「プラトニック」第3話

NHKのBSプレミアムのプレミアムドラマ「プラトニック」の第3話を見ました。

第3話では、謎の青年(堂本剛さん)と一緒に婚姻届を提出し、先天性の心臓疾患を患う娘の沙莉(永野芽郁さん)への心臓移植のために再婚をした望月沙良(中山美穂さん)は、沙莉さんが、看護師さんたちの天使みたいな子がいるという噂を聞いて沙莉さんの病室を訪ねて来た、部活で足を怪我して入院していた遼という男子高校生と仲良くなっていることを、心臓に負担がかかるのではないかと心配していました。

そして、ロビーにいた退院する遼君に声をかけた沙良さんは、病院から一度も外へ出たことがないあの子と、部活をしたりその後友達とカラオケへ行ったりするあなたとでは住む世界が違うのだと話して、沙莉に連絡をしないでほしいと頼んでいました。責任を取ることができないでしょうと言われた遼君は、連絡しないと沙良さんに約束して、迎え来にた父親と病院を後にしていました。

遼君にメールが届かないことを不思議に思っていた沙莉さんは、母親の態度から、母親が遼君に話したのだということを察して、あなたのためだと言う母親とケンカになっていました。

青年は、沙良さんのためにベルガモットやラベンダーの入った香水を調合したようで、母親と仲直りをした沙莉さんは、その香水のオレンジ色の小瓶を鏡越しに見ていました。

家出をしてきた望月和久(小泉孝太郎さん)は、わがままな妻と離婚したいと言っていたて、妻はあなたに甘えているだけだろうと、早めに家に戻ることを青年に説得されていたのですが、今の沙莉さんのことも、「仕方がない」ではいけないと気付いたようで、沙莉さんを密かに病院から連れ出し、車で高校の前まで行き、沙莉さんを背負って、門から遼君が出てくるのを待っていました。

しかし、友達と現れた遼君は、道の向こうにいる沙莉さんを見つけると、はっとしたように目線を逸らし、そのまま友達と歩いていってしまいました。

沙莉さんは、もういいと言って車に乗ったのですが、助手席に座った直後に発作を起こしてしまい、無事に病院で発作を止めることができたのですが、弟から連絡を受けて駆けつけた沙良さんは、娘を危険な状態にした和彦さんに帰ってと怒っていました。

遼君に目を逸らされたのだろうと推理した青年は、沙莉さんが発作を起こしたのは、ショックを受けたからではなく、現実を知ってどこかほっとしたからではないかと、沙良さんに話していました。

そして、青年は、現実生活に不満のある和彦さんが生きる意味としての「カタルシス」をほしがっていると思って沙莉さんを遼君に会わせるように仕向けたというような意味のことを言い、これで沙莉さんは自分だけの「センチメンタルな夜」を過ごすことができるようになるのだと言うと、沙良さんは、あの子は普通じゃない、死んでしまう、と困惑していました。

あの子が死んでしまう、と沙良さんが言うと、青年は、誰だっていつかは死ぬんだと大声で言い返し、生きることとただ生きていることは違う、思いが募ればマグマのように心は崩壊してしまうと、沙良さんに訴えるように言っていました。

脚本は野島伸司さん、演出は長沼誠さんでした。

最後は、青年が会社員時代に付き合っていた女性(浅見れいなさん)と、病気が発覚後に別れる回想の場面だったのですが、その女性は、第1話のメールの相手の今泉さんでしょうか。

沙良さんは、青年が本当の愛を求めているのではないかと考えていたのですが、スケートリンクで涙を流しながら手を伸ばす青年の心境が何だかあまりにも複雑そうに思えてしまって、あるいは実はもっと単純なことなのかもしれないのですが、かなり重いというか、重症のような感じもしてしまいました。

沙良さんがオーナーを務めるコンビニエンスストアのアルバイトの広末省吾(前田公輝さん)は、握手をした人の未来を見ることができる人のようで、沙莉さんのことを、あの子はよくなります、回復します、と沙良さんに楽しそうに話していました。 

決して悪いということではないのですが、このドラマが面白いのかどうか、私にはまだよく分かりませんでした。でも、名前が伏せられている謎の青年が、達観したような人物というのではなく、落ち着いているように見えるけれども、いつ死ぬか分からない自分の状態と常に葛藤していて、その不安を抑えるために時々「傲慢」のような考え方も持つ人だという感じで描かれていたのは、良かったと思います。

ドラマの内容そのものとはあまり関係のないことなのですが、青年が「人品(じんぴん)」という言葉を使ったことに、私は少し違和感がありました。例えば「品位」とか「品格」とか「品性」とかではなく、あえて「人品」と言ったのだとすると、やはり少し傲慢というか、何か人を見下すというところがあるような気もしました。人品という言葉自体にそのような意味合いはないのだと思うのですが、私には、何となく、響が悪いように感じられるのだと思います。
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