「なるようになるさ。 シーズン2」第2話

TBSの火曜ドラマ「なるようになるさ。」のシーズン2の第2話を見ました。

「カフェレストランあや」に来たばかりの奥村涼(伊野尾慧さん)が手紙を残して出て行き、妻の家族との同居に嫌気が差して家出をしてきていた三男の健(小澤亮太さん)は部屋を使えると喜んでいて、長島綾(浅野温子さん)と夫の長島大悟(舘ひろしさん)はどうするか迷っていたのですが、押し切られてしまって、しばらく実家から健さんを会社に通わせることに決めていました。

「料亭にしき」の女将で綾さんの姉の西木邦(泉ピン子さん)は、大切なお客さまから預かった中野香子(南沢奈央さん)を、謎の老婦人の戸川たつ(渡辺美佐子さん)のいるお店に置いておくわけにはいかないと、連れ戻そうとしていたのですが、一度は部屋に荷物をまとめにいった香子さんは、邦さんの前に戻ってくると、自分のことを思って叱ってくれたたつさんのことが大好きだからこのお店にいたいと邦さんに説明していました。邦さんは、香子ちゃんがそういうなら仕方がないと、香子さんのことを守ってほしいと妹の綾さんに頼んでいました。

たつさんの姿を見ていた健さんと邦さんは、雑誌かテレビかどこかで見たことがあるような気がすると綾さんに言っていたのですが、思い出すことができませんでした。健さんの部屋の掃除を始めたたつさんは、警察から逃げているというようなことを言い、香子さんを驚かせていたのですが、香子さんは素性を隠そうとするたつさんに詳しく訊くことはやめにして、てきぱきと窓の掃除を続けていました。そのような香子さんを見ていたたつさんは、香子ちゃんには良いところがたくさんあるのだからと、自分の生き方を見つけるために頑張り始めた香子さんを応援していました。

三男がいるようになって一週間後、大竹昇(安田章大さん)がお店に来て、涼がお店を辞めたことを知らなかったと謝りに来ていました。結局一週間の間友人の家を転々とし、居場所を見つけることができなかった涼さんのことを、昇さんは、家族に見放された寂しい人なのだと話していました。そして、お店を辞めた後にこのお店の温かさに気付きお店に戻りたいと言っているという涼さんをもう一度お店に置いていただけないだろうかと頼んでいました。

綾さんは驚いていたのですが、昇さんが涼さんを一緒に連れて来ていて表に待たせているというのを聞くと、外に涼さんを呼びに行き、お店に迎えていました。

頭を下げた涼さんがニット帽を外すと、髪は金色から黒色に戻っていました。ここから自分の新しい人生を始めたいと強く決意していた涼さんを、綾さんも大悟さんもあまり頑張りすぎないほうがいいと言いつつ、温かく受け止めていました。

三男の健さんのことは、妻の実家へ連絡して帰すことにしていました。健さんが怒って出て行った後、たつさんは、息子よりも涼さんを受け入れた長島夫妻のためにもしっかりと目の前の仕事をするようにということを涼さんに話し、ベテランの店員さんのように、食器洗いや野菜の下拵えの仕方など、涼さんがやるべきことを指示して丁寧に教えていました。涼さんも丁寧に玉ねぎを切ったり、布巾を干したりしていて、香子さんに、どのような仕事でも真剣に向き合えば楽しいのかもしれないというようなことを話して、新しい生き方を見つける決意をしていました。

作(脚本)は橋田壽賀子さん、演出は荒井光明さんでした。

第2話も、楽しかったです。綾さんや大悟さんが突然実家に戻ってきた三男に振り回されてしまっている感じも、何となく実際にありそうなことのように思えました。

黒髪に戻して帰って来た涼さんは、小説家になるということは諦めたようでした。後輩の涼さんのことを頼む昇さんのことを、綾さんが、大人になったわね、と感慨深そうに言う場面も、前回と同じく面白かったのですが、もしかしたらこれでしばらくの間昇さんはドラマに登場しないのかもしれないなと、何となく思いました。

「カフェレストランあや」のメンバーがまとまり、次回からが本格的な?「シーズン2」の物語になるのだろうと思います。

放送時間がフジテレビの「ブラック・プレジデント」とも重なっているのですが、どちらのドラマも楽しみにしたいと思います。

「ブラック・プレジデント」第4話

フジテレビのドラマ「ブラック・プレジデント」の第4話を見ました。

第4話は、学園祭の時期が近いことを知った三田村幸雄(沢村一樹さん)が、大学生らしく模擬店を出したいと言い出し、模擬店を出すと失敗するという伝統のあった映画サークル「アルゴノーツ」の主なメンバーである映画監督の前川健太(高田翔さん)や部長の工藤亮介(永瀬匡さん)や松村夏美(高月彩良さん)を一人ずつ説得して、焼きそば屋さんの出店計画を実行しようとする話でした。

脚本は尾崎将也さん、演出は小松隆志さんでした。

第4話も、前回に引き続き、最後まで楽しく見ることができました。純利益30万円を目指してやる気を出したメンバーたちが三田村さんの「ブラック理論」に染まっていく?様子も、何だか面白かったです。

三田村さんは、掛かりつけ医の吉岡美紀(壇蜜さん)といるところを、前回では秘書の冴島真理(国仲涼子さん)に見つかっていたのですが、今回では母親の絹代(白川由美さん)と妹の正美(青木さやかさん)に見つかっていたのですが、そのような場面も含めて、主な登場人物の関係性や個性がよく分かってきたということもあって、私にも段々と、このドラマの細かい会話の場面を見るのが面白くなってきたような気がします。

万年大学院生の増山圭介(澤部佑さん)は、三田村さんの会社への潜入取材をさせたい秋山さんの命令でアルバイトの面接を受けに行ったものの不採用となったらしく、使えないと秋山さんに罵倒されていたのですが、秋山さんは冴島さんに頼み、次回予告の感じでは、無事に採用されることになったようでした。

三田村さんのブラック発言を楽しそうに聞いている映画サークルのメンバーの岡島百合(門脇麦さん)は、三田村さんのことを少し好きになっているようでした。その百合さんの、三田村さんにかわいいと言ってもらえたと、嬉しそうにスマートフォンのメール?に書いていたり、三田村さんが経営学部の講師の秋山杏子(黒木メイサさん)や秘書の冴島さんと話しているのを気にしていたりする様子が、かわいい雰囲気で良かったです。

焼きそばではなくお好み焼きで登録されていると主張する学園祭実行委員を、百合さんのアイデアで「オムソバ」の模擬店に変えて、しかも三田村さんのアパレル会社の発注ミスのエプロンも同時に売って32万円の純利益を出すことに成功した学生たちが将来のことを前向きに楽に考え始めたのを、三田村さんは、甘い、調子に乗るな、と厳しく忠告していて、三田村さんは生徒を利用したり、持ち上げたり、落としたりするのが上手いというか、そのようなところがやはり「ブラック」なのかなとも思えたのですが、事実でもあるようなので、ドラマの中の百合さんは、また楽しそうに三田村さんの話を聞いていました。

三田村さん一人では「ブラック」になってしまいそうなところを、三田村さんの周囲の女性たちが和らげているという印象もあります。このようなところも以前のドラマ「結婚できない男」に近いような気がするのですが、でもそのドラマも楽しかったですし、第1話や第2話の頃よりもこのドラマを楽しく見ることができるようになってきました。

「ビター・ブラッド」第3話

フジテレビのドラマ「ビター・ブラッド」の第3話を見ました。

第3話は、銀座署の捜査一課の刑事の島尾明村(渡部篤郎さん)とその息子で新人刑事の佐原夏輝(佐藤健さん)の命を狙っているらしかった貝塚剛久(及川光博さん)が、夏輝さんと同期の新人刑事で殺した前田修一(鈴木一真さん)の娘の前田瞳(忽那汐里さん)を利用して、その理由を明かした上で目的を遂げようとする話だったのですが、結局、私にはいまいちよく分からないまま今回の貝塚さんの回は終わってしまいました。

脚本は小山正太さん、演出は金井紘さんでした。

貝塚さんは銀座署の刑事たちの知り合いの情報屋でした。逮捕歴があり、右脚を負傷しているのは、その昔の逮捕時に、島尾さんに脚を撃たれたからで、第3話で言われていたことによると、そのことで島尾さんを恨んでいるようでした。

父親の事件について詳しいことを知っていると情報屋の貝塚さんに声をかけられた瞳さんは、特に疑う様子もなく貝塚さんと知り合いになり、前田修一さんにはお世話になったから恩返しをしたいと言う貝塚さんを信用して、呼び出されるまま、貝塚さんの自宅のマンションの部屋へ上がっていました。

部屋の壁一面に貼られた島尾さんと夏輝さんの写真と自分の写真が傷つけられているのを見つけた瞳さんは、ようやく危険を察して逃げようとしていたのですが、玄関で貝塚さんに止められ、捕まったのでした。

瞳さんが貝塚さんと会っていることや、前田修一さんの事件の資料を見ていることに気付いていた夏輝さんは、貝塚さんからの電話を受けて部屋に向かっていました。瞳さんの行方を心配していた島尾さんは、息子からの電話で瞳さんが貝塚さんに捕まっていることを知り、夏輝さんの荷物にGPSが入っていることを思い出して、鍵山班の刑事たちと行方を追っていました。

夏輝さんも拳銃を持っていた貝塚さんに捕まり、貝塚さんは瞳さんの父親の遺体の写真を見せて、自分が殺したのだと打ち明けていました。絶対許さないと叫ぶ瞳さんを笑っていた貝塚さんは、絶望させたいという島尾さんに電話をかけて、二人のうちどちらを殺すか選べと迫っていたのですが、そうしている間に鍵山班の刑事たちが部屋に到着し、部屋の鍵が開いていたのか、刑事たちはすぐに部屋に侵入し、瞳さんに銃口を向けていた貝塚さんの背中を撃っていました。

撃たれた貝塚さんは、瞳さんたちのそばの机の上のパソコンを爆発させ、停電にしていたのですが、数秒後に刑事たちが気付いた頃には時限爆弾を抱えたまま窓枠に座っていて、外側に身体を傾けると同時に自らを爆発させていました。

マンションの部屋の下には、貝塚さんの杖の折れたものが落ちていたのですが、血や肉片などの描写はありませんでした。

その後の銀座署で言われていたことによると、貝塚さんと同じような傷のある足の一部?が見つかったことから、警察は貝塚さんが死んだものと判断したようでした。

銀座署の署長の愛犬のミニチュアダックスフント(英語読みではダックスフンド)のチャッピーが、瞳さんの机の上の父親の事件の資料を島尾さんたちに示したり、瞳さんの捕まっている貝塚さんの部屋を見つけたりしたという件は、それはそれで良かったようにも思えるのですが、第1話の冒頭で描かれていた島尾さんの元相棒の前田巡査部長が何者かに殺されたという12年前の事件が、第3話目にこのように一段落を迎えたことには、何というか、少し残念のようにも思えてしまいました。

この事件をきっかけに、班長の鍵山謙介(高橋克実さん)の下で刑事たちが一つの家族のようにまとまるということだったのかもしれないとも思うのですが、前田刑事の事件に関しては、私には、少し雑な展開だったように思えました。

島尾さんたちは、仲間の刑事を惨殺した犯人に目の前で自殺をされてしまったということを後悔しているような様子でもなかったですし、最後の銀座署の瞳さんも、父親を殺した犯人のことを深く考えているという風ではなかったように思います。

夏輝さんと瞳さんを殺すとしつこく脅かしていた貝塚さんが結局二人を殺さなかったことも、島尾さんを殺そうとしなかったことも、殺さないことは良いことではあるのですが、それは例えば日本テレビのアニメの「アンパンマン」のばいきんまん(バイキンマンと書かれることもありますが、正式名はひらがなだそうです)の手法のようにも思えてしまいました。

しかも、最後、貝塚さんがあの爆発から逃れて無事に生きているというような場面もあったので、一体貝塚さんは手品師なのかなと、不自然というか、奇妙のようにも思いました。(本当にこのドラマの原作者が「火の粉」のドラマと同じ小説家の方なのだろうかと不思議に思えたほどでした。)

ドラマ後の予告によると、次回には貝塚さんは登場していないようだったのですが、生きているということなら、またいつか島尾親子と対決をすることになるのかもしれません。

「ルーズヴェルト・ゲーム」第1話

TBSの新しい「日曜劇場」枠のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第1話を見ました。初回は25分拡大版で放送されていました。

ドラマの原作は、私は未読なのですが、池井戸潤さんの小説『ルーズヴェルト・ゲーム』です。脚本は八津弘幸さん、演出は福澤克雄さんでした。

人気ドラマだった「半沢直樹」のスタッフが制作しているドラマのようでした。私はその「半沢直樹」のドラマをあまり楽しい気持ちで見ることができなかったので、今回の「ルーズヴェルト・ゲーム」の予告編を見ても、面白そうなのかどうかよく分からないように思えていたのですが、民放の今期(春)の、主な連続ドラマとしては、4月の末になってようやく初回の放送が始まるドラマということで、そのような点で、もしかしたら面白いのかなと気になって、何となく私もこのドラマを見るのを楽しみにしていました。

「ルーズヴェルト・ゲーム」というのは、野球を好きだったという第二次世界大戦時のアメリカの大統領のフランクリン・ルーズベルトの言葉に由来する、7点取られたら8点取って逆転勝ちをする試合というような意味の言葉だそうです。

ドラマの主人公は、青梅市にある中堅の精密機器メーカーの青島製作所の社員から、自社のイメージセンサーを大手の東洋カメラのデジタルカメラに採用されるまでに成長させたことをきっかけに、社長に抜擢されたという細川充(唐沢寿明さん)でした。社長に就任してから2年目の今は、ジャパニクスという重要な取引先の会社の諸田清文社長(香川照之さん)からかなりの値下げを要求されたこともあって会社の経営危機に直面していて、社長を含めた7人の役員会議では、最近一勝もしていないという成績不振の続く会社の野球部の廃止が提案されていました。

細川社長は、廃止の方向で考えることを決めていたのですが、総務部長兼野球部長の三上文夫(石丸幹二さん)たち3人は廃止に反対していました。製造部長の朝比奈誠(六角精児さん)たち2人は賛成していたのですが、笹井小太郎(江口洋介さん)は、青島製作所の創業者で野球部を大切にしている会長の青島毅(山﨑努さん)を説得することができたなら賛成すると答えていました。

青島製作所の野球部のライバルは、イツワ電器の野球部だったのですが、最近は毎試合イツワ電器に負けているようでした。そして青島製作所の監督だった村野三郎(森脇健児さん)は、2人の選手を連れて、イツワ電器の野球部の監督になっていました。

青島製作所には、「青島杯」という社内の部署ごとでチームを作って対戦する野球大会があり、派遣社員として真面目に仕事をしている製造部梱包配送課の沖原和也(工藤阿須加さん)は、製造部のキャッチャーに人数が足りないからと頼まれて、戸惑いながらも製造部の野球部員になっていました。沖原さんは、野球を得意そうなのですが、何か事情があって、野球に関わらないようにしていたようでした。

会長も、社長秘書の仲本有紗(檀れいさん)も、青島杯の応援に来ていました。一番後ろの座席に座っていた会長は、社員の家族たちが会社のグラウンドに応援に来ているのを、嬉しそうに眺めてました。

メインバンクの白水銀行の支店長(峰竜太さん)に野球部の廃止という条件で融資の約束を取り付けた細川社長がグラウンドに来た頃、試合では野球部が勝っていました。新しく就任した大道監督(手塚とおるさん)の下でどのような特訓が行われたのかというようなことは特に描かれていなかったように思うのですが、ポジション替えなどがあったのか、弱かった野球部の選手たちは、少し強くなっていました。

製造部のピッチャーが負傷し、他に代わりがいないため、キャッチャーたちはとりあえず沖原さんに入ってもらって別の選手をピッチャーにしようとしていたのですが、それまでの野球部の試合の様子に感激していた沖原さんは、ピッチャーをさせてほしいと頼み、みんなも承諾していました。沖原さんはグローブを借りて、マウンドに立つと、ゆっくりと周囲を見渡して、空気を吸い込んでいました。握ったボールを顔に近づけると、涙を流していました。

その様子を座席から見ていた会長は、沖原さんの気迫に何かを感じ取ったようでした。そして、野球部と製造部のどちらが勝つか賭をしようと細川社長に切り出し、社長が勝ったなら野球部は廃止にしても良いと言っていました。

会長はどうせ野球部に賭けるつもりでしょうと笑う社長に、会長は、それなら製造部に賭けると言い、了承した社長と、「素人同然」の沖原さんが投げるのを待っていたのですが、練習でキャッチャーにゆるいボールを投げていた沖原さんは、本番の直前、小声でミットを構えたまま動かないでくださいとキャッチャーに頼んでいました。そして、気合いを入れた沖原さんが投げた直球のボールは、150キロを越えていたのでした。

その沖原さんのすごいボールにみんなが驚いたところで、第1話は終わってしまいました。

1500人ほどの青島製作所の社員全てが登場しているわけではないのですが、会社の人、銀行の人、野球部の人と、とにかく登場人物の多いドラマのように、私には思えてしまいました。このようなタイプの「豪華キャスト」のドラマには、よくあることなのかもしれないのですが、それぞれの個性がしっかりと描かれていないと、私にはみんな同じように見えてしまうというか、なかなか見分けがつかないようにも思えてしまいます。でも、それはまだ第1話を見ただけだからなのかもしれません。

江口洋介さんの笹井専務は、静かに会社を守っている人のようでした。会長の意見を尊重しているようでしたし、社長の唐突な激しい言動の後始末もして、メインの白水銀行との関係をつないでいました。

このドラマは、会社が経営危機を乗り越えようとする話と、社会人野球部の話が交互に描かれるようでした。

私としては、会社の経営再建や銀行の融資の話や、諸田社長から裏金をもらっていた林田融資課長(宮川一朗太さん)を細川社長が呼び捨てで怒鳴りつけるような「半沢直樹」風の場面よりも、社会人野球部の再生の話のほうが、面白そうに思えました。

会社の野球部も広告としての役割を持っているということなので、経営計画の一部ではあると思うのですが、昨夜の第1話を見た印象では、ドラマの会社の部分と野球の部分とを分けて見ることもできるような気がしました。

今回の最後の、工藤阿須加さんの演じる沖原さんの野球の場面も良かったですし、野球部の場面が何となくさわやかだったので、そのように思えたのかもしれません。この沖原さんのような社会人野球の選手がプロ野球に入る選手になるのかもしれないな、ということも、少し思いました。

それにしても、今期には、今回のドラマと日本テレビの「花咲舞が黙ってない」と、池井戸潤さんの小説の原作のドラマが2作品あることに少し驚きます。人気の作品ということなのかもしれないのですが、少し安易なのではないかなというような気もしてしまうのです。

弱い野球部を強くする話ということでは、日本テレビのドラマ「弱くても勝てます」もありますし、警察のドラマや病院のドラマが重なることはよくあるように思うのですが、野球ドラマが重なるのは珍しいことのように思います。

「ルーズヴェルト・ゲーム」というタイトルも含めて、私のよく知らない野球用語などが経済用語以外にもたくさん出てくるので、そのようなところは少し難しいようにも思えました。このドラマそのものが面白いかどうかは、私にはまだよく分からなかったのですが、でも単純に、このドラマで描かれる社会人野球部の物語をもう少し見てみたいような気持ちになりました。

「ロング・グッドバイ」第2回

NHKの土曜ドラマ「ロング・グッドバイ(THE LONG GOODBYE)」の第2回を見ました。

警察官に殴られて鼻を骨折していた私立探偵の増沢磐二(浅野忠信さん)は、原田保(綾野剛さん)の件にこれ以上関わるなという遠藤弁護士(吉田鋼太郎さん)からの不愉快な電話を受けていたのですが、そのすぐ後、今度は正岡虎一(やべきょうすけさん)という闇市を仕切っているらしい人が増沢さんの探偵事務所を訪ねてきて、保を売ったのかと怒っていました。

正岡さんは、戦争中、ソ連との国境付近の洞窟内で第361連隊の歩兵として戦っていた時、保さんに命を助けられたことがあるようで、保さんにだけは恩を感じているということでした。しかし、後日、台湾で拳銃自殺を遂げたという原田保の無念を晴らすべきだと増沢さんに勧めていた森田記者(滝藤賢一さん)が調べたところ、その連隊の記録には保さんの名前も正岡さんの名前も記載されていなかったようで、森田記者は、正岡さんの作り話だろうかと増沢さんに話していました。

神保町の出版社の羽丘という編集者(田口トモロヲさん)に何かの依頼で呼ばれて、ホテルを訪れた増沢さんは、そこに以前原田平蔵(柄本明さん)の会で見かけた、女性客たちが振り返るほどの豪華な雰囲気の美女がやって来たのを見て目を奪われていました。

羽丘さんの相談というのは、作家の上井戸譲治(古田新太さん)がお酒を飲んで妻に暴力を振るうのをやめさせてほしいというようなものだったのですが、隣のソファに座る美女がその妻だろうと気づいていた増沢さんは、夫が暴力を振るう場合は妻にも原因があるというようなことをわざと言って、その上井戸亜以子(小雪さん)を動揺させていました。

増沢さんに依頼を断られていた亜以子さんは、後日、ビルの階段を上って探偵事務所を訪れ、お酒を飲んで暴力を振るう夫が麻薬にも手を出しているということを打ち明け、行方不明になった夫を捜してほしいと頼み、「Z」と書かれたメモを増沢さんに見せていました。

その依頼を探偵として引き受けた増沢さんは、医者らしき「Z」を探すため、闇医者(でんでんさん)を訪ねていました。患者として潜入したところ、闇医者の言った瀬々医師(小藪千豊さん)は、確かに少し怪しそうだったのですが、麻薬を売るようなことはしていなかったようでした。

闇医者に教えられて次に訪ねたのは、財前医院だったのですが、そこは廃墟のようになっていて、庭には奇妙な独り言を言いながら、銃やナイフなどの武器を持って警備?をしている青年(渡辺大知さん)がいました。それは、亜以子さんが言っていた、玄関の前で倒れている夫を撃つ真似をしていた人と同じ人だったようでした。

夜になるまで門の前で待機していた増沢さんは、その青年を六郎と呼ぶ財前医師(岩松了さん)が出てきたのを見て、医院の敷地内に侵入し、敵と思って攻撃を仕掛けてきた六郎を倒して、財前医師が六郎を探しに出ている間に、財前医師から麻薬の前払いを懇願されて監禁されていたらしい亜以子さんの夫を説得して、車で自宅へ連れ帰っていました。

帰宅した夫を家に迎えた亜以子さんは、もう少しここにいてほしいと増沢さんに頼んでいたのですが、亜以子さんが本当は最初から夫の居場所を知っていたのではないかと思った増沢さんは、それを断っていました。

志津香さん主演の映画が公開された頃、増沢さんが事務所に戻ると、玄関のドアの下の隙間に、生前の保さんからのハガキが届いていました。死ぬ数日前に台湾のホテルで出した手紙のようで、そこには追っ手が来ているということ、僕には時間がないらしいということ、こと、僕のことは忘れてくださいということ、僕のためにギムレットを注文してくれないかということが書かれていて、さようなら、と終わっていました。

保さんの指定した馴染みのバーで、増沢さんがギムレットを二人分注文していると、そこへ一人の女性(冨永愛さん)が入ってきました。誰かと待ち合わせをしていてすっぽかされたのかと勘違いした女性がカウンターのグラスに手を伸ばそうとすると、増沢さんは保さんのためのグラスをマスターの方へすっと下げて、新しいギムレットを女性のために注文していました。その女性は、高村世志乃だと名乗り、旧姓は原田で、夫に殺された女優の志津香は妹だと話していました。

第1回と同じく、脚本は渡辺あやさん、脚本協力は小川真司さん、演出は堀切園健太郎さんでした。

第2回も面白かったです。

この物語の中心の、台湾で自殺をした原田保さんが妻の志津香さんを殺した犯人だと言われている事件については、今回ではあまり描かれておらず、その周囲を取り巻いている渦の中を増沢さんは進んでいるのかなというような印象でした。

終戦直後という時代背景も、この殺人事件の重要な要素なのでしょうか。

「ハードボイルド」の作風ですが、展開もそれほど早くないように思えるので、ゆったりとした気持ちで見ると良いドラマなのかなとも思います。
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Author:カンナ
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