「ビター・ブラッド」第1話

フジテレビの新ドラマ「ビター・ブラッド」の第1話を見ました。先週から始まった「ブラック・プレジデント」の前の夜の9時台のドラマで、初回は15分拡大版でした。

原作は、私は未読なのですが、雫井脩介さんの小説『ビター・ブラッド』です。(雫井脩介さんの作品のドラマでは、私は数年前に「火の粉」というテレビ朝日で放送されていた2時間ドラマを見たことがあります。隣人の不穏な感情に巻き込まれていく怖い話で、とてもよくできたサスペンスドラマでした。)

このドラマは刑事ドラマなのですが、10年ほど前から離ればなれに暮らしていた父親と息子が、同じ警察署の刑事の「バディ」として、新しい関係性を築き上げる物語のようでした。

脚本は小山正太さん、演出は金井紘さんでした。

新人刑事の佐原夏輝(佐藤健さん)は、本人の浮気が原因で離婚をすることになった父親の島尾明村(渡部篤郎さん)を少し悪く思っていた節もあるようなのですが、父親と同じ刑事となり、銀座警察署刑事課の捜査第一係鍵山班に配属が決まると、班長の鍵山謙介(高橋克実さん)の命令で、先輩刑事の父親と「バディ」を組むことになっていました。

その他の主な登場人物は、夏輝さんと同期の新人刑事の前田瞳(忽那汐里さん)、「チェイサー」というあだ名の理屈屋の稲木俊文(吹越満さん)、「バチェラー」というあだ名の拳銃を撃つのが得意な古雅久志(田中哲司さん)、口臭が酷いので「スカンク」というあだ名で呼ばれている富樫薫(皆川猿時さん)、刑事たちにそのようなあだ名を付けて瞳さんに教えていた鷹野浩次(KEIJIさん)、夏輝さんの部屋で暮らしている妹の佐原忍(広瀬すずさん)、路上で引ったくりに遭ったところを夏輝さんに助けられたり銀行で人質の一人にされたりしていた山村万智(草村礼子さん)、そして、なぜか島尾さんの命を狙っているらしい貝塚剛久(及川光博さん)でした。

ドラマの冒頭で描かれていたことによると、2002年、島尾さんは、瞳さんの父親でもある仲間の刑事の前田修一(鈴木一真さん)を、貝塚さんに銃殺されたことで失っていました。貝塚さんは、ストーカーのように部屋にたくさんの島尾さんの写真を貼っていて、一枚一枚の島尾さんの顔にわざわざ針を刺していたようだったのですが、銀行で起きた立てこもり事件の犯人のいる取調室を爆発させた後、息子の夏輝さんの写真も貼り付けていました。

「ジェントル」というあだ名の、ジャケットの仕立てにこだわる刑事の島尾さんが夏輝さんたち家族と離れて暮らすようになった原因は、本当はこの前田さんと貝塚さんの事件に関係があるように思えたのですが、でも、最後のお好み焼きの場面によると、夏輝さんの妹で島尾さんの娘でもある忍さんとは、頻繁に連絡を取り合っていたということで、忍さんも離れて暮らしていた父親によく馴染んでいる様子でした。

第1話で描かれていた事件らしい事件は、リーダーのみが拳銃を持った3人組の銀行立てこもり事件だったように思うのですが、30分毎に一人殺すと騒いでいるようだったこの3人組の目的が、ドラマを見ていた私には、いまいちよく分かりませんでした。

一人の男性は流れ弾に当たって?撃たれていたようだったのですが、偶然銀行のトイレにいた夏輝さんが自ら人質になる作戦に出た後にも、リーダーの犯人は銃弾を無駄に「脅し」として使うばかりで、最後の弾は夏輝さんの指示でようやく気付いて?防犯カメラを撃つことで使い切ってしまいましたし、一体何をするために銀行で人質を取って立てこもっていたのか、私にはよく分からないように思えてしまったのです。

逮捕された犯人が警察署で取り調べを受けている時、刑事の一人が現場付近に落ちていたレコーダーのような小さな機械を拾って犯人に見せていたのですが、少しすると機械から煙が出てきてそのまま爆発していたのですが、その機械を人混みに紛れて置いたのは、何か脚に怪我をしているらしい、及川光博さんの演じる貝塚さんでした。

次回の予告によると、またどこかが爆発して夏輝さんたちが巻き込まれているようだったのですが、毎回爆発事件が起きるのでしょうか。第1話を見た限りでは、私にはこのドラマが面白いのかどうかはあまりよく分からなかったのですが、刑事ドラマというよりは、軽妙な雰囲気の、父親と息子の掛け合いを楽しむドラマなのかもしれないなと思いました。
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