「珈琲屋の人々」第1回

NHKのBSプレミアムの新しいプレミアムドラマ「珈琲屋の人々」の第1回を見ました。録画をしておいたものです。

原作は、私は未読なのですが、池永陽さんの小説『珈琲屋の人々』、『ちっぽけな恋』です。

東京スカイツリーの見える、荒川区の南千住の商店街を舞台にしたドラマでした。

主人公は、元ボクシングのコーチで、小さい頃に母親を亡くしていて、14年前、工場経営者の夫を自殺で亡くしたばかりの女性を助けようと、女性を脅していた闇金融の借金取りの男性を壁に突き飛ばして死なせてしまい、約10年間の服役を終えて出所後、その間に亡くなった父親の跡を継いで珈琲屋を営んでいるという宗田行介(高橋克典さん)でした。

もう一人の主人公で、ドラマのナレーションを務めていたのは、その行介さんに殺された闇金融業者の妻?で看護師の仕事をしている柏木冬子(木村多江さん)でした。柏木さんは、以前は青野冬子さんという名前だったようで、夫を殺した行介さんから送られてきていたたくさんの謝罪の手紙を一通も開封することができずにいたのですが、勤務している病院に入院中の患者の熊谷章枝(吉行和子さん)に、人は会った人によって印象が異なるということを言われ、会ってみたほうがいいと勧められ、決意をしたようでした。

三ノ輪線に乗って、三ノ輪駅に到着した柏木さんは、商店街の路地裏にひっそりと看板の出ている「珈琲屋」を訪れ、一目見て、店主の男性が手紙を送ってきていた宗田行介さんだと気付いていました。そして、行介さんの人柄を知るために、珈琲屋に通うようになるようでした。

その二人の話と同時に、商店街の人々の間に起こる問題も描かれていて、第1回では、珈琲屋の隣のクリーニング店の丹羽元子(渡辺えりさん)が夫の丹波直道(岩松了さん)の浮気に気付いて激しく怒っていました。

第1回のその他の主な登場人物は、珈琲屋のお客さんの柏木さんに近所の住民の説明をしていた、行介さんの幼馴染みで花屋の店主の島木雅大(八嶋智人さん)、その花屋のインターネット販売を担当している以外にも「時は金なり」としてたくさんの仕事を掛け持ちしている南野千香(倉科カナさん)、行介さんの真面目な性格をよく理解している、引退した元刑事で寝たきりの妻の介護をしているらしい秋元英治(小林稔侍さん)、行介さんや島木さんや秋元さんが通うおでん屋「伊呂波」の女将さんの木綿子(壇蜜さん)だったように思います。

何というか、有名な俳優さんたちが少しずつ出演している“豪華キャスト”のドラマでもあるような印象を受けました。

第1回の脚本は渡辺千穂さん、演出は井坂聡さんでした。

夜の10時から放送されるドラマなので、これで良いのかもしれないとも思うのですが、何というか、私には、少し重いドラマのようにも思えました。

秋元さんは、行介さんの「殺人」を、裁判で控訴すれば「過失致死」となったはずだと言っていたのですが、行介さんは、あの時の自分には確実に殺意があったのだと、殺人の判決を受け入れ、10年以上の服役をしたようでした。

行介さんの回想の場面によると、柏木さんの夫は悪い人だったのですが、夫の死を柏木さんが悲しんでいるのだとするのなら、柏木さんにとっては、その闇金融の夫は、とても良い人だったということなのでしょうか。そもそも柏木さんは、夫が闇金融の仕事をしていることを知っていたのでしょうか。行介さんによると、被害者には妻子がいたということだったのですが、子供はどうしているのでしょうか。この辺りは、第1回ではまだ描かれていなかったように思います。

少し重い話なのですが、「珈琲屋」に集まる人々の揺れ動く気持ちを描くドラマのようで、明るい場面や、面白く思える場面もありました。全5回という長さもちょうど良いような気もします。毎回の感想を書くことができるかどうかはまだ分からないのですが、また、「大人」の?作品として、少し苦手に思えてしまう場面がないといいなとも思うのですが、次回も見てみようかなと思います。
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