「ランチのアッコちゃん」第3回

NHKのBSプレミアムの「プレミアムよるドラマ」の「ランチのアッコちゃん」の第3回を見ました。

高潮物産の第4営業部で働く派遣社員の澤田三智子(蓮佛美沙子さん)は、「ランチの取替えっこ」の最終日の金曜日、お弁当を渡した部長の黒川敦子(戸田菜穂さん)から、月曜日と同じカレー屋さんへ行くよう指示されていました。

そして、カレー屋さんを訪ねると、老人ホームへカレーを持っていく準備をしていた店主(駿河太郎さん)から、40分ほど店番をしてほしいと頼まれていました。店主は黒川部長のことを「アッコちゃん」と呼び、毎週金曜日には、アッコちゃんに頼んでいるのだと話していました。

カレーが焦げないようにお鍋を混ぜて底が見えたら店先の看板を外しておけばいいからと店番を頼まれた三智子さんは、店主に代わって、お客さんたちにカレーを出し続けていました。

常連のお客さん(浜野謙太さん)たちが来た時、三智子さんは、カレーのお鍋の底が見えていることに気づいて、慌てて看板を外していました。その三智子さんを見てカレーがないことに気付いたお客さんが諦めて帰ろうとしているのを見た三智子さんは、迷っていたのですが、手持ちのカードで何とかすると言っていたケータリングの井川芳夫(田山涼成さん)の言葉を思い出し、新メニューで良かったらと、みじん切りにしたタマネギとベーコンをバターで炒めて、そこにご飯を入れて残ったカレーを混ぜて、ドライカレーを作っていました。真ん中には卵の黄身がのっていました。

そのドライカレーを二人のお客さんがおいしそうに食べていると、店主が帰ってきて、三智子さんのドライカレーを味見していて、どうですかと三智子さんが心配そうに訊ねると、いいねと答えて、「みっちゃんのドライカレー」として新メニューに加えると話していました。

三智子さんが会社に戻った時には昼休みはすでに終わっていたようだったのですが、黒川部長は三智子さんに自分の忘れ物を取りに行ってもらっていることにしてくれていたようでした。

給湯室にいた三智子さんは、通りかかった黒川部長にお礼を言い、どうして自分とランチの取替えっこをすることにしたのかの理由を訊こうとしていました。一杯のお茶を上手に入れることのできる人には全てのことができるという諺があると三智子さんに話していた黒川部長は、三智子さんが入れた一杯のお茶を飲んで、三智子さんに成長の可能性を感じていたようでした。

最初のお弁当の味はしょぼかった、と黒川部長は三智子さんに話していたのですが、三智子さんのそのお弁当の味は、黒川部長の親しかった料理の下手な誰かの味に似ていたということでした。

「ぶたまろ君」という会社のキャラクターに女王様キャラを登場させようと企画を考えていた三智子さんは、金曜日のお弁当に、その「イジワーニャ女王」のイラストの「キャラ弁」を作っていたようでした。その企画を評価していた黒川部長は、「ブラッシュアップ」をするよう三智子さんに指示していました。

古書店「ハティフナット」へ行き、最初の日に取ろうとしていた、アストリッド リンドグレーンの『カッレくんの冒険』の本を手に取っていた三智子さんは、店主の笹山隆一郎(成田凌さん)に大人が児童文学を読んでもいいのではないかと言われて、その本を買っていました。笹山さんは、三智子さんと同じく『長くつ下のピッピ』も好きだったようで、三智子さんは、初めて見た笑顔の笹山さんに何か好印象を持っていました。

会社の休みの土曜日、三智子さんは部屋で新キャラクターの「イジワーニャ女王」の企画書を作っていました。そして、月曜日、企画書を出社した黒川部長に提出していたのですが、翌日の火曜日、三智子さんは、黒川部長が突然退職したことを知るのでした。

会社の廊下には、代表取締役社長を更迭したという内容の文書も貼られていたのですが、黒川部長の知り合いのケータリングの井川芳夫さんは、高潮物産の代表取締役社長だったようでした。黒川部長は、井川さんが会社を去ることが決まったことを受けて、同時期に退職することを決めたようでした。

黒川部長が退職したことで、第4営業部は解体されることになりました。三智子さんも他の社員たちも、会社に残ることができるということだったのですが、三智子さんと親しかった同僚の原田ちひろ(野呂佳代さん)は、会社を辞めて起業すると三智子さんに話していました。三智子さんは、第2営業部へ異動することになったようでした。

脚本は泉澤陽子さん、演出は青島太郎さんでした。

第3話は、三智子さんが、突然目の前からいなくなった「アッコさん」の姿を街中に探そうとするところで終わっていました。

アッコさんの登場とその「ランチ」によって、たった一週間で、三智子さんの人生が良い方向へ変わっていく様子が、温かく描かれていたように思えて、良かったです。今回のカレー屋さんの場面も、何だかほのぼのとしていて、面白かったです。

次回からは、第2営業部での三智子さんの物語が始まるようだったのですが、「黒川部長」を辞めたアッコさんは、予告によると、移動ポトフ屋さん?を開いていました。三智子さんが企画していたかわいい女王様のイラストがお店のデザインに使われているようでもありました。

あと、私は第1話を見た時、古書店に貼られていたポスターの感じから冬ではなくて春先の2月の頃なのかと思ったのですが、そうではなくて、やはり冬だったようでした。井川さんと黒川部長が会社を辞めることになったという告示の文書の日付が11月だったからです。でも、次回予告の第2営業部では、バレンタインデーのチョコレートの話が出ていたので、もしかしたら私の見間違いかもしれません。それは次回を見れば分かることなのかもしれないですし、ともかく、次回の物語も楽しみにしていようと思います。

「アイムホーム」第7話

テレビ朝日のドラマ「アイムホーム」の第7話を見ました。

第7話は、30年前に家族を捨てて失踪した父親の家路洋蔵(北大路欣也さん)が無銭飲食で警察のお世話になったことをきっかけに再会をすることになり、父親への反発心を隠せない家路久(木村拓哉さん)が、肝臓癌の入院の準備のために一時帰宅していた母親の梓(風吹ジュンさん)にそれとなく父親のことを訊き、昔の父親が外では小さかった自分の手を離さなかったという話を聞いてそのことを少し思い出し、息子の良雄(高橋來さん)の幼稚園のサッカーのコーチの本城剛(田中圭さん)に教えてもらって知った、一年前に参加していた「親子遠足」の途中で仕事の連絡が入り、良雄さんの手を離して一人で先に帰ってしまったことを反省し、3年前に脳梗塞で倒れて軽度の認知症も発症していた父親への長年のわだかまりの気持ちを解き、鍵を持っていた父親のアパートの部屋の引っ越しを手伝って、その翌日の土曜日の「親子遠足」では、良雄さんの手を離さないことを誓う、という話でした。

脚本は林宏司さん、演出は星野和成さんでした。

久し振りに登場していた医師の筑波良明(及川光博さん)が言っていたように、記憶も感情も変化する、ということだったのかなと思います。久さんは、現在の父親の姿に接し、過去の父親の言動を思い出して、良雄さんの父親としての今の自分の態度を省みていました。

親子遠足からの帰り道、久さんは、一年前、親子遠足に参加したのは、「社内監査」が入ることを知って茨城支店から一時的に東京へ戻るためだったのではないかということを考えていました。そして、遠足の途中で帰ったのは「社内監査」の対処のためで、その日慌てて帰宅した久さんは、妻の恵(上戸彩さん)にパソコンを借りて何かをしていたようでした。

恵さんに相談し、調べてみればと言われた久さんは、妻のパソコンを借りて電源を入れるのですが、そこで「ごみ箱」に残されていたファイルを恐る恐る開き、妻と幼稚園の本城コーチが一緒に写っている写真を見つけて愕然としていました。

恵さんは、あえて久さんが写真を見つけるように仕向けたのでしょうか。それとも、単純に、消去するのを忘れていたのでしょうか。

今回もそれなりに面白かったと思いますし、決して悪いというわけではないのですが、私には、久さんと父親の洋蔵さんの場面は少し冗長的に思えてしまい、ドラマを見ながら少し眠いような気持ちになってしまいました。(あと、私には、北大路欣也さんの演じる久さんの父親が、何となく、かつて酒屋の主人だった人には見えないような気もしてしまいました。)

久さんが持っている、最初10本あった鍵の束の1本は、一年前に洋蔵さんか洋蔵さんの身の回りのお世話をしているNPOの職員(大島さと子さん)から送られてきていたという洋蔵さんのアパートの部屋の鍵でした。埼玉の施設に引っ越す際にそれを大家さんに返したようだったので、今は6本になっているのではないかなと思います。

今まで久さんは鍵のことを何となく憶えていたようだったのですが、黒い印の付けられていた一年前のこの鍵については、久さんの記憶にはなかったようでした。

あと、久さんが7年前に離婚した前の妻の野沢香(水野美紀さん)は、胃癌でした。娘のすばる(山口まゆさん)は、父親の久さんに連絡をしたいと思い、母親の妹の祥子(蓮佛美沙子さん)にも相談していたのですが、胃癌になった姉の気持ちを尊重したい祥子さんからも連絡をしないように言われて、寂しそうにしていました。

ドラマの最初のほうでは、久さんも、突然現れた父親の洋蔵さんのことを母親や弟には話さないことにしていたのですが、その後話したかどうかは、ドラマでは描かれていなかったので、よく分かりませんでした。

最初の頃のような、妻子の顔が仮面に見える久さんの記憶の謎の「ミステリー」の要素があまり描かれなくなっているのが、私には少しもったいないような気もしているのですが、予告の印象では、次回には、久さんの会社の秘密と妻の恵さんの秘密が描かれるのかなと思いました。

「戦う!書店ガール」第7話

フジテレビのドラマ「戦う!書店ガール」の第7話を見ました。

7月までに売り上げを20%上げることができたなら吉祥寺店の閉店を撤回すると「ペガサス書房」の谷田部社長(山中崇さん)に言われてチャンスをもらった店長の西岡理子(稲森いずみさん)は、「異動願」を提出して仕事を休んでいる書店員の萩原麻美(鈴木ちなみさん)や日下圭一郎(伊野尾慧さん)、遠野由香(木﨑ゆりあさん)に会いに行って雑誌の記事のことを謝り、吉祥寺店にはあなたたちの力が必要だと話して協力を頼んでいました。

そして、戻って来た3人も含めて、吉祥寺店のスタッフ全員で、売り上げを伸ばすための企画を考えることになったのですが、なかなか良い企画が出ませんでした。

そのようなある時、吉祥寺店のための企画を考え続けていた三田孝彦(千葉雄大さん)は、レジ担当の尾崎志保(濱田マリさん)がブックカバーをつけているのを見て、吉祥寺店だけのブックカバーを作ってみてはどうかと思い付き、理子さんに提案していました。

沖縄料理店「わらゆん」では、理子さんが北村亜紀(渡辺麻友さん)から紹介された漫画家のあがちなお(浅利陽介さん)と会っていたのですが、書店の制服のままお店に飛び込んで来た三田さんからブックカバーの提案を聞いたあがち先生は、「コミックヒート」で連載中の人気漫画作品の「エピソードゼロ」をブックカバーに描くと、協力を申し出てくれました。

そのためには、「一つ星出版」の許可を得なければならず、あがち先生は、副編集長の小幡伸光(大東駿介さん)に何とかしてほしいと頼み、亜紀さんたちに小幡さんが編集長と話を付けてくれると連絡してしまいました。

その企画のことを小幡さんから聞いた植松編集長(池田鉄洋さん)は、自社の雑誌の人気漫画を一書店の一店舗に使わせることはできないという趣旨のことを言って、すぐに断るよう小幡さんに指示していました。しかし、いつか結婚したいと思っている亜紀さんの頼みを断ることができない小幡さんは、ブックカバーの原画となる漫画を描いて持参していたあがち先生と一緒に盛り上がっている亜紀さんたちの様子を見て、正式な許可が下りたと嘘をついてしまいました。

東京のエリアマネージャーの野島孝則(木下ほうかさん)に企画書を提出した理子さんたちは準備を進め、そして、あがち先生の漫画フェアが始まると、吉祥寺店のレジの前には、あがち先生の漫画の描かれたブックカバーをほしいお客さんたちの行列ができていました。フェア期間中の一週間の売り上げは、それまでよりも24%上がったようでした。

三田さんの提案で、理子さんは、あがち先生のブックカバーをつける期間を延長することに決めました。理子さんは、ブックカバーのアイデアを考えてくれた三田さんに、頼りにしてます、と感謝していました。父親の達人(井上順さん)も無事に退院し、理子さんは、公私共に順調という感じになっていました。

沖縄料理店の店主の屋良部守(マキタスポーツさん)の提案で、父親の快気祝いをすることになった理子さんは、お店で待っていた「ユニコーン堂」の田代敏之(田辺誠一さん)を同業の人だと父親に紹介するのですが、達人さんを見た田代さんは、会社に忘れ物をしたと言って軽く挨拶をした後すぐに帰ってしまいました。その帰り道、田代さんと付き合っているのかと理子さんに訊いた父親は、あの男はやめておけと娘に伝えていました。

一つ星出版は、あがち先生の漫画フェアの期間中、ペガサス書房の本社にも吉祥寺店にも何も言って来なかったのですが、フェアが終わると、植松編集長は小幡副編集長を呼び出し、局長が呼んでいると伝えていました。小幡さんには、総務部への辞令が下ったようでした。

脚本は渡辺千穂さん、演出は木内健人さんでした。

今回は「お仕事」の部分と「恋愛」の要素のバランスが良かったような気がしました。ただ、その仕事の部分では、書店員の亜紀さんが「彼氏」である漫画雑誌の副編集長の小幡さんを自分の書店のために困らせたり、小幡さんが書店員の「彼女」のために上司の指示を無視してしまったりというところは、私には少し不自然の感じもしてしまいました。

協力をしてくれることになったあがち先生に別のイラストかオリジナルの新作漫画を描いてもらったなら、もっと簡単だったのではないかなとも思えてしまいました。

でも、ブックカバーに付加価値をつけるという三田さんのアイデアは、実際の書店でも行われていることですし、やはり良いアイデアだなと思います。私も以前はかわいいブックカバーのためにあえてその書店で本を買うということをしていたことがありました。今でももし近くにそのような書店があったなら、そこで買うようにするかもしれません。

その三田さんが、理子さんから頼りにしてますと言われて嬉しそうだったのも、何だか良かったです。田代さんの思惑はまだよく分からないのですが、理子さんのお父さんと田代さんは知り合いだったのでしょうか。

あと、これはドラマの展開とは直接関係のないことなのですが(しかも今更なのですが)、亜紀さんの部屋の本が横に積み重ねられて収納されているの感じが、私にはあまり良くないように思えています。本があり過ぎて棚に収まり切らないからというのなら分かるのですが、亜紀さんは裕福な家庭の「お嬢さま」ということですし、部屋にまだ広い空間があるのですし、もう少し大きめの良い本棚に普通に縦に並べたほうがきれいに見えると思いますし、亜紀さんが本を好きな感じがもう少し出るのではないかなと思います。

「ようこそ、わが家へ」第7話

フジテレビの「月9」のドラマ「ようこそ、わが家へ」の第7話を見ました。

倉田家に侵入してきたフードをかぶった人物に玄関前で刺された長男の倉田健太(相葉雅紀さん)は病院に運ばれ、緊急手術を受けていました。会社から帰宅して事件を知った父親の太一(寺尾聰さん)が病院へ駆けつけ、不倫?を勧める陶芸仲間の下村民子(堀内敬子さん)が登り窯に来ないことになり、二人になったことが分かった時に陶芸教室の講師の波戸清治(眞島秀和さん)に好きですと告白されて困っていた母親の珪子(南果歩さん)も、ちょうど長女の七菜(有村架純さん)からの電話に出て、急いで駆けつけていました。タウン誌の記者の神取明日香(沢尻エリカさん)が事情を説明していました。

同じ大学に通う元彼の辻本正輝(藤井流星さん)にストーキングをされていることを家族に打ち明けた七菜の前に、少しして辻本さんが現れ、それが辻本さんだと知った父親の太一さんは、お前が健太を刺したのかと辻本さんに掴みかかっていたのですが、二人の刑事がやって来て太一さんを制止し、容疑者を確保したから面通しをしてほしいと言われて、手術は成功したものの足に違和感が残るかもしれないという健太さんに母親の珪子さんが付き添っている間、七菜さんと明日香さんと3人で警察署へ向かいました。取調室にいる犯人の姿を3人は隣の部屋の窓から確認していたのですが、その犯人は七菜さんが親友だと思っていた同級生の保原万里江(足立梨花さん)でした。

後日、病室で安静にしている健太さんのお見舞いに行った明日香さんは、容疑を認め逮捕された万里江さんの供述内容をまとめて健太さんに説明していました。

それによると、七菜さんと辻本さんが付き合う前に万里江さんは辻本さんに告白をして振られていたようで、その後読者モデルの自分を振った辻本さんが親友の七菜と付き合うようになったことに苛立ち、七菜さんを陥れるために、七菜さんから聞いた不審者の話に便乗して、倉田家のストーカーとして嫌がらせをしていたということでした。

七菜さんは荷物を置き放しにする人だったようで、その七菜さんの鞄の中から万里江さんは勝手に家の鍵を取り出して合鍵を作っていました。テレビの裏のコンセントに盗聴器を仕掛けていたのも、七菜さんの靴を机の上に置いたのも子猫のガスの首輪にメッセージを書いた紙を巻いたのも、万里江さんでした。七菜さんの置き放しのスマートフォンから写真のデータを盗んで脅迫メールを送っていた万里江さんは、同じような写真をパソコンに保存していると七菜さんに教えられて、そのパソコンを盗むために家に侵入しようとしていたということでした。七菜さんの古い携帯電話を盗んでいたのも、万里江さんだったようでした。

辻本さんは、写真の件で脅迫をしてくる万里江さんに従いつつ、なぜか七菜さんにも事情を説明しないまま、七菜さんのことを守ろうとして、ストーカーのようになっていたということのようでした。

しかし、「倉田少年(青年)の事件簿」として倉田家に起きた「名無しさん」による被害内容を一覧表にまとめていた記者の明日香さんによると、万里江さんは玄関の花壇の花を抜いたことや車を傷つけたことなどは認めたものの、子猫を郵便ポストに入れたことや5万円を盗んだこと、台所のコンセントに盗聴器を設置したことは認めていないということで、明日香さんは、最初の頃の被害には、やはり駅のホームで遭遇した「ニット帽の男」が関わっているのではないかと考えていました。

「ナカノ電子部品」では、総務部長として出向中の銀行員の太一さんは、今度は「イーグル精密」という2か月連続赤字を出している会社からのお金を営業部長の真瀬博樹(竹中直人さん)が「手形」で受け取っているというようなことを、部下の西沢摂子(山口紗弥加さん)から指摘されて銀行にも出かけて調べていたのですが、持川社長(近藤芳正さん)は真瀬部長の説明に納得していて、真瀬部長ではなく倉田部長のほうを注意していました。

陶芸教室に出かけていた珪子さんは、帰り際、講師の波戸さんにブローチを返す形で先日の「告白」を断っていました。飲んでいたペットボトルのお茶を教室のごみ箱に捨てて帰った珪子さんは、教室の下で待っていた民子さんたちから、最近空き巣が出没しているという噂を聞いていました。

退院した健太さんが帰宅し、夜、倉田家では退院祝いのパーティが開かれようとしていました。そこに二人の刑事が訪ねて来て、何だろうと出向いた家族に刑事たちは、空き巣犯の容疑で珪子さんを聴取したいから警察署まで同行してほしいということを伝えていました。

脚本は黒岩勉さん、演出は中江功さんでした。

予告されていた通り、確かに犯人の一人は判明したのですが、警察が万里江さんを確保した時などの描写もなく、明日香さんによる説明で終わってしまった印象でもあり、意外とあっさりとしていたように思います。

それにしても、ストーカーの被害に遭っているということも含めて、その状況の中で家族が誰かに刺されるというのはかなり衝撃的なことだと思うのですが、ドラマの倉田家の人たちは、(「ポジティブ」ということなのかもしれないのですが)やはり危機感が足りないというか、恐怖心が薄いというか、そのような感じに見えます。

最後は、一難去ってまた一難、というような展開でした。珪子さんに嫌がらせをするのが波戸先生なのか、不倫を勧める?民子さんなのかはまだ分からないのですが、空き巣の現場には珪子さんが捨てたペットボトルや波戸先生に返したブローチなど、民子さんを示すような品物が置かれていたようでした。

今回の万里江さんの描写もそうなのですが、登場人物があまり掘り下げて描かれないドラマのようなので、私としては、そのようなところがもう少し惜しいような気もしています。でも、今回には久し振りに「ニット帽の男」も登場していましたし(後ろ姿でしたが)、第二章の始まりということなのかもしれない次回もそれなりに楽しみにしていようと思います。

「天皇の料理番」第5話

TBSテレビ60周年特別企画の日曜劇場「天皇の料理番」の第5話を見ました。

第5話は、明治37年(1904年)の11月の物語でした。

「職無し」であることに気付いた「バンザイ軒」の店主の森田仙之介(佐藤蛾次郎さん)から、うちで働かないか、と声をかけられて「美味ければそれでいい」という気軽な洋食店で働き始め、おいしいと喜ぶお客さんの反応に直に接することのできる大衆食堂の良さに感動した、元「華族会館」のシェフ見習いの16歳の秋山篤蔵(佐藤健さん)が、吉原では「巨匠」と呼ばれている仙之介さんから噂を聞いて「バンザイ軒」を訪ねてきた松井新太郎(桐谷健太さん)から受け取った何通もの実家の父親の周蔵(杉本哲太さん)からの手紙で妻の俊子(黒木華さん)が流産をしていたことを知って慌てて福井の鯖江へ向かい、離縁されないために食堂の店主になろうと考えて実家からお店を開くためのお金を借りようとしていた矢先の雪の夜、思いつめた様子の俊子さんから、辛抱している間本当に辛かった、あなたの子供はもう生みたくない、あなたは私を大事にしてくれる人ではない、もう私には関わらないでくださいと言われてしまい、肺結核で静養中の長男の周太郎(鈴木亮平さん)から話を聞いて真剣に考えて百円を出してくれようとしていた父親にパリに行くから二百円を出せと怒りをぶつけるように要求して家族の縁を切られる、という話でした。

脚本は森下佳子さん、演出は平川雄一朗さんでした。

第5話も面白かったのですが、篤蔵さんの将来を思う俊子さんの気持ちが丁寧に描かれていたので、篤蔵さんの“ダメ夫”な感じが際立っていたような気がします。

俊子さんは、「華族会館」の料理長の宇佐美鎌市(小林薫さん)のような料理人になることを目指していた篤蔵さんを「自由」にするために、篤蔵さんと離縁する決意をしていたようでした。私はカタツムリの殻のようなものだ、殻がなければかたつむりはもっと早く進むことができる、私がいたら篤蔵さんは自由に生きることができないと、家族に話していました。

松井さんによると、篤蔵さんを嫌っていた先輩の荒木さんも「華族会館」を辞めたようで、料理長の宇佐美さんは、山上辰吉(柄本佑さん)を野菜係のシェフにしようとしているようでした。

今回ではまだ情けない様子の篤蔵さんでしたが、東京に来てからまだ一年も経っていないのですし、それにドラマの主人公の篤蔵さんはいつかは立派な料理人になって「天皇の料理番」にまで上り詰めるということなので、いずれは人間的にも立派な人に成長していくのかなと思います。

労咳のために実家の離れの部屋で静養をしている、鈴木亮平さんの演じる兄の周太郎さんがとても痩せていたことに驚いたのですが、周太郎さんは、喀血しながら、父親に縁切りを言い渡されて出て行った弟を探しに外に出て倒れていました。心配です。

予告の映像によると、次回には篤蔵さんはパリへ修行に行くようでした。篤蔵さんや俊子さんの場面だけではなく、篤蔵さんが数か月間務めていた「華族会館」の場面も、現在務めている「バンザイ軒」の場面も、俊子さんの実家の場面も、篤蔵さんの実家の場面も、バランスよく丁寧に描かれているように思いますし、次回も楽しみにしていようと思います。
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Author:カンナ
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