「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」第9話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」の第9話を見ました。

解離性同一性障害(多重人格)の症状を引き起こして精神科の病棟に入院していた、東京帝國大学の物理学の教授だった沫嶋黎士(木村拓哉さん)の妹の沫嶋七瀬(大島優子さん)は、アンドロイド「ARXII-13」(木村拓哉さん)の妹として作られた白いセーラー服のアンドロイド(桐谷美怜さん)から安堂麻陽(柴咲コウさん)を殺そうとした自身の過去の映像を見せられてパニックになっていました。

白いセーラー服のアンドロイドが持っていた細いナイフで首の左側を刺された(あるいは自分で刺した)七瀬さんの人格は「レイコ」の人格と交代し、叫び声を聞いて駆けつけた医師の顔を首から抜き取ったナイフで切りつけ看護士を蹴り倒して、病室を脱出していました。

凶暴なレイコの人格の七瀬さんがいなくなったという連絡を病院から受けた麻陽さんは、警視庁の「公安第仇課」の刑事の葦母衣朔(遠藤憲一さん)と麻陽さんの会社の部下の星新造(桐谷健太さん)、研究室の栗山薫(山本美月さん)たち3人に、七瀬さんが行方不明になっていることを話し、見つけたらすぐに連絡してほしいと頼んでいました。

部屋にいたロイドは、あの時殺しておくべきだったと言い残して七瀬さんを探すために空間移動していました。

ポリスクラウドから派遣されてきたアンドロイドのケプラ(伊達暁さん)とメンデル(谷田歩さん)を引き連れていた公安警察のトップの幹谷総一(鶴見辰吾さん)は、総理大臣か誰かの有力な政治家に書類を渡して署名をするよう頼んでいたのですが、それはアンドロイドが人間を支配するということを許可するための書類のようでした。

ケプラとメンデルによると、黎士さんの脳データを破壊してもタイムケーブルのゲートが開かないのは、麻陽さんを守りたいと願う黎士さんの魂が残存してゲートを閉じているからだろうということでした。

その頃、大学の沫嶋研究室の3人は、2135文字?のパスワードを知っていた七瀬さんのパソコンを開き、七瀬さんが2113年と2066年の情報を集めてアンドロイドを作ろうとしていたことを知って驚いていたのですが、そこへ白いセーラー服の女子高校生型アンドロイドがやって来て、「ARX IX THE LAST QUEEN」である自分のデータを示し、自分は七瀬さんのもう一つの人格の沫嶋レイコによって生み出されたアンドロイドだと3人に教えていました。

葦母さんと合流した星さんも、自分のパソコンから七瀬さんの大学のパソコンに侵入して同じデータを見ていたのですが、カメラの映像で3人の状況を見て、慌てて大学へ向かっていました。

研究室の3人がラストクイーンにさらわれている頃、麻陽さんは七瀬さんを探して公園に来ていたのですが、そこへケプラとメンデルが現れ、再び七瀬さんを殺そうとしていました。助けに現れたロイドは、最後のアスラシステムを起動して二人と戦おうとしていたのですが、素早い二人の動きに追いつくことができず、「自律判断システム」を持つロイドを危険コマンドとして破壊しようとしてくる二人のナイフで腕を切られたり腹部を刺されたりしていました。それから何か空が光ったため、ケプラとメンデルは麻陽さんとロイドを置いてそのままどこかへ逃げ去り、アスラシステムの活動限界を迎えてユカワOSに切り替わったロイドは、その場に倒れ込んでいました。

麻陽さんの部屋に戻ったロイドは、サプリ(本田翼さん)の修理を受けながら、未来の「クリスマスイブ作戦」に参加する際に教授(外国人のようでした)によってアスラシステム(アスラOS)が組み込まれたという話をしていました。教授は、未来に誇れるものを作るのが大人の責任だと、ロイドたちに話していたそうで、ロイドが従っていたのは教授のコマンドではなく、やはり自分の意志だったようでした。アスラシステムというのは、身勝手な大人たちから解放され、真実を見つける魂のことだそうです。サンスクリット語の「阿修羅」には、命を授けるという意味があるのだそうです。

サプリによると、ケプラとメンデルのナイフには毒性のウイルスが付着していたらしく、斬られていたロイドの左腕は重力に耐えきれずに切断して床に落ちていて、サプリはロイドの腕を接着剤?のようなもので付けて青い包帯を巻くという応急処置をしていました。

応急処置で何となく腕が付いたらしいロイドは、サプリと麻陽さんを部屋に残して、妹機や七瀬さんを捜しに向かっていました。

葦母さんと一緒に研究室に来た星さんは、助けてください、君ならできます、という黎士さんの声を聞いて、七瀬さんのパソコンを操作しようとしていたのですが、そこへ、誰も私を認めないなら私もこの世界を認めない、とつぶやいていた七瀬さん(レイコ)が現れ、碁盤で二人を殴っていました。

星さんと葦母さんは、気が付くと暗い倉庫のようなところに監禁されていました。レイコの七瀬さんは、両親や教師など周囲の人たちが兄の黎士と妹の自分を比較して兄のことばかりを天才として褒めることが嫌だったということを葦母さんと星さんに話し、星さんには、沫嶋黎士のいる大学へ入らなかったのは沫嶋黎士を越えることはできないと思ったからではないのかと尋ねていました。

星さんは、黎士さんから、自分のようになると、誰からも理解されない苦しみを味わうことになるというようなことを言われていたことを思い出していました。その中で黎士さんは、でも自分は運がいい、それは自分には自分よりも遥かに天才的な最強の理解者である妹の七瀬がいるからだと、星さんに話していました。

そのことを星さんから聞いたレイコの七瀬さんは、兄が自分を認めてくれていたということに気付いて愕然とし、凶暴性を消していました。

星さんにレイコが作り出したアンドロイドを何とかしろと言われた七瀬さんが柵の外から星さんたちに何か言おうとして言うと、突然背後から狙撃されて倒れていました。撃ったのはラストクイーンで、続いて葦母さんと星さんも撃たれていました。

国会議事堂の前を歩いていたラストクイーンは、ケプラとメンデルを連れている幹谷さんが署名を促していた政治家の前に現れていたのですが、その政治家がアンドロイドを管理するのは人間のすることであり、その人間がアンドロイドに支配されるのはおかしいと反発して署名を拒否していると、ラストクイーンは政治家のことも銃で撃って倒していました。

政治家が原子還元処理を施されそうになっていると(原子還元処理は人間にも使えるものだったのでしょうか)、そこへロイドが現れ、ロイドはそのエネルギーをアンドロイドに移して一機を原子還元処理で消すと、自分には仲間がいるとサプリを呼び出し、人間の可能性を甘く見てはいけないとラストクイーンに言って、サプリに政治家の治療をするよう頼んでいました。

研究室の3人は、撃たれそうになっていたところを角城元(平岡祐太さん)に助けられ、死亡してはいなかった葦母さんや星さんや七瀬さんも治療を受けていました。

サプリが政治家を抱えて消えると、鉄屑同然だと罵られていたロイドは、全ての人の思いでお前を倒す、と妹機であるラストクイーンに宣言していました。

脚本は泉澤陽子さん、演出は木村ひさしさんでした。

アスラシステムは「魂」ということで、ロイドを作った未来の教授がそれを旧型のロイドにも組み込んでいたということだったのですが、レイコが作ったラストクイーンにもアスラシステムが入っているというのは、どういうことなのでしょうか。レイコの七瀬さんが一人で開発したのではなく、未来の教授とつながって、協力して開発していたということなのでしょうか。

2013年の10月頃、「接続」に成功したレイコの七瀬さんは、研究室の自分の机に5Dプリンターをインストールして、淡いピンク色のキューブとして出てきた白いセーラー服のアンドロイドと対面していました。

今回は少し展開が早かったので、ドラマを見ながら少し分からなくなってしまいそうでもあったのですが、物語の流れが難しいというわけではないので、今回も最後まで見ることができました。

ただ、今までの回に関しても、設定そのものは面白そうなのですが、映像のあるドラマとしてはもう少し何かが足りないようにも思えてしまい、その何かが私にはよく分からないまま、何となく惜しいような、もったいないような気がしてしまいます。

予告によると、次回が最終回なのだそうです。特に「拡大版」として放送される予定ではない様子でした。どのような結末になるのか、来週の放送も楽しみにしようと思います。
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