「明日の光をつかめ」第20話

7月から始まったフジテレビの昼ドラマの「明日の光をつかめ」を録画しながら見ています。昼ドラマを見るのはかなり久しぶりなのですが、このドラマはとてもよくできて、登場人物の描き方も丁寧で、毎日の話を見逃さないようにしています。脚本は、「夫婦道」や「3年B組金八先生」の清水有生さんです。

「たんぽぽ農場」で農業を手伝いながら社会復帰を目指す人たちの話で、最初の頃は暴力的な辛い場面も時々あったのですが、いじめられている友人を助けたことで代わりにいじめられるようになってバスケットボール部を退部した沢口遙(広瀬アリスさん)も、母親の目の前で父親を刺してしまった桜木翼(榊原徹士さん)も、過去の被害に苦しめられて自殺しかけた水島アヤメ(外岡えりかさん)も、アヤメを助けようとして少年院に戻された成田幸宏(吉武怜朗さん)も、みんな丁寧でさわやかに描かれているので、後味が悪くなることなく見ることができます。野原大樹(松川尚瑠輝さん)も少し乱暴な話し方をする人なのですが、幸宏のことを信じて匿おうとしたり、小早川裕也(平野心暖さん)の希望で母親を探し出して一緒に訪ねようとしていたり、翼の資料を勝手に見たアヤメを注意したり、面倒見が良くて優しくて、いいお兄さんです。

主催者の北山修治(渡辺いっけいさん)は、過去に妻と長男を通り魔の少年に殺されたことがあるのですが、長女の有里(優希さん)の反対を押し切って、「たんぽぽ農場」を作り、看護師になった有里さん(矢沢心さん)は父親のことが心配で、一応農場の手伝いをしているのですが、まだ認めてはいないようです。北山さんは以前は仕事人間で、家のことはほとんど省みなかった人のようで、家族が事件に巻き込まれた後、有里さんにそのことを指摘されていました。

沢口家は地元の名家だったらしく、遥と弟の翔(清水優哉さん)は良い人なのですが、両親は少し卑劣な性格をしているようで、遥は反発しています。

昨日は、第20話「体温」でした。
新田三郎(不破万作さん)と妻の昌子(藤田弓子さん)は、地元の農家をまとめている有力者で、人に対する偏見がなく、北山さんを助けて「たんぽぽ農場」の応援をしてくれていたのですが、その新田三郎さんが遥の誕生日会の後、急に病に倒れ、そのまま亡くなってしまいました。みんなが涙を流して泣いている中、一家心中で一人生き残った中園満(齋藤隆成さん)は、それが理解できず、北山さんに「死」とはどういうことなのか尋ねていました。
北山さんは、棺の蓋を開け、新田さんの手を触ってみるように言いました。冷たい手を触った満ははっとしていて、北山さんはこれが死ぬということで、腕相撲をしてくれた時のような元気な新田さんにはもう会えないから、みんなそれが悲しくて泣いているのだと話していました。しばらく考えていた満は、朝になって一家心中をした日の家族の足跡を辿っていました。
記憶の中では、満の家族は仲が良さそうで、楽しい小旅行のようにその日一日を過ごしていたようなのですが、両親は何を苦にしていたのか、崖の上に車を止めると、そこから降りて、妹は父親と一緒に先に飛び降り、満は母親に連れられて飛び降りていたようでした。気が付いた時には、満は病院で治療を受けていて、医師から家族の亡くなったこと、奇跡的に満だけが生きていたことを告げられて、それを静かに聞いていました。
家族が死んだと聞いた記憶と、新田さんの遺体の記憶を重ねた満は、急に「死」を理解した様子で、崖の上で叫んで頭を抱えていました。
「たんぽぽ農場」では、新田さんの棺が運び出されようとしていたのですが、北山さんも昌子さんももう一人の子が帰って来るまで待ってほしいと頼んでいました。そこへ、満が急いで帰ってきて、新田さんの顔を見て「じっちゃん」と呼びかけながら、涙を流していました。

自分にとって辛い現場を訪れることは、一種のショック療法だと思いました。満の場合は、事件の時点から時間が止まっていたような感じだったので、家族の「死」を理解して受け入れたことで、そこから解放されたのかもしれません。初めの満が、新田さんの遺体を前にしても、他の人たちのように悲しんだり、泣いたりしていなかったことを、北山さんや仲間たちが指摘したり、責めたりしていなかったことも良かったと思いました。

優しい新田さんが亡くなったことで、「たんぽぽ農場」の今後にも何か影響があるようです。

ところで、第1話を見た時、私としては、「女王の教室」の松川尚瑠輝さんや、「砂の器」や「光とともに・・・」の齋藤隆成さんが出演していることも嬉しかったです。渡辺いっけいさんは光君の小学校の校長先生でもありましたし、何となく嬉しい気持ちになりました。

乱歩の世界に影響を受けた作品の展示会

先日、東京の池袋の東武百貨店の「甦る江戸川乱歩の世界展」と「ミステリと私」という展示会を見に行きました。

お客さんもそれほど多くなかったので、見やすくはありましたが、乱歩の直筆の作品は、色紙と書きかけの原稿用紙3枚でした。乱歩の出版物、少年探偵団のDBバッジや手帳やかるたもいくつか展示されていました。少し物足りないような気もしたのですが、無料ですし、見ないよりは、見て良かったと思います。

内容は、主に「乱歩作品にインスパイアされた」という現代の作家たちの作品の展示で、販売もしていたようでした。パンフレットには、横尾忠則、多賀新、丸尾末広、石塚公昭、藤田新策、山田貴敏、橘小夢、という方々の名前が書かれています。乱歩の本の表紙や挿絵などを手がけている方々の作品は、何となく見たことはありました。石塚公昭さんによる乱歩の人形と写真は、乱歩の世界の雰囲気があって良かったです。

でも、どちらかというと、私には不気味に思えるような作品が多く、見ていて少し憂鬱な気分になりました。数年前に偶然見ることになってしまった澁澤龍彦さんという方の幻想美術と呼ばれる作品の展覧会での、このような雰囲気の人形や絵なども、私にはとても苦手なものでした。その作品群における“美しさ”が、私にはいまいちよく分かりませんでした。でも、このような作品は、人気があるようですし、好きな人はとても好きになるのだろうなと思います。

乱歩に影響を受けたとされる作品の多くには、絵画にしても、映像作品にしても、なぜかいわゆる「エログロナンセンス」?というようなものの要素が入っているように思うのですが、それが私には少し苦手なのです。私には、乱歩の作品の中に、そのような生々しいような、毒々しいような要素はあまり入っていないように思えるのです。乱歩の文体によるものなのかもしれません。それなので、乱歩本人の作品は、小説でも随筆でも面白くて、何というか、私は安心して読めるのですが、それを元にして作られた作品には怖い感じのものが多いので、一体どうしてだろうと思ってしまいます。乱歩の小説の表紙の絵も挿絵も、私としては、無いほうが助かると思うことがよくあります。

また、立教大学の隣の「平井太郎」の表札のある「旧江戸川乱歩邸」を少し見た後、「選べる本屋」というような看板を見て、何だろうと思い、マルイの上階の「ヴィレッジヴァンガード」というお店に行きました。名前は聞いたことがあったのですが、行ってみると、雑貨と本などが迷路のように置いてあって、不思議な音楽が常に流れていて、私には少し雑多な雰囲気のお店でした。

最近は本屋さんに行っても、なかなか漫画のコーナーを見ることがなかったので、私には表紙を見ただけで何となく憂鬱になるような雰囲気の漫画が多くて驚きました。私のような人には苦手かもしれないですが、おしゃれな感じ?の人たちには楽しめるのだろうなとも思いました。

私としては、その中に岡田あーみんの作品『お父さんは心配性』、『こいつら100%伝説』、『ルナティック雑技団』が並べられていたことは、驚きました。嬉しくもあったのですが、私は岡田あーみん先生の作品がとても好きなので、少し複雑な気分でもありました。でも、もしかすると、今の私にはまだ分からないだけで、本当は良いお店なのかもしれません。

「警視庁継続捜査班」第2話

テレビ朝日の「警視庁継続捜査班」の第2話を見ました。初回を見て残念に思っていたのですが、第2話は、第1話は何だったのかと思うくらい、少し違う雰囲気になっていました。

貴志真奈美(木村佳乃さん)の入院している父親の徳治郎(橋爪功さん)は、10年前に4人の女性を殺した「雨の日の悪魔」を呼ばれた連続殺人犯の土蔵亀生を逮捕し、犯人は服役中に死亡したため、事件は終わったのですが、犯人が持ち去ったという被害者の衣服から1つずつ切り取った計4つのボタンが見つからなかったため、冤罪の可能性をわずかに残しているのではないかと考えて悔やんでいました。土蔵は最初は優しい子だったらしいのですが、家庭環境の悪さから次第に性格が歪んできて、凶暴なカミツキガメを育てるようになり、そんな自分を笑った女性たちを殺したということでした。

同じ手口の殺人事件が起こり、貴志さんがプロファイリングをした結果、今回の事件には警察への抗議や挑戦の意志が込められていると分析しました。当時徳治郎さんと捜査をしていた刑事の福角恒男(矢島健一さん)は、徳治郎さんは誤認逮捕をしたと言い、貴志さんたち継続捜査班をバカにしているようでした。

福角刑事は、当時自分が犯人だと主張していた綾辺瞬(永田良輔さん)を疑っていて、しつこく瞬さんに付きまとっていました。瞬さんは、メイド服を着て女装をして街を歩いたり、人の家を覗いて写真を撮ったり、洗濯物を持ち去ったりする趣味があり、福角刑事はそれを犯罪の証拠に利用しようとしていました。

徳治郎さんも瞬さんには殺人犯の気のようなものが感じられないとして容疑者から外していたようなのですが、瞬さんに合って、人を殺すような攻撃的なタイプではないと考えた貴志さんは、さらに瞬さんの部屋を調べて、被害者のものらしきボタンがあるのを見つけ、疑問を持っていました。

貴志さんは、当時父親が見つけることができなかったボタンを探すため、再び土蔵家を徹底的に家捜しすることにしました。それを見に来た福角刑事は、貴志さんを笑っていたのですが、自分が犯人だと疑われていることを知ると焦り出し、土蔵さんが育てていたカミツキガメの水槽を見て預けられているとされた水族館を訪れ、土蔵さんのカメがいないかを探していました。見つけたと思った時、貴志さんや矢吹慎一(筒井道隆さん)、水城紀子(余貴美子さん)が近くにいて、そのカメは違うと教えました。すでに土蔵さんのカメを見つけて、お腹の中から、土蔵さんが食べさせていた劣化したボタンを発見したということでした。それでも、福角刑事は瞬さんの部屋のボタンのことを主張したのですが、それは、被害者の衣服を警察が処分する時に福角刑事が引き取ったものだということが分かったそうです。福角刑事が自殺に見せかけて殺害した瞬さんは生きていたようなので、その証言も得ることができるようでした。福角刑事は、学生の頃に瞬さんの母親を好きだったという過去があり、綾辺家への恨みも重ねていた、迷惑な刑事でした。

現場の倒して置かれていた鑑識番号札が示していたのは、犯行日と場所だったのですが、場所を示す暗号の説明が私には少し難しかったです。福角刑事のように、模倣犯が、最初は元の事件通りに雨の日に行っていたものを、次第に晴れの日にも実行したりして、自己流にして行くというのは、ありそうなことだと思いました。

少し複雑でしたが、今回は事件の謎の部分の説明があったので、良かったです。筒井道隆さんの矢吹さんも、第1話と違い、落ち着いて捜査をしていて良かったです。ラップを巻くという犯行の内容や被害者の描き方は、第1話と同じように、私にはひどく思えましたが、きれいな事件などないと思えば、仕方がないのかなとも思いました。でも、やはり少し苦手です。

木村佳乃さんの貴志真奈美さんと、橋爪功さんの父親の徳治郎さんの場面が良かったです。

「GOLD」第4話

フジテレビのドラマ「GOLD」の第4話を見ました。今回も良かったです。

早乙女悠里(天海祐希さん)が経営する会社のエステ部門の責任者の相馬幸恵(賀来千香子さん)には、10年前にパチンコ店の駐車場に自分の子供を置き去りにしていて、暑さで死なせてしまったという過去がありました。それを知った従業員たちの間で噂になり、相馬さんを辞めさせるように悠里さんに進言したり、焦がした赤ちゃんの人形を置いて見せるという嫌がらせをしたりしていて、それを秘書の新倉リカ(長澤まさみさん)から聞いた悠里さんは、全ての従業員たちを集め、相馬さんが病院で火ぶくれになって亡くなった子供を抱えて狂気のように泣いていたことや、自殺するかもしれなかったことを従業員たちに話していました。悠里さんは、相馬さんの過去を理解し、優秀な人材だったため自分の会社に雇い、責任者にもしていたのでした。

悠里さんが話していたように、そこで自殺をすることは自分が罪の苦しみから逃れて楽になることだからいけないというような考え方で生き続けていくことは、大変なことなのだろうと思いました。相馬さんは精神安定剤のようなものも服用していなかったということなので、自分の精神力だけで、絶望から立ち直った、あるいは倒れないように努力し続けている人のようでした。

誰かを傷つけようとする“いじめ”の心は子供の中だけではなく、大人の中にもあり、世の中の文明は進歩し続けても、人間の心は進歩しないということを話し、悠里さんは従業員たちに、そのような相馬さんの過去を罵って、息の根を止めようとすることは許さない、気に入らなければ辞表を提出するようにと話していました。従業員たちの中には、子供から家庭内暴力の被害を受けている清掃員の丹波聖子(エド・はるみさん)もいて、悠里さんの話を聞いていました。

相馬さんは、悠里さんが辞めないように説得したのですが、優秀なスタッフがもし辞めてしまったらエステ部門は立ち行かなくなってしまうかもしれない、自分がいることで会社に迷惑はかけられないと言って、辞表を提出し、悠里さんの家を出て行きました。そのとき、相馬さんを見送っていたリカさんは、相馬さんが亡くなった自分の子供の手を引いて歩いているように見えていました。リカさんには霊感があるということだったので、本当にそうだったら幸せそうでいいなと思いました。

明石辰也(寺島進さん)の部屋で暮らしている次男の早乙女廉(矢野聖人さん)は、心臓の病気だということをリカさんに話していたのですが、悠里さんには絶対に話さないと言っていました。母さんに不良品と思われたくない、自分が一番を取った時の母さんの笑顔がもう見られないことが悲しいというようなことを廉さんが話していたのが、かわいそうでした。

悠里さんは、最初の討論会の場面で、同じような能力や環境の子どもばかりで集まってしまう小学校や中学校の私立は廃止し、雑多な公立に通うべきという話をしていて、早乙女家の兄弟は公立に通っていたらしいのですが、廉さんの話によると、優等生らしく見える長男の洸(松坂桃李さん)は、当時は学校一のワルだったそうです。悠里さんと三男の朋(大江駿輔さん)が庭で浴衣を着て花火をしている時の洸さんも優等生の感じで悠里さんと話していて、朋さんが兄をすてきと感心していました。

長女の晶(武井咲さん)と一緒にいる宇津木洋介(綾野剛さん)は、明石さんに話したことによると、実は、悠里さんの兄の修一(水上剣星さん)の子供だったようです。しかも、修一さんは事故死ではなく、自殺だったと言うことでした。洸さんと廉さんは、祖父の惣一(夏八木勲さん)からその話を聞いていて、修一さんの遺書もあるということだったのですが、悠里さんには自殺ということをまだ教えていないようでした。

今回は面白いというよりは、深刻な場面が多かったです。リカさんが転校先で女子たちからいじめられたのは、人気の男子たちがリカさんのことを好きだったからということで、それを聞いた悠里さんはリカさんを車から降ろして置き去りにしていました。あと、リカさんが育てているトイプードルの名前は金メダルの金ちゃんになっていました。金ちゃんと呼ばれて振り向いていたのがかわいかったです。

このドラマは、連続ドラマの作り方としてよくできているなと思います。最近は連続と言っても、一話完結型のドラマが多いので、ドラマの最後に次回に続く新たな謎が提示されるというのは楽しいです。また、私としては、最後にSuperflyの「Wildflower」が流れてくる場面が何となく楽しみでもあります。

「ジョーカー 許されざる捜査官」第3話

フジテレビの「ジョーカー 許されざる捜査官」の第1話を見て、私には事件の捜査方法や被害者や犯人像など登場人物の作り方などが雑で、いまいちだなとは思ったのですが、第2話と第3話も一応見てみました。でも、初回の印象が変わることはありませんでした。

第2話での最後、放火をして入居者を殺害し保険金を奪おうとした罪の容疑者となった老人ホーム経営者の春日恒夫(鈴木浩介さん)を、捜査一課の伊達一義(堺雅人さん)が改造銃で撃った時、それを鑑識員の久遠健志(錦戸亮さん)に見られていました。伊達さんは、やはり麻酔で容疑者を眠らせていたようでした。久遠さんは伊達さんの仲間になりたいようでしたが、伊達さんはそれを断っていました。

第3話では、またほとんど捜査をしないうちに、来栖淳之介(平山浩行さん)たち警察は女性と元ストーカーを無理心中だと思い込んでいたのですが、伊達さんは女性の婚約者の山原哲司(黄川田将也さん)を疑いました。伊達さんは、断熱カーテンを使って死亡推定時刻を遅らせたのではないかと考えたのですが、伊達さんと宮城あすか(杏さん)が確認しに行った時にはその女性の部屋のカーテンはすでに山原さんによって片付けられていました。

証拠がないまま、早まった久遠さんは、山原さんの職場である学校の理科室で山原さんを拘束し、自白を強要していました。久遠さんから送られてきたその映像を見た伊達さんは、急いで学校に駆けつけました。殴られながら、久遠さんの肩の火傷のような痕を見た山原さんは、久遠さんが親から虐待の被害を受けていたことを言い当て、弱いと言って久遠さんを笑いました。それに腹を立てた久遠さんは、改造銃で山原さんを脅し、山原さんは自分が女性をベルトで絞めて殺したと言いました。ちょうど拘束されていた縄を外し終わった山原さんは、座っていた椅子で久遠さんを殴り、理科室に来た伊達さんに正当防衛だと言いました。しかし、伊達さんから、ベルトという警察が公表していない情報を知っているのは犯人だけだと言われた山原さんは、なぜか自白をし始めました。それによると、殺したのは女性が父親の治療費として貯めていたお金を使い込んだことを責められたためということでした。また女性へのDVは日常的に行われていたようで、女性はなぜかそれでも山原さんとは別れようとはしていなかったようなのですが、その話を聞くと、久遠さんは怒って銃で山原さんを殺そうとしました。

伊達さんは慌てて止めて、殺さずに終身刑にする、被害者たちのように終わりのない苦しみを味あわせると言い、山原の首をしめて意識を失わせました。自分とは違うという伊達さんに、久遠さんは、自分も普通ではない、苦しくてどうにかなりそうだと打ち明けました。どういうわけか山原さんは被害女性の印鑑と通帳を学校の理科室の引き出しにしまっていたようで、伊達さんはそれを取り出して久遠さんに手渡すと、これを被害女性の両親に届けることが最初の仕事だと言いました。仲間にすることにしたようです。

容疑者を後部座席に乗せたまま、伊達さんが久遠さんに話したことによると、容疑者はある場所に閉じ込められて一生を送るのだそうです。車が埠頭に到着すると、そこに待っていたのはバーのマスターの三上国治(大杉漣さん)でした。三上さんがクルーザーを運転して容疑者をどこかに運んでいるということでしょうか。

犯人とされた人たちがどこに連れて行かれるのかも、伊達さんたちの目的も、今のところまだよく分かりません。

それにしても、ほとんど捜査をしていないため、伊達さんが犯人だと疑う人物の犯行の証拠を見つけられないことが、その人を容疑者として検挙できない、あるいは“法で裁くことができない”主な理由だと思うのですが、「必殺仕事人」と違い、遺族からの依頼を受けて伊達さんたちが容疑者を社会から消すというわけでもないようですし、犯行の証拠を発見できない犯人らしき人を、感情的になって“正義”と言って私刑にするということは、良くないことだと思います。
また、日々起こっている殺人事件の中から、伊達さんが私刑にする人を選ぶ時、伊達さんが捜査に関わって検挙できなかった人ということを基準にしているのなら、もっと良くないことだと思います。

片桐冴子(りょうさん)の話によると、捜査一課の課長の井筒将明(鹿賀丈史さん)も、何か昔の事件の容疑者だったことがあるようですし、ひどい警察組織を描いているのかとも思います。でも、ドラマの初回が始まる前までは少し楽しみにしていたので、私としては残念です。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム