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10月末のいくつかのニュースのこと

今日は、ハロウィンの日です。このヨーロッパ発祥の行事は、仮装イベントを行う日として?日本にも定着しつつあるそうです。先日には(まだハロウィンの日でもないのに)、東京の渋谷の中心街で飲酒をして騒ぐ若者たちによって、軽トラックが壊されたり飲食店の食券の機械が壊されるという事件も起きていて、逮捕者も出たのだそうです。周囲には騒ぎを止めるような人はいなかったのでしょうか。ハロウィンは、私にはほとんど関係のない季節の行事なのですが、日本のお盆の頃のように、この世の生と死の境目が薄くなる日でもあるそうです。

一昨日と昨日には、高円宮家の三女の絢子さまと守谷慧さんのご結婚という明るいニュースに、報道番組でその様子を見た一市民の私も幸せな気持ちになりました(絢子さまはご結婚なされたので、昨日の報道では「絢子さん」と呼ばれていました。黒田清子さんになった紀宮さまの時もそうでした)。

その一方で、インドネシアの飛行機が海に墜落して多くの乗客が亡くなるという悲しいニュースもありましたし、愛知県の老人福祉施設で女性職員たちが90歳代の男性入所者を虐待していたという辛いニュースもありました。報道されること自体は良いことだと思うのですが、施設の職員たちが笑いながらベッドの上で自力で動くことのできない入所者を叩いている映像と音声に吐き気がしました。その職員たちは、どのような罪に問われることになるのでしょうか。

保育園や幼稚園や小学校や老人ホームや病院などの施設で働く人たちには、高い人間性(道徳性)やコミュニケーション能力や明朗な対人能力が必要のような気がするというか、福祉の仕事というのは、本来は、そのような人でなくては勤まらないような専門性の高い接客業なのではないかなと思います。

昨夜には、韓国の「徴用工」の個人賠償を巡る裁判で韓国の裁判所が原告に訴えられている日本企業に個人賠償を命じたということが報道されていました。先日の「報道特集」で伝えられていた、朝鮮半島出身で太平洋戦争中には日本軍の兵士として参戦したという元BC級戦犯の李さんが求めている名誉回復の救済法の成立も、また遠退いてしまうかもしれないなと、何となく思いました。日本政府はその「徴用工」の裁判の結果を国際法に反すると憤っているようなのですが、政府が“普天間飛行場(普天間基地)の危険性を除去するための唯一の解決策”とする沖縄県名護市の辺野古の海での在日米軍の新基地の建設の工事を、翁長前沖縄県知事が行った埋め立て工事の承認撤回の効力を国土交通省が停止までして、普天間飛行場の返還と新基地建設中止を訴える玉城デニー知事を支持した県民の意向を無視して強行的に再開するというのも、法律の手続きを蔑ろにしているものなのではないかと思います。

普天間飛行場を無くすために辺野古に新しい米軍基地を造るのでは、米軍基地が減ったことにはなりません。辺野古に新基地ができれば本当に普天間飛行場の土地が元の住民に戻るのかどうかということも、分かりません。どうして沖縄県内から米軍基地を減らすことを考えないのかなと、不思議に思います。やはり日本政府は(特に現政権の日本政府は)、沖縄県を差別しているということなのでしょうか。47都道府県の中で一番下に見ているということなのでしょうか。地理的に日本列島の南の端に位置している、明治時代以前には琉球王国だった沖縄県の苦難の歴史、太平洋戦争で本土防衛の捨て石にされた沖縄戦で多くの住民がアメリカ軍と日本軍と殺されたことを思うと、日米安全保障条約があるのだとしても、米軍基地を沖縄県内に増やすこと(米軍基地を新しく造ること)が良いことだとは思えません。

普天間飛行場よりも、嘉手納基地のほうが機能的には危険だということが、数年前にはメディアで言われていたように思いますが、最近はあまり言われなくなりました。住宅地ではない辺野古の海辺に政府とアメリカ軍が作る予定の新基地は、もしかしたら、嘉手納基地のようにするつもりなのではないかなと、何となく思います。でも、間違っているかもしれません。なぜ普天間飛行場の土地を沖縄県民が取り戻すために別の土地に新しく基地を建設することが必要なのかということの説明がほとんどないまま、唯一の解決策という言葉だけを空虚に繰り返し、住民への約束を反故にして工事を強行する政府のやり方は卑怯だと思います。敗戦後のGHQによる占領期以降も日本政府が日米安全保障条約のために在日米軍基地を維持している状況はまだもう少し続くのかもしれませんが、米軍基地はもう国内には(沖縄県内には)増やさないほうが良いと思います。

沖縄県民の意向を無視して米軍基地の建設工事を強行するのはやめてほしいですし、愛媛県の住民の方々が反対していた四国電力の伊方原発の再稼働も、心配です(もしも事故が起きたなら、その一帯は汚染された土地になってしまいます)。インドに日本の原発を売り込むというのも、良くないことのような気がします。

ドイツでは人権派のメルケル首相が選挙に負け、ブラジルでは差別発言を繰り返す元軍人のボルソナロ下院議員“ブラジルのトランプ大統領”と呼ばれている方だそうです)が大統領選挙に勝ったということも報道されていましたが、その世界の流れの中に、今の日本の政治も混ざっているような気がします。自国の世論を分断するボルソナロさんのことは「極右」と報じられていますが、差別発言の部分は日本の今の与党の自由民主党の議員たちの発言とも似ているので、実は「極右」ではないのかもしれません。「右派」であることと多くの人を傷つけることを平気で言う「差別主義者」であることとは、実際には別だと思います。

この数年の安倍内閣での麻生太郎財務大臣兼副総理大臣のふて腐れているような開き直ったような態度や差別の発言も酷いのですが、以前の、漫画が好きで漢字が読めない総理大臣だった頃の麻生議員は、今のような嫌な人ではなかったような気がします。漢字が読めないということを報じられてはいましたが、そのニュースを見て呆れたとしても、その時は特に悪い人だと思ったことはありませんでした。麻生議員の本質が今の麻生議員の言動に滲み出ているということならその残念さはもう仕方がないというか、国会議員に相応しくない人物だったということなのだろうと思います。

シリアで武装勢力に約3年間拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが無事に帰国したことについて、インターネット上では安田さんが拘束されたことへの「自己責任論(自業自得論?)」が出ているということを、大手テレビメディア(特にフジテレビ)が「賛否両論ある」という風に報じているのも、間違っているような気がします。「賛否両論」とすると、賛同する人と否定する人の人数が半分ずついるように思えてしまうからです。実際には、ジャーナリストの安田さんの命が助かって良かった、武装組織に殺されなくて良かった、無事に日本に帰って来ることができて良かったと、ほっとした日本人のほうがずっと多いのではないかと思います。

国会の話を報じる時のメディアの「野党が反発しています」、「野党の反発が予想されます」というまとめ方も、おかしいような気がします。自民党を支持する方々は、自民党議員が自らそう言うために、野党議員が「反対のための反対」をしていると思い込んでいる節があるようなのですが、「反対のための反対」は、「賛成のための賛成」がないのと同じくらい、あり得ないことのように思います。何になぜ反対しているのか、何になぜ賛成しているのか、そこにはちゃんと理由があるはずです。ただ、与党議員のほうが数が多いので、もしかしたら、社会の大勢に従ったり権力者に同調・協調したりするのが得意な方々(そうすることで自分が権力者の側にいると錯覚して安心する方々、あるいはそのほうが楽だと感じる方々?)には、野党議員の意見を何となく無視したくなる傾向があるのかなとも思います。

日本は今は民主主義の国になっていますが(安倍改造内閣に復活した稲田朋美元防衛大臣が国会で日本の民主主義の基本は日本古来からの伝統だと発言したことには驚きました)、私は本土の片隅で小さく生きている一市民なのですが、日本国憲法に書かれている人権や平和の考えを基にした、本土の民主主義がしっかりと機能するようにならないと、沖縄県の米軍基地問題は解決しないということなのかもしれません。

でも、与党を支持している約半数の?国民は、政権による国家ぐるみの便宜供与事件、公文書改竄にまで発展していた不正事件をなぜか問題視しなくなっているようにも見えるのですが、どうなのでしょうか。安倍首相夫妻が関わっているとして有名になった森友学園や加計学園(この話題が出るまでこの学校法人の存在を私は全く知らなかったのですが、関西地方では比較的有名だったそうです)の事件を「スキャンダル」だという風に自民党議員が考えているらしいことにも驚くのですが、議員の不倫疑惑や窃盗疑惑などとは異なるので、どう考えても「スキャンダル」ではないと思います。民主主義は完全なものではないかもしれませんが、現時点では最良のものであるのかもしれませんし、そのような日本の民主主義(GHQの提案によって女性参政権も平等に作られた敗戦後の民主主義)を、国民が積極的に求めなくなっているとしたら(独裁政治を求めている日本人もいると聞いたことがあるのですが、本当でしょうか)、また怖いことになってしまうような気がします。

難民の受け入れを拒否する安倍政権の計画する「移民政策」によって、日本の社会がどのように変わっていくのか分かりませんが、入国管理について国会で話し合いをするのなら、入国管理局や入局管理センターという外国人収容施設での収容者への人権侵害の問題についても、それが改善されるように、しっかりと話し合ってほしいように思いました。国連の人権理事会が、日本政府の避難解除の基準ではリスクがあるとして原発事故を受けた福島の避難地区への女性や子どもたちの帰還を見合わせるよう国連総会で日本政府に求めたということも気になりますし、韓国の「徴用工」の話で沖縄の辺野古の工事強行の話がまた薄れてしまうのかなとも思うのですが、メディアでは国内の政治の人権侵害の問題もちゃんと報道するようにしてほしいと思います。

「ハラスメントゲーム」第3話

テレビ東京の「ドラマBiz」の「ハラスメントゲーム」の第3話を見ました。

「マルオーホールディングス」には、社長の丸尾隆文(滝藤賢一さん)が作った、男性社員が育児のために労働時間を短縮できる「イクメン時短制度」がありました。第3話は、商品開発部の徳永悠馬(斎藤工さん)から、イクメン時短制度を利用していることでパタハラの被害を受けていると相談を受けたコンプライアンス室の秋津渉(唐沢寿明さん)と高村真琴(広瀬アリスさん)と顧問弁護士の矢澤光太郎(古川雄輝さん)が、徳永さんの“ブラックイクメン”疑惑と向き合っていく話でした。

脚本は井上由美子さん、演出は関野宗紀さんでした。

先輩の徳永さんのことを高村さんが少し好きだったというところや、店舗開発担当常務の脇田治夫(高嶋政宏さん)や役員担当秘書の小松美那子(市川由衣さん)や広報担当役員の水谷逸郎(佐野史郎さん)が積極的に秋津さんに関わってきていたというところも、ドラマとして良かったと思います。脇田常務と秘書の小松さんと水谷部長の関係性は、何となくなのですが、脇田常務を巡る“三角関係”風です。

今回には、「パタハラ」や「家事ハラ」という言葉が出ていました。「家事ハラスメント」とは、家事が上手くできないことを頭ごなしに怒ることで、主に、日頃家事を担っている妻から時々家事を行う夫へのものが多いそうです。「パタハラ」は「パタニティ(父性)ハラスメント」のことで、妊娠や出産をする女性への嫌がらせの「マタニティハラスメント(マタハラ)」と対になる言葉のようなのですが、育児のための休暇や時短制度を利用する男性社員への嫌がらせという意味の言葉だそうです。

「家事ハラ」は私も聞いたことがあったのですが、「パタハラ」は初めて知りました。「イクメン」)を悪用する「ブラックイクメン」という言葉も、初めて知りました。私はあまり「イクメン」という言葉が好きではないのですが、育児を行う男性を意味する「イクメン」という言葉が珍しいもののように使われている間は、育児や家事を行うのは主に妻(女性)の側でそれを夫(男性)側は当たり前のように感じているという家庭内の状況はそれほど変わらないような気もします。

ドラマの徳永さんは、働いている妻と共に1歳の息子の岳さんを育てるため、朝10時から夕方4時までという勤務時間の時短制度を利用していたのですが、部長の野村進次郎(近江谷太朗さん)や同僚たちから、忙しいのに一人だけ先に帰るのかと白い目で見られていました。徳永さんは、パタハラを受けているとして、高村さんと秋津さんに相談したのですが、徳永さんの家を訪ね、泣いている息子を帰宅した妻があやしている姿を見た二人は、徳永さんは本当は育児にあまり参加していないのではないかと感じました。さらに秋津さんは、徳永さんの部屋に子供用の商品のサンプルの入った段ボール箱がいくつも積まれているのを目にしました。徳永さんは、インターネット上に「無職のイクメンパパ」というサイトを作り、動画で商品を紹介しながら販売するという商売を密かに行っていたのでした。しかし、「マルオー」では、情報流出を避けるために、副業や兼業を禁止していました。

徳永さんは、最初は商品開発の役に立つと思って、その商品紹介の動画サイトを始めたということでした。しかし、徳永さんが考えた企画は上司の野村部長によって悉く無視されるという環境から、徳永さんは、「マルオー」の商品開発部の仕事に魅力を感じなくなっていき、サイト運営のほうを重視するようになっていったようでした。

役員室に呼び出された秋津さんは、脇田常務や水谷部長から、徳永さんの副業を知っていながら隠蔽していたのではないかと追及されるのですが、チャンスを与えて意思を確認しようとしていただけだと返し、徳永さんに自主退職を勧告するべきだと提案しました。そして、徳永さんが副業を始めたのには会社の環境にも原因があったからではないかと、自分の立場を守るために部下を売った、イクメンへの偏見に満ちている野村部長に関しては、ハラスメント研修を受けさせてから配置転換するべきだとしました。

徳永さんを信じたい高村さんと共に徳永さんの家を再び訪ねた秋津さんは、鞄にガラガラを付けてまでイクメンに見せかけていた「せこい」徳永さんに、動画サイトのほうが儲かるならいっそのことスティーブ・ジョブズのようになってはどうかと言い、子供を理由に会社を裏切り、信じていた高村さんまで裏切ったあなたはクズ中のクズだと指摘しました。

徳永さんは、辞めてやると怒りながら息子が使ったことのないガラガラを床に投げつけ、もっと良い商品を作って見返してやると秋津さんに言いました。その夜、帰宅した妻に徳永さんは、これからは不自由な思いはさせない、周りのせいにするのはもうやめたと言い、1歳の息子を抱き上げて、パパ頑張るよと笑いました。息子は、徳永さんが床に捨てていたガラガラを拾って遊び始めていました。

その頃、居酒屋で脇田常務と会っていた秋津さんは、本社に戻って来た本当の理由は何か、丸尾社長に何を頼まれているのかと訊かれていました。

秋津さんは、丸尾社長から脇田常務の「粗さがし」を頼まれているのですが、秋津さんがそれを積極的に行っているようには見えません。秋津さんは意外と公正な人のようです。

今回は、パタハラを受けるブラックイクメンの徳永さんを斎藤工さんが演じるというキャスティングも、面白く思いました。次回の「ハラスメントゲーム」の物語も楽しみにしたいと思います。


ところで、このドラマを見た後の(一昨日の月曜日の)「ワールドビジネスサテライト(WBS)」では、「JAMPT」という双日株式会社が半分以上出資している会社で金属の3Dプリンターを開発しているということを報道していました。3Dプリンターらしく、金属の粉を固めて品物を製造していたのですが、3Dプリンターと言えば以前には樹脂の粉から拳銃が作られていたので、もうすぐ一般市民が簡単に金属製の銃を製造できる時代が来るということなのかもしれないなと何となく不安に思いました。便利なのかもしれませんが、高度な金属加工技術を持つ職人さんが減っていく可能性もあるように思いました。それとも、私が知らないだけで、そのようなことを不安に思う必要はないのでしょうか。時々報道番組で紹介されている、アメリカのボストン・ダイナミクス社のロボット(人型、獣型)も、私にはいつも不気味に見えるのですが、そうは見えない人、ポジティブな存在として捉える人のほうが、世の中には多いのでしょうか。

この日には、インドネシアの「ライオン・エア」という航空会社の、8月からのまだ新しい飛行機(旅客機)が189人を乗せたまま海に墜落したという報道もあり、2000人以上の方が亡くなったと報じられている9月末のスラウェシ島の地震と津波の被害も残るのにまた大きな死亡事故が起きたのかと寂しく思いました。

「忘却のサチコ」第二歩(第2話)と第三歩(第3話)

テレビ東京の「ドラマ24」のドラマ「忘却のサチコ」の第二歩(第2話)と第三歩(第3話)を見ました。

中学館の文芸雑誌・月刊「さらら」の編集者の佐々木幸子(高畑充希さん)が、「さらら」に載せる恋愛小説の執筆を依頼した引きこもりのライトノベル作家・ジーニアス黒田(池田鉄洋さん)と「ぼんご」の鮭のおにぎりを食べながら妄想の中でミュージカルを歌って踊る第2話も楽しかったのですが、空気を読まない発言をするために“妖怪悪気なし”と呼ばれるようになったモンスター新人編集部員の小林心一(葉山奨之さん)の教育係を編集長の白井智昭(吹越満さん)に頼まれた幸子さんが、大物作家・有村忠雄(大和田獏さん)の執筆を手伝う編集者の仕事の中で、小林さんと誠実に向き合っていく第3話は、編集者のお仕事ドラマとしても、面白かったです。

第二歩の脚本は大島里美さん、監督は山岸聖太さんでした。第三歩の脚本は狗飼恭子さん、監督は石井聡一さんでした。

第三歩の物語は、熊本県の「いきなり団子」で編集部の冷蔵庫をいっぱいにしてしまったり、初対面の大物作家の有村さんと対等に話すことができたりする不思議な新人編集者の小林さん(なぜそれをしなければいけないかという理由の説明に自信が納得できれば動くようです)の存在が、幸子さんの仕事ができる人という面を際立たせていた感じも、良かったのだと思います。幸子さんは結婚式当日に逃げられそうな顔をしているという勘が当たってしまった小林さんが、幸子さんの机の上に頑張ってくださいというメッセージと共に一つだけ置いておいた「いきなり団子」を、幸子さんは少し不思議そうに食べて、おいしいと感じるという少ししんみりとした終わり方も、良かったです。

ミラーンというお店のキッチンカーの南インドカレーも、陳家私菜という中華料理店の刀削麺(中国大陸を支配したモンゴル民族が建国した元王朝時代の漢民族が料理包丁を取り上げられた中で発明した麺料理なのだそうです)も、どちらも赤くて、とても辛そうでした。私自身は辛い食べ物はあまり得意ではないのですが、でも、このグルメドラマの中で幸子さんがおいしそうに食べるので、おいしそうに見えました。

録画をして見ているということもあり、毎回の感想を書くことはできないかもしれないのですが、これからの幸子さんの物語も見ていこうと思います。ただ、私としては、やはり「俊吾さん」が具体的に描かれないほうが良いように思えるというか、最初のスペシャルドラマの時の幻影のようなミステリアスな雰囲気のままのほうがどちらかというと好きでした。

「結婚相手は抽選で」第4話

フジテレビの「オトナの土ドラ」のドラマ「結婚相手は抽選で」の第4話を見ました。

「抽選見合い結婚法」による4回目のお見合いを「潔癖症」で失敗してしまった主人公の宮坂龍彦(野村周平さん)は、遊びに来た龍彦さんのパソコンの画面を見て龍彦さんがブログを書いていることを知った友人の北風佑輔(松本享恭さん)に、もっと自分のことをさらけ出してくれたら匿名でももっと共感してもらえるのではないかと言われ、自分が潔癖症になるきっかけとなった中学校時代の出来事についてブログに綴っていきました。

前回を見た時、私は、龍彦さんの潔癖症は高校時代に生徒会長選挙の演説で校内のいじめについて語っていた広田光輝さんという生徒のことと何か関係があるのかなと思ったのですが、それは間違いでした。いじめをなくすことについて語っていたのは、龍彦さんでした。

中学校2年生の頃、龍彦さんは、教師の勧めで生徒会長選挙に立候補することになりました。校内では弱い者いじめが横行していたことから、龍彦さんは、生徒会長になってそれを変えたいと考え、同級生たちにも応援されていたのですが、もう一人の立候補者となった3年生のお調子者の広田光輝さんとの圧倒的な票差で落選し、同級生たちからも陰口を言われるようになったことから、自分の手を洗うのを止められない強迫性障害になったということのようでした。

一方、結婚相手が見つからずに困っている冬村奈々(高梨臨さん)は、3回目のお見合い相手の春川将(山中崇さん)との結婚が嫌で、元交際相手の銀林嵐望(大谷亮平さん)に連絡しました。レストランで嵐望さんと再会した奈々さんは、嵐望さんが断られ続けているというのを聞いて、私と結婚してくださいと意を決して告白したのですが、嵐望さんは、俺の条件は「母性の強い人」であり、奈々にはそれが感じられないからと断りました。誰かいい人を見つけて、とレストランを出て行く嵐望さんを見送った奈々さんは、一人でお酒を飲み続けていました。

鈴掛好美(佐津川愛美さん)は、2回目のお見合い相手の遠藤明夫(久保田創さん)と会って話し合い、お別れすることにしました。好美さんと遠藤さんは、お互いの理想の家族像が異なるというところを最も気にしていたのですが、良い友達にはなれるかもしれない、それなら「抽選お見合い結婚法」のお見合いも悪くなかったのかもしれないと和やかに笑い合っていました。遠藤さんは、女性をテロ撲滅隊へ送るわけにはいかないと、自分から断ることを好美さんに約束していました。

奈々さんは、酔った状態で春川さんとの待ち合わせ場所のバーへ出かけ、春川さんの1回目のお見合い相手だという女性の顔のことを整形していると相手の男性に伝えて女性を侮辱し続ける春川さんを、卑劣だと言って叩き、その場で事務局に電話をかけると、私はあんなゲスな男とは絶対に結婚しません、リーチで結構ですと言って電話を切りました。

龍彦さんのブログの潔癖症を告白した記事には、ひかり(大西礼芳さん)からのコメントが届きました。僕は匿名でブログを書くことが精一杯の臆病な人間です、というところを読んだひかりさんは、あなたには弱い人たちを放っていけない気持ちがあるのに正義を貫くことを諦めるのかという内容のコメントを、龍彦さんに送りました。

翌日、龍彦さんのもとに、役所からの5回目のお見合いの通知が届きました。お見合い会場では、好美さんは嵐望さんと出会い、龍彦さんは奈々さんと出会っていました。

脚本は関えり香さん、演出は石川淳一さんでした。

第4話も、良かったです。社会問題が扱われているドラマとして、少し暗めのシリアスな展開の物語なのですが、主題歌の高橋優さんの「aquarium」という曲も、ドラマによく合っているように思います。

群像劇になっているので、登場人物の物語がパラパラと描かれているような印象を受ける部分もあるのですが、世の中には様々な事情を抱えている人たちがいるということが描かれているところは良いと思います。

今回のドラマを見ていて、私もドラマの中の龍彦さんのように、匿名でこのブログに文章を書いている臆病な人間の一人なのだということを思いました(その上、閉鎖的です)。

龍彦さんは、あるいは奈々さんも、その出会いから、自分を変えることができるようになっていくのでしょうか。

ドラマを見ながら少し辛いような気持ちになることもあるのですが、「結婚相手は抽選で」の次回の物語も楽しみにしたいと思います。

「下町ロケット ゴースト」第3話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「下町ロケット ゴースト」の第3話を見ました。

「ギアゴースト」の社長の伊丹大(尾上菊之助さん)と“天才エンジニア”の副社長の島津裕(イモトアヤコさん)の協力を得て「帝都重工」のロケットエンジン用バルブの開発に成功し、「帝都重工」での実験にも成功した「佃製作所」の社長の佃航平(阿部寛さん)は、顧問弁護士の神谷修一(恵俊彰さん)を通して「ギアゴースト」の買収へ向けた契約書を交わしました。買収契約についてはしばらく秘密にする約束をしていたのですが、伊丹さんは自社の机で読んでいた書類が背後のディスプレイに反射していることに気付いていませんでした。伊丹社長が読んでいる書類が買収の契約書だと知ってしまった社員は、ベンチャー企業の「ギアゴースト」が中小企業の「佃製作所」の傘下に入ることに複雑な思いを抱えるようになりました。

「佃製作所」が「ギアゴースト」を買収するということは、「帝国重工」にも知られるところとなりました。「佃製作所」の傘下に入る会社が元「帝国重工」社員の伊丹さんと島津さんが始めた「ギアゴースト」だということに苛立つ「帝国重工」の次期社長候補の的場俊一(神田正輝さん)と、今はトランスミッションの世界的大手「ケーマシナリー」の顧問弁護士を務める、「佃製作所」を目の敵にしている弁護士の中川京一(池畑慎之介さん)は、買収計画を潰しにかかりました。

「帝国重工」は、「佃製作所」に対して信用調査を行うことにしました。それを知った伊丹さんは、自分のせいで「佃製作所」に迷惑をかけることになったと悩んでいました。伊丹さんが苦しんでいるということを島津さんから教えられた佃社長は、農作業を手伝うために帰った経理部長の殿村直弘(立川談春さん)の実家に、技術開発部長の山崎光彦(安田顕さん)と技術開発部の立花洋介(竹内涼真さん)と加納アキ(朝倉あきさん)と共に、伊丹さんと島津さんも連れて行くことにしました。不安になっている伊丹さんの気分転換のためでもあったようでしたが、田んぼを走る実際のトラクターを見てもらうためでもありました。

佃社長や山崎さんや立花さんや加納さんや伊丹さんや島津さんたちが広い田んぼの中に対って田植えをしている場面が、さわやかで良かったです。殿村さんの乗るトラクターが田んぼの中で故障して動かなくなると、それをみんなで引き揚げて、加納さんが調達してきた部品を使って、島津さんがトランスミッションを修理して再び動くようにしていました。エンジニアはすごいです。トラクターが植えた苗が真っ直ぐに並んでいないということに気付いた伊丹さんは、トラクターのトランスミッションにまだ改良の余地があるということに、難しいからこそ挑戦のし甲斐があると、佃社長と話し合っていました。企業の買収は結婚のようなものだと、神谷弁護士に言われていた二人は、上手くやっていけると希望を持ったようでした。

翌日の「帝国重工」の信用調査のため、佃社長たちは殿村さんを残して先に帰りました。その翌朝、殿村さんが家を出ようとした時、殿村さんの父親の正弘(山本學さん)が突然の心臓発作で倒れ、手術のために緊急入院することになりました。殿村さんの戻っていない「佃製作所」には、「帝国重工」の機械製造部長の奥沢靖之(福澤朗さん)の部下で審査部信用管理室の安本(古坂大魔王さん)が現れました。安本さんは、嫌味を言ったり、机を激しく叩いて佃社長たちを威嚇したりしながら審査を進めていたのですが、「佃製作所」には事前に知らせていない書類が提出されないという不備を突いて、伊丹と島津は使い物にならない社員だった、その二人が始めた「ギアゴースト」を買収するというバカなことをするのなら取引を中止にすると言い、これは決定事項だと、考えを変えない佃社長を切り捨てようとしました。

その時、経理部長の殿村さんが帰って来ました。殿村さんは、病室で目を覚ました父親から、お前の居場所はここではないと、早く「佃製作所」の仕事に戻るよう説得されていました。殿村さんは、鞄を開けて、何があってもいいようにと準備しておいたたくさんの書類の中から事業計画書を取り出し、安本さんに手渡しました。驚く安本さんに、佃社長は、「帝国重工」に納品したバルブシステムが完成したのは伊丹さんと島津さんの協力があったからだと今の二人の優秀さを安本さんに伝え、あなたも一流なら公正な調査をしてくださいと頼みました。

考えた安本さんは、調査の結果「佃製作所」を問題なしとしたようでした。結果を聞いた佃社長たちは喜び、伊丹さんと島津さんも喜びました。「帝国重工」のロケット開発事業「スターダスト計画」ごと潰したいらしい会長派(反藤間社長派)の冷酷な“帝国重工ファースト”の的場さんは、信用調査の結果を苦々しく受け止めていました。

しかし、「帝国重工」による信用調査を乗り越えた佃社長は、神谷弁護士から、「ギアゴースト」の情報が流出していると、“裏切り者”が内部にいるのではないかということを示唆されていました。

脚本は丑尾健太郎さん、演出は田中健太さんでした。

困難を仲間と協力して乗り越えながら、一難去ってまた一難という展開にも、安定感があります。第3話も、面白かったです。TBSの?池井戸潤さんの小説を原作にしたドラマでは、「悪い人」は、威張って嫌味を言いながら机を強く叩いて相手を威嚇しています。

「佃製作所」や「ギアゴースト」の技術力を見せる場面をもう少し描いてほしいようにも思うのですが、それはこれからの物語で描かれていくことなのかもしれません。

少し展開が遅く感じられる部分もあるのですが、私は楽しく見ることができています。次回の物語も楽しみにしたいと思います。


ところで、このドラマの後の、夜11時からの「情熱大陸」は、アーティストの河合美咲さんの特集でした。私は河合美咲さんのことを知らなかったのですが、河合さんと夫のジャスティンさんと3歳の娘さんの歩虹(ポコ)ちゃんの3人が北欧を旅しながら家族で自然体で創作活動をしている様子を見ていて、理想の家族のように思えました。何というか、両親との旅の中で元気に自由に成長しているらしい娘の歩虹ちゃんが、両親に愛されて大切にされているという幸せな感じがよく伝わってきて、番組を見ていた私も、幸せな気持ちになりました。河合さんの描く大らかでカラフルな絵を見ていて、小さな子供の描く絵を人間の描く絵の理想として捉えているというところは、ピカソや岡本太郎のようなアーティストの方の考えに近いというのかなということも、何となく思いました。
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Author:カンナ
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