「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部」第4話

テレビ朝日のドラマ「TEAM~警視庁特別犯罪捜査本部」の第4話を見ました。

日本テレビの「花咲舞が黙ってない」の前の、夜の9時から放送されている刑事ドラマです。第1話を見た時には、私には刑事たちが大声を出すばかりで事件の内容が少し分かり辛いドラマのようにも思えてしまっていました。それでも一応、毎回の感想を書くことはできなかったのですが、もしかしたら少しずつ面白くなっていくのかもしれないとも思い、毎週の放送を見ていました。

第2話を見ても、第3話を見ても、私にはこのドラマの面白さがまだよく分からないようにも思えていました。でも、昨夜の第4話は、面白かったです。

毎回、警視庁の管理官の佐久晋吾(小澤征悦さん)は、捜査本部の立てられた警察署へ行くのですが、第4話では、北品川署の狩野署長(山田明郷さん)の指名で、会社員の女性が刺殺された上で足を傷つけられるという連続殺人事件の捜査を任されることになりました。

武田信玄を信奉している谷中刑事部長(西田敏行さん)は、細川庶務担当管理官(飯田基祐さん)の勧めもあって、捜査一課13係の島野誠(田辺誠一さん)たちを佐久さんと一緒に北品川署に送ることに決め、島野係長には、速やかに犯人を逮捕した上で優秀な北品川署に貸しを作ることができれば「上策」だと話していました。

そのような谷中刑事部長や北品川署の狩野署長や細川庶務担当管理官の出世欲の場面も良かったと思うのですが、今回特に良く思えたのは、佐久管理官と、佐久管理官を捜査に迎えることになった、同じように「捜査バカ」と呼ばれる「迅速」な捜査を目指す陣内則文副署長(山田純大さん)と、島野係長とのバランスが良く描かれていたからではないかと思います。

陣内副署長も優秀な刑事だったので、大声を出して13係の刑事たちを威嚇するような場面はありませんでした。

また、前半は、佐久さんの運転手の屋敷大地巡査(塚本高史さん)が谷中刑事部長にメールを送っていたように「“じんそく”ペース」で、佐久さんは、足の傷のことは公表しない方がいいということや、被害者宅に残された指紋の照合の依頼や、被害者の岩崎さんと違ってもう一人の被害者の山田さんはストッキングの上から足を切られているということを言うくらいでした。

しかし、被害者が通っていた喫茶店を覗いていたという容疑者の武藤恵介(今野浩喜さん)が捕まった後半、「連続殺人」ということ自体に疑問を持っていた佐久さんは、密かに指示を出していたらしい13係の小菅光晴(渡辺いっけいさん)から、岩崎さんと山口さんに共通しない関係者である、山口さんの会社の上司の橋本潤子(猫背椿さん)に話を聞いている時に違和感を持ったことを切り出すと、狩野署長が望んでいた「“じんそく”ペース」は風向きを変えて、佐久管理官のペースになっていきました。

香田刑事は、容疑者の武藤さんから岩崎さんだけではなく山田さんのことも殺したと自供を引き出していて、その報告を陣内副署長も信じていたのですが、佐久管理官と島野係長は、香田刑事の指紋の鑑定書の、武藤さんの指紋と山田さんの部屋から採取された指紋は11箇所一致しているという点を上げて、小菅さんの指紋鑑定書の、橋本さんの指紋と山田さんの部屋のドアノブの指紋とは12箇所一致しているというところと比較し、指紋は12箇所以上一致しなければ証拠として採用されないと説明していました。

陣内副署長や部下たちは、迅速な捜査を目指すあまり、もう少しで冤罪を作ってしまうところでした。捜査に必要なのは迅速さではなく性格さです、と佐久管理官に言われた陣内副署長は、直接武藤さんの聴取に向かい、武藤さんは「武藤くん」と丁寧に呼ぶ陣内副署長に、香田刑事のように呼び捨てにして大声を出す人が嫌いだから二人殺したと嘘の供述をしたのだということを打ち明け、あの刑事は終わりだろうと笑っていて、それを聞いていた陣内副署長は、悔しそうに手を握りしめていました。しかし、怒鳴るようなことはなく、代わりに島野係長が、冤罪は未然に防ぐことが出来た、君はただの犯罪者だと、武藤容疑者に伝えていました。

武藤さんは、何の苦労をすることなく良い生活を送っていながら自分のことを見下すように足を見せている女性に地獄を見せたいという思いから、岩崎さんを殺したようでした。武藤さんは、山口さんのことも殺したく思っていたようなのですが、山口さんを殺したのは、武藤さんとは面識のない、山口さんの上司の橋本さんでした。

橋本さんは、ニュースで殺された岩崎さんの顔を見て、合併先の部下となり、自分をいじめていたOLグループのリーダー的存在の、足を出してハイヒールで歩く山口さんを殺そうと思いついたようでした。殺された岩崎さんの足が傷つけられていたという情報は公表されてはいなかったので、橋本さんが山口さんの足を傷つけたのは、岩崎さんの事件との偶然の一致だったようでした。

事件解決後、捜査本部を終えるにあたって、陣内副署長が部下たちに謝っていたところも、またいつか佐久さんと一緒に捜査をしたいと島野さんに言いかけて、捜査本部が立てられるような事件は起きない方がいいですねと言い直していたところも、良かったです。

抵抗していた武藤さんのナイフで手を切っていた13係の刑事の太田文平(神尾佑さん)が、仲間たちからお前も島野係長に抱きしめてもらえよと言って押していたような謎の場面も、何だか面白かったです。最初の頃よりも、刑事たちの雰囲気がまとまってきているような気がしました。

いつも果物を食べている佐久さんは、今回は本来の甘みと香りを味わえるとして皮の黒くなったバナナをホテルの係りの人に部屋に持ってきてもらっていたのですが、そのような佐久さんや刑事たちとの関係性が私にも分かるようになってきましたし、事件の展開も丁寧に描かれているように思えて、良かったです。

脚本は真野勝成さん、監督は新村良二さんでした。

あと、「サク、サク」と言っているように聞こえる佐久さんのテーマのような?劇中の音楽も、何だか面白く思えています。
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