「BORDER」第8話

テレビ朝日のドラマ「BORDER(ボーダー)」の第8話「決断」を見ました。

第8話は、元組織犯罪対策部5課の刑事だった荒木(飯田基祐さん)が路地裏で額を50cm以内の至近距離から撃たれて殺害されるという事件が発生したことから、頭に弾丸の残る警視庁捜査一課第二強行犯捜査・殺人犯捜査第4係第一班の刑事の石川安吾(小栗旬さん)が、自分を撃った犯人を再び捜し始める話でした。

殺された荒木さんは、10年前、麻薬密売の一斉取り締まりに関わっていたようでした。久しぶりに情報屋の赤井(古田新太さん)を訪ねたらしい石川さんは、赤井さんから10年前の麻薬取り締まりの時のことを尋ねていたのですが、赤井さんによると、その際組織の幹部が転落死し、事務所にあったはずの1億円か2億円ほどのお金が何者かに持ち去られたらしいということでした。

赤井さんは、それが警察官かどうかは言わなかったのですが、石川さんはその時の班の5人の名前を訊こうとして、赤井さんから一人だけ、「さかい」という刑事のことを教えてもらっていました。赤井さんは、時間をかけて知ったほうがいいこともあると思い、一人だけしか知らないふりをして教えたようでした。

さかい(和田聰宏さん)を問い詰めようとした石川さんは、通行人が見ていることに気付いてさかいさんから離れたのですが、石川さんが去った後さかいさんは別の路地を曲がったところで何者かに口封じのために拳銃で撃たれて殺されてしまいました。

ハッカーのサイモン(浜野謙太さん)とガーファンクル(野間口徹さん)にも久しぶりに会いに行ったのでしょうか。石川さんに10年前の取り締まりのことを調べてほしいと頼まれた二人は、警察の情報を調べるのは簡単なことではないとしながらも、警察周りにいる新聞記者たちのデータから、当時の資料を探し出してくれました。

石川さんは、特別検視官の比嘉ミカ(波瑠さん)や同期の立花雄馬(青木崇高さん)の視線を気にして、荒木さんの幽霊ともさかいさんの幽霊ともなかなか話す機会を作ることができずにいたのですが、さらにさかいさんの遺体が翌日には遺族に返させることになると比嘉さんから聞いて、5日後まで引き延ばしてほしいと頼んでいました。

そして、おしゃれな服装でスーパーマーケットに来ていた便利屋のスズキ(滝藤賢一さん)に会うと、石川さんは、どこか命に関わる事態が起きても迷惑のかからない場所を用意してほしいと頼んでいました。

朝、班長の市倉卓司(遠藤憲一さん)の自宅へ向かい、10年前の事件のことを探りながら、頭の弾丸を摘出する手術をすることにしたと話していた石川さんは、それから市倉さんと話をしていた鴨川管理官(北見敏之さん)にもそのことを話し、手術は4日後ですと伝えていました。

俺を信用できるか、と立花さんに何かを頼みに行った石川さんは、夜、倉庫へ入り、少しして明かりを点け、自分の後をつけてきた人物を照らし出していたのですが、そこにいたのは鴨川管理官と市倉さんでした。

10年前に取り締まりを行った班員は、鴨川管理官と市倉さんと第1話で殺害された上田巡査部長と荒木さんとさかい刑事の5人でした。

拳銃保管庫から事件に使われた拳銃を持ち出していた石川さんは、どちらが俺を撃ったのかと、銃口を向けて二人に自供を迫っていたのですが、その時、二人の間にさかいさんの幽霊が現れ、石川さんは、俺とお前を撃ったのは誰だと、他の人には見えないさかいさんに尋ねていました。

この拳銃で俺を撃ったのか、と石川さんは、鴨川さんを捕まえて叫んでいました。しかし、それほど慌てる様子でもない鴨川さんは、撃って何が悪い、お前は運が悪かったのだ、そこでさかいと待ち合わせをしていたのだと言って、開き直っていました。

上田さんは鴨川さんを追い詰めようとしたために殺され、荒木さんは自身の借金の返済のために鴨川さんを脅迫したために殺され、さかいさんは事件が発覚することに怯え始めていた上に石川さんと接触したために殺されたようでした。

鴨川さんは、市倉さんのことを腰抜けだとバカにしていたのですが、市倉さんの当時の性格が石川さんのようだったことから、盗みには加わらないだろうと考え、組員の人が転落死した現場に残るように指示を出していたということでした。組員の転落死は事故で、市倉さんは、盗みには関わっていませんでした。

開き直る鴨川さんは、押収された麻薬組織の大金は国の金庫に納められた後、ろくでもない政治家に訳の分からない使い方をされるのだから、魂を削って職務を全うする自分たちに与えられるのが当然だ、という理屈で、盗みを行ったようでした。

拳銃を向ける石川さんに、鴨川さんは、お前も正義の階段を踏み外す時が来るだろう、階段を転がり落ちた時に受け止めてやるからと、自分が石川さんと市倉さんのキャリアを保証するようなことを言って見逃してもらおうとしていたのですが、市倉さんは鴨川管理官を殴り、陰で証拠の映像を記録していた立花さんも鴨川管理官を殴ろうとして、石川さんにもう十分だと止められていました。

「証拠」を作ることができたので、鴨川さんは警察に逮捕されていました。石川さんは、俺は絶対に正義の階段を踏み外しませんと、連行されていく鴨川さんに断言していました。

原案と脚本は金城一紀さん、監督は波多野貴文さんでした。

最後、さかいさんの幽霊の姿を見ていた石川さんは、それから担当の国田医師(升毅さん)に手術のことを何か決断していたようだったのですが、摘出手術をするのかどうかは、まだよく分かりませんでした。

あと、今回は第8話だったのですが、予告によると、次回の第9話が最終話になるそうです。

今回は、石川さんが被害者の幽霊から犯人の情報を聞くことができないまま捜査を続けていたところが、今までの物語と違うところだったように思います。最後にはさかいさんに教えてもらったのかもしれないのですが(さかいさんと会話をする描写はありませんでした)、幽霊がいなくても犯人を捕まえることができるようになったというところは、石川さんが刑事として成長した点でもあるのでしょうか。

国に押収されたお金は政治家たちによって訳の分からない使い方をされるというようなことを鴨川さんが言っていたのを聞いて、その点は確かにそうかもしれないなと思いました。実際にも、例えば税金や年金のシステムで国民から政府に集められているお金の使われ方も、謎のように思います(勝手に運用したのを失敗したり加入者のデータを消したりしたという「消えた年金問題」も、解決されないままになっているような気がします)。

冒頭の、石川さんの夢を察知して心配していた立花さんを、石川さんがいい人だと言っていた場面も良かったです。

次回の最終話も、楽しみにしたいと思います。
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