「デカワンコ」第3話

日本テレビの「デカワンコ」の第3話を見ました。

冒頭の、お台場海浜公園?での警視庁刑事部捜査一課第八強行犯捜査殺人捜査第13係の刑事たちによる張り込みと逮捕劇の場面がとても面白かったです。砂浜を引きずられたり、海の中に飛び込んだり、派手な感じの演出なのですが、どこかほのぼのとしていて楽しそうでした。

第3話は、品川の飲食店での強盗殺人事件の容疑者の二人のうち、一人の岡田(片桐仁さん)は確保されたのですが、もう一人の共犯者で離婚歴のある中村(佐野圭亮さん)の逮捕をめぐって、第13係の花森一子(通称ワンコ、多部未華子さん)と桐島竜太(通称キリ、手越祐也さん)が、「刑事はホシを挙げてなんぼだ」と、犯人の逮捕を目指す話でした。

一子が嗅覚で犯人を見つけ無事に確保できたことを、桐島さんは悔しく思っていて、小松原勇気(通称コマ、吹越満さん)に注意されてからも、一子には“上から目線”の態度を取っていました。一子は、容疑者の離婚した妻と娘の部屋を桐島さんと見張るために経費で部屋を借りていて、ある夜、桐島さんがコンビニで買ってきたばかりの肉まんの臭いを嗅いで、痛んでいるから食べないほうがいいと言ったのですが、何も知らない桐島さんはその肉まんを食べてお腹を壊してしまいました。それでも、元妻の前に現れた容疑者を二人で追いかけたのですが、お腹が痛くなったことで容疑者を取り逃がし、一子も捻挫をしてしまい、二人は捜査からは外されてしまったのですが、名誉挽回のために、桐島さんは一子の嗅覚を認め、一子を背負って警察犬のミハイル・フォン・アルト・オッペンバウアー・ゾーンの後を追って行くことになりました。「ワンコ、嗅げ!」というキリさんの命令を受けて、一子が車の運転席の臭いを嗅いでいたのが面白かったです。

鑑識課の田村和正(田口トモロヲさん)と共に車から降りてきたミハイル号が、足を怪我して赤いタータンチャックの松葉杖を付いている一子の姿を見ているという場面では、ミハイルの目線で白黒の色で一子を見ているという演出が良かったです。

張り込み場所に愛犬のパトラッシュを連れてきていた一子は、ミニチュアダックスフントのカールの散歩中に容疑者の中村さんの娘の涼子(大森絢音さん)と仲良くなっていて、その臭いを追って品川方面の神社にたどり着き、中村さんが娘に誕生日プレゼントを渡しているところに、桐島さんと一子が“夫婦”として挨拶に行き、一子と涼子ちゃんがプレゼントの帽子を見ている間に桐島さんが中村さんを説得し、自首をするように勧めたようでした。娘の前で逮捕されることにならなくて良かったです。

取調室では、重村完一(通称シゲさん、沢村一樹さん)が岡田さんに対して、被害者の幽霊が見えると言って怖がらせていたのですが、今回の落としのシゲさんは、面白いというよりは何だか少し怖かったです。岡田さんは、店員を刺し殺したのは自分だと自白したようでした。奪ったお金は、中村さんがその飲食店に返していたようでした。

一子は拘置所の五十嵐太一(通称ガラさん、佐野史郎さん)に報告をしに行っていたのですが、ホシを挙げるということについて、刑事はホシを作ることができるから怖いと話していました。そして、またガラさんと一緒に働きたいと言う一子に、五十嵐さんは、罪を償っても刑事には戻れないと話していました。

警視総監の松田洋雄(伊東四朗さん)はコマさんの姪を連れて、なぜか浅草の一子の祖父母(上田耕一さん、今井和子さん)のおもちゃ屋さんに来ていました。コマさんの姪は、メイド喫茶を辞めて、このお店で働くことになったようなのですが、松田警視総監と一子の祖父には何かつながりがあるようで、しかも、一子の祖父のほうが立場が上のような感じでした。

あと、柳誠士郎(通称ヤナ、大倉孝二さん)は交通課の青木琴美(渡辺直美さん)を好きということなのですが、琴美さんは、小松原さんをかっこいいと言っていました。一子とコマさんとヤナさんが店先でお好み焼き?を食べている場面も良かったです。一子の祖父母は、一子たちの話を何となく聞いていたのですが、分かるような分からないような感じで頷いていました。

最後の場面では、桐島さんの汗の臭いを嗅いだ一子が「刑事のにおいがします」と言っていて、桐島さんはみんなに少しからかわれていました。今回もまた、音楽がドラマに合っていて楽しかったですし、毎回変わる多部未華子さんの一子のロリータ・ファッションも、すっかり刑事たちの中に溶け込んでいて、かわいかったです。

アジアカップで4度目の優勝

サッカーのアジアカップのカタール大会の決勝戦、日本対オーストラリアの試合を、私は夜中に観戦していました。

90分の試合では決着がつかず、延長戦に入ったときは、どうなるのだろうと思っていたのですが、その後半4分頃、長友選手の正確なクロスボールを、延長戦から途中出場した李忠成選手がフリーの状態で受け取ることができて、さらにとてもきれいなボレーシュートを決めていて、すごいと思いました。ようやく日本が1点を獲得し、そのままゴールを守りきり、優勝を飾ることができたので、本当に良かったです。2大会ぶりの4度目の優勝です。インタビューによると、李忠成選手は、「ヒーローになる」と自分自身に言い聞かせていたようです。そのような気持ちが、途中出場する試合の場所では大事なのかもしれないと思いました。北京オリンピック世代の選手の活躍というのも、とても良かったです。

決勝戦の試合後には、長友選手が、韓国戦での小指骨折という怪我のために、決勝戦に出場できなかった香川真司選手の10番の白のユニフォームを掲げながら歩いている姿が映されていました。

GKの川島選手は、韓国戦でのPKを止めていた場面は本当にすごくて、私は2004年の中国大会での川口選手を思い出したのですが、決勝戦でも危ないボールを何度も防いでいました。シリア戦で川島選手が退場になったのは誤審だったということなのですが、その後日本サッカー協会はなぜかアジアサッカー連盟に抗議文書を提出しなかったようです。

優勝できたことには、試合の最後まで集中力を切らさないでいた日本代表選手たちの強い精神力や団結力もあったと思うのですが、ザッケローニ監督の采配も的確だったのだと思いました。今回の大会では、途中出場の選手が点を取る場面も多かったような気がするのですが、それは、監督と選手の間に信頼関係のようなものが築かれていたからなのかもしれないと思いました。

前回の2007年のオシム監督の頃のアジアカップでは、4位になったということも残念だったのですが、私としてはそれよりも、試合そのものをあまりテレビで放送しなかったり、「なかったこと」のようにして話題を避けたり、当時の日本サッカー協会やマスコミ関係が、アジアカップやその後のコンフェデレーションズカップを重視していない雰囲気がとても残念に思えていました。

でも、今回は優勝することができたので、まだ先の話ですが、2013年のコンフェデレーションズカップに出場することができます。トルシエ監督の時は、コンフェデレーションズカップもその後の日韓大会も私は楽しめたのですが、ジーコ監督の時は、アジアカップと、ワールドカップドイツ大会の前のコンフェデレーションズカップでの試合がピークのようになってしまったようにも思えました。“ザックジャパン”が続くかどうかはまだ分かりませんが、今度の日本代表は、その後のワールドカップ本番でも上手くいくといいなと思います。

「美しい隣人」第3話

録画しておいた、フジテレビの「美しい隣人」の第3話をようやく見ることができました。

今回は、前回の最後の、マイヤー沙希(仲間由紀恵さん)が暗い部屋の窓から手招きをして、矢野絵里子(檀れいさん)がそれを見て外に出て行く場面から始まっていました。絵里子さんがインターホンを押そうとしたときに沙希さんがドアを開けたので、少し驚きました。沙希さんの家に招かれた絵里子さんは、沙希さんが絵里子さんの「ホタル日記」を見ていたことに気付き、沙希さんは絵里子さんに、あまり個人的なことを書かないほうがいいと話していました。それから二人は赤ワインを飲むことにして、沙希さんは、絵里子さんに、奥さんのいる人を好きになったと打ち明けて、絵里子さんは好きになるだけならかわいいものだと言って笑っていました。

絵里子さんが酔って眠っている間に、沙希さんは矢野家へ侵入し、部屋のものをいろいろ見ていました。少ししてアルバムを見つけると、それを開いて、絵里子さんと夫の慎二(渡部篤郎さん)との結婚式の写真や息子の駿(青山和也さん)の写真を見ていました。生まれたばかりの頃の駿君の写真を見た沙希さんは、2階へ上がり、各部屋のドアを開けて駿君の部屋を探していました。駿君は、絵里子さんの寝室の奥の部屋で眠っていて、沙希さんは眠っている駿君の首の辺りを手でゆっくりと押さえてつけていたのですが、駿君が何となく「ママ?」といったのを聞くと、手を離して駿君を抱きしめていました。

沙希さんは、絵里子さんのママ友達の相田真由美(三浦理恵子さん)の喫茶店へ行き、真由美さんに自分の夫の浮気の悩み相談をしていたのですが、真由美さんが実は離婚したことがあると打ち明けると、知っていると伝え、絵里子さんから聞いたのかと尋ねる真由美さんに、それとなくそうだという感じで頷いて、最近絵里子さんに対して少し怒っていた真由美さんが絵里子さんに対してさらに不信感を持つようにしていました。

絵里子さんと駿君がスーパーで買い物をしていると、なぜか怒っている様子の真由美さんに会い、その態度に戸惑っていました。真由美さんは沙希さんと買い物に来ていたのですが、帰りは真由美さんが一人で歩いて帰ると言ったらしく、沙希さんだけが絵里子さんの車で送ってもらっていました。その場面の、駿君が後部座席から母親と沙希さんを交互に見ていたのが良かったです。

帰り道の車の中で、絵里子さんは、池で亡くなった男の子の両親に会ったことと、夫の母親(草笛光子さん)が入院している病院でその父親(高知東生さん)に声をかけられ、「妻が授かりました」と聞いたことなどを沙希さんに話していたのですが、それを聞いた沙希さんは、自宅に戻ると家の中の物に八つ当たりをして、部屋を散らかしていたようでした。そこに、電源の入ったデジカメが落ちていて、画面には、駿君と同い年くらいの男の子と沙希さんの姿がありました。

回想によると、公園でその二人の写真を撮影したのは、真由美さんの喫茶店でアルバイトをしている松井理生(南圭介さん)でした。その男の子は、沙希さんのことをママと呼んでいたのですが、それが池で亡くなったハヤト君という子なのかどうかは、まだよく分かりませんでした。理生さんは、喫茶店に来ていた強気の沙希さんから猫は元気かと訊かれて、脅迫なのかと言い返していたので、何かを知っているのにあえてそれを言わないようにしている人のようです。

大阪の慎二さんは、沙希さんのことが気になり、しばらくは迷っていたのですが、ついに沙希さんへ電話をかけてしまいました。その時沙希さんは電話に出ないようにしていたのですが、慎二さんが出張先から絵里子さんの元へ戻ったのを窓から確認すると、慎二さんに来週大阪へ行くとの電話をかけ、慎二さんは、仕事の電話だと絵里子さんに嘘をついていました。

それから、駿君のスイミングスクールに新しくヒロ君という元気そうな男の子が入ってきて、この名前が気に入っていると駿君に話しかけていました。真由美さんは、まだ絵里子さんに対して不機嫌な態度を取っていました。

法律事務所から封書が届けられた沙希さんは、夫の代理の弁護士に、離婚の条件として直接夫と話がしたいと頼んでいて、沙希さんが待ち合わせをしていた夫は、外国人ではなく、高知東生さんの人でした。

謎が多いですが、今回も良かったと思います。でも、今のところ一番謎の人物なのは、理生さんのような気もします。理生さんの感情があまり描かれていない感じがするのでそう思うのですが、どうなのでしょうか。沙希さんの脅迫の言葉?の意図は不明ですが、理生さんが面倒を見ている猫が元気でいるといいなと思います。

それにしても、私としては、東方神起の「Why? (Keep Your Head Down)」が、やはりこのドラマのエンディングの曲としては少し合わないように思います。慣れるかなとも思っていたのですが、今のところまだ慣れません。沙希さんが慎二さんに電話をかけていた場面で流れていた挿入歌のような音楽のほうが合っているような気がしました。

「相棒season9」第13話

テレビ朝日の「相棒season9」の第13話「通報者」を見ました。とても良かったです。脚本は、太田愛さんでした。

生活保護を受けながら暮らしている中学3年生の藤吉祐太(溝口琢矢さん)が、証明写真を撮りに行ったある夜、女性が首を絞められているところを目撃し、すぐに通報したものの、自分とまだ小さい妹との生活を守るために、嘘をつき続けるという話でした。

祐太さんは、うつ病の母親の美奈子(内田量子さん)と妹のゆめ(山岡愛姫さん)と生活保護を受けながら静かに暮らしていて、月に一度、市役所の職員の細野(上田茂さん)が祐太さんたちの様子を見に来ているようで、高校へ進学することを祐太さんに勧めていたのですが、祐太さんはその意志がないことを伝えていました。また、美奈子さんの姉の美里(阿南敦子さん)はホステスをしているからなかなか子供たちの面倒を見ることができないと話していました。

しかし、殺された生け花教師の笠井俊子(益田ひろ子さん)には恐喝などの前科があったこと、笠井さんの部屋が何者かに荒らされていたこと、笠井さんに生け花を習っていた旧家の当主の宗像綾乃(堀ひろこさん)が笠井さんから恐喝されていたこと、海外に行っているはずの綾乃さんの婿養子で大学教授の夫が9月から家を出て行っていること、9月頃から祐太さんが意地悪な同級生に仕返しをしなくなったこと、中学校で盗撮騒ぎが起きていたこと、笠井さんが祐太さんの中学校の文化祭にも生け花を教えに来ていたこと、笠井さんの部屋から文化祭のパンフレットがなくなっていて、さらにグラスウールという断熱材の欠片が見つかったこと、その断熱材は建築業以外では造園業でも使われていること、祐太さんと綾乃さんが知り合いらしいこと、笠井さんが祐太さんに話しかけていたこと、などが明らかになっていくと共に、祐太さんの生活環境も次第に明らかになっていきました。

祐太さんたちに危険が迫っていることを察した右京さん(水谷豊さん)と神戸さん(及川光博さん)は、盗んだ証明写真によって殺人の目撃者である祐太さんの家を突き止めて買い物帰りの祐太さんを脅して家の中に押し入っていたらしい犯人に対して、右京さんが玄関先から気を引いて時間を稼いでいる間に、神戸さんと捜査一課の伊丹さん(川原和久さん)と芹沢さん(山中崇史さん)が別の部屋から家の中に入って犯人を取り押さえることができ、部屋の中にいた妹も無事だったのですが、そこに母親の美奈子さんの姿はありませんでした。

美奈子さんは彩乃さんの夫と不倫関係にあったようで、二人は全てを捨ててどこかへ行ってしまったようでした。祐太さんは夏休みの頃から二人の関係性を知って、母親はずっと寂しかったのだと思ったようでした。9月の始業式の日に何か予感がして家に引き返すと、机の上に通帳だけが置かれていました。それから祐太さんは、施設へ入ることなく今の家で妹と暮らしていくため、3人分の生活保護費を受け取ることができるように、母親が家にいる振りをし続けていたということでした。祐太さんが通報時に名乗らなかったのも、学校で大人しくするようになったのも、保護者がいないということを周囲に知られないように努力していたからでした。市役所職員の細野さんが訪問する日、病気の美奈子さんの振りをしていたのは、伯母の美里さんでした。祐太さんは、笠井さんに母親がいないことを知られ、母親の分の生活保護費を渡すように恐喝されていました。

母親がいなくなったのを知って、祐太さんは自分が妹にとって最後の家族だから何があっても妹を守ると決めたと話していました。清掃会社への就職も決まっていたため、もう少しして中学を卒業したら、美里さんに保証人になってもらって、二人で暮らせるようになる、妹を施設に預けなくても済むと思っていたようでした。もう一息だったのにと言う祐太さんに、神戸さんは、「君が、ゆめちゃんを守ろうとした気持ちは分かる。でも、君の事は誰が守るんだ?君はもう十分頑張った、もう十分だ」と言葉をかけていました。

その後、妹は施設へ預けられることになったようでした。朝、学校へ行く前の祐太さんが、施設の職員の人と外に出て来た妹に、「大丈夫だよ。俺はゆめを置いて行ったりはしない。すぐ帰ってくるから」と話して別れていたのですが、ゆめちゃんは心細そうな感じでした。

祐太さんの気持ちの描き方が丁寧でした。特命係の二人と話すために公園に行った時、すべり台のほうに走って行って転んだゆめちゃんを見て思わず神戸さんが助けようとしたのを止めて、ゆめちゃんが自分で起き上がるのを見守っていた場面は、本当に祐太さんは親代わりなのだなと思えました。万引きをしたことがあると嘘をついていた「トランプ」のことも、家族が揃っていて楽しかった頃の思い出の一つだったようでした。

神戸さんが祐太さんを心配し続けているというところも良かったです。神戸さんは車の中で、施設から登校していく祐太さんの姿を見守っていて、それから特命係へ行っていました。右京さんによると、祐太さんと美里さんによる「生活保護法違反」は、事情を汲まれたようで、立件されずに済んだとのことでした。ミルクティーを入れていた右京さんは、祐太さんから届いていた「いろいろお世話になりました」と書かれていた葉書きを見せながら、施設の人に勧められて高校へ進学するそうです、新しい環境にもすぐに慣れるでしょうと話すと、神戸さんは、朝の様子を思い出したような感じで「とりあえず元気に登校してるし」と言い、右京さんになぜそれを知っているのかと尋ねられて、「何となく、この文面から」と笑ってごまかしていました。

神戸さんが祐太さんのことを気にかけていた理由は、神戸さん自身が嘘をつくのが上手な子供だったと話していたこと以外は、よく分かりませんでした。でも、このような神戸さんの優しい態度が、これから先の回でつながっていくことになるのかもしれないなとも思いました。

伊丹さんが祐太さんに直接話を聞く場面などもあって楽しかったのですが、今回は何だかいろいろ盛り沢山の回だったような気がします。よくできているなと思いました。

「江~姫たちの戦国」

昨年の「龍馬伝」は途中から挫折してしまい、見たり見なかったりしていたので、今回はどうだろうと思い、NHKの新しい大河ドラマ「江~姫たちの戦国」の第3回までを一応見てみました。

でも、何と言っていいか、やはり私には合わない雰囲気のドラマかなと思いました。「篤姫」の田渕久美子さんの脚本による戦国時代の話ということで、「篤姫」や「天地人」を楽しく見ることができた方には楽しめるのではないかと思います。

今回のお江も、天真爛漫で好奇心旺盛で無鉄砲な“男勝り”?で、なぜか「面白い」と言われて評判になり主要な人物に気に入られるという、篤姫と同じようなタイプの人物として描かれるようでした。

初回から主な人物たちがすぐに登場するという感じの構成になっているのかなと思いました。浅井三姉妹の茶々(宮沢りえさん)、初(水川あさみさん)、江(上野樹里さん)が冒頭に登場し、その後しばらくして、子役の場面に変わっていましたが、すぐにまた大人の俳優が演じることになっていて、残念、というよりも少し驚きました。そして、いくら三姉妹が5、6歳から10歳ほどの年齢だとしても、戦国時代の人物ですし、江戸時代後期の長屋を舞台にした人情時代劇という感じならまだいいと思うのですが、一応“姫”ということなので、好奇心旺盛さや元気さを伝えたいのだとしても、もう少し品があってもいいような気がしました。

登場人物の話し方も現代的な感じで、明智光秀(市村正親さん)や徳川家康(北大路欣也さん)の見た目の年齢も少し高いような感じがしたのですが、羽柴秀吉(岸谷五朗さん)が織田信長(豊川悦司さん)の態度を恐れているというような場面にも、私には少し違和感がありました。それは、歴史上の人物の性格などについて、それをドラマの中で描写するのではなく、最初から“既知の人物”として登場させているからではないかと思います。

上手く伝えることができないのですが、秀吉は信長を恐れているはずだ、明智光秀は信長に足蹴にされるはずだ、信長は異国の服を着ているはずだというような、何かそのような、今までのよくある人物設定をそのまま使い、その前提のもとに制作されているのではないかというような気がしました。

浅井長政(時任三郎さん)の自害の場面や家康の妻子が殺されたという部分など人の死を扱う場面では、「天地人」的というか、イメージ映像や会話の中だけであっさり終わり、いつの間にか亡くなっているという手法が使われていたのもまた、私には少し残念に思えました。

第3回まで見た中では、私としては、秀吉の妻のおねさんを演じていた大竹しのぶさんがとても良かったです。信長に呼ばれたおねさんがお江さんに挨拶をしていた場面を見て、何だかほっとしました。
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Author:カンナ
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