「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」第4話

TBSの木曜ドラマ劇場で放送されているWOWOWとの共同制作のドラマ「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」の第4話を見ました。

第4話は、警視庁刑事部捜査第一課の警部補の大杉良太(香川照之さん)が、別居中の妻と暮らす娘と和解し、家族を巻き込んでしまうかもしれないことを心配しつつも、娘に認められた警察官として、公安部特務第一課の警部の倉木尚武(西島秀俊さん)と共に警視庁警務局の警視正で特別監察官の津城俊輔(小日向文世さん)の仲間に加わり、公安警察の「掃除」を行うことを決意する、というような話でした。

前回の最後、大怪我をしたまま帰宅していた倉木さんは、今回の冒頭で病院に搬送されていたようだったのですが、自分で救急車を呼んだのでしょうか。

治療を受け、入院することになった倉木さんは、会いに来た大杉さんに、家族が犠牲になるかもしれないから手を引くなら今だと伝えていました。

大杉さんの妻の恵子(堀内敬子さん)と暮らしている娘のめぐみ(杉咲花さん)は、ある夜、六本木の警察署に補導されていたのですが、その後、万引きをしたとして店長に捕まっていました。引き取りに来た大杉さんは、中学生のめぐみさんの無実の主張は聞かず、とにかく頭ごなしに怒っていました。「万引き」をしたものは300円のネックレスということだったのですが、めぐみさんは、自分に度々嫌がらせをしてくる先輩が勝手に鞄の中に入れたのだと父親に主張していて、自分を信じようとしない父親に向かって、大嫌いだと叫んでいました。

その日の夜、大杉さんは、週刊誌の記者に勝手に写真を撮られ、娘のことを記事にしてほしくなければ、公安の倉木警部の行き過ぎた捜査について証言を取ってきてほしいと、ICレコーダーを渡していました。

倉木さんの病室には、大手の警備会社「アテナセキュリティ」の中神甚(吉田鋼太郎さん)が来ていました。倉木さんが妻の千尋(石田ゆり子さん)の悪夢を見て目を覚ますと、ベッドの脇にナイフでリンゴの皮を剥いている中神さんがいたのですが、中神さんは、ナイフを壁に投げたりして、この件から手を引くことをそれとなく伝えて脅かしながら帰っていきました。

退院した倉木さんは、迎えに来ていた大杉さんの車に乗っていました。大杉さんは、公安警察の動きについて訊いていたのですが、普通の態度で答えていた倉木さんに公安を憎んでいる理由について訊かれると、録音中のICレコーダーの存在を気にしつつも、その理由を答えていました。

それは、大杉さんが娘のめぐみさんから無視されている原因でもあったのですが、大杉さんは、昔、幼児虐待容疑で逮捕した娘の友人の母親を自殺に追い込んだことがあったようでした。実際には、子供は拒食症で、母親の看病が届かずに餓死してしまったということだったのですが、公安の警察官からの「虐待」の情報を信じた大杉さんは、そのようなことをする人ではないというめぐみさんの言葉を聞かずに母親の取り調べを続け、自殺に追いやってしまったということでした。

そして、それ以来、めぐみさんは父親を無視するようになったのだと、大杉さんは倉木さんに話していたのですが、その話を聞いていた倉木さんは、奥さんと娘がこの世にいるのだから羨ましいと言い、大杉さんも、そうだな、と認めていました。大杉さんが公安を嫌いになったのは、情報を教えた公安の警察官のことを組織ぐるみで隠した公安の態度を卑怯に感じたからのようでした。

倉木さんを送った後、大杉さんは隠していたレコーダーを取り外すと、それを壊して投げ捨てていました。

翌朝、警視庁の前に佇んでいためぐみさんは、お父さんの同僚の人ですよね、と通りかかった初対面の警視庁公安部公安第二課の捜査官の明星美希(真木よう子さん)に声をかけ、お父さんに伝えてほしいことがあると言って、明星さんが仕方なさそうに連れていった喫茶店で、犯人は先輩であって自分は万引きをしていないということを話していました。

明星さんは、実家に1999年9月のカレンダーや、何かの時間の書かれたカレンダーをたくさん残していたのですが、それは警察官だったという明星さんの父親と関係のあるものなのでしょうか。めぐみさんに自分の父親が警察官だったから警察官になったのだと答えていた明星さんは、父親の生死については、めぐみさんに答えないようにしていました。

めぐみさんと別れた明星さんは、昼頃、料亭に倉木さんと、新谷和彦(池松壮亮さん)の証拠を出した後捜査を外されていた大杉さんを呼び出し、嘘を付いていたことがあると切り出して、アイスピックによる殺人の実行犯は新谷和彦ではなく、妹の新谷ひろみであり、自分は日比谷の爆発事件の日、その新谷ひろみを追っていたのだと話していました。明星さんの話によると、「アテナセキュリティ」が雇っているのは新谷さんだけれど、新谷さんが依頼された殺人を実行しているのは妹だということでした。

倉木さんと大杉さんは、津城さんのスパイの明星さんの言うことを信用することができない様子だったのですが、そこへ、津城さんが襖を開けて入ってきて明星さんの隣に座り、「アテナセキュリティ」の役員の東和夫(長谷川博己さん)の背後にいるのは誰なのかと訊く倉木さんに、それは公安警察だと答えていました。

津城さんに公安の「掃除」の協力を頼まれた大杉さんは、家族のことを思って迷っているようでした。

登校途中のめぐみさんを待って車に乗せた大杉さんは、防犯カメラを見た、お前は万引きをしていなかったと話し、これからはお前を信じると伝えていました。めぐみさんは、自分のせいで何か嫌がらせを受けるかもしれないけれど、圧力に負けずに堂々としていてほしいと言う父親の態度に接して、会えなくなるのと訊いていたのですが、どうして犯人が先輩だと分かったのかと訊かれて、私は刑事の娘だから、と答えていました。

娘を学校の前で下ろした大杉さんが、段々と小さくなっていくめぐみさんの姿をバックミラーで見送っていたのは、少し危ないよそ見運転のような気もしたのですが、娘とのつながりを取り戻した大杉さんの刑事としての決意が表れている場面だったのだと思います。

一方、フリーライターの中島葵美(有村架純さん)から鳥のモズの表紙の本を受け取る約束をしていた新谷さんは、追っ手から逃げ続けていたため、当日には受け取ることができませんでした。次に約束をしていた場所に向かった中島さんは、雑踏の中に新谷さんの姿を見つけて声をかけていたのですが、誰かにぶつかっていた一瞬の間に、新谷さんの姿を見失っていました。グレーのパーカの新谷さんは、追っ手に拉致されてどこかへ連れ去られていました。

脚本は仁志光佑さん、監督は羽住英一郎さんです。

私は放送時間に見ることができなかったのですが、第4話も面白かったです。

今回は、主に大杉さんと娘のめぐみさんのことが中心に描かれていたので、日比谷の爆発事件のことはそれほど進展していなかったようにも思うのですが、前回倉木さんが「ダルマ」の姿を重ねていた津城さんが直接倉木さんや大杉さんに近づいていたのは新しい展開でしたし、少し不気味な感じもしました。

喫茶店の写真の「謎の女」は、新谷さんの妹のひろみさんだったのでしょうか。でも、妹はまだその存在が登場人物の会話の中だけに出てきている状態ですし、今のところ、倉木さんと大杉さん以外?は、みんな怪しい人たちであるような気もします。

予告の印象では、次回は捕まった新谷さんの場面がまた少し怖そうというか、痛そうでした。
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