいに揃い、成功していました。途中からタンゴのようだったり、ストリートダンスのようだったりしていて、会場の他のお客さんたちも楽しそうに見ていました。交差技も、“柏木スペシャル”も成功し、残すはラストタンブリングだけになりました。竹中さんと亮介さんと金子さんが跳び、水沢さんと火野さんが跳びました。竹中さんが「航、跳べ!」と小さく言って、航さんはラストタンブリングを成功させました。とても良かったです。最後が決まると、会場は大きな拍手に包まれました。鷲津学院の中村コーチ(近江谷大朗さん)も杉原会長も拍手していました。奈都子さんも茂雄さんも喜んでいました。日暮里さんと土屋さんはみんなのところに来て一緒にやったー!と喜んでいました。木山さんはこの輪の中に入らず、後ろのほうの柏木先生たちの横に立っていたので、静かに喜んでいたのかもしれないと思いました。

男子新体操部の顧問になって良かったと言っていた柏木先生は、中村コーチから、素人だと思っていたけれど優秀な指導者だったと言われて少し嬉しそうにしていました。鶴見さんが竹中さんに、今回はお前の勝ちだ、俺はあんなに会場が一つになった演技を見たことがないと言っていたので、烏森も上位2校に入ったのかなと思ったのですが、竹中さんが全国大会は俺たちの分まで頑張ってくれと言っていたので、全国大会には進めなかったのだと分かりました。結果は、17・700点の3位でした。

「カモメ」に関東大会で優勝した女子新体操部の部員たちも集まって、みんなで乾杯をしていました。日暮里さんが航さんに、茉莉さん(岡本あずささん)がこっちを見ていると言ったところからの場面も面白かったです。茉莉さんは航さんの前を通り過ぎて金子さんの前に来たので、金子さんが勘違いしてメガネを外したら、茉莉さんは「火野君」と火野さんに声をかけたので、水沢さんが金子さんの頭を叩いて突っ込んでいました。後輩にメールアドレスを聞く茉莉さんは積極的でした。木山さんは柏木先生に「センコーになるのって難しいのか?」と訊いていたので、教師を目指そうと考えているようでした。茂雄さんは奈都子さんに無視された映画のチケットを木山さんの真似をしながら柏木先生に渡していて、二人は一緒に映画に行くことにしたようでした。奈都子さんが作った大きなオムライスをみんなで食べていたのですが、ケチャップで描かれていたのはカモメの模様でしょうか。とてもおいしそうでした。

浜辺で、航さんは、新体操をやるまで知らなかった、熱くなれるってこんなに気持ちいいものなんだなと竹中さんに話していました。竹中さんは、でもこれで俺たちは引退なんだねと少し寂しそうに言っていました。他の部員たちも来たのですが、3年生が引退した後、誰がキャプテンを務めるかで少しもめていました。ケンカは止めてくださいと言って土屋さんが日暮里さんを突き飛ばしていたのが面白かったです。後輩は今のところ3人しかいないので、団体をするために、また新入部員を集めるところから始めるようです。「これで俺たちは引退なんだね」と少し寂しそうに言っていた竹中さんに、「悠太!何も変わんねーよ!俺たちはこれからだって何も変わんねえ!いつだって、空を飛べるんだ!」と航さんが言って、みんなも竹中さんを見て、竹中さんも笑顔になって、それから「よっしゃー!行くぞ!」と言って、助走をつけて、土屋さんと木山さんが見守る中、みんなでタンブリングをしていたのが、とても楽しそうで、さわやかで、良かったです。

「たとえ夢が叶わなかったとしても、信じあえる仲間たちと汗をかいた日々は本物だった、かけがえのない熱い時間だった」という竹中さんの言葉も良かったです。

このドラマの全体的に、「熱くなれるものがある」とか「居場所が見つかった」とか、航さんたち登場人物のかなり直球で素直な言葉や行動が、私としてはとても良かったです。本当にそうなのだろうと思いました。“熱くなれるもの”が見つかると、自分の周囲の世界の見え方が変わって、楽しいものになるのだと思いました。また、それは、世界の中に自分の居場所を作ってくれるのだと思いました。居場所というものは、ありそうで意外とないと思うので、柏木先生が火野さんに勧めたように、熱くなることや素直になることを、私には少し難しいかもしれませんが、他の人たちには勧めたいことだなと思いました。私は学校のような場所がそれほど好きではないし、部活を頑張るとか、いわゆる“青春”の要素が欠けているので、航さんや竹中さんたちが少し羨ましいような気分にもなりました。

ただ、もう少し新体操の場面が多ければもっと良かったとも思いました。あと、第2話で航さんを助けてくれた怖い組織の上層部のような人は、その後も登場しそうに思えたのですが、最後まで登場しないままでした。初回2時間の全11話は、最近では長いほうですが、あと1時間分あったら良かったのかもしれないです。

最終回の放送前に、「王様のブランチ」という番組に「タンブリング」の8人が出演していたのを見て、西島さんがリーダーに選ばれていたり、瀬戸さんがナルシストと言われていたり、8ヶ月間も練習して、21日にクランクアップをしたばかりだったらしく、仲が良さそうで楽しそうな雰囲気だったのですが、木山さんの大東俊介さんの話が、ドラマの紹介映像以外では全く出てこなかったのは、少し寂しいような気がしました。みんな大東さんを心配していると思いますし、あえて触れなかっただけなのかもしれませんが、“友情”や“絆”を描いていたドラマなので、その場に一人欠けていても、9人の一体感を出してほしかったように思いました。

それにしても、熱くなるのはかっこいいと思える、とてもすてきなドラマだったので、見て良かったです。

「逃走中」のフィギュアスケーター

昨日のフジテレビの「逃走中」は、フィギュアスケート選手の小塚崇彦さんがすごかったです。

「逃走中」に、浅田真央さんが出演することは知っていたのですが、姉の浅田舞さんや小塚崇彦さんや本田武史さんも出演していることは知りませんでした。バンクーバーオリンピックが終わってから、フィギュアスケートの人たちも「フレンドパーク」や「vs嵐」などに出演することが多く、それもまた見ていて楽しいです。

今回は「日本昔話」がテーマになっていて、平安時代のような場所が舞台でした。ザブングルの松尾さんが浦島太郎になっていたり、加藤さんが桃太郎になっていたり、鳥居みゆきさんが姫になっていたりするのも面白かったです。長州小力さんの金太郎も良い人で楽しかったです。浅田真央さんが「きんたろう」の「き」にアクセントを置いて話していたので、スタッフの人に少し不思議に思われていました。

真央さんも舞さんも小塚さんもミッションに挑戦していたのですが、真央さんよりも舞さんのほうがもっと積極的で、ハンターに見つからないように隠れながらも素早く歩いていて、勇気があってすごいなと思いました。しかも、最後の桃太郎のミッションに誰も成功することができず、ハンターが14体になってしまった直後、すぐに「自首」を選択し、自首のための文章を急いで書いている時にハンターに発見されても、ハンターから逃げながら階段を上って、ギリギリで和尚さんに渡すことができて、これもまたすごいなと思いました。

小塚崇彦さんは走るのがとても速くて、3回くらいハンターに見つかってもそれを振り切って逃げていました。最後の30秒はハンターと見合って井戸の周りを回りながら逃げ続け、そのままタイムアップになって逃げ切ることに成功していて、本当にかっこいいなと思いました。“お金がらみ”のミッションは欲が出るからという理由で参加しないことにしていたのも何だか良かったです。

ところで、フジテレビで放送されていた「スターズ・オン・アイス」のダイジェストを見たのですが、小塚さんの部分は少ししか放送されなくて残念でした。浅田真央さんはシンプルな白の衣装を着て、久しぶりにショパンの曲で滑っていて、落ち着いた雰囲気で、とても良かったです。高橋大輔さんは引退したランビエールさんの振り付けで「アメリ」を滑っていました。静かな曲で、本当にランビエールらしい感じの振り付けで、面白いコラボレーションだなと思いました。今シーズンのフィギュアスケートも楽しみです。
プロフィール

Author:カンナ
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