「きみが心に棲みついた」第7話

TBSの火曜ドラマ「きみが心に棲みついた」の第7話を見ました。

下着メーカー「Lapoire」では、企画室長の星名漣(向井理さん)が堀田麻衣子(瀬戸朝香さん)と八木泉(鈴木紗理奈さん)をデザイナーに起用した新ブランドを立ち上げました。しかし、堀田さんのチームにいた材料課の飯田彩香(石橋杏奈さん)は外されていました。交際していると思っていた星名さんに冷たくされた飯田さんは、親が殺人犯でも構わないと星名さんに言い、誰から聞いたのかと追及されました。部下の市ノ瀬高史(西村元貴さん)が興信所に自分のことを調べさせていたことを知った星名さんは、飯田さんがセクハラで訴えるかもしれないと市ノ瀬さんを脅迫して、市ノ瀬さんを新ブランドの企画から外し、本社に戻しました。

出版社の編集者の吉崎幸次郎(桐谷健太さん)は、自分の担当する漫画家のスズキ次郎(ムロツヨシさん)の作品のドラマ化が決まって喜んでいたのですが、売り出し中のアイドル女優を起用するために登場人物を女装男子を女子に変えたいというテレビ局側からの提案を、重要なキャラクターだから変えてほしくないと拒絶するスズキさんから、吉崎さんは作家の味方だと言っていたのにやはりこっち側の人ではない、ただ漫画を売りたいだけだと言われてしまいました。

小川今日子(吉岡里帆さん)は、吉崎さんが元交際相手の作家の成川映美(中村アンさん)と会っていることを気にしながら吉崎さんとデートをしていたのですが、吉崎さんと会おうとしていたある夜、吉崎さんの後輩の為末れいか(田中真琴さん)から、吉崎さんが大学時代の今日子さんの「ストリップ」の動画を見てショックを受けていると聞かされました。

吉崎さんに嫌われると悲嘆に暮れていた今日子さんは、会社で星名さんに脅されていた時、先輩の堀田さんと八木さんに助けられ、大学時代の酷い先輩が星名さんであることを二人に認めました。怖くて逃げたいけれど逃げられないと怯える今日子さんに、堀田さんは、奴隷と同じだ、星名さんに戻って吉崎さんと別れたらバカだと忠告しました。隣で堀田さんの意見を聞いていた八木さんは、正論ばかり言っても仕方がない、クズに救われることもあるのだと言って、星名さんからなかなか逃げることができない今の今日子さんを認めました。今日子さんは、星名さんは初めてそのままの自分を認めてくれた人なのだと二人に話しました。今日子さんの話を聞いた二人は、吉崎さんに自分の気持ちを伝えるべきだと言い、仕事を始めるために顔を洗ってくるよう言いました。

今夜会いたいと吉崎さんにメッセージを送った今日子さんは、しかし、喫茶店に現れた吉崎さんから、どうしてあんなことをしたのかと訊かれると、言いたくありません、家族と仲が良い吉崎さんには言っても分からないと思いますと言い、吉崎さんの一番の味方でいたかったと、逃げるようにお店を出て行きました。

残された吉崎さんは、バーに行き、今日子さんを「キョドコ」と呼んで星名さんの言う通りにした今日子さんを笑うバーテンダーの牧村英二(山岸門人さん)に掴みかかり、バーに現れた星名さんと牧村さんに謝ってくださいと言いました。牧村さんに頭を下げさせた星名さんも頭を下げると、自分たちの品性下劣な行為を小川さんに謝ってくださいと言って、誓約書を作って来たのでサインをしていただけますねと、今日子さんのデータの削除と脅迫しないことを約束させました。

帰宅した時のまま、コートも脱がずに部屋で落ち込んでいた今日子さんは、突然訪ねて来た吉崎さんに驚きつつ、大学時代のことを話そうとしたのですが、吉崎さんは、話すと余計に辛くなることもあるから話したくなった時でいい、誓約書を書いてもらったからもう過去に囚われる必要はないと今日子さんに言い、今の小川さんが好きだ、一番の味方でいたいと思っていると伝えました。そして、吉崎さんは、今日子さんの首の「ねじねじ」の巻物を外しました。

翌日、出勤した今日子さんは、堀田さんや八木さんたちの前に、首元の開いた服で現れました。堀田さんと八木さんは、「ねじねじ」を着けていない今日子さんを見て、何かあったと楽しそうに話していました。今日子さんは、その服のまま、星名さんの前を堂々と通り過ぎることができました。星名さんは、「マジか」と今日子さんを振り返っていました。

脚本は吉澤智子さん、演出は金子文紀さんでした。

今回は、吉崎さんに過去の秘密を知られてしまった今日子さんが、それでも今日子さんを嫌いにならなかった吉崎さんに愛されていることを実感し、鎖のような首元の「ねじねじ」に象徴されていた、星名さんによる一種の洗脳のような精神的な呪縛から解放される話でした。

お仕事ドラマの要素はほとんどなかったのですが、今回も登場人物の思いが丁寧に描かれていて、良かったです。

今回には、幼馴染の牧村さんを「友達だと思ったことはない」という星名さんの、「変わったのではなく変えられた」過去も描かれていました。牧村さんも知っている星名さんの顔の「整形」は、子供の頃、父親に暴力を振るわれる中で、顔が気に入らないと言われたことがきっかけだったようでした。星名さんの記憶によると、同級生の一部から帰宅途中にいじめられていた小学生時代の星名さんは、「星名のくせに」と言われながら殴られていたのですが、そこへ通りかかった母親は、倒れている息子には目もくれず、父親以外の男性を連れて歩きながらどこかへ行ってしまいました。

自分が傷ついているから他人も傷つけていいということにはならないと思うのですが、親から愛されているという実感を得ないまま育った孤独な星名さんも、今日子さんと同じように、自分を愛して裏切らない絶対的な絆を求めているということなのかなと思います。

星名さんと今日子さんは、これまでは共依存的な部分もあったように思います。今日子さんは、今日子さんの前に吉崎さんが現れたことで、また、会社内に堀田さんと八木さんという強い味方ができたことで孤独ではなくなり、星名さんから離れたいという思いも強くしていたのかもしれないのですが、今日子さんと同じように、あるいはそれ以上に過去に囚われているらしい星名さんは、自分を優位にする存在だった今日子さんを失ったことで、これから心のバランスを崩していくということなのかなと、ドラマを見ていて思いました。

今のところは、本当の星名さんというか、星名さんが何をしたい人なのかということが、いまいちよく分からないのですが、これからはそのような部分も描かれていくのかもしれません。

吉崎さんは、優しい良い人なのですが、誠実で優しいというだけではなく、冷静な人でした。吉崎さんが小説や漫画作品を好きな人という、他人の気持ちを考える人であったり、行間を読むことのできる人であったりするところも、何というか、感情の起伏が激しい時々挙動不審気味になる今日子さんの思いを受け止めるには、必要なところだったのかもしれないなと思いました。

今回の最後では、星名さんに突き放された飯田さんが、星名さんの母親(岡江久美子さん)の暮らすアパートの部屋を訪ねていました。どのような展開になっていくのでしょうか。


ところで、これは「きみが心に棲みついた」のドラマとは関係のないことなのですが、昨日のニュース番組では、韓国の平昌オリンピックを終えて帰国した日本代表選手団の話題がトップニュースになっていました。その一方で、軽い脳梗塞の疑いで検査入院をしていると報じられていた江崎鉄磨沖縄北方担当大臣は辞任ということになり、代わりに同じ自民党の「二階派」の元文部科学副大臣の福井照議員が就任するということも、少し報道されていました。その福井大臣は、北方領土の「色丹(しこたん)島」を「しゃこたん島」と読んだそうですが、数年前の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の法案の時には「強行採決で実現する」と発言して公明党から注意されていた方です(江崎議員以上に、沖縄北方担当大臣には福井議員は適任ではないようにも思えますが、今の自民党の人材不足を表しているということでもあるのかもしれません)。

開催中の国会の予算委員会では、安倍自民党政権が8本の法案を一括した「働き方改革関連法案」の一つの「裁量労働制」の基のデータが不正なものだったということが指摘されています。PKO日報問題や森友学園問題や加計学園問題の時などと同じように、与党によって?隠されていた(隠蔽されていた)資料が野党によって次々と発見されているそうです。与党の自民党総裁でもある安倍首相は、裁量労働制の拡大は働く人の長時間労働を助長すると訴える野党議員からの質問には、総理大臣としてとか自民党総裁としてとかごまかしながら、その議員の持ち時間を減らすばかりで、誠実に答えませんが、不正データの作成を厚生労働省の役人の仕業とだけするのは、間違っているように思います。安倍政権の目玉企画だという「働き方改革」が官邸主導のものであるなら、責任は役人の方だけではなく、加藤勝信厚生労働大臣にも、経団連(一般社団法人日本経済団体連合会)の支援を受けているという安倍首相にもあるはずです。今の自民党には、以前よりも潔さがなくなっているように思えます。そもそも法律は、一般国民の生活を豊かにするためのものであるはずで、一つでも重要なものなのだろうと思いますし、複数の法案を一括して採決して決めるのではなく、一つ一つ国会で話し合って決めたほうが良いように思います。不正が残ったまま法案を通すことは、自民党にとっても恥になることなのではないでしょうか。与党議員の中には「この法案に反対するなら対案を出せ」、「対案・代案がないなら反対するな」と野党議員に言う方もいるようですが、提出されようとしている与党の法案や現行の法律に不正や不備を見つけて反対や批判をすることと、現行の法律のまま対策を考えたり対案を出したりするかどうかは、別のことなのではないかと思います。

安倍内閣が(経団連の勧めで?)取り入れようとしている日本の「裁量労働制」は、多くの労働者の側にはほとんど「裁量(自分の考え通りに物事を決めて処理すること)」のないもので、「固定賃金制」と言ったほうがその制度の内容をよく表しているのだそうです。少し前に報道番組で専門家の方がそのように話しているのを聞いて、そうかもしれないなと思いました。「働き方改革」ではなく「働かせ方改革」だと野党が言っているように、経営者側には努力義務があるだけで罰則規定はないそうです。報道によると、安倍内閣の「働き方改革関連法案」は今日、国会で採決される予定なのだそうです。NHKはまた国会中継の放送をやめているようです。

国会での与野党議員のやり取りを伝える際に、報道番組のキャスターやアナウンサーの方が、与党の言動や法案のどのような点を野党が批判しているのかということをあまり説明しないまま、「国会が紛糾しています」、「与野党の対立が激しくなっています」、「野党の反発が予想されます」などのコメントで終わらせるのは、無難ということなのかもしれませんが、あまりにも無内容という印象を受けます。

スペシャルドラマ「荒神」

NHKのBSプレミアムで放送されていたスーパープレミアム・スペシャルドラマ「荒神(こうじん)」を見ました。録画をしておいたものです。

原作は、私は未読なのですが、宮部みゆきさんの2014年の小説『荒神』です。

私はこの作品の物語をよく知らないまま見始めたのですが、このドラマの「荒神」は、普段聞く台所の神様(火の神様)の意味ではなく、「地荒神」というか、村や地域や家で信仰されている土着の神様という意味の「荒神」のようでした。

関ヶ原の戦いから100年後の江戸中期の元禄時代のある日、東北地方の永津野藩の村に、出羽への弔いの旅をしていた浪人の榊田宗栄(平岡祐太さん)が大怪我を負った少年を抱えて駆け込んできました。その少年は、永津野藩と100年前からいがみ合い、今は永津野藩の家老の曽谷弾正(平岳大さん)に侵攻・略奪・殺戮され続けているという隣の香山藩出身の少年・蓑吉でした。8年前に上州からこの永津野藩の村にやって来たという、弾正の妹で唯一の身内の朱音(内田有紀さん)は、村人たちの反対を押し切り、少年を看病することにしました。

意識を取り戻した少年は、自分たちの村が怪物に襲われたと証言しました。怪物から村を守るため、国境へ向かった朱音さんと榊田さんは、香山藩の社から怪物の絵馬を持ち出し、本物の怪物を見ようと領地に入って役人に捕まっていた絵師の菊地圓秀(柳沢慎吾さん)と共に、そこに現れた建物も人間も潰しながら歩く巨大な怪物の姿を目撃し、森の井戸に隠れたりしながら、山の洞窟に逃げた3人は、そこで猟銃使いの蓑吉の祖父と出会い、村を襲った怪物についての話を聞きました。

怪物は、もともと永津野藩との戦に敗れた香山藩の人々が永津野藩主への憎しみや恨みの思いから作り出したものでした。瓜生という香山の呪術師の一族は、小動物の死骸や呪いのための供物として自ら命を絶った香山の村人たちの血と死体から怪物を作り出したのですが、太平の世となり怪物が無用となると、幕府に見つかることを恐れた香山藩の意向で封印したということでした。その封印が何かのきっかけで解かれ、怪物が復活し、本来なら守るはずの香山藩の村を襲ったようでした。

蓑吉の祖父を連れて永津野の村に戻った3人でしたが、そこへ、弾正の妻の音羽(前田亜季さん)と娘の小夜がやって来ました。弾正が藩主の竜崎の娘である妻の音羽さんを怪物の犠牲として差し出そうと考えていることを知った家臣(前川泰之さん)が連れてきたのでした。朱音さんは、兄の妻の音羽さんを匿おうとしていたのですが、朱音さんに使えるじい(中原丈雄さん)は、音羽さんをお城へ返すよう朱音さんに進言しました。しかし、その話がうやむやになったまま、朱音さんは、逃げずに戦うと誓った村人や榊田さんたちと共に、怪物と戦う準備を始めました。

しばらくして、永津野藩の村に現れた巨大な怪物は、村を襲いました。怪物は、家屋を壊したり、村人たちを食べたり潰したりしながら、何かを探すように村を歩き回っていました。音羽さんと小夜さんを守るために一緒に逃げていた朱音さんは、近付いてきた怪物の前で何もできずに固まっていたのですが、その時、じいが怪物の前に立ちはだかりました。じいは腹部に描いた瓜生の家紋を怪物に見せながら、土御門さま、お鎮まりください、お帰りくださいと強く念じるように叫びました。怪物は少しずつ引き下がり、山のほうへ帰っていきました。

じいは怪物が暴れたときのためにと香山藩から永津野に呼ばれていた者でした。力尽きたじいは、怪物を止めることができるのは朱音さんしかいないと意味のことを朱音さんに言い遺して亡くなりました。

浪人の榊田さんと絵師と漁師と共に、兄の弾正が怪物の生け贄のための音羽さんを連れ去った永津野藩の寺を訪れた朱音さんは、記憶から消えていた、香山藩の者たちに父親を殺された20年前に失意の母親を亡くし、兄と二人で暮らしていたという時のことを思い出しました。当時を知る和尚(品川徹さん)を訪ねると、和尚は、呪いには呪いしか効かないと、背中に刻まれた呪いを解くための呪文を見せ、瓜生の血を引く者が背中に呪文を描いた状態で怪物に飲み込まれればいいと言いました。

復活した怪物は慕い合っている兄と自分の血が8年前に生み出した怪物だろうと理解した朱音さんは、自分の子供である怪物を鎮めるために、その生け贄となる決意をし、榊田さんが止めるのも聞かずに、絵師に呪文を描いてもらうと、兄に気付かれないように密かに音羽さんと入れ替わって、怪物の前に立ちました。

生け贄が妻の音羽さんではなく妹の朱音だと気付いた弾正は、妹には触れさせないと怪物に刀を振りかざし、怪物に飲み込まれました。兄を喪った朱音さんも、怪物の前に進み、その犠牲となりました。朱音さんの呪文によって怪物の動作が停止した時、蓑吉の祖父が放った銃弾と、朱音さんに介錯を頼まれていた榊田さんの一刺しが、怪物を消し去ったようでした。

一年後の春、絵師が怪物の襖絵を完成させていた頃、榊田さんたちは、朱音さんのお墓参りをしていました。そして、音羽さんの隣に座る小夜さんの首に、瓜生の印の痣が出来ていました。

脚本は山岡潤平さん、音楽は羽岡佳さん、演出は松浦善之助さんでした。

ドラマ「荒神」は、NHKの大河ファンタジー「精霊の守り人」とは違うかもしれませんが、VFXの怪物が登場するファンタジー時代劇でした。

私は原作の小説を未読なので、それと比べることはできないのですが、原作の小説には怪物の具体的な描写はないのだそうです。ドラマの怪物は、映画「シン・ゴジラ」の「蒲田くん」と呼ばれているゴジラの第二形態の姿にも少し似ていました。「蒲田くん」はアナゴのような外見でもありましたが、「荒神」の怪物はオオサンショウウオのようでもありました。その体には、生け贄のために死んでいった生き物たちのものかもしれない、牙や小さな目や手足がたくさんついていました。

でも、その怪物には「蒲田くん」ほどの破壊力はありませんでした。よく出来ていたと思うのですが、ドラマでは、村の生活を破壊する怪物としての登場時間は少なかったような気がします。建物の破壊や人間の捕食の描写も、かなり抑えられていたのだろうと思います。

東北地方のある藩の村人たちが自分たちを災いから守ってくれるはずだと信じて作った巨大な怪物に襲われる、という物語の展開を見ていて、何となく、2011年の東日本大震災の東京電力福島県第一原子力発電所の事故のことを思いました。

そのため、突然現れた謎の怪物に村人たちが立ち向かっていくこのドラマを見始めた最初の頃には、自然災害や原発事故や産業公害の問題が扱われている話のようにも思えていたのですが、そうではなく、特に後半は、弾正さんと朱音さんの、まさかの“兄妹間恋愛劇(愛憎劇)”でした。

怪物が永津野藩主の竜崎の血を欲しているという弾正さんの推理が正しいのかどうかも、よく分かりませんでした。もしも弾正さんの説の通りに怪物が香山藩の恨みの塊として敵の竜崎の血を欲しているというのなら、怪物は一直線に永津野藩主を狙えばいいはずです。でも、怪物は、ドラマの中では、永津野藩主の前には現れませんでした。ドラマを見ていた私には、朱音さんが怪物を「私の子供」と言っていたように、瓜生一族が生み出した怪物はその末裔でもある朱音さんを、または「親」である朱音さんと弾正さんを探していたのかなという風にも思えました。

弾正さんの娘である小夜さんも、呪術師の瓜生一族の血を受け継いでいるようでした。末裔であることを示す首の印の痣が生まれた時からあったなら母親の音羽さんも気付くと思うのですが、音羽さんが夫の弾正の首の痣をどのように思っていたのかも、娘の小夜さんの首の痣を知っているのかどうかも、描かれていないので分かりませんでした。特に何も言われていなかったということは、小夜さんの印はあのお墓参りの時に現れたのかなとも思うのですが、もしもそうだとすると、背中に呪文を描いた朱音さんの犠牲によって封印された怪物は、封印されただけでまだ消滅していないということでもあるのかもしれません。

怪物が最後どのように封印されたのかということも詳しく描かれていないのでよく分からないのですが、永津野藩主の登場が僅かだった以上に香山藩主は登場さえしていませんでしたし、憎しみや恨みから生み出された香山の怪物の復活と再びの封印によって、100年あまり続いていたという永津野藩と香山藩の対立構図がどのようになったのかということも、不明のままです。

宮部みゆきさんの小説を原作としたNHKの時代劇としては、私は「おそろし~三島屋変調百物語」(主演は波瑠さん)や「ぼんくら」(主演は岸谷五朗さん)を好きで見ていました。

内田有紀さん出演のNHKの東北を舞台にした少し変わった時代劇として思い出すのは、2013年の冬頃に放送されていたドラマ「火怨・北の英雄 アテルイ伝」(原作は高橋克彦さんの小説『火怨 北の耀星アテルイ』)です。主人公の阿弖流為(あてるい)を演じていたのは大沢たかおさんでした。東日本大震災応援企画で制作されたドラマでした。

蝦夷征伐を行うヤマト政権(ヤマト王権・大和朝廷、桓武天皇や坂上田村麻呂)と東北地方の族長たちが戦う話で、東日本大震災の暗い影響が今よりももっと濃かった頃に放送されていたこのドラマを見た最初の頃には、どうしてこのような(天皇家を含む中央政権と東北地方が対立するような)物語を今作るのだろうという風にも少し思えていたのですが、ドラマ「アテルイ伝」は、日本列島の各地の国々が「日本」に統一されていく過程の時代の、東北の受難の物語だったように思います(神話では九州地方の熊襲がヤマト政権に征服されたそうです)。

最終的に兄妹間恋愛劇(私には少し苦手な要素でした)になっていた今回の「荒神」のドラマは、そのような、中央または西による東北受難の物語ではなかったのだと思いますが、前半には、そのように見ることができる部分もあったように思います。平岡祐太さんの演じる江戸の武家の次男だった浪人の榊田さんの、兄に斬り殺された東北出身の家臣?の遺髪を遺族に届けるという「弔いの旅」にも、そのような(何か東日本大震災を思うことができるような)要素があったような気がしました。

私にはところどころよく分からないように思えるところもあったのですが、それでも、私もこの1時間50分の、スペシャルドラマ「荒神」を、最後までそれなりに楽しく見ることができたように思います。全一回の2時間作品ではなく、例えば約2時間ずつの前後編になっていたなら、細かく描かれる部分も増えて、もっと良いドラマになったのかもしれません。


ところで、ドラマ「荒神」とは関係のないことなのですが、昨夜のTBSの「月曜名作劇場」で放送されていた、平岡祐太さんがルポライターの浅見光彦を演じる「内田康夫サスペンス 新・浅見光彦シリーズ」の第2弾「後鳥羽伝説殺人事件」も、意外と面白かったです。浅見さんが、「後鳥羽伝説」を調べるために友人と広島県の尾道の旅に出かけた浅見祐子さんが旅館の火災で亡くなったという、12年前の妹の死の謎を巡るミステリーでした。野上刑事(佐藤B作さん)やその娘の文香(森脇英理子さん)の協力を得て、冷静に犯人を追い詰めた浅見さんが、広島県警の桐山道夫(黄川田将也さん)に穏やかに伝えていた、無かったことにするのではなく積み重ねていくのが人生だ、というような言葉も良かったです。

浅見さんの兄で「刑事局長」の陽一郎(石丸幹二さん)は、娘を突然亡くした母親の雪江(竹下景子さん)をこれ以上悲しませたくないというような理由で、妹の死は事故ではないかもしれないと捜査の継続を訴える弟の考えを退けて「火災死亡事故」の捜査を打ち切ったということだったのですが、私には、陽一郎さんはちゃんと捜査を続けるべきだったように思えました。捜査がなされて犯人が逮捕されていれば、少なくとも、祐子さんの所持品だった本を出雲の?古書店で発見した祐子さんの友人が12年前の犯人に殺されることはなかったのではないかなと思いました。

「家族の旅路」第4話

フジテレビの「オトナの土ドラ」のドラマ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」の第4話を見ました。

第4話は、死刑囚・柳瀬光三(遠藤憲一さん)の無実を信じるようになり、柳瀬の元妻で末期癌を患って入院中の河村あかね(横山めぐみさん)の娘である礼菜(谷村美月さん)の祖父の花木重彦(目黒祐樹さん)に会いに行って話を聞き、花木さんが娘のあかねさんとの交際を反対し続けていた、あかねさんの中学時代の同級生?の礼菜さんの父親の故・河村真二(小林タカ鹿さん)が30年前に大富の両親と祖父を殺害した真犯人なのではないかと考えるようになった弁護士の浅利祐介(滝沢秀明さん)が、祐介さんと共に柳瀬さんと面会した弁護士事務所の所長の澤田陽一郎(片岡鶴太郎さん)の推理から、大富家から柳瀬さんが連れ出した赤ちゃんが柳瀬さんの愛息の「光男」ではないかもしれないということに気付いていく、という話でした。

脚本はいずみ玲さん、演出は村松弘之さんでした。

祐介さんが礼菜さんを好きになる感じが、私には少し唐突のようにも思えてしまったのですが、そのことにより、礼菜さんの母親のあかねさんの“勘の鋭さ”が発揮されていたような気もします。あかねさんは、礼菜さんに、家族を壊す男だ、あの人とだけは付き合ってはいけないと猛反対していました。

祐介さんの調査によると、礼菜さんの母親のあかねさんには兄がいて、事件の起きた頃、八王子の花木家には、兄の息子の大介という人が生まれていたようでした。祐介さんや光男さんと同じくらいの歳の人ということでしょうか。ただ、今のところは行方知れずの「光男」と同じように登場していません。

ドラマの舞台は東京スカイツリーの見える町なのですが、このドラマの中では、横山めぐみさんの演じるあかねさんと、片岡鶴太郎さんの演じる澤田所長の二人が、時代劇で聞くような、江戸っ子風の話し方をしています。全体的にシリアスなドラマなのですが、そのようなところも何となく面白いです。

予告の映像によると、祐介さんはさらに自身の“出生の秘密”に近付いていくことになるようでした。次回も見てみようと思います。

昨夜の平昌冬季オリンピックの閉会式

昨夜、92の国と地域が参加した韓国の平昌冬季オリンピックが閉幕しました。

報道によると、日本代表としては、今回選手の方たちが獲得したメダル数の13個というのは、1998年に日本で開催された長野冬季オリンピックを上回っての、冬季オリンピック史上最多なのだそうです。日本に近い韓国の平昌という場所が、日本代表選手たちに合っていたということなのでしょうか。あるいは、2年後の2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて国がスポーツ事業に力を入れている結果ということなのでしょうか。メダルランキングによると、日本は11位、開催国の韓国は7位で、1位はノルウェー、2位はドイツ、3位はカナダだそうです。

閉会式は、夜8時から夜10時過ぎまで行われていました。NHKで生中継されていたその全部を放送時間に見ることができたというわけではないのですが、夜10時半からの日本テレビのドラマ「トドメの接吻(キス)」の第8話を見る前、何となく閉会式の様子を見ていました。これまでのオリンピックの閉会式もそうだったように、閉会式は開会式よりも簡素な作りのものだったように思います。私としては、開会式の演出のほうが好きでした。

開会式や閉会式に使われる会場の観客席がLEDディスプレイのようになるという作りも良かったと思うのですが、全体的には、オリンピックというイベントに限らないことなのかもしれませんが、近年多用されている「プロジェクションマッピング」は便利だなという印象でもありました。

東京オリンピックの開会式や閉会式でも、大量のドローン?は危ないので使われないかもしれませんが、CGやプロジェクションマッピングやARなどが演出に多用されるのかもしれないなと思いました。

「弔い」のセレモニーが入っているということには、少し驚きました。私が忘れてしまっただけなのかもしれないのですが、NHKの解説(開会式・閉会式の解説が十分だったとは言えないような気もしますが)によると、2016年のブラジルのリオデジャネイロオリンピックの時から取り入れられているそうです。神と人、死者と生者、あの世とこの世をつなぐ存在としての「亀」が、プロジェクションマッピングの光の中を泳いでいました。

次の2022年の冬季オリンピック・パラリンピックは、中国の北京で開催されるそうです。次の夏季は東京ですし、東アジアの国での開催が続のだなと、少し不思議な感じもしました。「北京への招待」の演出は、チャン・イーモウ監督ということだったのですが、パンダのキャラクターが登場したという以外には、光の使い方が韓国の閉会式の演出の雰囲気とも似ていたというか、中国らしさは薄まっていたように思います。映像の最後にスーツ姿の中国の習近平国家主席(独裁的な長期政権を維持するための国家主席の任期を撤廃する改憲案を出しているのだそうです)が登場したのを見て、リオデジャネイロオリンピックの閉会式の「東京への招待」の演出の最後に、任天堂のスーパーマリオに扮した安倍晋三首相が登場していたことを思い出しました。

花火も上がり、会場の明かりもきれいでした。平昌オリンピックが始まった最初の頃は、日本にも来ていた南岸低気圧の影響か、吹雪になっていたようでしたが、その後は晴れの日が続いていたようでした。

昨日のフィギュアスケートのエキシビジョンの時、リンクを出る際に手袋を外して氷に触れた羽生結弦選手が、笑顔で「カムサハムニダ(ありがとう)」と叫んでいました。平昌オリンピックの開催前には、北朝鮮とアメリカという核開発国の緊張関係が注目されていて、それは今でも続いていますが、誰かが負傷するような大きなテロ事件などもなく無事に終わって良かったと思いますし、“記録にも記憶にも残る”オリンピックになったのだろうと思います。

平昌パラリンピックは3月9日からだそうです。関係各国の政府にはその後も軍事行動をやめてほしいと思うのですが、それにしても、オリンピックとパラリンピックは、やはり一緒に開催したほうが良いような気がします。大手メディアが報道に力を入れている有名なオリンピックが終わると、パラリンピックまで終わったような気がしてしまうところがあるからです。もしも会場の事情などでオリンピックとパラリンピックの開催を今後も分けるのだとしても(あるいはもっと複雑な事情でもあるのでしょうか)、例えば開会式と閉会式を合同のものにして、パラリンピックを先に行ってからオリンピックを行うとか、開催の順番は今とは逆のほうが良いような気がします。

2020年に開催予定の東京オリンピック・パラリンピックがどうなるのか分かりませんが、もしも行われるのなら、その時には、バリアフリーの意味も兼ねて、一緒に行ったほうが良いのではないかなと思います。


ところで、今日は、1936年(昭和11年)に陸軍の革新派や皇道派の青年将校たちが起こしたクーデター未遂事件「二・二六事件」から82年の日でもあります。この事件をきっかけに、岡田内閣辞任後の廣田内閣によって、国が“思想犯”を監視するという「思想犯保護観察法」という法律が作られ、敗戦した1945年(昭和20年)に廃止されたのだそうです。約80年前の昭和初期の出来事だからなのか、以前よりも「二・二六事件」のことはテレビなどのメディアでは特集されなくなってきているような気もするのですが、「二・二六事件」の頃、革新派・皇道派の青年将校や役人たちや国家主義者たちは、「明治維新」に倣った「昭和維新」という言葉を掲げて、明治維新の精神の復興を目指していたそうです。私は「昭和維新」という言葉の内容をよく知りません。先日に知ったばかりです。ただ、「平成維新」は今のところ起きそうにありませんが、「昭和維新」の、明治維新の精神の復興を目指すという辺りは、「明治維新150年」事業を推進している今の安倍自民党内閣(安倍政権は国家社会主義的のようにも見えますが)の中にもありそうにも思えました。

「トドメの接吻」第8話

日本テレビの「日曜ドラマ」の「トドメの接吻(キス)」の第8話を見ました。

佐藤宰子(門脇麦さん)を抱きしめているところを並樹美尊(新木優子さん)に見られた新宿歌舞伎町のNo.1ホストのエイトの堂島旺太郎(山﨑賢人さん)は、宰子さんを貧血気味の遠い親戚ということにし、宰子さんを夢で見たと気にする美尊さんに、デリバリーの仕事をしている宰子さんに会ったからなのではないかと言ってごまかしました。宰子さんとの出来事をただの夢だと信じた美尊さんは、旺太郎さんに、結婚を前提に付き合ってほしいと言いました。

並樹グループの次期社長とされている、美尊さんの義兄の並樹尊氏(新田真剣佑さん)は、ガード下のホームレスのストリートミュージシャンの青年(菅田将暉さん)からは佐藤宰子について何も訊き出すことができなかったのですが、美尊さんが宰子さんを旺太郎さんの親戚だと話しているのを聞き、食事に招待しようと切り出しました。

旺太郎さんから並樹家に行くと命じられた宰子さんは、暴力的な尊氏さんと会うのを少し怖がっていたのですが、2月15日、旺太郎さんがその日のために新調した白いワンピースを着て、旺太郎さんの親戚として、並樹家の食事会に参加しました。旺太郎さんが美尊さんに婚約指輪を渡すのを、宰子さんは黙って見ていたのですが、その宰子さんを尊氏さんが見ていました。宰子さんに近付こうとしたのを旺太郎さんに妨害された尊氏さんは、長谷部さんの見張り役として看護助手の男性を病院に送り込んでいた前社長秘書の新井郡次(小市慢太郎さん)から、長谷部寛之(佐野勇斗さん)の病室の前を、旺太郎さんの父親で12年前のクルーズ船沈没事故の裁判で有罪となった元船長の堂島旺(光石研さん)がうろついていたという情報を得ました。

翌日、長谷部さんが病室で刺殺され、看護助手に取り押さえられたという旺太郎さんの父親が被疑者として逮捕されました。それでも旺太郎さんと結婚するのかと尊氏さんに訊かれた美尊さんは、婚約指輪を着けたまま、何も答えることができませんでした。尊氏さんは、乗馬倶楽部で好きだと言われた時、自分も同じ気持ちだったと美尊さんに言いました。

ビルの前で父親に会ったことがある、旺太郎さんを心配しているようだったと旺太郎さんに話した宰子さんは、過去に戻ろうかと考えていたのですが、10年前に家族を捨てて逃げた父親が10年ぶりに戻って来たと思ったら殺人者として逮捕されてまた自分の邪魔をしたという風に憤っていた旺太郎さんは、父親は刑務所で死ねばいい、だからキスはしなくていいと宰子さんに言い、宰子さんも、旺太郎さんが幸せならそれでいいとそれ以上は言いませんでした。

しかし、それから少しして、旺太郎さんの部屋を出た宰子さんを外で待ち伏せしていた尊氏さんと、過去に戻る尊氏さんにしつこく話しかけられていた宰子さんの間に入った旺太郎さんは、俺たちはこういう関係ですと、宰子さんにキスをして、二人で死ぬところを見せました。

2月15日の並樹家の食事後に戻った旺太郎さんは、尊氏さんに引き止められていた宰子さんを連れて病院へ急ぎました。看護助手とぶつかった二人は、刃物を拾い、長谷部さんを殺したのが看護助手だったと気付いたのですが、看護助手には逃げられました。長谷部さんの病室では、旺太郎さんの父親が、ベッドの上の長谷部さんに、12年前の防犯カメラの映像のテープが見つかっても旺太郎には見せないでほしいと頼んでいました。旺さんは、真犯人を知った息子が並樹家に復讐をするのではないかと心配していたようでした。

翌朝、尊氏さんが長谷部さんの病室を訪ねると、そこには長谷部さんではなく旺太郎さんがいました。自分を殺そうとした犯人が尊氏さんに従う布袋道成(宮沢氷魚さん)と知った長谷部さんは、別の病院に転院したということでした。乗馬倶楽部で美尊さんに好きだと言われた時に自分も同じ気持ちだと言えば良かったのにと旺太郎さんに言われた尊氏さんは、旺太郎さんをクズだと言って、お兄さんもと言い返されていました。

その夕方、尊氏さんは、面会した布袋さんに、自分は何がいけなかったのだろう、本当の妹ではないと知って美尊を愛してしまったからだろうかと、過去を思い出しながら話していました。どのような尊氏さんでも自分は尊氏さんの味方ですと言う布袋さんの言葉を聞いた尊氏さんは、美尊を守るためなら何でもすると決意していました。

その頃、宰子さんは、尊氏が来ると危ないから自分の部屋で一緒に暮らそうと提案する旺太郎さんに、弟の光太さんの片方の靴と、父親の連絡先を書いた猫柄のメモを渡しました。そして、父親は逃げていると言う旺太郎さんに、旺太郎さんも逃げている、でも光太さんのために乗り越えられると信じている、旺太郎さんも私を信じてくれたからと言いました。旺太郎さんは、宰子さんに自分の部屋の鍵を渡し、光太さんの靴とメモを受け取って、海辺で待っていた父親に会いに行きました。

借金を旺太郎さんが返していることを謝った父親は、どうして逃げたのかと訊かれ、お母さんが光太を探しているのが辛かったのだと打ち明けました。宰子もあの船に乗っていたのだと話した旺太郎さんは、光太さんの靴を父親に渡し、母さんに会いに行けよと伝えました。

街角で12年前に行方不明になった光太さんの情報を集めるためのチラシを配り続けていた、旺太郎さんの母親の光代(奥貫薫さん)は、10年ぶりに現れた夫から、旺太郎が持っていた、旺太郎が一番辛い思いをしていたのにと、光太さんの靴の片方を見せられました。光太は死んだのだと言われた光代さんは、夫と一緒に泣いていました。

そのような両親の様子を少し離れた場所から見ていた旺太郎さんは、宰子さんに電話をかけると、ありがとうと言いました。そして、道具だなんて言うなよ、道具なんて思っていないからと伝えると、何でもいいから何か料理を作って待っていてと頼んで電話を切ったのですが、その直後、何か不穏なものを察して、走り出しました。旺太郎さんが部屋に戻ると、宰子さんはいませんでした。どこかの部屋に連れて来られていた宰子さんは、尊氏さんに捕まり、君がいれば過去に戻れるのかと訊かれていました。

脚本はいずみ吉紘さん、演出は菅原伸太郎さんでした。

義兄の尊氏さんも昔から自分を好きだったと知った美尊さんは、尊氏さんと旺太郎さんの間で揺れているようだったのですが、二度目の2月15日以降は登場していませんし、旺太郎さんの“婚約者”のままです。

今回は、家族から逃げていた父親が10年ぶりに戻り、バラバラになっていた旺太郎さんの家族が再び家族に戻って行く話でもあったのですが、最後、旺太郎さんが宰子さんに感謝し、道具だなんて思っていないと伝えていた場面に、ほっとしました。

旺太郎さんと宰子さんがコンビになって行動している感じも良かったです。宰子さんの心配のおかげで崩壊していた家族を再構築することができた旺太郎さんは、宰子さんをより信頼するようになったのかなと思います。でも、その矢先に、宰子さんは尊氏さんに拉致されてしまいました。

それにしても、旺太郎さんの弟の光太さんは、やはり本当に死亡したのでしょうか。もしもそうだとしたら、菅田将暉さんの演じる、宰子さんの高校時代の写真を持っていたり、宰子さんのキスの特殊能力を知っていたりする(少しテンションの不思議な)ホームレスのミュージシャンの青年は、何者なのでしょうか。

第8話も面白かったですし、次回の物語も楽しみにしたいと思います。
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