「ルーズヴェルト・ゲーム」第5話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」の第5話を見ました。

都市対抗野球予選の東京大会の1回戦に出場していた青島製作所の野球部は、2回戦を沖原和也(工藤阿須加さん)が先発して突破したようで、シード権で3回戦に進んだイツワ電器の野球部との試合を始めていました。

前日の練習で選手たちの様子を見た大道雅臣監督(手塚とおるさん)は、いつも通りの試合をすればいいと励まし、試合の始まる直前には、お前たちは野球をするために生まれてきたのだと鼓舞していました。

球場には、青島製作所野球部を応援する社員たちが大勢集まっていました。創業者で会長の青島毅(山﨑努さん)と社長秘書の仲本有紗(檀れいさん)も観客席に座って応援していました。

イツワ電器の監督は、青島から引き抜かれた村野三郎(森脇健児さん)で、ピッチャーはエースの如月一磨(鈴木伸之さん)でした。 
試合が始まってから5回の辺りまでは、青島とイツワは0対0だったのですが、イツワに先に1点を取られてしまいました。少し笑いながら投げる如月さんのピッチングをベンチから観察していた大道監督は、如月さんは相手の選手が塁に出てセットアップポジションになるとカーブを投げる時に手の甲までグローブで覆うということに気付き、選手たちを一度集めてそのことを伝え、カーブを打つよう指示していました。

カーブを見定めてホームランを打つことができた青島野球部は、2点を返して逆転しました。しかし、沖原さんが毎回全力で150キロ前後の速球を投げ続けているのを見ていたイツワの監督は、わざとファウルを繰り返して沖原さんを疲れさせるというような指示を出していたようでした。そのような中、6回の攻撃で萬田さんに習ったシュートを投げることに成功した沖原さんだったのですが、相手の選手の折れて飛んできたバットで足を負傷してしまいました。

監督は、ピッチャーの猿田洋之助(佐藤祐基さん)に代えようとしていたのですが、沖原さんは投げさせてほしいと監督に訴えて続投し、イツワは今度はバントを繰り返して、足を怪我している沖原さんを走らせ、それを利用して塁に出ようとしていました。

1塁の円藤さん(檜尾健太さん)がベンチに飛び込んで顔から血を流しながらファウルボールを取るなど、守備も頑張っていたのでピッチャーが猿田さんに代わった後も、お互いに1点ずつ取る地道な試合を展開し、そのまま延長戦に入ったようでした。

交代していたイツワ電器のピッチャーは、元青島製作所野球部の飯島健太(林剛史さん)でした。次にアウトを取られたら負けるという時、キャッチャーでキャプテンの井坂耕作(須田邦裕さん)がバッターボックスに立ち、ホームランを狙っていたのですが、強い風の影響なのか、ボールはフライで取られてしまい、青島野球部は3回戦を敗退してしまったのでした。

世界シェア2位の東洋カメラと業務提携した青島製作所の社長の細川充(唐沢寿明さん)は、尾藤社長(坂東三津五郎さん)から、ライバル会社と同時期に新商品を発売するため、3ヶ月以内に新しいイメージセンサーの開発を依頼され、技術部の努力もあって、高性能のセンサーを開発する計画を立てたようなのですが、3ヶ月以内に納品することができるというイツワ電器の提示したイメージセンサーの「コストパフォーマンス」が高く評価されて新商品に採用されることが決まってしまい、尾藤社長から業務提携の解消を告げられて、ショックを受けていました。

そのような時、細川さんは会長から球場に呼ばれ、客席に来たのは5回の辺りでした。野球と会社の経営は関係ないと言っていた細川社長は、最初はあまり応援をする気持ちにはなれなかったようなのですが、沖原さんの力投や選手たちの戦いを見ているうちに次第に引き込まれたようで、積極的に応援を始めるようになっていました。沖原さんのことを、ただ速い球を投げるというだけの選手なのに、見ていると熱くなると評価していた会長は、細川社長が他の社員たちと一体となって応援する様子を、秘書の仲本さんと一緒に嬉しそうに見守っていました。

しかし、青島野球部は試合に負けてしまいました。これが青島野球部だ、社員が一つになるために野球部を作ったのだ、と細川社長に言っていた青島会長は、青島野球部はこれからだという感じで、今回の負けをそれほど気にしていない様子で帰っていました。

一度でも負けたら廃部にすると言っていた細川社長は一人客席に残って球場を見つめていたのですが、そこへ総務部長兼野球部長の三上文夫(石丸幹二さん)がやって来て、敗者復活戦があるからそれに出場させてほしいと頼んでいました。退職願を差し出し、今度負けたら責任を取って辞めると言う三上部長の白い封筒を受け取った細川社長は、7回負けても8回勝てばいい、逆転だ、と言っていた青島会長の言葉を思い出し、面白い、やるなら必ず勝て、逆転だ、と三上部長に言って、封筒を破り捨てていました。

脚本は八津弘幸さんと山浦雅大さん、演出は田中健太さんでした。

社会人野球部の場面の間にところどころ経営の場面が挟まれているという印象でもあったのですが、青島製作所の経営と野球部の存続とが「逆転」でつながっていくというところが描かれ始めていたのだと思います。

野球をするために生まれてきた、というようなところは、私にははっきりとは分からないことでもあるのですが、野球に命を懸けるというような熱意は、私にも伝わってきたように思います。相手チームの監督が、沖原さんと如月さんをそれぞれ評価していたところも、良かったです。

最後の三上部長と細川社長の場面を見るまで、この都市対抗の予選大会に敗者復活戦があるということを私は知らなかったので、負けた後の青島野球部のイツワ電器野球部との対戦はどうなるのだろうと気になっていたのですが、そのようなシステムがあるのなら、確かに逆転は可能なので、なるほどなと思いました。プロ野球でも、敗者復活戦で優勝したチームがあると思うのですが、敗者復活は試合を面白くするためには必要な要素なのかもしれません。

ところで、一昨日の土曜日(BSプレミアムで「SHERLOCK(シャーロック)3」の放送が始まった日でもあります)の西武ドームでのプロ野球「セ・パ交流戦」の始球式では、このドラマで沖原さんを演じている工藤阿須加さんがマウンドに登場したのだそうです。私は夜のスポーツニュースでその様子を見ただけなのですが、見ることができて良かったです。野球経験がないと解説されていたのを聞いて少し驚きました。野球をしたことがないようには見えないので、さすがというか、役者さんはすごいなと思いました。
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