今の日本が約30年前の韓国に似ているのかもしれないということ

日曜日には、東京都議会議員選挙が行われるそうです。都民ファーストの会の代表でもある小池百合子東京都知事は、報道によると、自民党に離党届を出したそうなのですが、離党届が正式に受理されていないため、まだ自民党に在籍しているのだそうです。自民党と都民ファーストの会は、築地市場の豊洲移転という政策でも一致していますし、対決姿勢を見せてはいますが、実際には「対決」はそれほどしていないのではないかなと思います。

ところで、ツイッターの情報として先日に見た、みひょんさんという方が27日に投稿なさっていた「1980年代の韓国の話です。が、激しい既視感しか無い…」の写真の書籍の1ページの一部に書かれている文章の内容が、今の日本のことを表しているようにも思えて、私もとても驚きました。

先ほど知ったのですが、みひょんさんによると、出典は、韓国のチェ・ギュソクさんという方の『沸点 ソウル・オン・ザ・ストリート』という「1987年6月韓国民主化闘争30周年」の本で、漫画だそうです。日本語訳は、『九月、東京の路上で 1923年関東大震災ジェノサイドの残響』の作者の加藤直樹さんだそうです。私は未読なのですが、今の(安倍政権下の)日本が、1980年代という昔の韓国に似ているらしいということが衝撃的でした。時代は繰り返す、という言葉がありますが、ある悪い思想を持つ政治家は時代や国を超えて世界各地に繰り返し出現するということでもあるのかもしれないなと思いました。

それにしても、私自身はまだツイッターの会員ではなく、時々何かの検索で誰かのツイッターの文章を読むというくらいなのですが、そこでの情報は本当に呟くように次々と新しい情報が足されていく流動的なもののように思え、良い情報が紹介されているのを見てもすぐに他の新しい情報の流れの中で分からなくなってしまう(後日探し出すことが難しくなってしまう)というようなところは、少しもったいないことであるようにも思えます。(あるいは、単純に私が知らないだけで、過去の情報を簡単に探し出す機能があるのかもしれませんが。)

映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」

2016年に公開されNHKのBSプレミアムで放送された、イギリスのBBC制作のドラマシリーズの特別編の、映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」を見ました。

私はBSプレミアムで放送されていたドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」のシリーズを好きで見ていたので、この映画が放送された時にも嬉しく思っていたのですが、ドラマの劇場版というのは日本の場合はあまり成功していないような印象があるので、「シャーロック」の場合は大丈夫だろうかと、少し見るのを怖く思っているうちに、何となく録画をしておいたままになってしまっていました。それが先日、来月の7月に「シーズン4」となる新作の三作が放送されるということを知り、改めて再放送もされるそうなのですが、昨年の5月に録画をしておいたままになっていたものを今更ながら見てみることにしたのです。(映画は2016年公開ということですが、冒頭のプレミアムシネマの字幕には、「2015年 イギリス」と出ていました。)

映画(吹き替え版です)は、「シーズン3」の第3回「最後の誓い」の、親友のジョン・H・ワトソン(マーティン・フリーマンさん)とその妻で外国の諜報部員だったメアリー・ワトスン(アマンダ・アビントンさん)を守るために新聞社社長のマグヌセンを殺したことでイギリスを出ることになり、兄のマイクロフト・ホームズ(マーク・ゲイティスさん)とワトスン夫妻に見送られて飛行場を飛び立ったシャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチさん)が、その直後の、イギリス中のテレビに死んだはずのジム・モリアーティ(アンドリュー・スコットさん)の姿が映し出されるという出来事のために呼び戻されたところの続きから始まり、1895年のヴィクトリア朝のイギリスのロンドンの世界の、第二次アフガン戦争に軍医として従軍して負傷して帰国したジョン・ワトソンがベイカー街の221Bでシャーロック・ホームズと暮らし始めるという物語に変わっていました。

探偵のホームズと医者で作家のワトソンは、スコットランドヤードのレストレード警部(ルパート・グレイヴスさん)から、白いウェディングドレス姿でベランダに立ち2丁の銃で道行く男性たちに向かって銃弾を撃ち続けていたエミリア・リコレッティ(ナターシャ・オキーフさん)が、そのまま銃口を銜えて自殺をした結婚記念日の夜に阿片窟に現れ、夫のトーマス・リコレッティ(ジェラルド・キッドさん)を銃殺したという事件について訊かされ、自殺をした妻が幽霊となって現れて夫を殺した事件の真相を探ることになりました。

霊安室でホームズは、男装の?フーパー(ルイーズ・ブリーリーさん)に案内されて、鎖で巻かれて保管されていた、急に右手の指に血が付いていたというエミリアの遺体を確認しました。「私にも鋭い分野がある、ホームスにも鈍い分野がある」とフーパ―に話していたワトソンは、エミリアは敗血症を患っていたのではないかと診断していました。その頃、ワトソンの妻のエミリーは、マイクロフト・ホームズに呼ばれて密かにある任務を命じられていました。

数か月後、ワトソンは妻のエミリーと暮らすためにホームズの221Bの部屋を出ていたのですが、忙しいワトソンは妻とすれ違いの生活を送っていたようでした。朝電報でホームズに呼び出されたワトソンは、二人でディオゲネスクラブへ向かい、「完全沈黙」のルールを守って受付の人と手話で話しながら、食べ過ぎで太っているホームズの兄のマイクロフトと会いました。マイクロフトは、「敵」が近付いているが正しいのは向こうだと弟に教え、レディ・カーマイケルと会うよう言いました。

221Bを訪ねて来たレディ・カーマイケル(キャサリン・マコーマックさん)は、マイクロフトと知り合いだった夫のサー・ユースタス・カーマイケル(ティム・マッキナリーさん)のもとにある朝オレンジの種が5つ届けられ、それを見た夫が死だと呟き、エミリア・リコレッティの幽霊に地獄へ連れて行かれると恐れるようになった、という話をして、夫を助けてほしいと二人に相談しました。

幽霊について考えるワトソンと幽霊など存在しないと断言するホームズは、ユースタスが殺される事態を阻止するため、カーマイケルの屋敷へ急ぎ、夜の間庭の小屋から屋敷を見張ることにしたのですが、リコレッティの幽霊が窓辺に現れたように見えた直後、夫人の叫び声が聴こえ、二人で小屋を飛び出して屋敷のガラスを割って中へ入りました。自分たちの割ったのとは別のガラスの割れる音が聴こえていたホームズは、廊下に倒れている、胸に短剣の突き刺さったユースタスの遺体を発見しました。到着したレストレード警部は、ホームズに、遺体にメモが残されていることを教えました。メモには「MISS ME?(会いたかった?)」と記されていました。ホームズが兄のマイクロフトに呼ばれて会いに行くと、兄は血の付いたそのメモを持っていて、リストを渡すよう言いました。ホームズはリストを渡さず、モリアーティが会いに来るということを考えていました。

ハドスン夫人(ユーナ・スタッブスさん)は、2日間瞑想し続けているというホームズを心配していました。ホームズは、次々と浮かんでくる小さな新聞記事を手に取って眺め、悪魔が来るのを待っているのだと言いながら注射を見ていたのですが、すると、そこへライヘンバッハの滝に落ちて死んだはずのモリアーティ教授が現れました。モリアーティは、人間は埃のようなものだと言っていつもの狂気を見せながら、持っていた拳銃を銜えて引き金を引き、自らの後頭部を破壊してもなお生きている姿をホームズに見せ、人間は落ちるから死ぬわけではない、地面に着くからだと言いました。

そこで、現代の場面になりました。着陸した飛行機の中で精神の迷宮の中にいたシャーロックの意識が戻りました。シャーロックは、夢の中で解決しかけていた、昔のリコレッティの花嫁の事件の真相にたどり着くため、再び迷宮の中に潜りました。

1895年のロンドンのホームズは、コカインを使ったことをワトソンに注意されて目を覚ますと、メアリーが危険だと言って、二人で今は使われていないという古い教会へ向かいました。そこにいたメアリーは、ホームズと驚くワトソンを中へ案内し、秘密結社の儀式が行われている様子を見せました。ホームズは、儀式に割って入ると、エミリア・リコレッティの事件の真相を語り始めました。

エミリアには初めから協力者がいました。派手な格好でベランダから銃を乱射したエミリアは、自殺をしたように見せかけ、阿片窟へ向かって夫を殺害し、その後自殺をして、協力者が用意したエミリアによく似た女性の遺体と入れ替わっていたのですが、それは自分の夫と自分を裏切った元婚約者、男性社会に対する復讐のためでした。秘密結社を作っていた協力者は、男性社会の中で参政権も与えられずに虐げられている、主婦を始めとする女性たちでした。

ホームズがユースタスを殺すに至ったリコレッティの事件の真犯人はレディ・カーマイケルだと推理した時、そこにウェディングドレスを着たリコレッティの花嫁が現れたのですが、それはモリアーティでした。モリアーティは、戸惑うホームズに、ここに現実はない、これは君の夢の中だと言いました。

現代のシャーロックは、自分の推理を確実にするため、リコレッティの墓を掘り返すことにしました。シャーロックは、エミリア・リコレッティのお墓にはエミリアの遺体と入れ替わったもう一人の遺体が治められていると考えていました。他にやるべきことがあるだろうとワトソンが怒ってメアリーと帰った後、シャーロックは兄とレストレード警部補との3人で墓地を掘っていたのですが、夜になって深いところから出て来た棺の中に入っていたのは、朽ちて白骨化した一人の女性の遺体でした。シャーロックがその下をさらに掘り進めようとしていた時、忘れない、というエミリアの歌声が聴こえ、ミミズのたかるエミリアの遺体が棺から出て穴の中のシャーロックの上に落ちてきました。

1895年、ホームズは滝の手前の崖の上に倒れていて、目を覚ますと、そこにはモリアーティがいました。モリアーティは、自分をホームズの弱点だと言い、精神の宮殿の中でホームズと一緒に死ぬことを望んでいました。しかし、モリアーティがホームズと一緒に滝壺に落ちようとしていた時、そこへワトソンが助けに現れました。ワトソンは、銃口を向けてモリアーティから親友のホームズを引き離し、ホームズと二人でモリアーティを滝壺へ突き落しました。そして、どのように戻るのかと訊かれたホームズも、初歩的なことだよとワトソンに答え、滝壺へ向かって飛びました。

シャーロックは、飛行機の中で目を覚ましました。そしてすっきりとした様子で、兄に言われて取り出した薬の?リストを破り捨てて飛行機を降りました。メアリーに続いて降りようとするワトソンに、兄は、弟のことをよろしくと頼み、弟が破ったメモを拾って手帳に挟んでいました。手帳には「赤ひげ」と、昔の犬の名前が書かれていました。

ヴィクトリア朝のロンドンの、221Bの部屋に戻ったホームズとワトソンの二人は、ホームズが失敗した事件でもある今回のエミリア・リコレッティの事件の題名を考えていて、ワトソンが「忌まわしき花嫁」と名付けていました。パイプをふかしながら、夢で見たことのいくつかをワトソンに話して聞かせていたホームズは、僕は時代を超える男だと笑っていました。

脚本はスティーヴン・モファットさんとマーク・ゲイティスさん、監督はダグラス・マッキノンさんでした。

原案はアーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの思い出』の「マスグレーヴ家の儀式」ということなのですが、ドラマの時と同じく、他の物語の要素もいろいろ混ざっていたように思います。

ドラマの特別編を映画化したものだということなのですが、確かにそのような印象でした。ドラマのシリーズを好きで見ていた私としては、最後まで楽しく見ることができました。21世紀のロンドンを舞台にしたドラマの「シャーロック」の物語と、19世紀のロンドンを舞台にした小説の『シャーロック・ホームズ』の物語とが同時に描かれているというところも、面白く思いました。幽霊や骸骨の出てくるホラーの部分も良かったですし、婦人参政権運動のことが扱われていたようなところも良かったように思います。

ただ反対に、コナン・ドイルの探偵小説は読んだことがあるけれどベネディクト・カンバーバッチさん主演のドラマシリーズは見たことがないというような方にとっては、映画としてはよく分からない作品になっていたのではないかなと思います。例えばテレビ朝日のドラマ「相棒」の劇場版のように、やはりドラマを「シーズン3」まで見ている人のための映画なのだろうと思います。

ドラマ「シャーロック」のシャーロックとワトソンは、初めから名探偵シャーロック・ホームズと医師のジョン・ワトソン博士であって、シャーロック・ホームズやジョン・ワトソンの子孫というような存在ではないので、今回の映画の中の過去の19世紀のロンドンの世界も、本当の過去の世界というよりは、シャーロックの精神の迷宮(夢)の中の世界だったのだろうと思いますが、花嫁事件はシャーロックのいる現代を遡る本当の過去の世界で起きていた事件ということだったので、二つの過去がシャーロックの中で同時に存在していたというか、そのようなところも、シャーロック自身の「迷宮」を表していたのかなと思いました。現代でも人気のある名探偵シャーロック・ホームズは、まさに「時代を超える男」なのだと思います。

あと、家の埃のほとんどが実は人の皮膚の剥がれたものだということを、モリアーティとホームズが話していましたが、私は埃の多くは洋服などの繊維なのではないかと思っていたので、少し驚きました。

夜のカーマイケル家の庭の小屋の中で、ワトソンが、どうして独りでいるのかということをホームズ(懐中時計にアイリーン・アドラーの写真を入れているのをワトソンに見つかって少し慌てていたようでした)に問い詰めていた場面などは、このドラマらしい場面でもあったように思います。「高機能社会不適合者」を自称するシャーロックと、そのようなシャーロックを人間的な存在にするワトソンとの友情が魅力的です。兄のマイクロフトが弟を心配するという兄弟愛の要素も、今回の映画(特別ドラマ)の中ではこれまでのドラマの時よりも増えていたような印象がありました。

ともかく、何となく見ることができずにいた、映画「SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁」を、私も最後まで楽しく見ることができて良かったです。感想を書くことができるかどうかは分からないのですが、今度放送されるという新作の「シリーズ4」のドラマも楽しみです。

「テレ東音楽祭2017」

昨夜、テレビ東京では「テレ東音楽祭2017」が放送されていました。長時間(約5時間)の生放送の音楽番組です。今年で4回目だそうです。司会は同じくTOKIOの国分太一さんでした。

KinKi Kidsは堂本光一さんが一人で出演していて、堂本剛さんが左耳の突発性難聴のために入院しているということを報告していました。元気だから心配しないでと話していたのですが、早く治るといいなと思います。KinKi Kidsは来月の7月21日にCDデビュー20周年を迎えるそうです。昨夜の番組の中では、光一さんとTOKIOの長瀬智也さんが「全部だきしめて」と「フラワー」を歌っていました。その優しい雰囲気も良かったです。「フラワー」の時にT.M.Revolutionの西川貴教さんが変な服を着て混ざっていたのも何だか面白く思えました。

番組のテーマは「思わず歌いたくなる最強ヒットソング100連発」ということで、主に80年代や90年代の歌が紹介されていて、全部をちゃんと見たというわけではないのではっきりとは分からないのですが、森且行さんのいた頃のSMAPなどの、ジャニーズ事務所の方を中心としたアイドルの歌が多かったような印象があります。放送時間に見ることができなかったところは録画で見たのですが、“夏歌”でもサザンオールスターズやTUBEなどは特に紹介されていなかったような気がします。また、90年代後半の小室ファミリーの音楽は紹介されていましたが、小沢健二さんなどの渋谷系音楽は紹介されていなかったように思います。

スタジオには秋元康ファミリー?のアイドルの方たちが座っていたのですが、そのアイドルの方たちが10代だとするなら、紹介されていた80年代や90年代の歌をほとんど知らないのではないかなとも思いました(この歌番組の対象年齢がよく分からないというか、そのような印象でもありました)。

生放送で歌が披露されるというよりは、過去のVTRの紹介が多かったような印象もあるのですが、数えられていた100曲の中には短いVTR(ミュージックビデオの一部など)で紹介されていた曲も含まれていました。

最後は、TOKIOが新曲の「クモ」とデビュー曲の「LOVE YOU ONLY」を披露していました。「クモ」の作詞・作曲は長瀬智也さんでした。「クモ」というカタカナのタイトルを見た時には、槇原敬之さんの「Hungry Spider」のような虫の蜘蛛のことなのかなとも思っていたのですが、(蜘蛛も風に乗って空を飛ぶということなので、もしかしたらそのことも含まれているのかもしれませんが)歌詞を聴いた印象では空の雲のことようでした。

あと、「THEカラオケ★バトル」(最近は99点以上を取らないと優勝できないほどになってきています)の2016年間王者でU-18四天王の一人の鈴木杏奈さんが、JUDY AND MARYの「クラシック」を歌って100点満点を出していたところも嬉しく思いました。鈴木杏奈さんは前回の大会でも予選で100点を出して優勝をしていましたが、生放送でも完璧に歌うことができるというのは本当にすごいなと思いました。昨夜の歌番組の中で、演出も含めて、視聴者にちゃんと聴いてもらう歌を歌うことができたのは、鈴木杏奈さんだったのではないかなとも思います。(鈴木杏奈ちゃんが100点を取った直後、なぜか国分太一さんが宙に浮いていました。)

近年は歌番組自体も少ないですし、いつか今の2010年代の歌の特集がテレビで放送されることがあったとしても、世代を超えて知っているというような歌手の方も少なくなっているのかもしれません。

ところで、昨夜の報道で、バニラ・エアの往復便を利用して、下肢の麻痺のために車椅子に乗って数人の知人と共に大阪から鹿児島県の奄美大島へ旅行に行った木島さんという方が、昇降機などの設備がないということで「歩けない人は乗れない」と言われたことを受けて知人が車椅子ごと持ち上げて階段式のタラップを上がろうとした帰りの飛行機への搭乗を、危険だからと空港職員に断られ、規則があるという理由でバニラエアの社員の誰も手伝わない中、タラップを腕の力だけで一人で上がって搭乗したというようなことが伝えられていました。TBSの「NEWS23」では、格安航空会社にどれだけのことを求めているのかとか、事前に連絡しなかったのが悪いとか、SNS上では車椅子の男性の方のことをクレーマーだと悪く言う方もいるというようなことも伝えていたのですが、そのバリアフリー研究所の代表の木島英登さんという方は、これまでに世界158カ国を旅しているそうで、乙武洋匡さんも旅行の際にはその方のブログの記事を参考にしているということなので、奄美大島の空港にだけ専用の機械がなかったというバニラエアの対応のほうが珍しいものだったのかもしれないなとも思いました。バニラエアはANA(全日空)が100%出資している航空会社だそうですが、格安航空会社かどうかに関わらず、どこでも、「バリアフリー」は標準装備になっていたほうが良いように思います。

航空会社のバニラエアについては、先日にも、成田空港に到着した国際線の外国人の乗客を誤って国内線の到着口に誘導したために、乗客たちが審査を受けないまま入国していたという問題が報道されていましたが、今回の昇降機が置いてなかったという問題に関しても、そもそも、空港も一緒に対策を取るものということではなく、全て各航空会社にだけ任せられているものということなのでしょうか。私はあまり飛行機に乗ったこともなく空港の事情をよく知らないのですが、昇降機やアシストストレッチャーなどが空港の方にも用意されていたならまた対応は違ったのかなと、何となく気になりました。

稲田防衛大臣による自衛隊の政治利用のことと、東京の田町のJR九州のマンション建設のこと

昨夜の報道によると、稲田防衛大臣は都議会議員選挙の立候補者の応援演説の会場で、「防衛省、自衛隊、防衛大臣、自民党としてもお願いしたい」と訴えたそうで、そのことについて自衛隊を政治利用したとの批判が出ているそうです。

政治利用した、とされるのは、自衛隊法の第61条に「隊員は、政党又は政令で定める政治的目的のために、寄附金その他の利益を求め、若しくは受領し、又は何らの方法をもつてするを問わず、これらの行為に関与し、あるいは選挙権の行使を除くほか、政令で定める政治的行為をしてはならない。」とあるからです。日本国憲法の第15条には「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」などとあり、公職選挙法の第136条には「国若しくは地方公共団体の公務員又は行政執行法人若しくは特定地方独立行政法人の役員若しくは職員」は「その地位を利用して選挙運動をすることができない。」とあります。

弁護士でもあるという自民党の稲田朋美衆議院議員は防衛大臣でありながらこのことを知らなかったか、軽視していたという風に思われても仕方がないということなのですが、報道を聞いて、稲田防衛大臣の下で働かなくてはいけない自衛隊の方たちが一番困惑しているのではないかなと思いました。今いる議員さんの中の誰が向いているかは分かりませんが、少なくとも稲田防衛大臣はやはり防衛大臣には向いていない方なのだろうと思います。

批判を受けて、稲田防衛大臣は、「誤解を招きかねない発言なので撤回する」と述べて謝罪せず、「これからもしっかりと職務を全うしたい」と大臣の職を辞任しない考えを示したということなのですが、「誤解を招きかねない発言」だから撤回するという発言は(政治家がよく使う言葉のように思いますが)、自分の発言そのものが悪いから撤回するという意味ではなく、自分の発言を聞く側が誤解するから撤回するという意味なので、批判のもととなる大臣の失言や放言や暴言と同じくらい、国民をバカにしている発言であるようにも思います。自民党内でも稲田防衛大臣への批判が出ているということですが、学校法人・加計学園へ便宜疑惑に関して先日の産経新聞主催の会の中で獣医学部を全国にどんどん新設するという謎の意向を(国家戦略特区諮問会議の議長として?)突然表明していた、国の政治を私物化しようとしている安倍首相と親しい稲田防衛大臣が、同じ日本会議という組織の仲間でもある安倍首相によって更迭されることはあるのでしょうか。安倍首相が稲田防衛大臣の任命責任を問われることはあるのでしょうか。マスコミは稲田防衛大臣の発言を法律違反だと追及することはできるでしょうか。もしも稲田防衛大臣が辞任をすることになったとしても、今村雅弘復興大臣の時のように「“事実上の”更迭」という普通の辞任になるのかもしれないなと思いました。(加計学園の大学の獣医学部新設はまだ認可されていないですし、そもそも日本獣医師会が求めているのは大学の学部の新設ではなく現在の畜産の獣医界の待遇改善なのだそうです。)

ところで、テレビの番組表を見て知ったのですが、今日の28日の?日本テレビ(読売テレビ)の「情報ライブ ミヤネ屋」に「安倍晋三内閣総理大臣夫人」の安倍昭恵さんが出演するようでした。本当でしょうか。「ミヤネ屋」は、安全保障関連法案について参議院の特別委員会で法案審議があった2015年の9月4日に安倍首相が生出演をしたという安倍政権寄りの?情報番組なので、安倍夫妻にとっては出演しやすい番組なのかもしれません(フジテレビの「ワイドナショー」にも再び出演することはあるのでしょうか)。本当に今日の情報番組に出演するのかどうか分かりませんが、放送時間には見ることができない私も、一応録画しておいて、後で見てみようかなと思います。

あと、これは政治関連の話とは異なるのですが、昨日の夕方頃のニュース番組(何気なく録画をしておいたものですが、何の番組だったかを忘れてしまいました)で、東京のJR東日本の山手線の品川駅と田町駅の間の辺りの再開発の進んでいる街(ざっくりとした地図で示されていたような気がします)に昔からあるマンションが、すぐ隣の土地に建設中のJR九州のマンションが完成した後、強制撤去が可能な「違法建築」にされてしまう恐れがあるというような内容のことが報道されていました。私は建築にも疎いので、詳しいことはよく分からないのですが、高い建物を建てないという約束になって売られていたマンションの隣の土地(以前はコインパーキングになっていたそうです)が不動産会社の間で転売を繰り返されている間にその約束を忘れ去られてJR九州のマンションが建てられることに決まり、それが完成すると、もともと建っていたマンションの側が建築法に違反する狭い土地に建てられたマンションだということにされて、「違法建築」となってしまうようなことのようでした。どうして先に建っている建物の方が違法建築とされて、後から建つ建物の方が違法建築とされないのだろうと、不思議に思いました。JR九州の側は、建設計画について、法律上問題ない、としているそうです。マンションに暮らしている方は、隣にJR九州の新しいマンションが建つことで終の棲家を失うことになるのではないかと不安に感じているようでした。隣に新しいマンションが建ったとしても、以前からあるマンションが違法建築にされなければ大丈夫なのでしょうか。

2019年に開催予定のラグビーワールドカップや2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックのために、国立競技場を壊した跡地にもう少し大きな新国立競技場を建てるために、その近くの都営霞ヶ丘アパートに暮らしている方たちが立ち退きを迫られて強制的に追い出されたということも酷いことのように思えているのですが、そのJR九州のマンション計画に反対しているマンションの住民の方たちの話を聞いて、今穏やかに暮らしている方たちが何かの権力によってその暮らしを強制的に失うようにされるということにはならないといいなと思いました。


・・・・・・・・・・
ここからは29日の追記です。

昨日の日本テレビの「ミヤネ屋」には安倍昭恵夫人は出演していなかったようでした。理由はよく分からないのですが、インターネット上の情報によると、古い番組表を28日のものとして出した「ミス」だということのようでした。一応録画をしておいたものをざっくりと見たところ、番組の中でも特に訂正の字幕やコメントなどは出ていませんでした。「ミス」の真相は不明です。

ただ、「ミス」とは知らずに録画をしておいた昨日のその番組の最後には、アニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」や「思い出のマーニー」の監督でもある、スタジオジブリを独立した米林宏昌監督の最新作「メアリと魔女の花」の宣伝のために、映画で声優を務めたという女優の杉咲花さんと俳優の神木隆之介さんが登場していて、その点については録画をしておいて良かったと、単純に少し嬉しく思いました。

「貴族探偵」最終回と、昨夜の「キスマイBUSAIKU!?」と「明石家紅白!」

フジテレビの「月9」のドラマ「貴族探偵」の最終話(第11話)を見ました。15分拡大版で放送されていました。

具同真希(矢作穂香さん)の誕生パーティーの行われた具同家の別荘で起きた殺人事件を推理した使用人の山本(松重豊さん)と田中(中山美穂さん)と佐藤(滝藤賢一さん)は、殺人を幇助した人物として御前(相葉雅紀さん)を挙げました。しかし、探偵の高徳愛香(武井咲さん)は、御前が殺人とは無関係であることを証明し、真希さんの事件を解決して御前を救いました。

師匠の喜多見切子(井川遥さん)の死の真相を語ろうとしない御前にうんざりとして帰宅した高徳さんは、ワインを飲みながら待っていた師匠の幽霊から、探偵としてやっていけると励まされた後、どこかへ帰って行った師匠の幽霊が置いて行ったワイングラスの口紅の跡とプレゼント用の箱に入っていた「高徳愛香探偵事務所」の表札を見つけました。

玄関先の表札を付け替えて戻った高徳さんは、部屋の中に立って待っていた御前の使用人の3人に驚きつつ、使用人たちが語る師匠の死の真相を聞きました。それによると、師匠の喜多見さんは、香港である事件を解決した直後マフィアの「政宗是貞」から命を狙われるようになり、弟子の高徳さんを守るために、御前に頼んで、自分を死んだことにしてもらったということでした。1年前に事故死したと高徳さんが思っていた師匠の喜多見さんは、生きていたのでした。そして、高徳さんを心配して喜多見さんは、喜多見探偵事務所の隣の部屋に住みながら、高徳さんの仕事ぶりを見守っていたようでした。御前もその見守りに協力していました。

警部補の鼻形雷雨(生瀬勝久さん)が出演し友人の玉村依子(木南晴夏さん)もいた再現ドラマで真相を教えられた高徳さんは、その後3人の隣に現れた、高徳さんが愛用していた音声検索ソフトの「ギリ」の声の、御前の秘書の鈴木(仲間由紀恵さん)とも初対面していました。そして、生きていた喜多見さんは、再会した高徳さんに、イタリア人の貴族と結婚するから「貴族探偵」になるということを伝えて、明るく旅立って行きました。

脚本は黒岩勉さん、演出は中江功さんでした。

高徳さんは、師匠の喜多見さんが死んでいると思い込んでいたために?、目の前で動いたり話したりしている喜多見さんが生きている人間なのか幽霊なのかの区別(見分け)がついていなかったということだったのでしょうか。

最後は高徳さんが御前を「アバンチュール」に誘うという場面で終わっていたのですが(実際にはさらに天幕にやって来た鼻形さんが誰もいない状況に驚くという謎の続きがありましたが)、私には、このドラマが面白いドラマになっていたのかどうか、最後まで見てもいまいちよく分かりませんでした。

このドラマを好きだった方もたくさんいると思いますし、私がいろいろ言うのは良くないかもしれないとも思うのですが、何というか、“豪華キャスト”が空回りしているドラマだったようにも見えました。

「貴族探偵」というのは、やはり使用人の3人(または4人)を含めたユニット名だったのではないかなと思うのですが、このドラマの主人公が、武井咲さんの演じる探偵の高徳愛香さんではなく、御前だったとしても、「貴族」という御前の役柄が相葉さんに合っているように思うことができませんでした。(テレビ朝日の「バーテンダー」の時や、フジテレビの「ようこそ、わが家へ」の時の相葉さんは自然でとても良かったと思うのですが、「貴族探偵」の時の相葉さんの台詞の話し方はなぜか棒読みであるようにも聴こえました。)

御前の貴族風のキャラクターが、私には単に性格の悪い人のように見えてしまっていたということも含め、コメディードラマとしても中途半端なものになっていたように思えました。コメディードラマであるのなら、主人公の御前をもっと面白い、コミカルでふわっとした温かみのある人として描いたほうが良かったのではないかなと思います。

私はドラマの原作の麻耶雄嵩さんの小説『貴族探偵』や『貴族探偵対女探偵』を未読なのですが、原作を読んでいる方にとっては、このドラマはどのように見えたのかなということも少し思いました。

探偵ものですし、事件の発生と推理(謎解き)を描くドラマではあったと思いますが、その中で人間を描くドラマにはなっていなかったように思います。

放送時間が拡大されたりもしていましたが、全11話というのは、最近の民放の連続ドラマでは多い話数だと思います。でも、フジテレビはこの「貴族探偵」が「月9」の30周年記念ドラマで本当に良かったのだろうかと、最終回を見終わった後にもまた少し気になってしまいました。「30周年」と言う割には、30周年記念特番のようなものも放送されていないように思えますが、例えば、昔の「月9」の人気作品の初回のみを10作品か11作品分放送してみるとか、それでも良かったのではないかなというような気もしました。「貴族探偵」は、私にはですが、何かもったいないというか、少し残念に思えてしまうドラマでした。


ところで、このドラマの後の、昨夜の11時台のフジテレビの「キスマイBUSAIKU!?(キスマイブサイク)」(面白いので深夜に放送されていた頃から私も好きで見ています)は、中居正広さんがKis-My-Ft2のメンバーに「ありがとう」を伝える企画ということだったのですが、一人ずつ中居さんと会うことになったメンバーが演出に流されてヤラセに手を染めるかどうかを見るという、ドッキリ企画でした。面白かったです。昨夜の前編の放送では、藤ヶ谷さんがバッティングセンターでのホームランに、宮田さんが激辛ラーメンの感想に、玉森さんが偉人の謎の名言に、困惑しながらも“ヤラセ”をしてしまっていたのですが、7人の内一人だけ加担しなかった純粋な人?がいたそうです。予告で流れていた続きの後編も面白そうでした。

あと、これは昨夜のドラマともジャニーズ事務所とも全く関係のないことなのですが、昨夜の8時頃、NHKでは明石家さんまさん司会の歌番組「明石家紅白!」の第2回が放送されていました。私は途中から見たのですが、三浦大知さんの「Cry & Fight」を聴いたり見たりしてかっこいいなと嬉しく思い、ゆずの「サヨナラバス」のサビの一部を踊りながら歌っているのを聴いて、改めて上手いなと思いました。

昨夜のさんまさんの歌番組には三浦友和さんと山口百恵さんの長男の三浦祐太朗さんも出演して山口百恵さんの歌を披露していたようなのですが、先日のフジテレビの「MUSIC FAIR(ミュージックフェア)」(司会は昨年から、鈴木杏樹さんと恵俊彰さんに代わって、仲間由紀恵さんと軽部真一さんになっています。私は時々見ています)の、何気なく録画をしておいた「初夏の名曲SELECTION」の最初のほうの映像の中の、三浦友和さんと来生たかおさんの「夢の途中 -セーラー服と機関銃-」もとても良かったです。来生たかおさんのゆとりのある歌声がとても良かったのですが、私は俳優の三浦友和さんが歌っている方だと知らなかったので、三浦友和さんは歌が上手な方だったのだなと勝手に少し新鮮な思いがしました。
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