「ルーズヴェルト・ゲーム」第2話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第2話を見ました。

青島製作所の社長の細川充(唐沢寿明さん)は、ジャパニクスの諸田清文社長(香川照之さん)から要求されていた値下げの提案を受け入れ、末永くお付き合いをと頼んでいたのですが、諸田社長は、青島製作所のライバル会社のイツワ電器の社長の坂東昌彦(立川談春さん)との提携を強化させていて、ある日、青島製作所はイツワ電器からアイデアを盗まれたとかの訴訟を起こされ、どのように対応すべきか動揺する中で、訴訟を起こすこと事態がイツワ電器の目的なのだと気付いていました。

一方、青島製作所の会社内では、野球部を廃部にするのと同じように、人件費の削減として、大規模なリストラを行おうとしていました。細川社長は、総務部長兼野球部長の三上文夫(石丸幹二さん)をリストラ計画の責任者に抜擢し、対象者の書類をまとめた三上部長は、その中に先日の青島杯で時速153キロの直球を投げた製造部梱包配送課の派遣社員の沖原和也(工藤阿須加さん)の名前を見つけて困惑していました。

沖原さんは、早く正社員になりたいのでと、野球部からの誘いを断り続けていました。そのようなある日、配送する予定の梱包済みの商品のソフトの型番が間違っていると指摘され、沖原さんは直属の上司(有薗芳記さん)にちゃんと確認したと言っていたのですが、沖原さんの上司は、取り入れられたばかりの最新の管理システムの画面を沖原さんに見せて、間違っているのは沖原さんだと、ミスを沖原さん一人に押し付けていました。

沖原さんは、製造部の社員たちからも、青島杯の件で調子に乗っているからだとかの嫌味を言われていました。そして、その「ミス」のために、沖原さんはリストラの候補者に上げられてしまっていました。

沖原さんの直属の上司は、野球部の廃部を推奨している製造部長の朝比奈誠(六角精児さん)の部下でした。朝比奈さんは、自身が力を入れていた高額な費用をかけた最新システムにエラーがあったとなれば採用が見送られてしまうかもしれないと考え、沖原さんの上司が配送の管理情報を改竄したことを、よくやったと褒めていました。

納得することができないまま、それでも沖原さんは指示通りに真面目に一人で配送の梱包をし直していたのですが、リストラのことを伝えられて、自分のミスではないと、三上部長に訴えていました。

沖原さんを野球部に入れたい三上部長は、沖原さんの日頃の勤務態度も鑑みて、沖原さんがミスをしたのではないからリストラ候補から外したいと細川社長に進言していました。

それでも細川社長は沖原さんを辞めさせるよう三上部長に言っていたのですが、最新管理システムのログイン情報を調べた結果、朝比奈製造部長の部下が改竄した事実が判明したことを朝比奈部長に伝え、今その部下をここへ呼んで追求してもいいのだと、システムエラーの隠蔽を認めるよう促していました。

細川社長は、自分は「隠蔽」を大いに結構なことだと思っているが、それは会社のためになるならであって、エラーを放置して第二第三のミスを引き起こすようなことになれば会社のためにはならないと、朝比奈さんを注意していました。

野球部のマネージャーの古賀哲(高橋和也さん)は、沖原さんが野球を好きなのに続けていないことを、不幸なことだと心配していました。野球部の新監督の大道雅臣(手塚とおるさん)は、沖原さんの部屋を訪ね、野球選手としての才能が自分にはなかったが野球を好きだったので監督の道を目指したものの、ある学校で監督を務めていた時、どうしてうちの子をレギュラーにしてくれないのかというような保護者からのクレームに応じなかったために監督を辞めさせられ、以来どこも自分を雇ってくれる学校はなかったが、青島製作所に声をかけられ、ここの監督になったのだという話を、沖原さんに伝えていました。

沖原さんは、最初は静かに聞いていたのですが、もし野球を続けることができていたならこんなところにはいないと、突然持っていたコーヒーカップを叩きつけて、激しく悔しがっていました。

大道監督が野球部の集まっていた居酒屋に戻ってくると、そこにはスポーツ新聞の記者が来ていて、その記者は、沖原さんの野球の名門高校時代の暴力事件についてを野球部の人たちに話していました。

その記者の話によると、1年生で野球部に入部しすぐにエースの座を勝ち取った沖原さんは、それまでエースピッチャーだった先輩に目を付けられ、その取り巻きの部員たちに過酷な練習をさせられていたようでした。それでも沖原さんは、心配する部員にも野球が好きだからと言って、先輩たちのいじめを受け止めていたようだったのですが、ある日、母親が買ってくれた新しいグローブを磨いていると、元エースの先輩がそれを借りに来て、持った瞬間に香水臭いと言ってグローブを地面に投げ捨てた先輩が、お前のお母さんは水商売をしているからなと母親をバカにしたので、その先輩のことを殴ってしまったということでした。

記者は、よくある話しなのだけれど、と言いながら続けていたのですが、その先輩の親は権力者で、学校も野球部も、その先輩のほうを庇って沖原さん一人を悪者にして、沖原さんを半ば強制的に退部させてしまったようでした。

野球部員たちは、沖原さんが大好きだった野球から離れ、母子家庭で育ててくれた母親に仕送りをするためにも早く正社員になりたいと考えていたということを知って、沖原さんの力になりたいと思ったようでした。しかも、その先輩というのが、今はライバルのイツワ電器のエースピッチャーを務めている如月一磨(鈴木伸之さん)だと知って、さらに沖原さんに同情していました。

沖原さんが一人で梱包の作業をしていると、そこへ北大路犬彦(和田正人さん)たち野球部員がやって来て、沖原さんのことを最初はあまり好きそうではなかった猿田洋之助(佐藤祐基さん)も元製造部ということで、みんなに指示をだしながら、沖原さんを助けていました。

無事に配送を終えた沖原さんは、その後、社会人野球の東京大会のイツワ電器の試合を、野球部のマネージャーに招待状をもらったらしく、一人で見に来ていました。ピッチャーの如月さんがイツワ電器野球部を勝利に導いているのを見ていた沖原さんは、球場で待っていた野球部員たちに受け入れられていることを知って、もう一度投げたいですと頭を下げていました。

脚本は八津弘幸さんと山浦雅大さん、演出は福澤克雄さんでした。

第2話も、私としては、やはり社会人野球部の場面のほうが印象に残っているというか、面白かったような気がします。

ドラマの主人公は唐沢寿明さんの細川社長だということなのですが、どちらかというと私には、工藤阿須加さんの沖原さんのほうが主人公のようにも思えます。

私は野球のことをあまり詳しくは知らないのですが、野球部員たちが同じ「野球人」として沖原さんを助けていた場面なども、何か清々しい感じがして、良かったです。

次回はなぜか10分拡大版で放送されるのだそうです。野球部の場面が長くなるのか、経営戦略の場面が長くなるのかは分からないのですが、単純に展開を引き延ばしたようなものにはならないといいなと思いました。
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