「ドクターX ~外科医・大門未知子~」第6話

テレビ朝日の木曜ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の第6話を見ました。

名医紹介所にフリーランスの外科医の大門未知子(米倉涼子さん)を訪ねて来た六坂元彦(六平直政さん)は、お豆腐屋さんで、10年前に大門さんの父親のひろしさんに診療所で肝臓がんの切除手術をしてもらった人だということから、大門さんのことも「みっちゃん」と呼んでいて、懐かしそうにしていました。

帰り際、倒れ込んでしまった六坂さんの手から検査資料が床に落ちたのですが、名医紹介所の麻雀仲間はみんな医者なので、一斉に資料を見て、六坂さんが肝門部胆管がんであることを確認していました。10年前の肝臓がんが転移したものかもしれないということでした。

大門さんは、帝都医科大学付属第三病院の毒島院長(伊東四朗さん)の代わりとして、院長代理を務めることになった外科部長の鳥井教授(段田安則さん)に六坂さんの入院の許可を取ろうとして断られていたのですが、その後、名医紹介所の所長の神原晶(岸部一徳さん)が直接毒島院長に連絡し、六坂さんは外科部長時代の毒島さんが見捨てた患者だと伝えると、毒島院長から許可が下りたようで、六坂さんは、毒島院長の特別患者として、個室に入院することになりました。検査の結果、六坂さんのがんは、ステージ3でした。

鳥井教授は、「KRAS遺伝子の変異」についての自分の論文が1か月後にパリで開催される国際会議で発表されることが決まったということを、とても喜んでいました。論文を書くことにも張り切っていたのですが、放射線科医の白木透(小松和重さん)に頼んでいたらしい検査の結果によると、鳥井教授も六坂さんと同じく、肝門部胆管がんでした。

ステージ2のがんだと分かり、鳥井教授はショックを受けていたのですが、国際会議に出席するためと、外科部長の地位を守るために、がんであることを周囲には秘密にしておくことにしていました。

カンファレンスでは、六坂さんの肝門部胆管がんの手術の方針が話し合われていて、最初鳥井教授はぼんやりとしていたのですが、自分のがんと似ている六坂さんの手術方式を聞くうちに、それを自分のこととして迷い始めていました。

肝門部胆管がんの手術は12時間ほどかかるとても複雑なものだそうで、外科医の加地秀樹(勝村政信さん)は、六坂さんのCTの画像を見て、手術ではなく延命治療など別の方法にしたほうが良いのではないかと反対していたのですが、鳥井教授は、「私早いので、しかも失敗しないので」と自分なら6時間で終わらせると主張していた大門さんに、六坂さんの手術を任せることに決めていました。

切除手術が行われることに決まったことを大門さんから聞いた六坂さんは、切ってくれるのか、俺はまだ生きられるのか、やはりみっちゃんは大門先生の娘さんだと泣きながらお礼を言っていました。

六坂さんのCT画像をもう一度見せてもらおうと白木先生のところへ行った大門さんは、そこで六坂さんの画像によく似た誰かの画像を見て、もう一人誰か、病院内に肝門部胆管がんの患者がいることを知ったのでした。

六坂さんの画像を名医紹介所に持ち帰って調べていた大門さんの後ろで麻雀中の神原さんが話していたことによると、神原さんと毒島院長と大門さんの父親のひろしさんは医学部の同期だったそうです。でも、毒島教授が外科部長選挙に出ることになり、その資金集めをしていた際、大門さんの父親は寄付をしなかったらしく、それを根に持った毒島院長は、大門さんの診療所から紹介された患者を全て断り続け、他の大学病院などにも根回しをして、大門診療所をつぶしたということでした。大学病院とのつながりが切れると、診療所は大変なのだそうです。

神原さんは、毒島院長は権力が好きで、自分はお金が好きで、大門さんのお父さんだけが本当の医者だったということをみんなに話していました。大門さんは、神原さんが外科医を辞めた理由を尋ねていたのですが、それはまだ秘密にされていました。

夜、病院では、六坂さんが突然発作を起こしていて、連絡のあった大門さんも急いで駆けつけていたのですが、大門さんが行った頃には発作は治まっていて、六坂さんは、新人外科医の森本光(田中圭さん)とトランプで遊んでいました。

大門さんも看護師さんも加わり、4人で遊んでいて、六坂さんは楽しそうにしていたのですが、その後、事故で多臓器損傷になっているという患者の緊急手術を頼まれた大門さんは、朝まで手術を続けていたのですが、その間に、六坂さんは亡くなってしまっていたようでした。看護師さんが部屋に来た時にはすでに息を引き取っていたようで、六坂さんはトランプを持ったまま亡くなっていました。

大門さんは、話しかけてきた加地さんに、3日前に手術をしていれば絶対に助かったのに、悔しいと言っていました。そして、病院は病人がいるから嫌い、何としても切って助けたいんですと話していました。

鳥井教授は、帰って来た毒島院長に、金子事務長(室井滋さん)から聞いていた今度外科に来るという有名な土方医師のことを、本当に来るのか尋ねていました。毒島院長は、病院の経営のためにはスター性のある人が必要だと言い、鳥井教授は外科に教授は二人も要らない、自分は外科部長の椅子を守ると反論していました。

そこへ大門さんが加地さんとやって来て、鳥井教授に、六坂さんと同じ肝門部胆管がんですよね、と言い、鳥井教授がまだ隠そうとしていると、命と外科部長の椅子とどちらが大切ですか、私に切らせてください、絶対に失敗しないので、と説得していました。

脚本は中園ミホさんで、演出は田村直己さんでした。

第6話も面白かったです。冒頭の場面で六平さんが登場した時、ドラマを見ていた私は、六平(むさか)さんだ、と思ったのですが、役名もそのまま六坂さんで(漢字は違うのですが)、それも面白いなと思いました。でも、六坂さんは、入院して3か後、手術予定の当日に亡くなってしまいました。

鳥井教授は、国際会議への出席と、外科部長の地位の維持のために手術をしたくないと思っていたようなのですが、手術をして治るまでの期間は、今でも長いものなのでしょうか。論文と研究しか取り柄がないと毒島院長たちに思われている鳥井教授は、少しでも期間が空くと、別の人に代わられてしまうという危機感が強いようでした。

次回予告によると、海外から凱旋帰国をするという医師の土方さんを演じるのは、山本耕史さんのようでした。山本耕史さんは、NHKの大河ドラマの「新選組!」で土方歳三を演じていましたが、そのつながりの役名なのでしょうか。

「相棒Eleven(season11)」第7話

テレビ朝日の「相棒Eleven(season11)」の第7話「幽霊屋敷」を見ました。

第7話は、警視庁の刑事部長の内村莞爾(片桐竜次さん)と参事官の中園照生(小野了さん)に呼び出され、「手の空いている者」という理由で失踪した今井正二さんの捜索を頼まれた特命係の杉下右京(水谷豊さん)と甲斐享(成宮寛貴さん)が、「幽霊屋敷」と噂のある荒れ果てた一軒家へ今井さんの捜索に行き、幽霊のような黒い影を見た直後、物音がした庭の土の中から人の白骨化した遺体を見つけ、過去に二人の子供が記憶を失って発見されたという人が失踪する「幽霊屋敷」の謎を解明していく、という話でした。

失踪した今井さんは、不動産会社の社員で、家族がいないということから、上司(青柳文太郎さん)が捜索願を提出していました。上司に会った右京さんと享さんは、「幽霊屋敷」の所在地が、近くに小学校や図書館などのある、教育や文化活動に相応しい場所として維持される文教地区のために売れないという話を聞いていました。

右京さんの運転する黒い車に乗って、右京さんと享さんが会いに行った「幽霊屋敷」の持ち主は、完治しない病気で入院中の屋敷政三郎という頑固そうな人でした。屋敷さんは、家が売れない上にその家の庭から死体が見つかったということを、右京さんたちに怒っていました。

屋敷さんの写真の妻は病気で亡くなっていて、看護師さんによると、屋敷さんには娘がいるのですが、一度もお見舞いに来たことがないということでした。娘さんは、仕事ばかりで母親の死にも立ち会うことができなかった父親のことを怒っていたようでした。

幽霊屋敷で記憶を失って発見されたという二人の児童は、隣のクラスでありながら、お互いに知らないと主張していました。右京さんたちは、屋敷さんの家の棚から賞味期限の切れたお菓子の箱などを見つけていたのですが、お菓子のことを訊ねると、児童は「公園の一郎君にもらった」と答えていて、その後、幽霊屋敷の庭に入った右京さんと享さんの後を付いて来た二人の男性に声を掛けた右京さんは、二人と知り合いだった公園の一郎さんに会いに行き、その人が10年ほど前の「神隠し」の事件で知り合ったホームレスの吉田一郎(松尾貴史さん)だと分かりました。

子供と親しくなりやすい性格の一郎さんは、失踪した二人の子供と仲良くしていて、その際「神隠し」の事件の話をし、二人の児童の両親の仲は悪かったようで、「神隠し」の話を聞いた二人は、両親を仲良くさせるために、狂言の失踪をしたということでした。

少年の言葉から小学校の統廃合のことに気付いた右京さんは、都庁の都市整備局へ行き、幽霊屋敷のある地区が来年には文教地区ではなくなるということを確認していました。

その頃、鑑識課の米沢守(六角精児さん)は、白骨が3年前に失踪した中山篤志さんという人であることを突き止めていたのですが、その実家が宮城県の仙台であることを知った右京さんは、享さんと、捜査一課の刑事の伊丹憲一(川原和久さん)、三浦信輔(大谷亮介さん)、芹沢慶二(山中崇史さん)たちと一緒に、中山さんの母親に会いに行っていました。

中山さんの母親によると、3年前から連絡の取れていない息子から、昨年、書留郵便でお金が送られてきたということでした。お金の金額はおつりのような中途半端な金額で、米沢さんが書留の封筒の文字を筆跡鑑定したところ、やはり中山さんとは別人の文字だと分かりました。

角田課長(山西惇さん)からの?電話に出ていた右京さんが特命係へ行くと、そこには看護師さんが待っていて、右京さんは屋敷さんの余命が短いことを娘さんに伝えてほしいと頼まれていました。

屋敷さんの娘さんは、不動産会社と頻繁に連絡を取っていたということだったのですが、それは本当は心配していた父親の容体を知るためだったようでした。右京さんが不動産会社の上司に話を訊きに行っていたことによると、今井さんの失踪も、狂言でした。今井さんは行方不明なのではなく、文教地区が解消され値上がりのする来年まで、屋敷さんの家が売れないようにするために、上司の指示で隠れているということでした。「人が消える」という噂を聞いた上司は、その不気味な噂を利用して今井さんを“失踪”させたようでした。御札などを壁や窓などに貼ったのも、上司たちだったようでした。

右京さんは、屋敷さんが来年まで待たず、すぐに家を売ってお金にしたいと言っているのは、娘に生前贈与をし、そうすれば娘に会えると思っているためだろうと考えていました。右京さんは、肉親との確執はどちらか一方が相手の気持ちを分かった時に解かないければ、取り返しがつかなくなると思う、と屋敷さんの娘さんに話し、娘さんは、病院の父親に会いに行くことにしたようでした。

右京さんたちは、米沢さんから借りた動体感知カメラを幽霊屋敷の数箇所に設置して撮影された、白い光や黒い影や壁の顔のように見えるものなど、心霊写真のように撮影されていたものの正体を探っていたのですが、米沢さんが調べたところ、白い光は古くなっていた天井から剥がれ落ちた塗料にカメラのフラッシュが反射したものだったようでした。

黒い人らしき影は、屋敷さんの家の庭を通り抜けて公園へ行っていた二人のうちの一人のホームレスの男性(島津健太郎さん)の影だと、右京さんは気付いていました。腰の辺りの光を、その人が身に付けているキーチェーンだと分かったようなのですが、右京さんは、一郎さんと幽霊屋敷について話している時、その人が白骨した遺体を「埋まっていた」と言っていたことから、疑問に思っていたようでした。

その男性は、3年前に仕事を失って彷徨っていた時、廃墟になっていた屋敷さんの家に入り、偶然、練炭自殺をしていた中山さんの遺体を発見したようでした。中山さんは遺書を書き残していたのですが、そこにお金が入っていたため、男性は中山さんのお金を奪い、保険証などを使って、中山さんに成りすまそうと思い、できる限り人が寄り付かないようにするため、幽霊屋敷だという噂を流したということでした。

でも、偽の経歴では上手く生きることができず、再び仕事も失敗してしまい、自殺を考えて、残った中山さんのお金を全て中山さんの母親に送ることにしたようでした。3年後、もう一度屋敷さんの家に戻ってきたのは、白骨した中山さんを掘り起こし、中山さんの母親のいる土地に埋めようと思ったからのようでした。吉田さんは、良い話風に言っているけれど気持ち悪い、とその人に言っていました。

その男性が中山さんの遺体を掘り起こそうとしていた時、右京さんと享さんが庭へ飛び出してきて、代わりに白骨遺体を発見したということでした。

最後、警視庁の特命係へ戻って来た右京さんと享さんは、もう一度“心霊写真”を見ていたのですが、壁の顔らしきものについて、右京さんは屋敷さんの妻の霊かもしれないと言い、怖がる享さんに、もう一度調べ直してみませんか、と提案していました。

脚本は櫻井武晴さん、監督は近藤俊明さんでした。

「幽霊屋敷」と噂のある屋敷さんの家には様々な人たちがそれぞれの理由で関わっていたのですが、「season2」の「神隠し」の時のようには、登場人物の心情などが深く掘り下げて描かれるというわけではなかったように思います。

右京さんが幽霊を見たいと思っているところなども描かれていて、コメディーの回だったのかもしれないと思うのですが、私としては、右京さんが窓の開け方の押し引きを間違ったり、地面を犬のように掘ったりするという演出に驚き、また少し違和感を感じてしまいました。

今まで「相棒」を好きで見てきた一視聴者の私には、右京さんの性格の変化や微妙な距離感を失くしているような描写などを、やはり何だか少し寂しいように思えてしまいます。

今のところはまだ決してつまらないということではないのですが、「season11」は、新しい視聴者を獲得するための、これまでとは違う新しい「相棒」なのかもしれないなと改めて思いました。

「イロドリヒムラ」第7話

TBSのドラマ「イロドリヒムラ」の第7話「張込み」を見ました。

第7話は、2週間前に起きたパチンコ店の景品交換所強盗事件の容疑者の森岡五郎(宮本大誠さん)を追って、その元妻の桐子(坂井真紀さん)が経営する流行らない小料理店を見張るために、若手のイマイ刑事(駿河太郎さん)と一緒に富士山の見えるある田舎町へやって来た、霊感のある三上刑事(日村勇紀さん)が、その小料理屋に通い、寂しそうな桐子さんと親しくなりつつ、小料理屋の中にいたたくさんの幽霊のお客さんたちを除霊(浄霊)しながら、盛岡の現れるのを待つ、という話でした。

脚本は鈴木謙一さん、監督は中村義洋さんでした。

ドラマの冒頭の、少し縦長に伸びた白黒の映像と日村さんの三上刑事のナレーションが、何というか、60年代風?のような感じがして、面白かったです。

青白い半透明の幽霊の描写が不思議で、その幽霊の望みを察した三上刑事が少しづつ、幽霊たちの心残りを解消して成仏させていくという展開が面白かったのですが、妙にシリアスで神妙な雰囲気を崩さないように?描かれていて、そのようなところもまた何だか面白く思えました。

サラリーマン風の幽霊は、三上さんがその人のために桐子さんに注文したしめ鯖の炙りに満足をして成仏し、母親と子供らしき幽霊は、オムライスを食べて成仏をしていました。料理は、幽霊が成仏した後に三上さんが食べていました。

森岡からお店に電話がかかってきて、桐子さんは、刑事だと分かっていた三上さんに元夫の盛岡がやってくることを話し、盛岡を逮捕してあげてほしいと頼んでいました。

暗い店内に隠れて待つ間、三上さんは最後に残っていた落武者の幽霊に、図書館で探したという歴史絵巻の本を見せていました。落武者は、自分の身代わりに捕まった女性を案じていたようで、絵巻を見て女性が保護されていたことを知ると、安心して成仏していました。

離婚した夫の森岡の帰りを待ちながら2年前に亡くなったという犬の幽霊は、お店に戻って来た盛岡さんの姿を見ると、成仏していました。

盛岡さんは、強盗で得た札束をお店の借金に苦しんでいる桐子さんに手渡したのですが、店の奥から飛び出して来た三上刑事を見て、慌てて店から逃げていました。桐子さんは、三上刑事を止めて元夫を逃がしていたのですが、すぐにはっとして、三上刑事から離れていました。

三上刑事は、毎日小料理屋のほうをじっと見ていた幽霊(上田耕一さん)の示す方向にイマイ刑事と向かい、盛岡さんを逮捕することに成功したようでした。その幽霊は、張込み中に車に撥ねられてしまったという殉職した刑事の幽霊だったようで、三上さんはその幽霊に敬礼をし、幽霊も三上さんに敬礼をしていました。

その後、小料理店は急に繁盛し出し、桐子さんは、東京に帰る三上さんに会釈をしていました。

イマイ刑事は、張込み中、熱を出し、本人は風邪かなと言っていたのですが、イマイ刑事は宿の部屋の幽霊に取り憑かれていて、帰る時にもその青白いような細長い幽霊がイマイさんの後ろを付いて来ていました。幽霊の話題で終わるというところも、面白かったです。

今回は久しぶりに、日村さんがいつもとは違う髪型だったところも良かったです。日村さんの三上刑事は、硬い感じの直毛の角刈りのような短い髪型をしていたのですが、エンディングによると、坂井真紀さんが「健さんに見えた」と日村さんに話していたので、それは高倉健さんのイメージだったようでした。

「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」第6話

フジテレビの月9ドラマ「PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~」の第6話を見ました。

金田一二三男(木村拓哉さん)に会いに「幸福荘」を訪れて白湯を飲んでいた広瀬瑤子(蓮佛美沙子さん)の父親は、「広瀬ファンド」の社長の広瀬遼一(草刈正雄さん)でした。模合謙吾(中井貴一さん)や二階堂彩矢(香里奈さん)は、金田一さんと瑤子さんの交際のことで何か怒りに来たのではないかと思っていたのですが、金田一さんに名刺を渡した広瀬社長は、瑤子さんとのことは知らなかったようで、そのこととは別に、成長中の外食産業の会社にホットドッグ屋の屋台の権利を1千万円で売ってほしいと交渉していました。

権利を売ることについて、ホットドッグを作った「キングスコート」のマスターの藤沢健(升毅さん)も喜んで許可してくれていて、模合さんと二階堂さんは1千万円の取り分で少しもめていたのですが、迷っていた金田一さんは、1千万円を全て自分がもらい、そのお金で、「ミラクル魔法瓶」が魔法瓶事業打ち切りのために閉鎖していた魔法瓶の工場を借り、魔法瓶を作ると宣言していました。

「青春軒」から譲り受けた屋台は、「ネクストキッチンフーズ」の社員さんが「幸福荘」の庭から丁寧にトラックに載せていて、金田一さんたちは次の会社へ行く屋台を見送っていました。

一方、「ミラクル魔法瓶」の新社長の大屋敷統一郎(藤木直人さん)は、魔法瓶事業を打ち切り、社名を「ミラクルエレクトロニクス」にするという記者発表を行っていました。

ビジネス雑誌に家電の新商品のコラムを書き、紹介した商品は必ず大ヒットすると言われている記者の能見実(香川照之さん)が、「ミラクルエレクトロニクス」の記者会見の会場に来ていたのですが、その記者は新商品の一覧を見て、「魂が感じられない」と不満そうにしていました。

「ミラクルエレクトロニクス」のロビーで大屋敷統一郎新社長を待っていた金田一さんは、ガラスケースの中に飾られていた歴代の魔法瓶を見て、社員を引き連れて現れた新社長に、先代の大屋敷社長から魔法瓶を作ることにした理由を聞いているかどうか尋ねていました。新社長は、聞いたことはないけれど、聞かなくても分かる、魔法瓶なら売れると思ったからだろうと答えていました。

それから金田一さんは、新社長に閉鎖している魔法瓶の工場を貸してほしいと頼み、1か月500万円で工場を借りることになりました。

「ミラクル製作所」の所長の辻さん(志賀廣太郎さん)に会いに行った金田一さんは、工場を1か月借りることにしたこと、その間に魔法瓶を作って売ることにしたことを話し、500万円で魔法瓶は作れるかどうか尋ねていました。

現実的な二階堂さんは反対していたのですが、辻さんが試作していた最高傑作の魔法瓶を作ることになるかもしれないと知った模合さんは次第に乗り気になって、昔模合さんと残業をして魔法瓶を作っていた辻さんも承諾してくれました。究極の魔法瓶を作るには高額な経費がかかるため、生産数は少なくなるということだったのですが、それでも利益を出せば良いからと張り切っていました。

「幸福荘」から名前を取った「ハピネス魔法瓶」という社名で会社を申請した二階堂さんは、自分を役員にして、社長を金田一さんにして、模合さんを平社員にしていて、模合さんは、鞠丘貫太(前田旺志郎さん)と弟の両太(田中奏生さん)から「窓際」と言われていました。

金田一さんは、広瀬社長に「ハピネス魔法瓶」のことを報告し、1千万円の小切手を受け取っていました。広瀬社長は、昔、先代の大屋敷巌(中村敦夫さん)と同じ家庭調理器のメーカーに勤めていたそうなのですが、ある時先輩の大屋敷さんは会社を辞め、魔法瓶の会社を作ったのだそうです。理由を尋ねる金田一さんに、広瀬社長は、戦後の焼けた町にいた大屋敷少年がどこかの大人から、魔法瓶の中の温かい飲み物をもらって感動したことを忘れず、いつでも温かいものを飲める魔法瓶を自分の手でお客さんに届けたいという思いから魔法瓶の会社を作ったのだと話していて、金田一さんは、聞くことができて良かったとお礼を言っていました。

「ミラクルエレクトロニクス」と融資の契約をしていた広瀬社長は、魔法瓶事業を切ることについて、統一郎新社長に、先代はどう思うだろうかと尋ね、先代は損得を考えずに行動する人だったと話していました。

「ミラクル製作所」の工場へ来ていた「ハピネス魔法瓶」の金田一さんたちは、「究極の魔法瓶製造計画」として、2週間以内に、辻さんの試作品通り、95度を二日間保つ保温能力の魔法瓶を200個作り、残りの2週間で売り切るという目標を立て、楽天的な気合で乗り切ろうとしていました。

金属の配合など、いろいろ試作品を作ったのですが、なかなか95度を二日間は保つことができないでいました。でも、ある時、模合さんは、先代の社長の言葉を思い出だして、真空度を高めてはどうかと提案し、辻さんもはっとしていて、その結果、ついに“究極の魔法瓶”は完成したのでした。たまご型のような丸みのある銀色の魔法瓶です。

完成した魔法瓶を持って、金田一さんと二階堂さんと模合さんは、自社の製品を置いてほしいと、各ホームセンターに交渉していたのですが、6万円という高価なものになってしまった魔法瓶を置いてくれるお店はありませんでした。

断られ続けていた金田一さんは、かつて(第1話だったように思います)後輩の榎本小太郎(藤ヶ谷太輔さん)のミスを一緒に謝りに行っていたエディ電機の沢渡正雄総務部長(おかやまはじめさん)を思い出し、魔法瓶を置いてほしいと頼みに行っていました。

沢渡部長は、快く引き受けてくれて、エディ電機の魔法瓶コーナーには「店長のお勧め」という広告付きで6万円の究極の魔法瓶が並べられました。

「ハピネス魔法瓶」の噂を聞いた専務の財前修(イッセー尾形さん)は、榎本さんをエレベーター内に呼び、会社を裏切って解雇された金田一二三男と親しくしているのは社員としておかしいのではないかと遠回し気味に言われ、精神的圧力を受けた榎本さんは、担当のエディ電機に電話をかけ、沢渡部長にハピネス社の魔法瓶を撤去するように伝えていたようでした。

沢渡さんは金田一さんに謝り、金田一さんはがっかりしながらも、沢渡さんに約束していた釣りの道具をプレゼントしていました。電話をかけてきたのが榎本さんだと知った金田一さんは、ミラクルエレクトロニクスの榎本さんに会いに行ったのですが、榎本さんは、こうするしかなかったと少し辛そうに言い、自分は金田一さんにように理想を追って生きることはできないということを話して、立ち去っていました。

結局、魔法瓶は一個も売れず、辻さんは、最後に悪足掻きができて楽しかったと金田一さんにお礼を言っていたのですが、金田一さんは納得することができず、幸福荘の紋の郵便受けのところに貼っていた「ハピネス魔法瓶」の表札を剥がすと、一人で雨の中、ミラクルエレクトロニクスへ向かっていました。

ロビーに飾られていた歴代の魔法瓶を見に来たようだったのですが、それはすでに新社長の命令によって、撤去処分された後でした。警備員さんに教えられて裏のごみ置き場へ行った金田一さんは、その中から一つ、銀色の持ち手のたまご型の青い魔法瓶を、幸福荘に持ち帰っていました。

脚本は古家和尚さん、演出は平野眞さんでした。

第6話も、面白かったです。最後、紹介する新商品を探している雑誌記者の能見さんがエディ電機にやって来て、“究極の魔法瓶”に気付いて足を止めていました。

6万円の魔法瓶は家庭向けには高価のように思いますが、2日間95度の保温ができるということなので、もしかしたらアウトドアに向いているのかなと思いました。

あと、今回を見ていて、事あるごとに先代の巌社長と比較され、先代と違って向いていないと先代を知る人たちに言われ続ける大屋敷統一郎新社長が、少しかわいそうにも思えてきました。他の社員たちは、新社長の方針に少し不安を感じている様子でしたが、先代のころから専務だったかもしれない財前専務は新社長をどのように思って従っているのでしょうか。何か理由があるのでしょうか。それとも、単純に統一郎さんが「社長」だから従っているというだけなのでしょうか。

予告によると、次回の放送は、なぜか15分拡大版だそうです。

「悪夢ちゃん」第7話

日本テレビの土曜ドラマ「悪夢ちゃん」の第7話を見ました。

前回の最後、マスコミに夢札や予知夢の存在を公表していた志岐貴(GACKTさん)は、世間の注目を集めてお金も集まり、「志岐夢脳研究センター」を開設していました。

志岐さんは、明恵小学校の5年2組の担任で、今は「チーム」としては一緒に暮らしていない武戸井彩未(北川景子さん)をセンターの別室に呼んでいたのですが、そこで彩未さんに古藤結衣子(木村真那月さん)を連れて来るようにと言い、そうでなければ古藤さんの存在を世間に公表すると脅していました。

過去の「人殺し」の記憶を古藤さんに知られたくない彩未さんは、古藤さんと目を合わせないようになっていて、そのことに古藤さんは戸惑い、寂しく思っていたようでした。

学校では、5年1組の担任の麦山勇市(岡田圭右さん)が5年3組の担任の貝原聡子(濱田マリさん)たちに志岐さんの影響で「夢日記」を付け始めた話をしていて、同じ夢を繰り返し見ることについて、同じように志岐さんの影響を受けていた3年1組の担任の稲本克行(川村陽介さん)は、そのような夢を「反復夢」と言い、重要な意味を持つものかもしれないと話していました。

2組の教室でも志岐さんの夢研究のことが話題になっていて、予知夢を見た人は誰なのか、彩未先生なのか、このクラスの人なのか、と噂をしていたので、教室の隅の古藤さんは不安そうにしていました。

教室へ来た彩未先生は、予知夢を見ることができる人がいたとしたら自分の未来を教えてほしいですか、と尋ねると、前のほうの席の樋口杏奈(春名風花さん)が、自分の心を読むような人と一緒にいるのは耐えられないというようなことを言い、彩未先生は古藤さんの横でそれに同意して、予知夢を見られる人などこの世にはいません、と児童たちに伝え、志岐さんのことを訊かれると、面倒臭いからその話は止めるように言っていました。

刑事の春山元司(田中哲司さん)は、殺人事件の犯人と思われる記憶喪失の人物(合田雅吏さん)を志岐さんのセンターに連れて来て相談していて、志岐さんはその人の夢札を引くことにしていました。

放課後、古藤さんは校内で彩未先生を探していて、職員室から出てきた校長先生の甘澤龍子(キムラ緑子さん)は、古藤さんに「おじいさまはお元気?」と祖父の古藤万之介教授(小日向文世さん)のことを訊いたり、彩未先生についても、見た目ほど強くないと話したりしていました。

それから古藤さんは、養護教諭の平島琴葉(優香さん)に呼ばれて保健室に入ったのですが、怖い夢を見たなら彩未先生ではなく私に話してほしいと言われると、飴のことを思い出して、慌てて保健室を飛び出していました。

古藤さんが出て行った後、ロッカーの扉に何かが挟まっていることに気付いた平島先生が開けると、そこには彩未さんがいました。彩未さんは、古藤さんの夢札が志岐さんに渡ったことで平島先生を疑い、偵察のために密かに隠れていたようでした。

平島先生は、志岐さんの開発したピロー型ヘッドフォンを彩未さんに見せて、好奇心から古藤さんに薬を飲ませてしまったことや志岐さんに協力したことを謝っていました。

帰宅途中の古藤さんを、黒い車から降りてきた男が誘拐していたのですが、それは志岐さんの助手の山里峰樹(和田正人さん)でした。眠らされていた古藤さんは、頭にヘッドフォンを付けられ、夢札を引かれそうになっていたのですが、志岐さんによると、レム睡眠に入る前に目を覚ましたようでした。

志岐さんは、人助けのために古藤さんの夢が必要なのだと話し、彩未先生は私といることに苦しんでいるのかと迷っている古藤さんに、彩未先生は悩んでいたと思うと言って、古藤さんを彩未さんから引き離そうとしていました。

その時、容疑者の男性がやって来て、銃を持った警備員風の人たちがその人や志岐さんや山里さんを撃ち殺し、さらに古藤さんのことも撃ってきたのですが、古藤さんの前に夢獣(ゆめのけ)が現れ、代わりに銃弾を受けていました。

それは志岐さんに協力することにした古藤さんが容疑者の無意識から見た夢で、夢札の映像を見た春山刑事と容疑者は、警備員風の4人を犯人グループだと言っていました。警備員の制服は、志岐さんのセンターの警備会社のものだったようでした。

志岐さんのセンターを訪れた彩未さんと古藤教授は、古藤さんを連れて帰ろうとしていたのですが、古藤さんは、私はここにいる、ここにいれば誰にも迷惑をかけないから、と言って、帰ろうとしませんでした。学校へも、志岐さんのセンターから通うようでした。

古藤教授は、孫の結衣子さんが彩未さんより志岐さんを選んだことをどうするのかと、彩未さんに訊いていたのですが、彩未さんは、私にも限界があると言って突き放していました。

そのような時、なぜか貝原先生が志岐さんを訪ねてセンターにやって来ていて、同じ人が何度も繰り返し出てくる夢を見ることを話し、自分の夢札を引いてほしいと頼んでいました。

白いウェディングドレスを着た貝原さんが吊り橋を渡っていて、その先に男性が待っているようだったのですが、男性の顔は光っていて不明瞭という自分の夢札の映像を見た貝原さんに、志岐さんは、貝原さんの分身かもしれないという夢判断をしていました。

ガラスの向こうの隣の部屋から様子を見ていた古藤さんは、貝原先生の目を見てしまった無意識をつなげてしまっていたようでした。

学校の上には黒い雲が来ていて、放課後、彩未先生と屋上に来ていた古藤さんは、私は大丈夫、先生には迷惑をかけない、山里さんが待っているからさようなら、と帰っていました。

貝原先生は、悪夢を見たようで、一緒に志岐さんのところへ行ってほしいと彩未さんに頼んでいました。志岐さんがそのように仕向けていたようでした。

貝原先生が見た悪夢は、ウェディングドレスを着た貝原先生が教会のドアを開けると、そこではお葬式が行われていて、正面に飾られた写真をみると、教会からどこかの森の中の墓地に変わっていて、ある墓石の前の土を掘り返し、黒い棺を開けると、そこには少年の遺体が入っていたのですが、すぐに青年に変わり、ドラキュラのように目を覚まして、貝原先生の首に噛み付く、というようなものでした。

貝原先生は、その夢の人を見て10年前に受け持った村沢直也という児童だと思い出していました。村沢直也(林遼威さん)は荒れていた児童だったようなのですが、貝原先生が体当たりで接した結果、卒業時には落ち着いた子になり、将来自分が先生になったら結婚してほしいと言って、貝原先生と約束をしていたようでした。貝原先生は、自分の教師の実績の中で、その過去を誇らしく思っていました。

志岐さんは一度会ってみてはどうかと貝原先生に提案し、それに反対する彩未先生に、別室で見ていた古藤さんは複雑そうだったのですが、貝原先生は会うことを決めたようでした。

大人になった村沢直也さん(大野拓郎さん)は、脳の手術をしたらしく、病院の外科病棟で治療中でした。意識はしっかりしていたのですが、起き上がることはできませんでした。村沢さんは、病室に着た貝原先生を見てすぐに先生だと気付き、嘘みたいととても喜んでいました。来年小学校の先生になる予定と話していた村沢さんは、貝原さんがすでに結婚をしていたことには少しがっかりしていたのですが、先生はいつまでも自分の恩師だからまた教えてくださいと言って、貝原先生と約束をしていました。

病院を出た貝原先生は、夢札の映像が予知夢だということから、村沢さんは死ぬということなのだろう、自分には何ができるというのかと彩未さんに悲しい感じで少し怒ったように言っていました。

ドラキュラになった教え子に噛み付かれるという貝原先生の夢について、彩未さんは、仏教の月のウサギの説話の火に飛び込んで自分の身を焼いて旅人に食べさせたウサギのことを話して、相手の中に永遠に残りたいという願望ではないかと夢判断をしていたのですが、それを聞いた貝原先生は、あなたって残酷ね、と彩未さんに言い、教え子の中に残ろうとするのは教師の強欲ね、と話していました。

彩未さんと志岐さんのセンターに戻った貝原先生は、自分の夢札を見ないほうが良かった、意味が分からないと辛そうにして怒っていました。別室の山里さんは、古藤さんを励まそうと?生きているうちに会えただけでも良かっただろうとフォローしていたのですが、古藤さんは複雑そうでした。

予知夢を見た人のことを、「私にとっては人殺しと同じ」と貝原先生が言うのを聞いた彩未さんは、彩未さんが突き飛ばしたかもしれない友達の母親のお葬式で、友達から「人殺し!彩未ちゃんが私のママを殺したくせに」と言われたことを思い出していました。

そして、彩未さんは、教師を続けたのは私の強欲でした、と校長先生に辞表を提出していました。

脚本は大森寿美男さん、演出は猪股隆一さんでした。第7話も、とても面白かったです。

今回は、古藤さんが、古藤さんを匿う祖父のもとから独立した志岐さんのもとへ行ったことで、人助けになると志岐さんに言われていた予知夢の能力が人を不幸にするかもしれないということを知るということが描かれていました。

今までは、古藤さんの予知夢から未来を良い方向へ変えることができていたのですが、今回の予知夢では教え子の死は決まっていて、自分の夢札を見たいと願っていた貝原先生は、成長していた教え子に会えたことよりも、そのことを教え子が喜んでいたことよりも、教え子に何もできない上に“強欲”であった自分を思い知って嫌な思いをしたということで、予知夢を見たことを後悔してしまっていました。

夢日記を付け始めた麦山先生の「子供たちにしゃぶしゃぶにされて食べられる」という気持ちの悪い?夢も、貝原先生の予知夢の悪夢と同じように、教えている子供たちの中に残ることを願うということから見ているものだったのでしょうか。麦山先生の夢も、古藤さんの無意識とつながったなら、当初のものとは別の要素を持った悪夢の予知夢に変わるのでしょうか。

「夢判断」というもの自体も、心理学や占いの本によって少しづつ異なるようですし、判断の内容を知った夢を見た本人の考え方によってもいろいろなのだろうなと思いました。
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Author:カンナ
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