「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」第10話

フジテレビのドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」の第10話を見ました。放送時間にはNHKのドラマ「生きたい たすけたい」を見ることにしたため、録画をしておいたものです。

碧翠院の院長の桜宮巌雄(柳葉敏郎さん)の東城医大病院の医師だった頃の上司で末期癌を患う加賀元教授(山本圭さん)は、心療内科医の田口公平(伊藤淳史さん)に「安楽死」のことを訊かれて、人はみんな死ぬがその死に方は様々だから、自分は楽に死にたいというようなことを息苦しそうに話していたのですが、その少し後に病状が悪化し、「螺鈿の部屋」に運ばれていきました。

父親のもとに駆けつけた加賀さんの息子さんは、桜宮院長とその長女で緩和ケア医の桜宮小百合(水野美紀さん)に、延命治療を頼んでいたのですが、まだ意識のあった加賀さんは、何もしないでほしい、そばにいてほしいと息子に頼み、息子さんは迷いながらも父親の意思を尊重して自然に任せることを決めて、看取っていました。見張り役の田口さんは、酸素ボンベと痛み止めの点滴以外に何も施していない桜宮院長の様子を見て、朝まで廊下で待っていた白鳥圭輔(仲村トオルさん)に、加賀さんは本当に安らかな顔で息を引き取っていたのだから「安楽死」は行われていないと思うと伝えていました。

「安楽死」の疑いを拭いきることができない白鳥さんは、早速加賀さんの解剖を始めようとする桜宮院長を問い詰めようとしていたのですが、すぐに追い返されてしまいました。

しかし、解剖を始めようとした桜宮院長は、長男の葵(山﨑賢人さん)からの電話で、母親の華緒(相築あきこさん)が頭から血を流して倒れている、自分のせいかもしれないという連絡を受けて、タクシーを呼んで急いで二人のいる場所へ向かい、二人を碧翠院へ連れ帰って、華緒さんの頭の手術を始めていました。

今を逃したら証拠を掴む機会がなくなってしまうと焦っていた白鳥さんは、桜宮院長がタクシーで慌てて出かけるのを見て、東城医大の放射線科医の島津吾郎(安田顕さん)に相談したようでした。そしてCTの移動車で駆けつけた島津先生に、白鳥さんは、加賀さんの遺体を預けたようでした。 

自宅の車椅子からいなくなっていた葵さんを螺鈿の部屋の奥のモニター室で見つけた田口さんは、あの時死なせてくれたら良かったのに、と今の自分が自分ではなくなってしまっていることを嘆く葵さんに、専門の病院で脳の後遺症の検査をして治療を受けることを説得していて、葵さんを田口さんの差し伸べていた手を取ろうとしていたのですが、そこへ葵さんの幼馴染みで碧翠院のアルバイトの天馬大吉(上遠野太洸さん)がやって来て、院長たちが心配しているからと、葵さんの腕を引っ張って連れて行こうとすると、パニック状態になった葵さんの態度は豹変し、杖を振り回して暴れ、田口さんの腕にも怪我をさせてしまっていました。

田口さんの治療をする産科医の桜宮すみれ(栗山千明さん)に一番苦しんでいるのは葵さんだと言った白鳥さんは、意識を取り戻した華緒さんの部屋へ集まっていた家族の元へ向かい、長野総合病院の放射線科医の立花善次(宅間孝行さん)と碧翠院の放射線技師の戸山久司(渡部豪太さん)を殺したのは葵さんだと言っていました。桜宮院長がしつこく言い張る白鳥さんを止めようとしていると、華緒さんは、殺したのは私です、と言い、白鳥さんたちに事実を話し始めました。

8年前、姉を傷付けた犯人を殺してしまった葵さんは、逃げる途中で崖から転落し、碧翠院で運ばれた後、治療の準備をする父親に、自分は人を殺した、何もしないで死なせてほしいと頼んでいたのですが、父親の桜宮院長は、絶対に助けるからと言って葵さんを助け、その後戸惑う家族を説得し、葵さんを死んだことにして家の中に匿うことを決めていました。

死んだ人として家の中で暮らしていた葵さんは、ある日、立花先生に見つかり、生きていたのかと嬉しそうに驚く立花先生の態度にパニックを引き起こしたのか、突然立ち上がって立花先生の首を絞め始め、慌てた母親は、なぜか立花先生の頭を花瓶で殴ってしまったようでした。

華緒さんが戸山さんを殺したのは、葵さんを見かけた戸山さんが警察に言うと華緒さんに言ったからでした。睡眠薬を飲ませた戸山さんを葵さんのとは違う別の車椅子で入り江まで運んだ華緒さんは、そこから海に流して戸山さんを殺したようでした。

もともと医師を目指していた葵さんは、生きている患者さんたちと会えない代わりに、死者のAi画像を撮ることに熱中していたようでした。「助けて」という手紙を白鳥さんに送ったり、立花さんのバラバラの画像を白鳥さんに送ったりしたのは、桜宮院長によると、葵さんが(前作の「チーム・バチスタ3 アリアドネの弾丸」で)東城医大にAiセンターを設立する準備室室長を務めていた頃の白鳥さんのことを報道で知って、憧れていたからだったようでした。

容態が安定しない華緒さんと葵さんは、とりあえず桜宮家に留まることになったようで、警察署の小幡刑事(池内万作さん)は、二人を逃がそうなどと考えないでくださいと桜宮院長に伝えていました。

了承した桜宮院長は、今度はすぐに最後の末期癌の入院患者の赤城美智(左時枝さん)を「螺鈿の部屋」へ運ぶことにしていました。夜、美智さんを起こしにきた小百合さんが、予定の日よりも少し早くなってしまったけれど「螺鈿の部屋」に行きますかと美智さんに訊くと、美智さんは、枕元に置いていた孫の薫(内田愛さん)の写真を見て少し迷っていたようだったのですが、契約通り、「螺鈿の部屋」に入っていました。でも、その様子を廊下から見ていたすみれさんも、迷っていたようでした。

白鳥さんは、島津先生が撮影した加賀さんのAi画像を受け取り、田口さんと部屋のパソコンで確認していたのですが、何かに気付いたようで、美智さんを螺鈿の部屋から助け出さなくてはいけないと、二人で急いで碧翠院へ向かっていました。

脚本は後藤法子さん、演出は今井和久さんでした。

生きているのか死んでいるのかよく分からないことにされてしまった葵さんの辛い気持ちが丁寧に描かれていたのが、良かったのだと思います。

島津先生がまた久しぶりに登場していたのも楽しく思えたのですが、ドラマの最後のCMによると、今度は映画が公開されるのだそうです。ドラマの「バチスタ」シリーズが最後になるということは私も第1話の頃に聞いていたのですが、仲村トオルさんの白鳥さんと伊藤淳史さんの田口さんで映画化されるということは知らなかったので、少し驚きました。でも、それは「ケルベロスの肖像」という海堂尊さんの新しい小説を原作にした作品だそうです。

ドラマは、次回が最終回だそうです。予告では「螺鈿の部屋」が燃えていたのですが、孫に会って生きたい気持ちが増してきている様子の美智さんがどのような選択をするのかということも気になります。最終回も楽しみにしたいと思います。
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