「明日、ママがいない」第3話

日本テレビの水曜ドラマ「明日、ママがいない」の第3話を見ました。

養護施設「コガモの家」のポスト(芦田愛菜さん)とオツボネ(大後寿々花さん)は、射手座であるという理由で、里親候補となった吉田夫妻の家に二人で「お試し」に行くことを決めていたのですが、家政婦の三田村さんに出迎えられて入った室内には吉田夫妻はいませんでした。

しばらくして別室に呼ばれた二人は、インターネットのテレビ電話のような画面の向こうにいる国際弁護士の父親と有名な占星術師という母親に挨拶をすることになり、奇妙な感じになっていたのですが、吉田夫妻の目的は、一人娘のアズサ(優希美青さん)の「姉妹」として、その話し相手を見つけることでした。

それぞれの仕事に忙しい両親がいつも家にいないことを寂しく思っている車椅子のアズサは、里子の候補としてやって来た二人と夕食を食べながら、この家のお金が目的なのかと苛立っていました。

来年には施設を出なくてはいけないという17歳のオツボネは、いつもうさぎのぬいぐるみを抱えているため、ポストによると昔のあだ名は「うさたん」だったそうなのですが、自分には治療のためにもお金が必要なのだと言い、ピア美(桜田ひよりさん)やボンビ(渡邉このみさん)やドンキ(鈴木梨央さん)たちの前で眼帯を外していたのですが、その左目は赤く、オッドアイのようになっていました。オツボネは、この目のままでは自分は誰にも愛されないのだと言って嘆いていました。

施設長の佐々木友則(三上博史さん)は、勝手に「お試し」を辞めた上にお金のことばかり言うオツボネに苛立って、親の愛情を求めないのならここを出て行けと怒鳴り、居場所を失くしたオツボネは、うさぎの着ぐるみを来て写真を撮ったりしながら、繁華街を徘徊し、あるスナックのような飲食店の前にたどり着いていたのですが、そこはオツボネの実家のようでした。

オツボネの姿を見つけた母親の篤子(西尾まりさん)は、娘を店内に呼び、それから2階の部屋にいたオツボネは仕方なさそうにお店に出ていたのですが、お客さんの応対に耐えられなくなり、カウンターのビール瓶を床に落として割ってしまっていました。

一方、ポストは、オツボネが行かないと言い出した後も、一人で「お試し」を続け、吉田家のアズサのところに通っていました。アズサと打ち解けるようになってきたポストは、2年前に体操の平均台の競技で怪我をして膝を痛めて歩くことができなくなったという「アルプスの少女ハイジ」の「クララ」のようなアズサの車椅子を押して散歩をしながら、本当はもう脚は治っているのではないかと坂道の上で車椅子の手を離し、アズサはそのまま坂の途中のごみ置き場に激突して車椅子ごと倒れてしまいました。

アズサを心配する家政婦の三田村さん(犬山イヌコさん)は怒っていたのですが、アズサは大丈夫だと答え、謝るポストを受け止めて、「本当の姉妹」のようになろうとしていました。

なぜか公園の砂場で、ポストとアズサは立ち上がる訓練をしていたので、砂だらけになって帰宅したアズサを見た家政婦さんは驚いていたのですが、アズサは少しずつ元気になっていました。

ぴあ美とボンビとパチ(五十嵐陽向さん)も電車を乗り継いで?ポストとアズサのいる公園に来たのですが、そこでパチの持っていたおもちゃのカエルに驚いたアズサは、車椅子から立ち上がることができていました。

自宅に戻ると、アズサはモニターの向こうの両親に脚が治ったことを嬉しそうに報告していたのですが、喜んだ両親は、アズサが元気になった今なら言ってもいいだろうと、離婚することにしたことをアズサに告げていて、愕然としたアズサは車椅子に座り込んでしまいました。

お弁当屋さんの店員(鈴木砂羽さん)に夫がいるかもしれないことも含めて、オツボネのことで苛立っていた「魔王」の佐々木施設長にドンキは、オツボネを探してほしいと頼んでいました。オツボネは母親のところに帰ったのだろうと思っていた佐々木施設長は、オツボネの目のことは知っていたのですが、仕方のないことだと思っていたようでした。ドンキは、オツボネの母親が自分の母親と似ていることを教えられて驚いていました。

「女の子」としては目を治したいのだという見解を述べてオツボネの気持ちを代弁し、入浴中の佐々木施設長を説得しようとしていたドンキに、無口なロッカー(三浦翔平さん)は佐々木施設長の携帯電話を取り出して水沢叶(木村文乃さん)に話すよう示していました。

水沢さんは、オツボネの母親に会いに行っていたのですが、その頃オツボネは、どこかのホテルの一室にいたようでした。吉田家にいたポストは、かかってきたオツボネからの電話に出ると、オツボネの嘘を見抜いて「コガモの家」に戻ってくるよう話していました。

両親が離婚を決めたことにショックを受けていたアズサは、ポストが電話の向こうのオツボネを「本当の姉妹」のように冗談で「お姉ちゃん」と呼ぶのを聞いて、また寂しそうにしていました。

オツボネが部屋に誰かが入ってきたことに驚いて受話器を落としていたので、ポストも心配して慌てていたのですが、来たのはロッカーでした。水沢さんに頼まれて、オツボネを迎えに行っていました。

オツボネの母親は、オツボネに悪い商売をさせるつもりではなかったようなのですが、ともかくオツボネはまた母親のところで寂しい思いをしてしまっていました。母親によると、オツボネの赤い目は、アルコール中毒だった頃の母親が割ったビール瓶で切った傷から生じたものだったようでした。あの子の目を見るとその頃の自分を思い出して辛いのだと、母親は水沢さんに話していました。

食事の支度をする人が誰もいなかった「コガモの家」では、佐々木施設長がカレーを作っていたようdした。おいしくなかったらしく、みんな中途半端に残していて、佐々木施設長はまた苛立っていたのですが、戻ってきたオツボネをリビングに呼んでカレーを出すと、オツボネは味なんて分からないと泣きながらカレーを食べていて、そのようなオツボネの様子に佐々木施設長も、階段のところから見ていたぴあ美やボンビやドンキたちも、ほっとしていました。

夜、戻ってきたポストは、水沢さんがロッカーにしていた「お礼」に少し驚いていたのですが、別に変でもないか、と気にしないことにしていました。そうしてパチのいた自分のベッドに入ると、起きていたドンキと、親がいても寂しい思いをしている子はいる、何が幸せなのか分からなくなってきた、というようなことを話して眠っていました。

翌朝、ポストは佐々木施設長の車で吉田家へ向かっていたのですが、家の前には救急車が来ていました。ポストが駆け寄ると、両膝から血を流しているアズサがタンカーで運ばれていて、アズサは、両親が離婚することになったことをポストに話し、脚が治っても意味がなかったと言って、家政婦の三田村さんと一緒に救急車で運ばれて行き、見送ることしかできなかったポストは、アズサの両親への気持ちが報われなかったことを悔しがっていました。

脚本は松田沙也さん、脚本監修は野島伸司さん、演出は長沼誠さんでした。

第3話も良かったです。アズサさんが「クララ」だったことや、オツボネの目が白うさぎの目のように赤くなっていたことなどは、親に愛されない子供の設定としては少し極端なものだったのかもしれないのですが、ドラマとしてはこれで良かったのだと思います。

ぴあ美が夕日を見つめてポストのこと?を思っている笹塚蓮(藤本哉汰さん)に振られていたり、「ジョリピー」に憧れるボンビがトイレで手を洗った後、東條祐樹(城田優さん)の娘で同級生だったレイカ(舞優さん)に白いハンカチを差し出されてそのハンカチを汚してはいけないと動揺して走り出したりしていた場面も、その結果二人で大泣きをしていた場面も、何だか面白かったです。

あと、ドンキに恐る恐る聞かれて佐々木施設長が答えていたことによると、佐々木施設長が108人という煩悩の数と同じ数の子供を施設から送り出すことにこだわっているのは、お弁当屋さんの女性店員の子供を「殺した」?という過去の罪を償うためのようでした。

今回は前回よりも、「ACJAPAN(旧公共広告機構)」のCMが増えていたように思います。顧客?からのクレームを受けてスポンサーが降りた、あるいはCMの放送を見合わせたというようなことは報道で聞いていたのですが、私としては、このような風潮を少し残念に思います。ただ、全てのCMが「AC」に代わっていたのではなく、後半には何社かの普通のCMも流れていました。スポンサーを降りた、あるいはCMの放送を見合わせたという会社は、イメージの良さのようなものを保つためにそのようなことをしているのかもしれないのですが、私には、降りずにスポンサーであることを貫く会社のほうが、潔い良いように思えます。

コメディーの要素も多いですし、シリアスなところも少し極端なところもあるのかもしれないのですが、第3話までを見た印象では、それなりに面白いドラマのように思えています。三上博史さんの「魔王」と恐れられている佐々木施設長も悪人とは少し違うようですし、「コガモの家」の子供たちは比較的自由そうでもあるような気がします。
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