「明日、ママがいない」第2話

日本テレビの水曜ドラマ「明日、ママがいない」の第2話を見ました。

登場人物の個性に慣れてきたということもあってなのかもしれないのですが、先週の第1話を見た時よりも、最後まで楽しく見ることができました。シリアスな部分もありますが、このドラマはやはりコメディーとして見ると良いのかなと思いました。「コガモの家」が登場人物の子供たちの家だとするなら、ホームコメディードラマという感じでもあるような気がしました。

同じ小学校へ通っている、五感の鋭いポスト(芦田愛菜さん)とピアノが好きなピア美(桜田ひよりさん)とハリウッドセレブ夫婦に憧れるボンビ(渡邉このみさん)は、同級生の親が政治家だという裕福な家庭の笹塚蓮(藤本哉汰さん)の誕生日パーティーに招待され、蓮君の誕生日会へ行くことを優先したピア美は、自分の行く予定だった「お試し」を、前回の最後に「ドンキ」というあだ名になった真希(鈴木梨央さん)に譲っていました。

ドンキは、子供のいない夫婦(松重豊さん、大塚寧々さん)と遊園地へ行っていて、最初は優しい夫婦のもとで楽しそうに遊んでいたのですが、赤色の風船を手渡された自分と夫婦が窓ガラスに幸せそうな親子のように映っているのを見て、ごめんなさい、と泣き出してしまっていました。

児童養護施設「コガモの家」で一番小さいパチ(五十嵐陽向さん)は、別の夫婦(長谷川朝晴さん、江口のりこさん)の家へ「お試し」に行くことになったのですが、妻の女性は、パチが古いシャンプーボトルを手放さないことに苛立って、パチが捨てないでと叫ぶのも、夫が止めようとするのも無視して、ごみ箱に捨てていました。

パチは、重度のギャンブル依存症の母親によって「ネグレクト」の虐待に遭っていたようでした。母親がパチンコに行っている間、真夏の部屋で熱中症になって死にかけていたところを、児童相談所の人に発見されたのだそうです。「パチ」というあだ名はそこから取られたものでした。

そのような母親から引き離されたパチは、母親のことを酷いという風にはまだ思っていないようでした。江口のりこさんの演じる子供をほしい母親からそんな酷い前の母親のことは忘れなさいと強く言われても、シャンプーボトルのにおいの母親のことを切り離すことはできずにいました。

蓮君の誕生日会に招待されたポストとピアノの演奏が得意な元お嬢様のピア美は、蓮君を好きな別のクラスの?女子たちと大喧嘩になっていたのですが、庭の脚立に上って笹塚家の隣の家の住民だった理想の父親の東條祐樹(城田優さん)の様子を覗いていたボンビは、東條家にすでに子供がいることを知ってがっかりしていました。

「コガモの家」に戻ろうとしたポストは、「家族」であるパチの助けを求める声を聞いて「お試し」の家に向かい、その家の夫が捨てたごみ箱からシャンプーボトルを見つけて、パチの危機を知り、救出に向かっていました。

パチを預かっていた妻は、子供を引き取ることができなくなることを恐れて救急車を呼ばず、施設長にも連絡をしないでいました。隣の部屋のベランダから侵入したポストは、昔の熱中症の時のトラウマから過呼吸になって倒れていたパチの姿を見て、ガラス窓を置いてあったレンガで割り、意識を失っているパチに駆け寄って抱えて、周囲の大人たちから引き離していました。

ポストたちに呼ばれた施設長の佐々木友則(三上博史さん)はパチを病院に運んだようで、パチは入院していました。パチを見守っていたポストは、目を覚ましたパチの様子にほっとしていました。

里親や養子縁組をする親の情報を「コガモの家」の子供たちに提供する水沢叶(木村文乃さん)も、養父母に育てられた子供だったようなのですが、早くしなさい、とその親から手を強く引っ張られて仕度を急かされた恐怖がトラウマになっているらしく、人と手をつなぐことが苦手だと、佐々木施設長や無口なロッカー(三浦翔平さん)に話していました。

「新しい飼い主」に気に入られるためにもシャンプーボトルを捨てるようにと言っていた施設長が、同じ種類の新しいシャンプーを買ってポストたちに渡していたのも良かったです。

そのシャンプーで髪を洗ったポストたちは、病院から戻ってきたパチを迎えていました。パチは、ママのにおいがすると喜び、「ママ」のポストに抱きついて、お互いに「大好き」と言い合っていました。そのような場面で終わっていたのも、何だかとても良かったです。

脚本は松田沙也さん、脚本監修は野島伸司さん、演出は猪股隆一さんでした。

「コガモの家」という養護施設で育った両親を知らないポストが、「家族」として「母親」として、一緒に暮らしてきたパチを守ろうとする気持ちが、ドラマを見ていた私にもよく伝わってきました。

「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」を作った熊本の病院から、あだ名で傷つく子供がいるかもしれないからこのドラマの放送を中止にしてほしいという苦情が日本テレビに伝えられたという報道を、先週の初回が放送された日の翌日の頃のニュースで聞いて少し驚いたのですが、第2話を見た印象では、私には、放送を中止にしなくてはいけないほどの酷い要素はないように思いました。

ハリウッドセレブの「アンジェリーナ・ジョリー」と「ブラッド・ピット」の写真を壁に貼り、理想の両親として憧れているボンビの「ジョリピー!」のギャグも、第1話を見た時よりも面白かったです。表情が豊かだからということもあるかもしれないのですが、驚いたり、喜んだり、がっかりしたり、という気持ちが分かりやすくて楽しく思えました。

お弁当屋さんの店員(鈴木砂羽さん)を気にしていたのは、お弁当を買いに行っていたロッカーではなく、佐々木施設長だったようでした。佐々木施設長は、ストーカーのように店員さんの後を付けたりして、そのような行動を自分でも少し反省していました。

ドラマの途中に「AC(公共広告機構)」のCMが増えていたような気もするのですが、でも、それはもしかしたら私の勘違いかもしれません。第2話までを見た印象としては、子供の目線(視点)で描かれるということも分かってきたような気がしますし、悪いドラマではないように思います。
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