「ルーズヴェルト・ゲーム」第3話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第3話を見ました。

ライバル会社のイツワ電器に訴えられたことは青島製作所に対する風評被害を生むことが目的だと気づいた社長の細川充(唐沢寿明さん)は、青島製作所を潰そうとしているジャパニクスの諸田清文社長(香川照之さん)を仲介役に、イツワ電器の社長の坂東昌彦(立川談春さん)との和解交渉の席に着くのですが、何か陥れられそうになったらしい弁護士に直前で逃げられてしまい、イツワ電器が特許権の申請の際に虚偽の申告をしていたという証拠を提示することができなくなってしまいました。

窮地に追い込まれてしまった細川社長は、諸田社長と板東社長に呼び出され、最後、イツワ電器と合併する気はないかと提案されていました。

一方、細川社長にリストラ計画の遂行を命じられていた総務部長兼野球部長の三上文夫(石丸幹二さん)は、役員会議で製造部梱包配送課の派遣社員の沖原和也(工藤阿須加さん)の勤務態度の良さを説明し、沖原さんを総務部の正社員として再雇用したいと提案していました。それを聞いた細川社長は、経費を計算し、今いる正社員たちに残業代を支払うよりは、「高卒」の人材を新入社員として雇って最低賃金を支払ったほうが会社にとって得だと判断したようで、専務の笹井小太郎(江口洋介さん)は社長も反対するだろうと思って?反対しようとしていたのですが、社長は軽い感じで許可していました。

正社員の野球部員になった沖原さんは、グラウンドでの練習にも参加し、製紙会社の野球部との試合にも参加していたのですが、その試合の時、監督の大道雅臣(手塚とおるさん)に3回で交代させられてしまったピッチャーの萬田智彦(馬場徹さん)の様子を見ていて気付いたことがあり、野球部のマネージャーの古賀哲(高橋和也さん)にデータ表を見せてもらっていました。

萬田さんは、左の肘の靱帯を損傷していたようでした。医師からは「野球肘」と言われていて、直すためには半年から一年間ボールを投げてはいけないということでした。

そのことを野球部に伝えた萬田さんに、古賀マネージャーは三上部長なら力になってくれるのではないかと言っていたのですが、北大路犬彦(和田正人さん)や猿田洋之助(佐藤祐基さん)たちは、リストラの仕事に忙しい三上部長を煩わせることになってしまうからと、萬田さんのことを秘密にしておくことにしていました。 

萬田さんは練習に参加していたのですが、食堂でラーメンを食べていた大道監督は、あの選手は一度も投げていない、役に立たない選手はいらないと、話しかけてきた細川社長に指摘されて、野球部には役に立たない選手などいないと言い返していたのですが、さらに野球部の廃部を引き延ばしたのは青島会長との賭に負けたからで、今度の試合に負けたら廃部にするからと言われて、ふざけるなと怒り出していました。

自分たちは命がけで野球をやっているのだと言った大道監督は、逆転してやる、勝ち続けてやると強気で宣言していました。

萬田さんは、練習後、沖原さんをグラウンドに呼び、沖原さんにシュートと呼ばれる利き手の方向に自然に曲がっていく球の投げ方を教えていました。沖原さんは萬田さんの肘を心配していたのですが、萬田さんは沖原さんを自分の後継者にする決意をしていたようで、肘を痛めながら教え続けていました。

ようやく沖原さんにその投げ方を伝え、お前はすごいなと言った萬田さんは、沖原さんにありがとうと言い、ありがとうございましたとグラウンドに頭を下げて帰っていました。

翌日、萬田さんは、半年でも一年でも待っているからという大道監督や野球部員たちに、青島製作所を辞めますと伝えていました。大道監督は、退部を終着点にするな、人生の通過点にしろと萬田さんに話していました。

製造部の従業員たちの前に出て、退職の挨拶をすることになった萬田さんは、緊張しながら、野球部の人たちもそこに来ているのを見て覚悟をして、高校卒業後ドラフトにも漏れて中途半端になっていた自分を拾ってくれた青島製作所に長い間勤めることができて良かったと話していました。そして、満員の観客の前で自分のピッチングを見せるという夢を叶えることはできないけれど、その自分の夢は沖原さんたち野球部のみんなが叶えてくれると思うと言うと、だから野球部を応援してやってください、と繰り返し頭を下げて頼んでいました。

そして、都市対抗野球の東京予選の第1回戦が始まっていました。野球部の選手たちが気合いを入れてマウンドへ向かうと、客席にはたくさんの青島製作所の社員たちが応援に来ていました。萬田さんの姿を見た社員たちは、萬田さんの置き土産だと感激していました。

この直後に、細川社長がイツワ電器との合併を提案される場面があり、野球の試合はどうなったのだろうと思いながら見ているところで、第4回へ続くとなってしまいました。

脚本は八津弘幸さんと山浦雅大さん、演出は田中健太さんでした。

今回は10分拡大版として放送されていたのですが、第3話でもまだ、青島製作所の経営の場面と野球部の場面は、平行線上を進んでいるような構成になっていたように思います。

それでも野球部は会社の一部なので、会社の経営が傾くと、野球部員にもリストラ候補者が増えたり、野球部自体が廃部に追い込まれたりするということは分かるのですが、ドラマの中では、まだ経営と野球部の接点は少ないような気がします。

そのためというわけでもないのですが、私にはやはりどちらかというと社会人野球部の場面のほうを面白く思えているので、何となく、野球部の場面の途中で経営の場面に戻る(あるいは経営の場面が挟まれる)ことに対して、少しがっかりしてしまうほどです。

制作しているスタッフの方たちは、どちらにも重点を置いて作っているのだと思うのですが、私には、本当は野球のほうに力を入れているのではないかなとも思えます。

タイトルの「ルーズヴェルト・ゲーム」というのも野球の言葉のようですし、このドラマは「半沢直樹」のような経済と復讐のドラマではなく、やはり社会人野球をテーマにしたドラマなのだろうと、第3話を見ていて改めて思いました。
プロフィール

Author:カンナ
ブログ初心者です。
感想などを書いています。
マイペースで更新します。
すきなもの
 月・星空・雨・虹・雪
 飛行機雲・入道雲・風鈴の音
 透き通った水・きれいな色
 富士山・東京タワー・ラジオ・音楽
 本・絵画・ドラマ・(時々)アニメ
 掃除機をかけること
にがてなもの
 人ごみ・西日・甘すぎるお菓子
 

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
カウンター
検索フォーム