「ATARU」第3話

TBSの日曜劇場「ATARU(アタル)」の第3話を見ました。

第3話では、生活安全課の安孫子哲(菅原大吉さん)に保護されることとなり、検査のために沢俊一(北村一輝さん)や蛯名舞子(栗山千明さん)に連れられて病院に来ていたチョコザイ(中居正広さん)が、沢さんの電話の話から知った、有明漁港での釣り人の転落死の事件について、自ら捜査を始めていました。

最初警察は、被害者で広告代理店の社長の弓削勝則(矢嶋俊作さん)は釣をしようとして誤って崖から転落死したと判断し、“捨てヤマ”であると判断していたのですが、チョコザイが動き出したことに気付いた蛯名さんは、休暇中だから捜査しないほうがいいという沢さんの制止を振り切って、弓削さんの死について調べ始めていました。

チョコザイは、弓削さんの遺品の中にネイルストーンの付いているペンを見つけ、それがアメリカのマイアミにあるというネイルサロンで使われているものと同じだと蛯名さんに示し、蛯名さんたちは、それを使っている一軒のネイルサロンにたどり着き、そこの従業員で弓削さんのお通夜にも訪れた小嶋裕子(高橋愛さん)が弓削社長の浮気相手であることを突き止めていました。

弓削さんの妻の啓子(高橋ひとみさん)と息子の拓海(浅利陽介さん)は、弓削社長の死亡推定時刻にはアリバイがあったのですが、蛯名家の食卓で弓削社長の診断書を見ていたチョコザイは、「エビがおかしい」と言い出し、有明漁港の市場の海苔店でで時々小さなヨコエビの入っている海苔があることを聞いた蛯名さんたちは、チョコザイのつぶやく「掃除」が、「海の掃除屋」と呼ばれる生き物の一つであるヨコエビという甲殻類のことだと知りました。ヨコエビは、甲殻類ではあるそうなのですが、エビの仲間ではないそうです。

海に転落した際にヨコエビを飲み込んでいたために、弓削社長の遺体は腐敗時間が早まっていたということでした。実際の死亡推定時刻は、当初のものよりも一日ほど遅く、その時間には、弓削社長の妻と息子が殺害現場にいなかったことを証明するものはないはということでした。

小嶋さんを自分の彼女であると主張していた拓海さんでしたが、それは父親の浮気相手だった小嶋さんを好きになった拓海さんが、母親に言いつけると小嶋さんを脅す形で、無理に彼女のようにしていたということだったようでした。拓海さんは、父親を殺すために、昔一緒に釣りに来たことのある漁港に夜釣りをしようと言って父親を呼び出し、落ちていた少し大きめの石で父親の頭を強く殴って殺害したのでした。チョコザイが気にしていた通り、被害者の耳小骨が骨折していたのはこのためだったようでした。

警察署での取調べの様子に接していた母親の啓子さんは、拓海さんのいる取調室に向かい、夫が何をしていようと関係なかった、私には息子さえいれば良かったのに、その息子も夫のようなただの男になってしまった、一体誰が私を愛してくれるのか、というようなことを悲しそうに拓海さんに伝えていました。

蛯名家の居間のテレビの報道で事件の解決を知ったチョコザイは、捜査を終了し、涙を流しながら眠り込んでいました。

今回は、病院の検査と蛯名刑事の弟で医大生の昇(玉森裕太さん)の意見によって、チョコザイがサヴァン症候群であることが言われていて、またマイアミのお店を知っていたことからチョコザイはアメリカから来たのではないかということも言われ、空港で行方不明になった「ATARU」を探しているラリー井上(村上弘明さん)も登場していました。

でも、何というか、私には、チョコザイのすごい能力があまり生かされていないようにも思えてしまいました。チョコザイのつぶやく場面が少なくなっていたようにも思います。犯人の靴と靴底に残された海岸の砂の関係は、ごく普通に、鑑識課の刑事が見つけ出すはずのものではないでしょうか。

私としては、弓削社長の妻の啓子さんの場面も、もっと描かれるべきだったように思いました。啓子さんの家族への感情が最後の取調室の場面だけで出てくるというのが、少し唐突だったように思えたのです。

第1話を見た時の私には分からないように思えていたこのドラマのコメディーの要素も、第2話を見た時には少し落ち着いてきたように思えたのですが、今回の第3話では刑事さんたちのその賑やかな、いわゆる“小ネタ”の場面が多くあり過ぎたように思いました。

このような刑事たちの場面を少なくしたなら、チョコザイの推理の場面や、被害者と関係者の場面などを、もう少し丁寧に描くことができるのではないかなと思います。

チョコザイの要素は確かに斬新だとは思うのですが、それ以外の部分が、私には少し中途半端に思え、惜しいような気がします。

蛯名家の父親で穏やかな雰囲気の達夫(利重剛さん)や弟の昇さんと、チョコザイとの少し距離感のある場面は、何となくですが、良かったように思いました。医大生の昇さんのほうが、蛯名刑事よりもチョコザイの言葉を早く理解することができるようでした。

「三毛猫ホームズの推理」第3話

日本テレビの土曜ドラマ「三毛猫ホームズの推理」の第3話を見ました。

第1話と第2話を見て少しがっかりしていたものの、三毛猫ホームズのシュシュちゃんはかわいいから今回も一応見てみようかなと、ほとんど惰性で見ることにした第3話なのですが、何というか、「古城」を舞台にした今回は、「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」のドラマのような感じで、意外と、というか過去2回と比べると、良かったように思いました。

ドラマを見始めて15分ほど経った頃から、過去2回の雰囲気と違うなと思いながら見ていたのですが、エンドロールによると、今回の第3話の脚本は、第1話と第2話の大宮エリーさんではなく、高橋悠也さんでした。大宮エリーさんは「脚本協力」となっていました。

第3話は、三毛猫ホームズの力で指名手配犯の逮捕に成功し、警視総監賞を受賞した捜査一課の刑事の片山義太郎(相葉雅紀さん)が、栗原警視(石坂浩二さん)の知人の財閥の社長の永江和哉(山口馬木也さん)の警護を頼まれ、兄のヒロシ(藤木直人さん)と妹の晴美(大政絢さん)と石津刑事(大倉忠義さん)と共に古城へ向かい、そこで2年前に起きた、和哉さんの父親で中世ヨーロッパの生活に憧れている英哉(榎木孝明さん)の婚約者の智美(春日井静奈さん)が何者かによって「鉄の処女」に入れられて殺害されるという事件に関連したと思われる、身内による事件に巻き込まれる話でした。

大きなお屋敷で殺人事件が起き、連絡手段なども断たれて孤立状態になるというミステリーはよくあるものだと思うのですが、三毛猫の化身が推理をするような奇抜な?ドラマには、普通の社会での事件よりも、このような非現実的な場所での事件のほうが合っているように思いました。

ホームズ、というか化身のマツコ・デラックスさんと、ホームズに頼る義太郎さんの関係性が、ドラえもんとのび太くんのようでもありました。無理に古城へ連れて来られたホームズは、そのような義太郎さんに一人で解決するよう言って姿を消してしまい、義太郎さんは追い詰められていたのですが、そのことで、弟には頼りになる刑事になってほしいと願う兄のヒロシさんと、兄の期待に応えようとして頑張ろうとするけれども上手く行かない弟の義太郎さんの葛藤のようなものが際立って描かれていたのも、過去2回を見ていて兄妹の存在の必要性がよく分からないでいた私としては、意外と良かったように思いました。

猫のホームズが建物内を歩き回ってレコーダーを見つけていたところも良かったと思います。

和哉さんの家族も古城に来ていたため、登場人物が多かったのですが、永江有江(北川弘美さん)は剣で刺殺され、秘書の北村(小松和重さん)は駐車場に車を取りに行く途中のダイナマイトによる土砂崩れ?に埋められて足だけ見えている状態で見付かり、最後は婚約者の智美さんを殺した人を探し出そうとしていた英哉さんが智美さんと同じ場所で殺されているのが発見され、血を見るのが苦手な義太郎さんは、熱を出した石津刑事が寝込んでいる中、兄の前で頼れる刑事でいようと頑張っていたのですが、英哉さんの遺体を見て気絶していました。

ドラマの後半になっても事件しか起きておらず、片山家の3人はチェスの駒を使って今までの事件の経緯をまとめ始めたので、もしかしたらと思いながら見ていたのですが、やはり、前編と後編に分かれていました。次回が後編の解決編のようです。

あと、これはドラマの内容そのものとは関係のないことなのですが、エンドロールが最後の英哉さんの遺体の発見場面と重なっていたのは、時間の都合上仕方のないことだったのかもしれないとも思うのですが、少し残念に思いました。

「梅ちゃん先生」第4週

NHKの朝の連続テレビ小説「梅ちゃん先生」の第4週「ヒポクラテスの乙女たち」の第24回までを見ました。

ヒポクラテスは、紀元前460年頃の古代ギリシャに実在したとされている医者の名前です。科学的な医学を目指した最初の人で、「医学の父」とも呼ばれている人だそうです。

脚本は尾崎将也さんなのですが、演出は、第1週から第3週までが木村隆文さんで、第4週から勝田夏子さんになっていたようでした。

第3週で、大学教授の父親の下村建造(高橋克実さん)の「梅子には無理」という反対を押し切って城南女子医学専門学校を受けることを決意し、隣の安岡信郎(松坂桃李さん)に頼んでトタン板で部屋を増設して夜中まで勉強を頑張っていた下村梅子(堀北真希さん)は、第4週で、ついに念願の女子医専に合格しました。

梅ちゃんを応援していた母親の芳子(南果歩さん)、祖母の正枝(倍賞美津子さん)、姉の松子(ミムラさん)も、今は叔父の立花陽造(鶴見辰吾さん)のところで闇市のブローカーの仕事をしている兄の竹夫(小出恵介さん)も、英語を教えてくれた、無神経だけれど正直で親切なところのある山倉真一(満島真之介さん)も、隣の安岡家の人も、近所の飲食店の「サザエさん」のような髪型の三上康子(岩崎ひろみさん)も、みんなが梅ちゃんの合格を喜んでいました。

合格したということで、新しく女子医専の同じ班の人たちも登場していました。

班は、名前の五十音順で分けられていようでした。しっかり者の沢田弥生(徳永えりさん)、お嬢様で仕切り屋の須藤雪子(黒川智花さん)、夫を戦争で亡くし、一人で娘を育てるために医専に入ったという瀬川典子(西原亜希さん)、秋田県の方言があることを気にしてみんなと話せずにいた園田江美(白鳥久美子さん)、と梅ちゃんの5人です。

米軍から医療器具をできるだけたくさんもらってくるという上級生から頼まれた仕事を引き受けた帰りの、「彗星号」の馬車のタイヤが雨の日の竹林の道のぬかるみにはまったのをきっかけに、5人はまとまり、仲良くなっていました。この友人たちが梅ちゃんの家に来て、父親から梅ちゃんの失敗談を聞いていた場面も、ほのぼのとしていて楽しかったです。家族は、梅ちゃんに良い友達ができたことにもほっとしていました。

信郎は、自分が開発したライターをブローカーに買い叩かれたらしい父親の幸吉(片岡鶴太郎さん)のことを怒っていたのですが、父親が「あきらめ節」を歌うことにも呆れて、地道に生きることとあきらめながら生きることは違うと言っていたのも良かったです。

歌うことが好きな幸吉さんは、NHKの「のど自慢」に応募していたようでした。大会に出場することになり、下村家のラジオの前には信郎さんの母親の和子(大島蓉子さん)も来ていました。信郎さんも梅ちゃんに言われてしぶしぶラジオを聞きに来ていたのですが、順番の来た幸吉さんが歌い出した歌はいつもの「あきらめ節」ではなく、「復興節」で、しかもそれは信郎さんに向けて歌っていたようでもありました。

当時の「のど自慢」では、あまり上手くない場合は、「もう結構です」とスタッフに制止されてしまったそうなのですが、幸吉さんは最後まで歌うことができたようでした。幸吉さんが歌っていた「復興節」の歌詞の「蒲田」のところは替え歌で、本当は「上野の山」や「帝都」なのだそうです。歌い終わった幸吉さんは、「あきらめるなよ、信郎」と繰り返して、スタッフに止められていました。

竹夫さんは、梅ちゃんから知らされた幸吉さんの「のど自慢」を、仕事の途上で聞いていました。

正枝さんが梅ちゃんや松子さんと計画して仮病を使っていた場面も楽しかったのですが、それから梅ちゃんの家族は仲良くしたいという思いを聞いた下村家の4人は、医大を辞めると言って父親と口論になり、家を出て行ったままになっている竹夫さんに会いに行っていました。

元気そうに仕事をしている竹夫さんの姿を見た父親は、竹夫さんに聞こえるように、「いつでもうちに来いと言ってやりなさい」と妻の芳子さんに言って、大学へ向かっていました。私のいない時に、と付け加えていたので、それから竹夫さんは、建造さんのいない時に、度々家に来るようになったようで、家族は嬉しそうでした。

今のところ私は、第1週から毎回楽しく見ることができています。最初は少し多いように思えていたドラマのナレーションやBGMにも、慣れてきました。

SMAPの「さかさまの空」の流れるオープニングの人形のアニメーションも、毎回見るのですが、とてもかわいいです。映像の風景はいつも同じというわけではなく、違う場面もあって、いくつかのパターンがあるのかなと思います。

これからも、毎回楽しみにして見ようと思います。

「あのひとあの日」

先日のNHKの深夜に放送され、録画をしておいたNHK佐賀放送局開局70周年記念地域ドラマ「あのひとあの日」を見ました。

当日、番組表を見てこのドラマの放送を知り、物語の内容は知らないまま、地域ドラマらしいということで何気なく録画をしておいたものだったのですが、とても良いドラマでした。

佐賀出身のはなわさんやナイツの塙さんが登場すると知り、ドラマを見る前の私はコメディー要素の強いドラマかなと思っていたのですが、そうではなく、死と向き合うことをテーマにした真面目なドラマでした。でも、全体的には明るい雰囲気のドラマでもあって、意外と、というのは少し間違っているかもしれないのですが、さわやかなドラマでした。

脚本は向井康介さんでした。あと、なぜか、と言ってはいけないのかもしれないのですが、音楽は金剛地武志さんでした。

ドラマの舞台は、佐賀県の有田町で、有田焼の作品の売り方に迷っていることや職人が減っていることなど、窯の現状なども伝えられていたのですが、ドラマの主人公で末期のすい臓癌を患っていることを家族に言わないようにしている有田焼の職人の兵動泰(不破万作さん)と、東日本大震災で被災した福島県の浪江町から母親の麦子(柴本幸さん)とやって来た小学生の会川なずな(宮脇咲良さん)が、自分や家族の死と向き合いながら、それを受け入れて前向きに生きることが描かれていたように思います。

麦子さんの夫であり、なずなさんの父親である人は、浪江町で大堀相馬焼を作っていた職人で、焼物の配達に出たまま、被災してしまったのではないかということでした。夫の配達中の姿を見た人が誰もいないということから、麦子さんは夫が今もどこかで生きているものと思い込もうとしていたのですが、なずなさんは、母親の言葉を信じながらも、心の中では津波に飲まれて亡くなったのではないかと思っていたようでした。

夫の兄は、泰さんの次男で窯の社長をしている宣之(塙宣之さん)と知り合いだったため、兵動家を頼って福島県から来たようだったのでした。兄の兵動尚輝(はなわさん)は、腕の良い絵付けの職人なのですが、経営のことはあまり分からないようで、色を多く使うと採算が合わなくなると社長から注意されていました。

泰さんがなずなさんを防波堤のような場所へ連れて行き、海を見て父親の亡くなったことを考えていたなずなさんの場面も良かったです。

父親の作った大堀相馬焼の欠片を、なずなさんはお守りのように持っていたのですが、泰さんに説明していたことによると、その欠片には1頭の馬の絵が描いてあったのですが、元の焼物には全部で9頭の走る馬の姿が描かれていて、「上手く行く」ということを表している絵だということでした。

川で石投げをしていた泰さんが「俺はもうすぐ死ぬ。だんだん死ぬからよく見とけ」となずなさんにさっぱりと話していたのが、何だか面白かったです。

それから、なずなさんは泰さんの窯の手伝いをしていたのですが、泰さんが自ら作って焼いていたのは自分の遺骨を入れるための有田焼の白い骨壺でした。

泰さんはなずなさんと楽しく過ごすうちに元気になってきた様子で、骨壺に桜と馬の絵を描きながら、何だか死なないような気がすると嬉しそうにつぶやいていました。でも、なずなさんが学校から戻って泰さんの仕事場へ行くと、泰さんは畳みの上にうつぶせに倒れていて、なずなさんは「おじいちゃん」と呼びかけていたのですが、すでに亡くなっていたようでした。

泰さんのお葬式の後、父親は死んだと決めたと言うなずなさんの言葉を、母親の麦子さんも受け入れることにしていました。

泰さんの骨壺が四角くて暗いお墓の中?へ納められるという感じの演出も、このドラマの中では何となく面白い感じがしました。

小学校でなずなさんが作った馬のお茶碗を見た泰さんが言っていた、美しさは透明なものの中にばかりあるのではなく、濁っているものの中にもあるのだというような言葉も良かったです。

有田町には奉納相撲があるそうです。ドラマの最後の兵動兄弟による相撲の場面の意味が唐突で、私にはよく分からなかったのですが、なずなさんの中学校の入学式に麦子さんだけが参加していたらしいことと、何か関係があったのかもしれません。

ドラマのエンドロールが終わると、「あのひとあの日をたずねて」という、大河ドラマの後のミニコーナーような、15分ほどのドキュメンタリー番組がありました。

泰さんの白い陶器の骨壺には、上のほうには蓋の上まで繊細な桜の花が上絵で描かれていて、下のほうには躍動的な青い9頭の馬の絵が下絵で描かれていました。同じ人が作ったようには見えないなと、ドラマを見ていた私は少し思っていたのですが、この作品は、山口さん、塚本さん、鷹巣さんという3人の職人の方がこのドラマのために作ったものだったのだそうで、なるほどなと思いました。

馬の絵は、大堀相馬焼の意匠だそうです。宣之さんを頼って来た会川芳弘(藤田健彦さん)の父親の芳雄さんを演じていた志賀隆次さんという方は、私は知らなかったのですが、本当に大堀相馬焼の窯元の方だったそうで、驚きました。会川さんが兵動家で話していた被災の話の場面を、ドキュメンタリーのようだなと思いながら見ていたのですが、その場面は本当にドキュメンタリーだったようでした。

今、志賀さんは、支援を受けながら、ご家族や仲間の方たちと大堀相馬焼の継承のために頑張っているそうです。伝統産業にゴールはないと話していて、すごいなと思いました。

東日本大震災のことが取り入れられているドラマを、私もいくつか見たのですが、このドラマでの描写は自然だったように思えました。比較的、感情が抑えられて描かれていたように思えたところも、良かったです。

ところで、昨日の新聞記事によると、浪江町の伝統工芸の大堀相馬焼は、東京電力の福島第一原子力発電所の爆発事故によって、釉薬の原料の岩石が放射能に汚染されてしまったために、生産の再開ができないと思われていたようだったのですが、福島県内の研究者の山崎さんという方が代替となる釉薬を開発したそうで、また、制作や販売の拠点も作られるそうで、復活の兆しが見えてきているそうです。私には詳しいことはよく分からないのですが、それでも嬉しく思います。良かったです。

「都市伝説の女」第3話

テレビ朝日の金曜ナイトドラマ「都市伝説の女」の第3話を見ました。

第3話は、「ドッペルゲンガー」の存在に怯える美容師の鮫島美紀(釈由美子さん)が、丸山圭介(金子貴俊さん)との結婚式の当日、控え室に血痕を残したまま行方不明になってしまうという事件を捜査する話でした。

「ドッペルゲンガー」は、「もう一人の自分」とか「自分と同じ顔を持つ人物」というようにも言われるのですが、ドイツ語で「生きている人間の霊的な生き写し」という意味の言葉で、自分の分身のことなのだそうです。ドッペルゲンガーを見ると死ぬという話を私も聞いたことはあるのですが、今のところはまだ遭遇したことがありません。

警視庁捜査一課第七係丹内班の主任の丹内市生(竹中直人さん)たちから音無のどこが好きなのかと訊かれた鑑識課の勝浦洋人(溝端淳平さん)が、外見ですと即答していたことも、今回の事件につながるものでした。性格込みのあの顔ですから、と勝浦さんが答えていたのも、何だか良かったです。

月子さんの自宅で開かれていた都市伝説好きの人たちとのオフ会での地下にまつわる都市伝説の会話も、少しだけ事件につながっていました。

勝浦さんの提案で、前回同様、美紀さんのいなくなった日の再現をするため控え室へ行った月子さんは、几帳面で記憶力の良い勝浦さんから、一対で置かれているはずの陶器の天使の置物が一つなくなっていることや、「サムシング・フォー」の箱の中には捜査段階から3つしかなかったことを聞いていました。サムシング・フォーの一つは美紀さんの同僚で友人の西浦幸恵(黒坂真美さん)から借りたハサミだったこと、そのハサミは戻ってきていないことを聞いた月子さんは、美紀さんがすでに殺されていることに気付いたようでした。

ウェディングドレスを着た月子さんは何か音を聴いてベランダへ出ていたのですが、月子さんが聴いていた音の方向には湖があり、そこに美紀さんは沈められているということでした。

美紀さんを沈めたのは、新郎の丸山さんと、美紀さんにそっくりな別人の瞳さん(釈由美子さん)でした。美紀さんに一目惚れをしたと話していた丸山さんは、仕事熱心な美紀さんと付き合うようになった後、美紀さんにそっくりな外見でありながら性格は美紀さんとは正反対に家庭的で穏やかという瞳さんのことを好きになったものの、美紀さんとの結婚式の仲人を会社の上司に頼んでいたという理由で、美紀さんに瞳さんのことを言い出せずにいたということでした。

美紀さんの存在を知った瞳さんは、嫉妬心から、美紀さんに丸山さんとの写真を送りつけたり、美紀さんのいる美容室を覗きに行ったりしたことがあり、同僚の幸恵さんが外出先で見たと話していた美紀さんの姿や、美紀さんが美容室で見た自分にそっくりの人物は、瞳さんでした。

なぜか丸山さんは、結婚式の当日になって、控え室にいる美紀さんに瞳さんを紹介していたのですが、“もう一人の自分”の存在に怯えて神経衰弱になっていた美紀さんはパニック状態になってハサミを持ち出してしまい、それを避けようとした瞳さんが誤って美紀さんを刺してしまったようで、丸山さんと瞳さんは、腹部にハサミが刺さったままの美紀さんの遺体をドレスのカバーの中に納め、天使の置物を臨時の重石として一緒に入れて、会場の下の湖に沈めたということでした。

月子さんと勝浦さんが捜索してもその湖からは遺体が見付からなかったのですが、少しして捜査一課の郷原班主任の郷原祐一(宅間孝行さん)から、天神湖?で美紀さんの遺体が発見されたという連絡がありました。

丹内さんの部下の柴山俊也(平山浩行さん)によると、天神湖はその会場の近くの湖と同じ水系ということで、詳しいことはよく分からなかったのですが、美紀さんの遺体が地下を通り、別の湖に流れたということのようでした。遺体の状態が月子さんの推理通りだったことに、丹内さんは驚いたようでした。

前回も、ダイヤの呪いは本物だったかもしれないというところでドラマは終わっていたのですが、今回も、亡くなった美紀さんの写真の後ろのほうに写っていたドッペルゲンガーは本物だったらしいというところで終わっていました。

今回は、第2話よりも、事件に都市伝説が絡んでいるかもしれないという、捜査一課の刑事の音無月子(長澤まさみさん)の“都市伝説オタク”の要素が生かされていたように思えて良かったですし、面白かったです。

美容室の鏡で月子さんや幸恵さんが二人になっていた演出も意外と良かったと思います。

あと、結婚式で花嫁さんが身につけると幸せになれると言われているらしい「サムシング・フォー」のことも、私は聞いたことがある程度なのですが、元はマザーグースの歌にあるそうです。「古い物」、「新しい物」、「借りた物」、「青色の物」、の4つをそろえるそうなのですが、私が以前どこかで聞いた時には「銀の物」というものも入っていたような気がします。でも、これを入れると5つになってしまうので、私の記憶が間違っているのかもしれません。
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Author:カンナ
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