「ビター・ブラッド」第3話

フジテレビのドラマ「ビター・ブラッド」の第3話を見ました。

第3話は、銀座署の捜査一課の刑事の島尾明村(渡部篤郎さん)とその息子で新人刑事の佐原夏輝(佐藤健さん)の命を狙っているらしかった貝塚剛久(及川光博さん)が、夏輝さんと同期の新人刑事で殺した前田修一(鈴木一真さん)の娘の前田瞳(忽那汐里さん)を利用して、その理由を明かした上で目的を遂げようとする話だったのですが、結局、私にはいまいちよく分からないまま今回の貝塚さんの回は終わってしまいました。

脚本は小山正太さん、演出は金井紘さんでした。

貝塚さんは銀座署の刑事たちの知り合いの情報屋でした。逮捕歴があり、右脚を負傷しているのは、その昔の逮捕時に、島尾さんに脚を撃たれたからで、第3話で言われていたことによると、そのことで島尾さんを恨んでいるようでした。

父親の事件について詳しいことを知っていると情報屋の貝塚さんに声をかけられた瞳さんは、特に疑う様子もなく貝塚さんと知り合いになり、前田修一さんにはお世話になったから恩返しをしたいと言う貝塚さんを信用して、呼び出されるまま、貝塚さんの自宅のマンションの部屋へ上がっていました。

部屋の壁一面に貼られた島尾さんと夏輝さんの写真と自分の写真が傷つけられているのを見つけた瞳さんは、ようやく危険を察して逃げようとしていたのですが、玄関で貝塚さんに止められ、捕まったのでした。

瞳さんが貝塚さんと会っていることや、前田修一さんの事件の資料を見ていることに気付いていた夏輝さんは、貝塚さんからの電話を受けて部屋に向かっていました。瞳さんの行方を心配していた島尾さんは、息子からの電話で瞳さんが貝塚さんに捕まっていることを知り、夏輝さんの荷物にGPSが入っていることを思い出して、鍵山班の刑事たちと行方を追っていました。

夏輝さんも拳銃を持っていた貝塚さんに捕まり、貝塚さんは瞳さんの父親の遺体の写真を見せて、自分が殺したのだと打ち明けていました。絶対許さないと叫ぶ瞳さんを笑っていた貝塚さんは、絶望させたいという島尾さんに電話をかけて、二人のうちどちらを殺すか選べと迫っていたのですが、そうしている間に鍵山班の刑事たちが部屋に到着し、部屋の鍵が開いていたのか、刑事たちはすぐに部屋に侵入し、瞳さんに銃口を向けていた貝塚さんの背中を撃っていました。

撃たれた貝塚さんは、瞳さんたちのそばの机の上のパソコンを爆発させ、停電にしていたのですが、数秒後に刑事たちが気付いた頃には時限爆弾を抱えたまま窓枠に座っていて、外側に身体を傾けると同時に自らを爆発させていました。

マンションの部屋の下には、貝塚さんの杖の折れたものが落ちていたのですが、血や肉片などの描写はありませんでした。

その後の銀座署で言われていたことによると、貝塚さんと同じような傷のある足の一部?が見つかったことから、警察は貝塚さんが死んだものと判断したようでした。

銀座署の署長の愛犬のミニチュアダックスフント(英語読みではダックスフンド)のチャッピーが、瞳さんの机の上の父親の事件の資料を島尾さんたちに示したり、瞳さんの捕まっている貝塚さんの部屋を見つけたりしたという件は、それはそれで良かったようにも思えるのですが、第1話の冒頭で描かれていた島尾さんの元相棒の前田巡査部長が何者かに殺されたという12年前の事件が、第3話目にこのように一段落を迎えたことには、何というか、少し残念のようにも思えてしまいました。

この事件をきっかけに、班長の鍵山謙介(高橋克実さん)の下で刑事たちが一つの家族のようにまとまるということだったのかもしれないとも思うのですが、前田刑事の事件に関しては、私には、少し雑な展開だったように思えました。

島尾さんたちは、仲間の刑事を惨殺した犯人に目の前で自殺をされてしまったということを後悔しているような様子でもなかったですし、最後の銀座署の瞳さんも、父親を殺した犯人のことを深く考えているという風ではなかったように思います。

夏輝さんと瞳さんを殺すとしつこく脅かしていた貝塚さんが結局二人を殺さなかったことも、島尾さんを殺そうとしなかったことも、殺さないことは良いことではあるのですが、それは例えば日本テレビのアニメの「アンパンマン」のばいきんまん(バイキンマンと書かれることもありますが、正式名はひらがなだそうです)の手法のようにも思えてしまいました。

しかも、最後、貝塚さんがあの爆発から逃れて無事に生きているというような場面もあったので、一体貝塚さんは手品師なのかなと、不自然というか、奇妙のようにも思いました。(本当にこのドラマの原作者が「火の粉」のドラマと同じ小説家の方なのだろうかと不思議に思えたほどでした。)

ドラマ後の予告によると、次回には貝塚さんは登場していないようだったのですが、生きているということなら、またいつか島尾親子と対決をすることになるのかもしれません。
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