「花子とアン」第7週

NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の第7週、第37回から第42回までを見ました。

前半は、腹心の友だと思っていた葉山蓮子(仲間由紀恵さん)が自分に黙って九州の石炭王の嘉納伝助(吉田鋼太郎さん)と婚約したことを新聞の記事で知ってショックを受けた安東はな(吉高由里子さん)が、蓮子さんにその真意を確かめようとする話で、冷たく突き放すようにはなと別れたことを後悔した蓮子さんが九州での結婚式を終えて嘉納蓮子となった後半は、1913年(大正2年)になっていて、東京の修和女学校の本科の卒業を数ヶ月後に控えたはなが、長野の製糸工場から逃げて来た妹のかよ(黒木華さん)の東京で働きたいという思いと、甲府から出てきた母親のふじ(室井滋さん)のはなに帰ってきてほしいという気持ちを知り、自分の将来を決めて、卒業式を迎えるまでの話が描かれていました。

はなと寂しい別れ方をしたことを後悔していた蓮子さんは、九州の嘉納家の結婚式の雑多な雰囲気に唖然としていたのですが、その上、前の妻との子供はいないと聞いていた嘉納さんに愛人との娘が一人いることを知って、私は騙されたのかもしれないと、後悔していました。

気を取り直して、成り上がりのお金持ちであるために?礼儀作法を知らない様子の嘉納さんとその娘を教育し直そうと、蓮子さんは蓮子さんなりに努力をしていたようだったのですが、娘には嫌われていて、夫も相変わらず雑で、嘉納家の女中の山元タミ(筒井真理子さん)たちからも陰口を言われていて、短歌を詠みながらはなとの楽しかった日々を懐かしむような、孤独な毎日を過ごしていたようでした。

卒業を2ヶ月後に控えていたはなは、学校の門の前で倒れ込んでいた妹のかよを、蓮子さんの部屋に一時的に宿泊することになった醍醐亜矢子(高梨臨さん)に頼んで匿ってもらっていたのですが、かよは寮母の茂木のり子(浅田美代子さん)に見つかっていました。

とりあえず学校の掃除を手伝うことになったかよは、スコット先生(ハンナ・グレースさん)の作るクッキーを食べたりして、修和女学校での生活を楽しみつつ、工場には戻りたくない、これからは東京で働きたいと姉に頼んでいました。

英語教師の富山タキ(ともさかりえさん)から、英語教師の仕事をしないかと誘われていたはなは、しかし、出版社で編集の仕事をしたいと考え、編集長の梶原総一郎(藤本隆宏さん)に、就職をしたいと直接頼みに行っていました。

工場から逃げたかよがその工場に対して背負うことになった借金は、地主の徳丸甚之介(カンニング竹山さん)が肩代わりすると、ふじさんに約束していました。そして、徳丸さんに汽車賃を借りて甲府から出てきたふじさんは、卒業したら甲府に帰ってくるものはなが東京で仕事をしたいと希望していることを知り、またはなが低学年の生徒たちに英語を教えている様子にも感激して、娘の思い通りにさせたいと、自分の思いを隠して甲府へ帰っていました。

はなは、母親が東京での就職を喜んでくれているものと思い、妹と一緒に東京で暮らそうと、出版社での仕事希望したのですが、梶原編集長が掛け合ってくれた上司との面接中、両親が認めてくれているというのは嘘だと謝り、合格を辞退していました。

落ち込んでいたはなは、出版社の廊下で印刷会社の2代目の村岡英治(鈴木亮平さん)に声をかけられ、少しほっとした様子で出版社の仕事を諦めていました。

はなさんが予定にしていた出版社には、医師との結婚を取りやめた醍醐さんが代わりに勤めることになりました。はなさんが醍醐さんを紹介し、そのまますぐに面接が行われて、採用が決まったようでした。

かよは、茂木さんの紹介で、外国人の洋服を作るお店のお針子の見習いになっていました。

そして、はなは、師範学校に通っていた木場朝市(窪田正孝さん)の口利きで、甲府の母校での英語教師の仕事が決まったようでした。

卒業証書授与式では、はながブラックバーン校長(トーディ・クラークさん)の通訳を行うことになりました。式が始まり、舞台に上がった卒業生代表の畠山鶴子(大西礼芳さん)は、生涯のうちで一番幸せだったのはこの女学校で過ごした日々です、と挨拶をしていました。

黒と赤の同じ袴を身に着けた生徒たちはその言葉に共感して感動していた様子だったのですが、しかし、はなさんの通訳でその挨拶を聞き、畠山さんの後に舞台に立った校長先生は、「私の愛する生徒たちよ、我と共に老いよ」と英語で挨拶を始めて、あなたたちが何年後かに学生生活を思い出す時、あの時代が一番幸せだったと感じるなら、私はこの学校での教育が失敗だったと言わねばなりません、人生は進歩です、若い時代は準備の時であり、最上のものは過去にあるのではなく将来にあります、旅路の最後まで希望と理想を持ち続け進んでいく者でありますように、と伝え、生徒たちは感動していました。

富山先生は、花の通訳は完璧でしたと校長先生に報告し、校長先生は、心からあなたを誇りに思っていますと、はなを褒めていました。富山先生は、自分の運命を決めるのは自分自身ですと言って、甲府に戻るはなを応援していました。

校長室を出たはなは、白鳥かをる子(近藤春菜さん)さんに呼び止められたのですが、実は山梨の勝沼出身なのだと打ち明けられて驚いていました。

そのように言われてみると、言語矯正を厳しく行っていたかをる子さんは、確かにはなの山梨の言葉を理解した上で共通語(標準語)に言い換えていたような気もしてきました。

かをる子さんは、おらのしごきにも華族のお嬢さまたちにも負けずによく頑張ったとはなを褒め、山梨の誇りだと言って、卒業おめでとうと喜んでいました。

そしてはなは、修和女学校を後にしていました。

脚本は中園ミホさん、演出は柳川強さんでした。

第7週も、楽しく見ることができました。この週までが東京の女学校編で、来週からは、山梨の甲府での教師編となるようでした。

今週は、「腹心の友」の蓮子さんが福岡へお嫁に行ってしまったこともあって、蓮子さんの物語から、本来の主人公のはなさんの物語に移行し、順調に卒業する日までのことが描かれていたように思います。

卒業式の時の、ブラックバーン校長先生の演説も、とても良かったです。昔は良かった、と言い続けているような人生は、確かに寂しいように思うのですが、それを校長先生が、あなたたちが何年後、何十年後にそう思うようになるのならそれはこの学校の教育が間違っていたのだと言い切るというのは、何だかすごいような気がしたのです。実際にこのような卒業式だったのかどうかは私には分からないのですが、村岡花子さんの通っていた当時の校長先生は本当に立派な人だったのかもしれないなと思いました。

次週からの教師編の物語も、楽しみにしたいと思います。
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