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「上田晋也のサタデージャーナル」が終わってしまったこと

2017年の4月から2年と3か月間、毎週土曜日の朝に放送されていたTBSの「上田晋也のサタデージャーナル」が、「最終号」(最終回)となってしまいました。最終回は、110回目だったようでした。

主に政治を扱う報道系の番組として、TBSは「時事放談」も昨年の9月に終わりにしてしまいましたし、ラジオの「荒川強啓デイ・キャッチ!」も今年の3月に終わりにしてしまいましたが、今度は「上田晋也のサタデージャーナル」も終わりにしてしまうのかと、とても残念に思います。

先日には「TBSレビュー」(司会は秋沢淳子アナウンサー)という月に一度の番組でこの上田さんの「サタデージャーナル」のことを扱っていたばかりだったので(ゲストは上智大学教授の音好宏さんと流通経済大学教授の龍崎孝さんでした。亀井美希プロデューサーが上田さんや番組について話していました)、その直後にまさかこの番組が最終回になるとは思いませんでした。

私はこの番組を初回から見ていたのですが、昔の政治系番組のように政権の政治の批判をすることもできる、とても良い番組でした。司会の(『サタデージャーナル』の「編集長」の)くりぃむしちゅーの上田さんがこの番組の中ではっきりとご自身の言葉で政治問題や社会問題についての意見を述べるところも好きでした。

最終号は、安倍晋三総理大臣夫妻の関与や官邸の関与が疑われている森友学園問題や加計学園問題とその発覚後の行政府の公文書のずさんな管理の問題、官僚たちの安倍首相への「忖度」、安倍首相の「こんな人たち」や菅義偉官房長官の「怪文書」や希望の党を立ち上げた小池百合子さんが東京都知事になった頃の「排除します」や麻生太郎財務大臣の「朝日新聞」敵視などの政治家の発言、“官邸一強”状態となっている与党・自民党内から消えた派閥闘争のこと、野党の支持率が伸びていないこと、与党が予算委員会を開かないまま終えた国会のこと、民主主義のこと、第二次世界大戦の太平洋戦争の沖縄戦の後から現在まで続いている沖縄の米軍基地問題など、これまでに扱ってきたことを振り返りながら、参議院議員選挙を前にした日本の政治の現状を見る特集にもなっていました。

上田さんと解説キャスターの流通経済大学教授の龍崎さんと元総務大臣の片山善博さんとタレントのミッツ・マングローブさんが話し合っていました。元文部科学省事務次官の前川喜平さんのインタビューもありました(テレビで前川さんを見るのは久しぶりということもあり、少し嬉しく思いました)。

「編集委員」(アシスタントキャスター)の古谷有美アナウンサーの、編集室の後ろのホワイトボードに内容をまとめた板書がいつもとても上手に思えていたのですが、古谷アナウンサーは書くのが好きだったそうです。

古谷さんによると、約2年の間によく書いた単語は「安倍総理」と「国民」だったそうです。安倍総理も国民の一員なのに、安倍総理と国民との間が遠ざかっていく感じがした、という趣旨のことを話していて、本当にそうだなと思いました。総理大臣も、党の総裁も、大臣も、その他の国会議員も、官僚(官邸官僚というのが存在するそうです)も、当然のことながら国民の一員なのに、そのことを忘れてしまっている人が多いのかもしれないなと思います。

最後、上田さんは、自分個人の考えとした上で、国民一人一人が意識を持ち、考え、行動することが大事である、今は世界が良い方向に向かっているとは残念ながら思えない、当り前のことを言いづらい世の中になっているとすればそれは健全な世の中とは言えないのではないか、政治や世の中を変えるのは政治家ではなく我々一人一人の意識だと思うということを、いつものようにカメラを真っ直ぐに見ながら話していました。

みなさま、どうもありがとうございました、と上田さんは最後の総括を終えていました。

一視聴者としては、こちらこそありがとうございました、という思いでいます。でも、この「サタデージャーナル」がなぜ今終了するのか、なぜ終了することになったのかということについては、(「デイ・キャッチ」の最後の時と同様に)特に触れられていませんでした。番組の終りのほうに、「上田晋也のサタデージャーナル」が終わった後の同じ時間には「まるっと!サタデー」という新番組が始まるというCMが入っていました。その新番組の司会の一人は、夜11時台の報道番組「NEWS23」を降板になった駒田健吾アナウンサー(「NEWS23」の時の駒田アナウンサーの取材や意見はとても良かったと思います)になるのだそうです。

今日には昨日から大阪府で行われている「G20」が閉幕するそうです。沖縄県の名護市辺野古の海での、政府が強行している米軍基地建設のための埋め立て工事の最新の報道も少なくなっているように思えるのですが(今回の番組で使われていた映像も3月のものでした)、国内の政治問題が報じられることは、これから減っていくのでしょうか。これからどのような世の中になっていくのだろうと少し不安に思います。

「きのう何食べた?」最終回

テレビ東京の「ドラマ24」の「きのう何食べた?」の第12話(最終話)を見ました。

年が明けたお正月、弁護士の筧史朗(シロさん、西島秀俊さん)は、美容師の矢吹賢二(ケンジ、内野聖陽さん)を実家へ連れて行きました。出迎えた母親の久栄(梶芽衣子さん)と父親の悟朗(田山涼成さん)は、初めて息子の交際相手の賢二さんと対面しました。賢二さんは、明けましておめでとうございます、と手土産を渡しました。

久栄さんは、賢二さんが母親と同じ美容師になった話などを聞き、母親は喜んでいるだろうなどと言いながら、唐揚げを作るのを手伝ってと、史朗さんと台所へ向かいました。悟朗さんと賢二さんは二人になってしまったのですが、すると悟朗さんが突然、君、高校の時の史朗の卒業アルバムを見るかい?と切り出し、2階の史朗さんの部屋で卒業アルバムを開いて見せました。

若いですね、と平静を装いながら、シロさんかわいい!と心の中ではしゃいでいた賢二さんは、ふと、この頃には史朗さんは自分がゲイ、同性愛者であることに気付いていたのではないかと悟朗さんに言いました。賢二は勉強ばかりしていたと話していた悟朗さんに、お見合いを勧められる可能性のある会社員を避けて一人でも仕事のできる弁護士になったのではないか、弁護士になったのは自分のためでもあったが両親を喜ばせるためでもあったのではないかという趣旨のことを話しました。悟朗さんは、思いつめたような表情をしていても親を責めるようなことは言わなかったと賢二さんのことを思い返し、良い子だったんですねという賢二さんの言葉を静かに聞いていました。

一方、史朗さんは、久栄さんと二人で、かぶの葉のじゃこ炒めと唐揚げを作っていました。料理が完成すると、階段の下から2階の部屋に向かって、「お父さん!賢二!できたよ!」と声をかけました。この場面も、とても良かったです。

しかし、唐揚げ大好きの賢二さんが、用意された唐揚げをいつものように感想を言いながらおいしそうに食べていると、賢二さんを見る久栄さんの表情が固まっていました。悟朗さんは、慌てて妻の久栄さんを別室に連れ出しました。しばらくして戻って来た久栄さんは、過剰なほど朗らかになっていました。そして、帰り際の玄関先で、またいらしてくださいね、矢吹さん、と賢二さんと息子の史朗さんを見送りました。

実家を出た史朗さんが、父親と何を話していたのと賢二さんに訊くと、賢二さんは、お父さんにはずっと訊きたかったことがあったらしいと言い、家ではどちらが女装しているのかと訊かれたということを史朗さんに話しました。史朗さんの両親は、男性の同性愛カップルは一方が普段は女装しているという風に思い込んでいるようでした。賢二さんは、自分が女装していると答えたらしく、それを聞いて謝る史朗さんに、史朗さんの親が安心できるならそれでいいと言い、そして、恋人の家に遊びに行って親御さんと食事できるなんて夢みたいだと感慨深そうに言いました。史朗さんは、死んでもいいと言う賢二さんに、死ぬなんて言うなよ、薄味で腹八分目で長生きしような俺たち、と賢二さんの肩を抱いて歩き出しました。

翌日、賢二さんと二人で商店街のスーパーマーケット「中村屋」へ買い物に行った史朗さんは、アスパラの値段の高さに文句を言っていたのですが、店員さんが無言で指すめんつゆと牛乳の安さに感動し、中村屋に感謝していました。いい正月だな、と実感しながら二人で歩いていると、賢二さんは、行きたいカフェがあると言い出して、史朗さんをそのカフェへ連れて行きました。

周囲は女性ばかりというカフェで、分け合ったスコーンをおいしそうに食べる史朗さんに、賢二さんは、シロさんごめん、いや、ありがとう付き合ってくれて、とお礼を言い、何で付き合ってくれたのと訊きました。史朗さんは、何となく、いい加減もういいかなって思って、と少し笑いました。史朗さんを見ていた賢二さんは、襟足伸びてるよ、帰ったら切るよと、史朗さんの髪を触りました。外でも、他人の前でも、家にいる時のように、二人ではしゃぐことができるようになっていました。

帰宅すると、賢二さんは、姿見の前に座ってパソコンで家計簿をつけている史朗さんの髪を切り始めました。賢二さんは、シロさんは髪が多くていいなと、自分の薄毛の話をし始め、史朗さんは、自分の白髪の話をし始めました。史朗さんは、俺たちはおっさんなんだからもうあんまり気にしなくても大丈夫、相方としてなるべくお前にはハッピーでいてもらいたい、お前が幸せを感じるならカフェくらい何度でも付き合うよと、後ろの賢二さんに普段通りの口調で言いました。その言葉を聴いた賢二さんは、突然史朗さんに抱きつき、ハサミに驚いた史朗さんが殺されるかと思ったと言うと、殺すわけない、でも死ぬときは一緒だよと小さく言って、史朗さんを抱きしめました。

最後は、キッチンに立って夕食の準備をしている二人の場面でした。エビチリを作る史朗さんの隣で、くだらないことを言う賢二さんの楽しそうな様子が、幸せそうで良かったです。

脚本は安達奈緒子さん、監督は中江和仁さんでした。音楽は澤田かおりさん、オープニングテーマはOAU(OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)の「帰り道」、エンディングテーマはフレンズの「iをyou」でした。原作は、私は未読なのですが、よしながふみさんの漫画『きのう何食べた?』です。

恋愛を越えて、家族としての愛を深めていく史朗さんと賢二さんの日々の生活が、これからも続いていくのだろうなと思える穏やかな最終回の物語でした。

冒頭のほうでは、史朗さんの実家へどのような感じで行ったらいいのか迷う賢二さんが、美容室の店長の三宅祐(マキタスポーツさん)とその妻のレイコ(奥貫薫さん)の意見を聞きながら、史朗さんの両親に合わせて身なりを整えたほうがいいのか、普段通りのままで良いのか考えていたのですが、店長の言う、自分たちの親の世代は頭が固いという情報が活きていたというか、それは確かに史朗さんの両親にも当てはまっていたようでした。

でも、そのような史朗さんの両親とも仲良く、上手くやっていくことができそうな賢二さんの様子に、賢二さん自身も、史朗さんも、ほっとしたのではないかと思います。父親の悟朗さんと母親の久栄さんの息子を思う優しさも、よく伝わってきたように思えました。

テレビ朝日のドラマ「おっさんずラブ」以降の男性同士の同性愛を描くドラマの一つでもあり、近年人気の深夜枠のグルメドラマの一つでもあったと思うのですが、恋愛ドラマというよりは、あくまでも日常生活を描くホームドラマでした。そのようなところも、新鮮で、良かったのだと思います。健やかなる時も病める時も、と始まる結婚式の言葉を思い出します。ドラマの中のことですが、老いも受け入れて一緒に生きていくシロさんとケンジさんの人生が、幸せなものになっていくといいなと思います。とても良いドラマ作品でした。ありがとうございました。

「his~恋するつもりなんてなかった~」第3話

tvk(テレビ神奈川)で放送されているメ~テレ(名古屋テレビ)制作のドラマ「his ~恋するつもりなんてなかった~」の第3話を見ました。

サーフショップの一人娘の高校生の熊切千歌(志田彩良さん)は、日比野渚(倉悠貴さん)に告白しようと家でその練習を始めていたのを、父親の雄作(田中要次さん)に見られていました。カラオケ店でアルバイトをしていた昼頃、訪ねて来た後輩の平原亜子(栗林藍希さん)と二人で話していた千歌さんは、迅君に褒められたから好きになったということを打ち明ける亜子さんから、なんで渚君のことを好きになったのかと訊かれ、あいつがうちに出入りするようになって何か知らないうちに心を盗まれたと答え、「カリオストロの城」ですかと亜子さんに笑われました。

迅君に告るつもりかと訊かれた亜子さんは、告らないと答えました。もし上手くいって付き合ったとしても別れるしかない、それなら片思いのほうがずっと好きでいられるし、楽だというのがその理由でした。千歌さんは、亜子さんとは反対に、好きなのに伝えないのは辛いと思うほうでした。千歌さんこそ告らないんですか、と亜子さんに訊かれた千歌さんは、タイミング待ちだと答えました。

名古屋から来た高校生の井川迅(草川直弥さん)への自分の恋心に気付いた渚さんは、江の島の割烹旅館でのアルバイトの休憩中、イヤホンで音楽を聴いている迅さんの隣で、本を読んでいました。迅さんは、本に目を落としたまま缶ジュースを飲んでいた渚さんが、間違って自分のを飲んだことに気付いたのですが、途中で言うのをやめました。何の本を読んでいるのか迅さんに訊かれた渚さんは、読んでみる?何回も読んだからと、パトリシア・ハイスミスの小説『太陽がいっぱい』を迅さんに渡し、読んだら感想聞かせて、迅がどう思うか知りたい、と言いました。その時、迅さんの携帯電話に電話がかかってきました。迅さんは、父親が帰るのは来月の4日か5日らしいと、電話の向こうの家族に伝えました。

その帰り、迅さんを連れて立ち寄った駄菓子屋さんで、楽しそうにたくさんの駄菓子を買い込んで迅さんに渡していました。迅さんは、渚山を見つめ、渚って面白い奴だなと笑いました。

夕方、大量の駄菓子を持って戻って来た迅さんとリビングで仲良さそうに話している千歌さんの様子を、母親の梓(河井青葉さん)が廊下から窺ってにやりとしていました。

その頃、渚さんは、サーフボードの手入れをしている雄作さんと一緒にいたのですが、そこで雄作さんに、もし生まれ変わるなら今と同じ生き方を選ぶか、それとも違う生き方を選ぶかと質問しました。難しいなと少し考えた雄作さんは、英語でスポーツをすることをplayと言うけれど、サーフィンをすることはfor surfingと言う、それは一度サーフボードに乗ったら前に進むしかない、何度海に落ちても上手くなるまで諦めないということで、だから俺は生まれ変わってもfor surfingを選ぶと渚さんに話しました。そこへ、母親の梓さんが面白そうに入って来て、千歌さんが迅君と楽しそうにしていたから二人きりにしてあげたのだと雄作さんと渚さんに言いました。

迅さんと二人で駄菓子を食べながら、千歌さんは、迅さんに渚さんのことを相談していました。私のことをどう思っているかそれとなく聞いてほしいと迅さんに頼んでいました。亜子に迅君のメアドを教えてもいいかと千歌さんに訊かれた迅さんは、別にいいですよと答えたのですが、その直後、亜子さんからメールが届きました。明日の夜、夕ごはんを一緒に食べませんか、という内容でした。迅さんは千歌さんが教えたんでしょうと千歌さんに言い、千歌さんは私じゃないと迅さんに否定していたのですが、そのような千歌さんとの迅さんの仲良さそうなやり取りを、渚さんは廊下で寂しそうに聴いていました。

翌日、江の島の割烹旅館でのアルバイト中、迅さんは、無言で黙々と仕事をしている渚さんの、何かイライラしているような態度に困惑していました。別にと答える渚さんに、迅さんは、千歌さんのことどう思うと聞いてみました。迅は千歌のこと好きなのと訊き返された迅さんが、まあ好きだけどと答えると、渚さんは、だったら付き合えよ、千歌も迅のこと好きなんだし、良かったなおめでとうと突き放すように早口で言いました。迅さんは、違うよ、千歌さんが好きなのは僕じゃなくて渚だよ、と慌てて否定しました。自分で告るから黙っていてと言われたけれど、と迅さんが言うのを聞いた渚さんは、ふっと笑いました。千歌さんと付き合う気はあるのかという質問に、そんなの考えたこともないと素っ気なく答えた渚さんは、下を向く迅さんに、迅が落ち込むことないだろと言うと、それより後で付き合えよと切り出し、アルバイトを終えた後、迅さんを「秘密の場所」へ連れて行きました。

そこは建物の屋上で、海を一望できる場所でした。夕日が水平線をきらめかせていました。なかなか良い場所だろと迅さんに言った渚さんは、少しして、江の島に伝わる伝説を知っているかと迅さんに言うと、その伝説について語り始めました。それは、昔鎌倉のとあるお寺の僧侶が江の島にお参りに来た時に一人の美しい少年に出会った、僧侶はその少年を一目見た瞬間に恋に落ちた、というものでした。それって男同士ってこと、と言う迅さんの質問に頷いた渚さんは、それで?と続きを聞く迅さんに伝説の続きを語りました。僧侶は鎌倉に戻ってからも少年を忘れられず、何度も手紙を出したが返事が来ない、諦めきれず再び江の島へ来たが少年はいなかった、少年は海に身投げをした後だった、そのことを知った僧侶も後を追って海に飛び込んだ、おしまい、と語り終えました。

迅さんが、少年はなぜ自殺をしたのかと訊くと、渚さんは、何でだと思う?と訊き返し、少年は身投げをする前、もし自分を探す人が現れたら、あなたへの思いが募ってしかたないから海に飛び込むと伝えてほしいと言い残したらしいと言いました。両思いだったということかと訊く迅さんに小さく頷いた渚さんは、迅はどう思う?もしその少年みたいに男に好きになられたらどうする?と訊きました。迅さんは、考えながら、想像できないと答えました。渚さんは、そうかと呟いて、目の前の夕焼けの海を見つめました。その渚さんを見ていた迅さんは、そろそろ帰る、この後約束があるからと切り出しました。そして、俺はもう少しここにいるからと言う渚さんの右肩に手を置いて、ありがとうと伝えて渚さんの一人残る屋上を後にしました。

その夜、両親と3人で餃子の夕飯を食べていた千歌さんは、迅さんが亜子さんとデートに行っていると知って驚く母親の梓さんから迅君のことが好きじゃないのかと言われ、好きだけれどそれは友人としてだと話ました。梓さんは、それなら誰の告白の練習をしていたのと娘のことを不思議そうに見ていました。その時、千歌さんの携帯電話に、渚さんから電話がかかってきました。千歌さんは、渚さんに会うため外へ出ました。渚さんは、サーフショップの前のベンチに座っていました。どうしたの?と訊く千歌さんにベンチを立って近付いた渚さんは、突然キスをしました。千歌さんは、驚いて渚さんを突き放し、何で今なの、最悪だと怒っていたのですが、ほんとごめん、何か自分でも自分が分からなくてと動揺しながら弁解しようとしている渚さんの襟元を掴むと、今度は自分のほうから渚さんにキスをしました。

脚本はアサダアツシさん、監督は中里洋一さんでした。

第3話は、このような物語でした。

前回の第2話の中で、渚さんは、「ケータイ小説は小説とは認めない」という趣旨のことを松子さんに言っていたのですが、渚さんは本を読むのが好きな人だったようです。パトリシア・ハイスミスの小説『太陽がいっぱい』または『リプリー』は、アラン・ドロンさん主演のルネ・クレマン監督のサスペンス映画「太陽がいっぱい」の原作です。

渚さんが迅さんに話していた鎌倉の伝説が本当にある伝説なのかどうかということは、私には分からないことなのですが、迅さんを好きになった渚さんは、男性同士の同性愛をどう思うか、男性に好きになられたらどうするかということを、それとなく迅さんに訊こうとしていました。迅さんの「想像できない」という答えは、千歌さんのことを訊かれた時の渚さんの「考えたこともない」という答えと同じようなものなのでしょうか。

迅さんのことで笑ったり、苛立ったり、喜んだり、悲しんだり、戸惑ったりする渚さんの感情の繊細な揺れ動きが、丁寧に描かれているように思えます。

最後、渚さんが千歌さんに会いに来ていた頃、迅さんは約束した亜子さんとカフェに来ていたのですが、迅さんと向き合って座っていた亜子さんはなぜか涙を流していました。何があったのでしょうか。

それにしても、このドラマの物語は、今から約13年前の、2006年3月の物語だったようです。おそらく第1話の冒頭か何かに出ていたかもしれない字幕などをぼんやり見ていた私が単純に見落していたのだろうと思うのですが、今回の亜子さんのメールの日付を見て、登場人物たちの携帯電話が「スマートフォン」ではなく折り畳み式のいわゆる「ガラケー」であることの理由が分かりました。どうして現代の物語ではないのかということは、最後まで見ていくと分かるのかもしれません。

今回の冒頭では、千歌さんが口紅を塗って洗面所の鏡に向かって渚さんへの告白の練習をしていたり、敷きっぱなしになっていた渚さんの布団(本当は迅さんが寝ていた布団)に入ってはしゃいだりしていたのを父親に見られて苦笑していたのですが、江の島の割烹旅館のアルバイトへ行くために、朝食後、迅さんと千歌さんの家を出た渚さんが、自転車を走らせながら、布団を畳み忘れた迅さんに、几帳面に見えて意外とずぼらだなと言って笑い合っていた場面も、何だかさわやかな雰囲気があって良かったです。

第3話もとても良かったので、感想を書くことができるかどうかは分からないのですが、次回の物語もまた楽しみにしていたいと思います。

「わたし、定時で帰ります。」最終回

TBSの火曜ドラマ「わたし、定時で帰ります。」の第10話(最終話)を見ました。15分拡大版で放送されていました。

元婚約者の種田晃太郎(向井理さん)との仲を疑う婚約者の諏訪巧(中丸雄一さん)に、結衣ちゃんとは結婚できない、上司と浮気をしたと告げられて部屋を出て行かれてしまった東山結衣(吉高由里子さん)は、それから6日後の朝、一人用の朝食の準備を終えた頃、WEB制作会社「ネットヒーローズ」の制作4部の吾妻徹(柄本時生さん)からの連絡で、外注先が倒産したことを知りました。

外注先の会社は、赤字必死の「星印工場」の仕事と同じく、部長の福永清次(ユースケ・サンタマリアさん)が見つけてきた会社でした。吾妻さんは、危なそうな会社だと途中で薄々気付いていながら誰にも相談しなかったということを三谷佳菜子(シシド・カフカさん)に責められていました。チーフの結衣さんは、私に気を使わせてはいけないと福永さんに言われているのかもしれないけれど気を使わなくていいから何でも言ってほしいと、吾妻さんに話しました。

そうして、新しいエンジニアを探して仕事の依頼するなどして忙しくしている時、賤ヶ岳八重(内田有紀さん)が制作4部に現れました。熊本でリハビリを続けていた義母が東京の病院に入院することになり、一足先に東京へ戻って来たということでした。職場復帰することになった賤ヶ岳先輩をみんなが歓迎する中、賤ヶ岳先輩と三谷さんと3人で王丹(江口のりこさん)の「上海飯店」へ行った結衣さんは、諏訪さんのことで、別れたくないと号泣しました。

会いたくないと返してくる諏訪さんに連絡し続けた結衣さんは、諏訪さんと公園で会うことになりました。諏訪さんは、出会った頃の結衣さんは種田さんと別れたばかりだった、仕事が好きで自分を見てくれないと言っていた結衣さんのために早く職場から帰るようにしていた、自分がそうしたかったからそうしていたのだが、今から思うとそう思い込んでいただけなのかもしれないということを結衣さんに話していました。結衣さんは、諏訪さんと暮らすはずだった部屋を出て、しばらく実家から通勤することにしました。

納品まであと14日という頃、「星印」のWEB担当者の牛松翔(金井勇太さん)と広報部の武田課長(小松和重さん)は、打ち合わせを終えて帰ろうとする福永部長を呼び止めました。先に帰ってもいいと言われた種田さんと結衣さんは、玄関先のロビーで福永部長を待っていました。その間、種田さんに婚約の破談の噂のことをそれとなく訊かれた結衣さんは、諏訪さんとはダメでしたと、婚約解消したことを打ち明けました。

その3日後、みんなが急に仕事に積極的に関わり始めた福永部長を訝しく思う中、チーフの結衣さんを呼び出した種田さんは、サイトの運用をネットヒーローズに任せる条件として、「星印」の武田課長から福永部長をこの案件から外すことを要求されたということを結衣さんに話しました。「星印」に中途採用された武田課長は、福永部長が昔経営していた会社の取引先の会社に勤めていた人で、福永さんの“ブラック”の部分をよく知る人でした。武田さんは、社員を酷使した上に会社を倒産させた福永さんのことを、信用できない人と思っていました。

種田さんからその話を聞いた結衣さんは、福永部長を外すしかないと断言しました。結衣さんは、福永さんは悪い人ではない、リーマンショック後には家を売ってまで会社を守ろうとしていたのだと、恩人でもある福永さんを外すことに迷っている種田さんに、種田さんに言われると傷つくだろうから私が言いますと言い、その日の仕事終わりの夜、居酒屋の前で取引先の人を見送っていた福永部長に声をかけました。

武田さんからも直接言われていた福永部長は、「星印」に外せと言われたのかと結衣さんに訊き、はいと結衣さんが答えると、持っていた自分の鞄を道に叩きつけて、みんなすぐに手の平を返すと激昂しながら、仕事がないよりあったほうが幸せだろうと結衣さんに問いかけました。

自分は頑張って来たのに報われないという風に嘆く福永部長に、結衣さんは、頑張るのをやめてみませんか、心身ともに健康でないと幸せを感じることができないと社長が言っていましたと話したのですが、その時、そこへ種田さんが現れました。何でいるの、と驚く福永部長に、種田さんは、降りてくださいと頭を下げて頼みました。福永部長は、もう俺の言うことは聞いてくれないのかと肩を落とし、星印の仕事から離れることを了承しました。帰り際、福永部長は、種田君が仕事ばかりしているのは俺が仕事を押し付けているからだと思っているかもしれないがそうではない、仕事を取ったら自分には何もないと思っているからだ、でもそれは悪いことなのだろうかと言いました。

福永部長は、会社を休んでいました。結衣さんは、種田さんの弟の愁(桜田道さん)から、休みなく残業を続けている兄を助けてほしいと頼まれ、やってみると答えたのですが、結衣さんもチーフとして、定時で帰ることを諦め、積極的に夜遅くまで会社に残って残業をするようになっていました。父親(小林隆さん)と母親(山下容莉枝さん)は、毎日終電で帰って来る結衣さんのことを心配していました。

仕事ばかりだった父親の気持ちが分かるようになってきたということを父親に話した結衣さんは、父親の提案を受け、予算の足りない「星印」の仕事に忙しくしている種田さんたちを守るため、信頼できる灰原社長(佐伯新さん)に直談判をしてみることにしました。

早朝のマラソン中、待ち伏せていた“定時で帰る”社員の結衣さんに声をかけられた社長は、結衣さんの頼みを聞き、大学の後輩である管理部の石黒良久(木下隆行さん)を制作4部の助っ人として送り出しました。結衣さんによると、元制作4部のエンジニアの石黒さんは、結衣さんと賤ヶ岳先輩にとっては仕事のできる厳しい元上司であり、ネットヒーローズで初めて過労死しかけた人で、社長が従業員の働き方を変えるきっかけとなった人でもありました。

一度に複数の仕事を進行できる石黒さんが入ったことで、「星印」の仕事は進みました。しかし、納品まであと2日という深夜、休まずに残業していた結衣さんは、別室で休むと嘘をついて仕事を続ける中で、眩暈がして、立ち上がった瞬間にそのままばっさりと床に倒れました。

0時を過ぎても結衣さんが戻って来ないことに賤ヶ岳さんが気付き、探しに行った種田さんは、床に倒れて頭から血を流している結衣さんを発見しました。

結衣さんは、病室で目を覚ましました。付き添っていたらしい種田さんも、少しして目を覚ましました。結衣さんは1日半眠っていたらしく、「星印」の仕事はすでに終わっていました。結衣さんが倒れたことを知った社長は、すぐに「星印」と交渉し、予算の赤字を解消したようでした。椅子で切った額を3針縫ったという意識不明の結衣さんを心配していた種田さんは、このまま結衣さんが戻って来ないかと思ったと泣いていました。結衣さんは、自分も休みなく働き続ければ種田さんのような人の気持ちが分かるかもしれないと考えていたようなのですが、結局、その気持ちは分からなかったようでした。

上海飯店で打ち上げが行われ、退院した結衣さんは、王さんから渡されたウーロン茶で、ビールを飲むみんなと乾杯をしていました。

愁さんは、家に来た兄に、リビングでお菓子を渡していました。わだかまりが少しずつ解けてきたようでした。結衣さんは、その後再び諏訪さんと話し合って、円満に婚約を解消したようでした。マンションの鍵を諏訪さんに返して、笑顔で別れていました。福永さんは、新しく作られた「リモートワーク」の部署へ異動し、その部長として張り切っていました。

そして、半年後、そろそろ実家を出たいと話していた結衣さんに、種田さんは、俺の部屋で一緒に暮らさないかと切り出し、結衣さんは、検討してみますと笑っていました。

脚本は奥寺佐渡子さん、脚本助手は清水友佳子さん、監督は金子文紀さんでした。音楽は平野義久さんと新屋豊さん、主題歌はSuperflyの「Ambitious」でした。ドラマの原作は、私は未読なのですが、朱野帰子さんの小説『わたし、定時で帰ります。』です。

本当は先週の放送が「わたし、定時で帰ります。」の最終回だったのですが、先週の放送は、福永部長が結衣さんと種田さんに説得されて「星印」の仕事を下りることを認めたところでオープニングの映像が入り(ここまでの約30分間はCMなしでした)、その後、新潟県の震度6強と山形県の震度6弱の地震を伝える特別報道番組に切り替わると、中断のまま放送休止となっていました。

最終回の放送はどうなるのだろうと気になっていたのですが、中途半端な時間帯にではなく、翌週の同じ時間に改めて最終回が放送されるらしいと知って、ほっとしました。本当に良かったです。

石黒さんに言っていたように、多くの人は人生の大半を労働に費やしています。一体何のために働いているのだろうかという結衣さんの問い掛けへの答えは、人それぞれなのかもしれませんし、正解のないものなのかもしれませんが、結衣さんの言っていたように、多くの人は幸せになるために仕事をしているのであって、仕事のために自分の人生や命を犠牲にしてはいけないというのは正しいことのように思います。

結衣さんたちの会社はいわゆる“ブラック企業”ではないので、結衣さんが定時で帰るのを貫くことも、社長に直談判することもできたのかもしれませんが、もしも“ブラック企業”だったなら、あるいは昔の福永さんの会社(従業員や外注先に無理をさせて倒産したようです)が舞台になっていたなら、もっと怖い“お仕事ドラマ”になっていたのかもしれないなと思いました。

先日のTBSの報道によると、アメリカの大手新聞社「ニューヨーク・タイムズ」が、この「わたし、定時で帰ります。」のドラマを、定時で帰ることが難しい日本の労働環境の問題を描いた人気ドラマとして、紙面で紹介したのだそうです。ドラマの一場面の写真も掲載されていて、原作者の方へのインタビュー記事もあったようでした。

二度目の放送となった、楽しみにしていた最終回の物語も、良かったです。最後まで面白く見ることができました。働く人を応援する、明るい終わり方でした。みんなが、例えばドラマの結衣さんたちのように、自分に合った形で働くことができるような世の中になっていくといいなと思います。


ところで、このドラマの後のTBSの報道番組「NEWS23」では、アメリカの“ニュース砂漠”について特集していました。インターネット社会となり多くの人が普通の新聞を購読しなくなっている現在、アメリカの約半分の地域で経営難のために地方新聞(地域新聞)が消えているという、これからの報道の在り方の問題を伝える特集でした。日本では、戦時中、たくさんあった地方の新聞が戦争を推し進める政府の策によって大手新聞社に統合され、消えていったそうなのですが(昨年の「報道特集」の「消えた村のしんぶん」も良い特集でした)、そのようなことのなかったアメリカでは、各地に今も多くの地方紙が残っているようでした。しかし、その地域の情報を伝える地方紙が、経営難のため、廃刊となっているということでした。若者の「政治離れ」を防ぐため、地方政治に特化した、広告費を必要としない「非営利」のインターネット報道メディアも出てきて、読者を増やしているということも伝えられていました。

日本でも若者の「新聞離れ」のことが時々報じられていますが、一人暮らしの人は特に、あえて有料の新聞紙を取る(家のポストに届けてくれるように契約するなど)ということはしないだろうなと思います。ペーパーレス化が進んだなら、一層そうなっていくかもしれません。新聞の良いところは、私は、読むのに電気が必要にならないところと、『年報』や『年鑑』(本になった縮尺版)として図書館などの棚に並ぶところだと思います。インターネットのニュースサイトの記事は、しばらくすると消えている(インターネットの検索サイトで普通に探すことができない状態になっている)ことがあります。インターネットのニュースサイトによっては、もしかしたら私が知らないだけで、全ての記事がインターネット上に残されているもの、一般読者が自由に検索できるようになっているものもあるのかもしれませんが、そうではない場合のほうが多いように思います。新聞社の新聞紙など(アナログ)とネットメディアのニュースサイトなど(デジタル)とでは、書かれている情報の内容がほぼ同じであったとしても、その記事への責任や記事自体の存在の重さが違うという印象です。

「パーフェクトワールド」最終回

フジテレビのドラマ「パーフェクトワールド」の第10話(最終話)を見ました。

最終話は、長女の川奈つぐみ(山本美月さん)が車椅子生活を送る同級生の一級建築士の鮎川樹(松坂桃李さん)と結婚しようとしていることに対し、鮎川さんでは娘を守ることができないとして反対し続けている中、鮎川さんと公園で話している最中に心臓の痛みに倒れた父親の川奈元久(松重豊さん)が、鮎川さんが常備薬を飲ませてくれために一命を取り留めたものの、心臓手術後のリハビリのための入院生活で車椅子に乗ることになり、事故で下半身不随となった鮎川さんの苦悩を少しずつ理解していき、鮎川さんへの“障害者=弱者として守られる存在”だとする思い込みを変えていく、という話でした。

脚本は中谷まゆみさん、音楽は菅野祐悟さん、演出は三宅喜重さんでした。

原作は、私は未読なのですが、有賀リエさんの漫画『パーフェクトワールド』です。昨年の2018年に公開されたという実写映画「パーフェクトワールド 君といる奇跡」も未見です。

毎回の感想を書くことはできなかったのですが、私もこの連続ドラマを見ていました。恋愛ドラマとしてはいわゆる“ベタ”な印象もあり、私にはすごく面白かったというのとは少し違うのかもしれないのですが、でも、事故で下半身不随となった人の苦しみや、街中や建築物のバリアフリーの足りないところ、敗血症になるかもしれない褥瘡(床ずれ)のこと、排泄感覚のないことや尿毒症のこと、車椅子バスケのこと、鮎川さんの後輩の渡辺晴人(松村北斗さん)の義足のことなどが描かれていたところは、良かったように思います。

鮎川さんがいつも自分の車椅子を自分の車に一人で載せたり降ろしたりして使用していたのが、どのようにしているのだろう、鮎川さんの腕の力はすごいなと少し気になっていたのですが、鮎川さんの車椅子がワンタッチの折り畳み式とか、かなり軽量であるとか、そういうことなのでしょうか(あと、物音がほとんどしないらしい玄関のドアのことも、少し気になっていました)。

鮎川さんの母親の文乃(麻生祐未さん)は、息子の気持ちを変えてくれたつぐみさんに感謝し、つぐみさんの母親の咲子(堀内敬子さん)も、つぐみさんに寄り添う鮎川さんに感謝していました。母親たちは泣きながら、成長した子供たちのことを話し、二人の結婚を祝福していました。

鮎川さんは、自分としては子供はほしいということを、つぐみさんに話していました。鮎川さんは、体外受精の必要があるかもしれないと考えていたようでした。

つぐみさんと鮎川さんとの教会での結婚式には、鮎川さんの元交際相手で二人の高校時代の同級生の雪村美姫(水沢エレナさん)は出席していたのですが、つぐみさんを好きだった(一時的には婚約者でもあった)同級生の是枝洋貴(瀬戸康史さん)と鮎川さんを好きだった看護師の長沢葵(中村ゆりさん)は出席していませんでした。つぐみさんと鮎川さんが二人を招待しなかったということはないだろうと思うので、はっきりと描かれてはいなかったのですが、洋貴さんと長沢さんは自ら出席を断ったのではないかなと思います(二人の結婚を洋貴さんと長沢さんがどうしても直接祝福しなくてはいけないということはないと思うので、出席を断ったのなら断ったで、それでいいと思います)。

つぐみさんと鮎川さんから婚姻届けを受け取った役所の人を演じていたのは、それはほんの数秒の場面だったのですが、菅田将暉さんでした。このドラマのエンディングの辺りに流れる、菅田将暉さんの「まちがいさがし」という歌謡曲風の主題歌も、ドラマに合っているように思えて、良かったです(私には時々尾崎豊さんの歌声のようにも聴こえました)。

最後は、二人が公園の丘の上でピクニックをしている場面でした。欠陥のない人などいない、ということを鮎川さんが話していました。作品のタイトルの「パーフェクトワールド」とは、つぐみさんと鮎川さんの二人の世界のことではなく、人々がそれぞれの足りないところをお互いに補完し合う優しい世界のことを表していたのかなと、その言葉を聞いて何となく思いました。

拡大版ではない通常通りの約1時間の放送の最終回だったところも良かったです。大団円の最終回でした。
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