「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」第3話

TBSの木曜ドラマ劇場で放送されているWOWOWとの共同制作のドラマ「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」の第3話を見ました。

第2話の最後、警視庁公安部特務第一課の警部の倉木尚武(西島秀俊さん)が部屋に入ってきた直後、細長い針の凶器を持っていた新谷和彦(池松壮亮さん)と共に新谷さんの妹の部屋から姿を消していた警視庁公安部公安第二課の捜査官の明星美希(真木よう子さん)は、まだ部屋の中にいたようで、ベランダから逃げたらしいのは新谷さんだけだったようでした。

怪我をした首の右側を押さえながら倉木さんの前に姿を現した明星さんは、その後倉木さんと警視庁刑事部捜査第一課の警部補の大杉良太(香川照之さん)と3人で会い、日比谷の爆発事故の少し前、「パラサイトネット」という団体の幹部らしきフリーライターの筧俊三(田中要次さん)を追っていた新谷さんを喫茶店で見張っていた時のことを、筧さんと謎の女性の写真を見せながら話し、新谷さんには筧さんが椅子の下に置いていた黒い鞄に爆弾を入れることはできなかったことから、爆発事故の犯人は新谷さんではないということを主張していました。話を聞きながら倉木さんは、その女性のことを知らないと言う明星さんを、嘘をついているかもしれないと疑っていました。

倉木さんは、元公安部所属の警察官だった妻の千尋(石田ゆり子さん)の部屋のタンスの上にあった、亡くなった娘の描いたパパの絵を見ていたのですが、その画用紙の裏に何かの跡があることに気付いて調べると、鉛筆の黒色の中に浮かび上がってきたのは「ダルマ」の顔でした。また、そのタンスには鍵のかかった引き出しがあることにも気付いた倉木さんは、そのことを少し不安そうに、大杉さんに尋ねていました。

大手の警備会社「アテナセキュリティ」の役員の東和夫(長谷川博己さん)と中神甚(吉田鋼太郎さん)は、倉木さんの存在を疎ましく思い始めていました。

そして、明星さんの部屋に向かうためにタクシーに乗った倉木さんは、スポーツカーの中神さんに後をつけられていました。すぐ後ろについていたので、倉木さんはタクシーの運転手さんに通る道を細かく頼みながら、中神さんの車の追跡から逃れようとしていたのですが、逃れることに成功したと思った直後、そのタクシーの後部座席を目がけて、Uターンをしたスポーツカーが衝突してきたのでした。

後部座席の窓ガラスは粉々に割れ、倉木さんは血を流して気を失っていました。しかし、スポーツカーに当て逃げをされたタクシー運転手が警察に連絡をしている僅かな間に、倉木さんは後部座席から姿を消していて、次に現れたのは、明星さんの部屋のドアの前でした。

呼び鈴の鳴るのを聞いた明星さんは、ドアの外に血塗れの倉木さんを見て驚き、急いで部屋へ入れて介抱していたのですが、倉木さんは明星さんが救急車を呼ぶというのを拒否して、聞きたいことがあるから来たのだと、明星さんに警視庁警務局の警視正で特別監察官の津城俊輔(小日向文世さん)との関係を尋ねていました。倉木さんは、娘の画用紙にあった「ダルマ」を津城さんの顔と重ねて考えていたようでした。

津城さんの役職に関心があるのだと言う倉木さんは、特別監察官の津城警視正は警視庁内部の不正を見つけ出した後情報が外部に流れる前にもみ消しているのではないかと明星さんに訊いていたのですが、明星さんは津城さんについてお互いに独身だということ以外はほとんど答えないようにしていました。

何か納得した様子の倉木さんは、明星さんが救急車を呼ぶというのを再び拒否しながら、ふらふらとした足取りで、血塗れのまま明星さんの部屋を後にし、自宅へ戻っていました。

妻の引き出しの鍵を壊した倉木さんが、意を決してその引き出しを開けると、中に入っていたのは、クリスマスの2日前に浴槽で溺死していた娘がサンタさんに頼んでいた赤い靴でした。娘のために、千尋さんが用意していたクリスマスプレゼントで、円形の透明なケースには「ママサンタより」と書かれた小さな手紙が付けられていました。それを見てほっとした様子で倉木さんは床に倒れ込んでいました。

一方、新谷さんは、フリーライターの中島葵美(有村架純さん)に連絡し、実家を見てきてほしいと頼んでいました。新谷さんの小学校時代の卒業アルバムを入手した中島さんは、それからすぐに新谷さんの実家らしき空き家を訪ねていたのですが、そこは廃墟のように荒れ、蜘蛛の巣と埃に覆われていて、薄暗い家の中を、中島さんは懐中電灯を照らしながら歩いていました。

血のようなものが垂れた鏡や、倒れた人形や、たくさんの穴の空いた障子のある不気味な部屋を、中島さんは少しずつ進んでいたのですが、2階の奥の部屋に女の子が使っていたような机があり、その上に鳥のモズの絵の表紙の本が置かれているのを見て手に取ると、積もった埃を息で吹き飛ばして持ち帰ろうとしていたのですが、物音を聞いて上がってきていた男性に驚いて隠れた部屋の隅でたくさんの乾いた蝉の抜け殻を見つけ、それが等身大の藁人形?に密集しているのを見て、叫び声を上げていました。藁人形の頭の辺りには、細長い針のようなものが何本も突き刺さっていました。

2階を見に来ていた男性は隣の人だったようで、その人に助けられたらしい中島さんは、新谷さんに連絡をし、モズの絵の本のことを話して、これを見れば何か思い出すかもしれないと、渡すことを約束していました。

脚本は仁志光佑さん、監督は羽住英一郎さんでした。

今回は、前回よりホラーのような演出が多かったような気がします。新谷さんの実家?の場面が特に怖い雰囲気で、大量の蝉の抜け殻の場面にぞっとしました。でも、中島さんは、あまり怖がっている感じではありませんでした。あのような家を訪れた後、駅で中島さんが新谷さんと会話をする様子は、それまでと同じように明るいものでした。

今回は、西島秀俊さんの演じる、タクシーの窓ガラスの破片で傷ついた、白いシャツの上半身を流れた血で赤く染めた倉木さんを魅せる回だったのかなという風にも思えました。

すごい量の血だったので、タクシーから出た後や帰り道の倉木さんを、見かけた人たちは驚いたのではないかなと思うのですが、血塗れの倉木さんは一体どのような方法で帰宅したのでしょうか。もう一度タクシーに乗ったのでしょうか。中神さんに衝突されていたタクシーやその運転手さんはどうなったのでしょうか。

少し気になってしまうところもあったのですが、今回の第3話も面白かったです。
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