「プラトニック」第1話

NHKのBSプレミアムの「プレミアムドラマ」枠の新ドラマ「プラトニック」の第1話を見ました。

中山美穂さんと堂本剛さんのドラマで、野島伸司さん脚本のオリジナルドラマだと知って、私も何となく、見るのを楽しみにしていました。

野島さんが脚本監修をした先の日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」が問題視されていたことを思うと(私は好きで見ていたのですが)、NHKは勇気があるなという風にも思えたのですが、もしかしたらそれよりも前から決まっていたことだったのかもしれません。

野島さんの脚本のドラマに出演するのは、中山美穂さんは昔のフジテレビのドラマ「すてきな片想い」以来で、堂本剛さんはTBSのドラマ「人間・失格 たとえば僕が死んだら」以来なのだそうです。有名な野島さんの脚本のドラマには、私が少し苦手に思えてしまうような要素も多いので、全て見たことがあるというわけではないのですが、その2作品は、おそらく夕方の再放送でだと思うのですが、異なる作風のどちらも、とても好きで見ていました。内容はうろ覚えなのですが、面白い作品だったという印象があります。

今回の「プラトニック」は、コンビニエンスストアのオーナーでシングルマザーの望月沙良(中山美穂さん)が、先天性の心臓病を患って生まれた時からずっと大学病院の病室で過ごしている娘の心臓移植を望み、何となく覗いた自殺サイトに書き込んだ「そんなに死にたいのなら、私の娘に心臓をください」という言葉に「僕のハートをさしあげます」と返信をしてきた謎の青年(堂本剛さん)と連絡を取って出会い、一親等以内なら「臓器売買」にはならないとして青年の提案を受け入れて形式的な結婚をし、娘の心臓のドナーとして見るために、その優しい不思議な青年を愛してしまわないように努力する、という物語のようでした。

沙良さんの弟で沙良さんの3年前に離婚した元夫の会社の部下でもある望月和久(小泉孝太郎さん)は、怪しい青年に会うことを反対していたのですが、待ち合わせ場所の喫茶店の青色の折り鶴のそばに黄色の折り鶴を置いて座った青年は、和久さんに質問されてお金目的ではないことを説明していたのですが、和久さんが次第に自殺を辞めるよう説得を始めたので、NPOの職員かと思った青年は席を立ち、沙良さんは慌ててその後を追いかけ、白色の折り鶴を差し出していました。

折り鶴を受け取り、娘を助けたいのに必死な母親だろうと思っていたと、沙良さんのことを見抜いているかのように言った青年は、代わりにDVDを渡していたのですが、そこには脳のCT画像が入っていて、沙良さんが娘の担当医師の倉田敦司(尾美としのりさん)に見てもらったところ、青年が悪性の脳腫瘍を患っているということが分かったのでした。

沙良さんは、コンビニの夜勤の店員として青年を雇い、2階の自宅で青年と暮らし始めたのですが、会社で部長に出世した元夫の佐伯武彦(吉田栄作さん)が部下の和彦さんからそのことを聞いてやって来て、リビングにいた青年に、今すぐ出て行け、自殺したいのなら今すぐ死ねと、台所の包丁で脅かすので、夫の行動を止めようとして右手の甲を切っていました。

沙良さんの娘の望月沙莉(永野芽郁さん)に会うために病室を訪れていた青年は、母親に紹介してもらった身近な人を空想の物語の中に登場させるのだと言う沙莉さんに、「魔法使い」の役をもらっていました。

その頃、主治医に青年のことを相談した沙良さんは、それでは臓器売買になってしまうと反対され、青年と契約することを諦めようとしていました。自宅でそのことを伝えた沙良さんは、青年からよく眠ることができるというローズゼラニウムを主とした自家製の香水をプレゼントされていたのですが、それから一親等以内であれば優先的に心臓移植のドナーとなることができると迷いながら言うのを聞いた青年は、結婚しましょう、と言い、驚く沙良さんに、どうか頷いてください、そうすれば魔法の言葉が完成します、と沙良さんの返事を待っていました。

それとも年下は苦手ですか、と言われた沙良さんは、頭を横に振って黙って頷き、その青年が娘のドナーになるための形式的な結婚を受け入れていました。でも、それだけではなく、その直後蓋を開けてみた緑色の小瓶の香水の香りに癒されているようだった沙良さんは、すでに青年のことを少し好きになっていたようで、愛してはいけないと決めようとしていました。

青年が夕方以降勤務することになったコンビニには、沙良さんのことを好きな様子の店長の臼井達生(西原純さん)と、オーナーが美人なのを知って残ることにしたアルバイトの広末省吾(前田公輝さん)がいるのですが、第1話ではほとんど青年との交流はありませんでした。青年は、お客さんの都築美和(野村麻純さん)が万引きをしたことに気付いていたようで、レジに来た時、面倒だからと言いつつ、まだあなたの顔を見ていないから、商品を戻すか買うかしてくださいと頼み、お客さんがポケットから出したお菓子を見て、僕も好きですよと素朴な感じで言っていました。

人の気持ちの動きをよく理解することができるらしい謎の青年は、調香師の仕事をしていた2年前、突然頭の左側の頭痛に倒れ、治る見込みのない悪性の脳腫瘍と診断された後、会社を辞めたようでした。雨の中、階段に座っているところを、ホームレスのテツ(尾藤イサオさん)に助けられ、時々訪ねていたようで、今回コンビニの店員さんになった青年(当初の無精髭もなくして身なりをきれいにしていました)は、テツさんにコンビニの賞味期限切れのお弁当を持っていって、一緒に食べようとしていました。

テツさんは、最初に青年にあった時のことを思い出しながら、誠実な若者にとって気楽なことは苦痛なのだと、青年に話していました。哲学的なことを言う人のようなのですが、突然誰だお前はとトンカチを振り回して叫び出すこともあるようで、そのようになった時には青年は静かにその場を立ち去るようでした。

オープニングに流れていた主題歌は、ビリー・ジョエルの「ストレンジャー」で、エンディングで流れていたのは「オネスティ」でした。歌手名とタイトルだけでは私には分からなかったのですが、曲を聴くと、私も聴いたことのある有名な曲なのだと分かりました。野島伸司さんの脚本のドラマは、使われている音楽がおしゃれだなと思うこともあります。

どのような展開の物語になるのかはまだ分からないのですが、少なくとも第1話は良かったです。何となく、という感じでもあるのですが、面白かったです。

もしかしたらこのように言うのは間違っているのかもしれないのですが、私としては、堂本剛さんが久しぶりに、いわゆる「ゆるい」と呼ばれるドラマではなく、普通のドラマに出演しているように思えて、そのことでも少し嬉しく思いました。

ところで、これはドラマとは関係のないことなのですが、昨夜は、サッカー女子日本代表のなでしこジャパンがベトナムで開催されていたアジアカップで初優勝しました。私はこのドラマを見た後、テレビ朝日やBS1での試合の中継を見ていたのですが、守備を固めて岩清水選手の前半の1点を守り切り、1ー0でオーストラリア代表に勝っていました。選手たちが最後の最後まで攻めの姿勢を貫いていたところも良かったです。澤選手は、9度目の出場だったそうです。日本代表はフェアプレー賞を受賞していて、大会MVPはキャプテンの宮間選手でした。私はただ前半の最後の方からテレビの前で応援をしていただけなのですが、今回なでしこジャパンの選手たちがアジアカップで初優勝を飾ることができて、本当に良かったです。
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