「おふこうさん」第1話

NHKのBSプレミアムで放送されていた「プレミアムよるドラマ」枠の新ドラマ「おふこうさん」の第1話を見ました。30分ドラマです。

東京スカイツリーが見える場所を舞台にしたドラマでした。

生まれた時から不幸な事件に巻き込まれ、地元では「不幸の嵐を呼ぶ女」と呼ばれていたという千倉つぐみ(貫地谷しほりさん)は、勤めていた会社が倒産したらしく、東京での再就職先を探していました。

つぐみさんが面接に向かう途中、結婚を控えている妹の咲子(野村麻純さん)と話すために手に持っていたスマートフォンの画面が太陽光に反射し、その光を目に直接受けてしまった、車を運転中の栄幸之助(萩原聖人さん)は、車ごと道路から川に転落?してしまい、首と脚に怪我をしてしまったのですが、病院の屋上でつぐみさんに「一目惚れ」をし、車の弁償をしてほしいと言って、就職先が見つかっていないつぐみさんを、自分の経営する会社の秘書にしていました。

幸之助さんの会社は、オフィスを他の会社の経営者に貸す仕事のようでした。会社には、恋愛ビジネス会社の大西愛里(木南晴夏さん)、美容師の濱崎透(澤部佑さん)、支援団体の幹部の片岡大介(永瀬匡さん)、プロモーション会社の小金沢銀次(大倉孝二さん)、探偵事務所の伏山誠治(伊武雅刀さん)がいました。

秘書になったつぐみさんは、伏山さんのかつらを「ピタゴラスイッチ」方式で誤って取ってしまったことや、乾杯の飲み物を落としてコードをショートさせ、都内の停電を招いてしまったことを後悔し、このまま自分がいては会社のみんなを不幸にしてしまう、会社を倒産させてしまう、と不安に思い、会社を離れようと考えていました。

しかし、幸之助さんは、つぐみさんの起こしたと言う「不幸」が、もう一方の側から見れば決して不幸ではなく、幸せをもらたすものであるかもしれないということを話し、つぐみさんを「幸運の女神」かもしれないと伝えていました。

停電を楽しんでいた会社の人たちも、「不幸」を謝るつぐみさんを暖かく受け止め、かつらを止めて帽子にしていた伏山さんは、つぐみさんに「おふこうさん」というあだ名を付けていました。

片岡さんは、謝るつぐみさんの頭が手にぶつかった拍子にスマートフォンを落としていたのですが、記念の集合写真を撮る時に気づいた画面にひびが入っているということを、つぐみさんにもみんなにも黙っていました。

作(脚本)は福原充則さんで、演出は竹村謙太郎さんでした。

明るいのですが、何というか、漫画のような雰囲気の演出のドラマだったように思います。

自分のことを「不幸を招く女」だと思っているという点では、何年か前にフジテレビの「世にも奇妙な物語」か何かで菅野美穂さんが演じていた「不幸」な女性にも似ているように思えるのですが、その短編ドラマで菅野さんが演じていた女性は、そのように思い込むあまりに、次第に不幸にならないことのほうが不安に思えるようになっていて、知らず知らずのうちに自分で事態が不幸になるように仕向けていて、その結果が不幸なものになると、やはり私は不幸になるのだ、とほっとしてしまう感じの、自身の不幸体質に依存をしているような感じの、「不幸」な人でした。

このドラマの「おふこうさん」のつぐみさんは、自分の人生は不幸ばかりで、自分の行動が全て不幸に結びつくと思っているようなのですが、つぐみさんが回想して説明していた「不幸」は、誕生日ケーキの上に飲み物をこぼしてしまったとか、公園で友達と遊んでいる時に国宝級の埴輪を発掘した結果その公園が封鎖されたとか、持っていた蝋燭の火がクリスマスツリーに燃え移ってしまったとか、不幸というよりは、偶然や不注意や、いわゆる「おっちょこちょい」と呼ばれるようなレベルのものだったように思えました。

でも、だからこそ、明るいコメディドラマになるのだろうとも思います。私は不幸を呼ぶ女だと思い込んで(思い込まされて)しまっているらしいマイナス思考のつぐみさんが、幸之助さんに出会ってプラス思考になり前向きに生きていくことができるようになっていく物語なのかなと思いました。

連続ドラマなのですが、一話完結のドラマでもあるようなので、ギャグの雰囲気に慣れていけば、意外と見やすいドラマになっているのかもしれないなと思いました。第1話を見終わった頃には、見始めた頃よりも、もしかしたら面白いのかもしれないなと、少し思えるようになっていました。
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