「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」第2話

フジテレビのドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」の第2話を見ました。

心療内科医の田口公平(伊藤淳史さん)は、螺鈿細工を作る終末期の患者の青山加代(大森暁美さん)や木島トク(佐々木すみ江さん)や赤城美智(左時枝さん)や川原うめ(丘みつ子さん)から、「碧翠院」には死ぬ間際の患者だけが入ることのできる「螺鈿の部屋」があると聞き、「厚生労働省・医療過誤死関連中立的第三者期間設置推進準備室室長 兼 終末期医療多面展開施策室」という肩書きになっていた白鳥圭輔(仲村トオルさん)も、失踪した立花善次(宅間孝行さん)はその部屋に閉じ込められているのかもしれないと興味を持っていました。

緩和ケア医の桜宮小百合(水野美紀さん)が鍵で開けた部屋の中にいたのは、螺鈿細工を患者たちに教えているという、院長の桜宮巌雄(柳葉敏郎さん)の妻で小百合さんやその妹で産婦人科医の桜宮すみれ(栗山千明さん)の母親の桜宮華緒(相築あきこさん)でした。

小百合さんによると、母親は興味のない人とは口を利かないということで、白鳥さんのことは無視していたのですが、螺鈿細工に興味を持っていた田口さんが話しかけると少し楽しそうに応じ、自宅での夕食にも招待していました。

白鳥さんも勝手に行くことにしていたのですが、その頃、白鳥さんのスマートフォンには、「タチバナ」から「Ai(死亡時画像診断)」で撮影したと思われる手と太股の画像が送られてきていて、白鳥さんは長野総合病院のデータベースから消去されたものかもしれないと、東城医大の放射線科医の島津吾郎(安田顕さん)に画像を見てもらうことにしていました。島津先生(今回には登場していませんでした)によると、画像の人物は男性だろうということでした。

立花さんの部屋を大家さんに頼んで開けてもらっていた白鳥さんは、そこで桜宮姉妹と写る立花さんの写真を見つけていたのですが、姉妹の隣には少年の姿もあり、夕食に招待されていた田口さんについて行った白鳥さんが桜宮の家族に写真を見せて尋ねると、家族は、その少年が8年前に崖から転落して死亡した小百合さんとすみれさんの弟の葵(山﨑賢人さん)だと答えていました。

すみれさんは、母親が久しぶりに楽しそうに相手にしている田口さんについて母にとってはどこか葵さんに似ている人なのだろうと言っていたのですが、小百合さんは、葵は平凡な医師の田口さんとは似ても似つかないと否定していました。

院長は、葵は東城医大になら簡単に入ることができるほどの優秀で賢い子だったと言っていて、それでも立花さんを家庭教師として付けていたのは、葵さんが放射線の技術に興味を持っていたからだと答えていました。院長は、崖から落ちて意識不明になった葵さんに延命治療を施したことを、必要以上に息子を苦しめてしまったのではないかと後悔していました。母親は、衰弱していく葵さんを見るうちに、ほとんど口を利かないようになってしまったということでした。

延命治療を受けながら18歳で亡くなった葵さんのことがあって、院長は病院の裏にある妻の親戚のお寺を支えるために僧侶の資格も取ったらしく、そのお寺の裏には町営の火葬場(斎場)もあるため、「碧翠院」はまさに町の「ゆりかごから棺桶まで」を引き受ける「極楽に最も近い」病院として、地元の人たちからも患者さんたちからも支持されているようでした。

第2話は、末期癌を患う木島トクさんの回でもありました。トクさんは、3兄弟たちがお見舞いに来るのを楽しみにしていたのですが、レストランを経営し借金のある長男は、実家の土地を売るよう母親に言い、契約書へのサインを頼んでいました。

トクさんは呆けた振りをしてサインを避けていたのですが、その直後、腹腔内出血で倒れてしまい、意識不明の状態になってしまいました。死期が近い状態と判断されたトクさんは「螺鈿の部屋」へ運ばれ、そこには白衣を着た桜宮家の母親の姿もあり、集まった兄弟たちは、延命治療を施されていないトクさんを診ていた小百合さんから、ご臨終です、と告げられていました。

僧侶の院長による葬儀が終わると、田口さんは、都会の良い病院へ入っていたら治ったかもしれないと嘆くトクさんの長男が実家の土地を売ろうとしていたのは自分の借金を返済するためではなく、本当は母親に都会の病院で高度医療を受けさせるためだったことを、次男と三男に話していました。

トクさんは長男のその思いを理解しつつ、「碧翠院」で最期を迎えるほうを選んでいたようでした。亡くなったトクさんの身体は、生前のトクさんから許可を得ていたとかで、法医学の医師でもある桜宮院長によって、院長の「自腹」での解剖まで行われていたようなのですが、その結果分かった死因は、小百合さんが言っていたのと同じ、腹腔内出血だったようでした。

桜宮院長の方針に納得がいかない様子だった白鳥さんは、その後、便利ということで、海のそばのアパートの1階の田口さんの部屋に引っ越してきていました。

部屋の隅に置いた大きなソファに座りながら、「タチバナ」の名前で新しく届けられたメールの画像をパソコンに移して確認していた白鳥さんは、全ての画像がつながったと、田口さんに見せていました。白鳥さんによると、それは背骨がS字の形に大きく湾曲した人の遺体の画像のようでした。

脚本は後藤法子さん、演出は今井和久さんでした。

第2話も、安定して面白かったです。先週の第1話を見た時にも思ったことなのですが、4作目の新シリーズなのにも関わらず、3作目から放送されていない期間があったとは思えないほど、ドラマの雰囲気が自然というか、変わっていないというか、何かそのような感じがします。

延命治療などせずに死にたいと願う患者さんと、一日でも長く生きてほしいと願う患者さんの家族の気持ちのすれ違いや葛藤などは、実際にもあることのように思えるので、今回のトクさんの場面を見ていて少し辛い感じもしました。患者さんの意思を優先したほうが良いと思うのですが、特別な治療をせずにそのまま自然に死んでいくのを待つという判断を家族がするのは、大変なことだろうと思います。

ドラマでは、事件の部分と、終末医療の部分が同時に描かれているのですが、今回つながっていた場面としては、亡くなる前の倒れていたトクさんが駆けつけた小百合さんに話していたことによると、立花さんが院長室に行った時には、院長の他に小百合さんも一緒に立花さんを出迎えていたようでした。

アルバイトの医学生の天馬大吉(上遠野太洸さん)は亡くなった葵さんと幼馴染みのようでしたし、葵さんの死に立花さんの失踪が関わっているような感じでもありました。

連続のミステリードラマの2話目なので、まだよく分からないことが多いのですが、予告によると、次回には島津先生が登場するようでした。
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