「ペテロの葬列」第2話

TBSの「月曜ミステリーシアター」のドラマ「ペテロの葬列」の第2話を見ました。録画をしておいたものです。

第2話は、杉村三郎(小泉孝太郎さん)の妻の菜穂子(国仲涼子さん)が父親である「今多コンツェルン」の会長に頼んで、エステティシャンの仕事を辞めたシングルマザーの間野京子(長谷川京子さん)を「あおぞら」の編集部の社員にし、会長秘書の橋本真佐彦(高橋一生さん)に調査を頼まれた杉村さんが、経歴不詳の間野さんの身元などを探ろうとする話でした。

脚本は神山由美子さん、演出は岡本伸吾さんでした。

警察署に呼ばれ、自殺をしたバスジャック犯(長塚京三さん)の様子を聞かれた、ショックで会社を欠勤し続けている園田編集長(室井滋さん)以外の被害者たちは、誰一人として犯人のことを怖がったり悪く言ったりしていませんでした。

警察は被害者たちが慰謝料をもらう約束をしているのをバスに貼った盗聴器で聞いて知っていたので、特に零細企業の経営者の田中雄一郎(峰竜太さん)は、もし慰謝料が送られてきたらどうしようかと気にしていたのですが、共犯者は実際にいるようで、最後、被害者たちそれぞれに、お金の入った宅配便が届けられていました。人によって箱の大きさが異なっているようだったのですが、送り主の名前は、バスジャックをされたバス会社の営業部となっていたようでした。

そして、報道によると、杉村さんや警察が元教師ではないかと推理していた、3悪人を探していたバスジャック犯は、佐藤という名前ではなく、本当は暮木一光という人で、アパートで一人暮らしをしていた、近所ではきれい好きで静かな人という評判の人でした。

3週間経っても出勤しない園田編集長の代わりとして?社内報の編集部に入った間野さんは、編集の仕事をしたことはなかったようなのですが、エステサロンのブログを担当していたそうで、初めての「テープ起こし」の仕事を素早く終えていて、しかも良くできていたようで、杉村さんはその森信宏(柴俊夫さん)のインタビュー音声の文字起こしの原稿を絶賛していました。

出身はどこですか?と訊ねた杉村さんは、山梨ですと間野さんが答えるのを聞いて、同じですと嬉しそうにしていました。杉村さんの実家では梨を作っているようなのですが、勝沼出身という間野さんの実家ではぶどうを作っているということでした。

家の仕事を手伝ってぶどうの種を取る薬で手が赤くなるので学校へ行くのが「恥ずかしかった」と、間野さんは杉村さんに話していました。

喫茶店「睡蓮」のマスターの水田大造(本田博太郎さん)は、レンブラントの「夜警」やジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「いかさま師」のレプリカの絵を店内に飾っていたのですが、杉村さんは、その「いかさま師」の絵の中の詐欺師の女性に間野さんを重ね合わせて考えていました。

今作の「悪は伝染する」が何なのかはまだよく分からないのですが、杉村さんたち被害者のことを調べた誰かがインターネット上に情報を流したり、そのことによって嫌がらせの電話がかかってきたりしていたところは、確かに伝染した「悪」の一種なのだと思いました。

聴取を拒否しているらしい園田編集長は暮木さんに関係する何かを知っているようなので、園田編集長が動き出せば、杉村さんの捜査?も進むのかもしれません。

あと、私はこのドラマの杉村さんの妻の菜穂子さんの雰囲気というか、性格を全作から少し苦手に思えています(演じている国仲涼子さんの問題ではありません)。そのため、というのとは少し違うのかもしれないのですが、今回のドラマの中で、今多一族のパーティに出席して孤立し、菜穂子さんにもまた少し距離を感じた杉村さんが、バスの中から赤い自転車を見かけて、自分はここにいる人間ではないと、それに乗ってどこかへ走り去って軽やかな気持ちになりたいと想像していたところは、事件とは関係のない部分ではあるのですが、良かったように思います。
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