「55歳からのハローライフ」第3話

NHKの土曜ドラマ「55歳からのハローライフ」の第3回「結婚相談所」を見ました。

第3話は、定年退職後の再就職に失敗し一日中家でテレビに向かって愚痴を言い続けるようになった夫(浅野和之さん)に愛想を尽かして離婚を決意した中米志津子(原田美枝子さん)が、離婚後、経済的な不安から通い始めた結婚相談所で、担当の小宮山智恵子(草笛光子さん)に紹介された様々な男性とのお見合いに迷い、これで最後と決めたお見合いパーティーにも迷って入ったバーで、彼女に別れを切り出されたと泣く、アメリカで映画の機材を卸す仕事をしている男性(池内博之さん)と出会ったことで、女性としての自信を取り戻し迷いを断ち切ることができるようになり、どう生きたいのか、どう変わりたいのか、何を望んでいるのかという自分の気持ちと向き合い、後悔しない自分の人生を生きるために自分で選択するということの大切さに気付いていく、という話でした。

脚本は大森寿美男さんと川崎いづみさん、演出は加藤拓さんでした。

今回は、いつもの(過去2回の)物語の作り方とは、少し異なっていたような気がします。

志津子さんの物語は、冒頭から、結婚相談所の小宮山さんのナレーションで進み、志津子さんに未練のあるメールを送り続けていた元夫の心境の変化の理由のようなものも、離婚をしたことで自立したと元夫自身が志津子さんに説明していたこと以外は、特に描かれていませんでした。

また、今回の志津子さんと元夫は、第1話と第2話の人たちと同じマンションの住民というわけではありませんでした。最後、志津子さんと元夫が会っていたいつもの公園のベンチで、前回の高巻淑子(風吹ジュンさん)が猫を抱いていたのですが、ボビーの亡き後に猫と暮らし始めたのではなく、その猫は公園の猫だったようでした。

志津子さんが、孤独よりも後悔を背負っていきることのほうが怖いと気付き、再会した元夫から持ち出された寂しさを埋めるための「縒りを戻す」再婚の話を断ったところなど、志津子さんの自立への決意が伝わってきて良かったと思うのですが、今回は、性的な要素が入っていたこともあったためか、趣味のハチミツ入りのアールグレイの紅茶で知り合ったアメリカ在住の男性との出会いの場面も含めて、私には少し分かり辛く思えてしまいました。

志津子さんがパート仲間の尾山さん(根岸季衣さん)に相談をしたり、新潟から孫を連れて買い物に出てきた?娘の香織(安藤サクラさん)から何か良いことあったのと聞かれたりしていた場面は良かったと思います。

でも、志津子さんから、これからは娘の父と母、孫の祖父と祖父母として付き合っていこうと言われた後に寂しそうにバスに乗って帰った元夫は、まだ納得できていないというか、未練やわだかまりの気持ちが残されているような感じに描かれていたので、志津子さんが「縒りを戻す」選択をしなかったところはそれはそれで良かったと思うのですが、私としては、第1話や第2話を見た時ほどには、すっきりとした終わり方ではなかったように思います。
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