「ST 赤と白の捜査ファイル」第4話

日本テレビの水曜ドラマ「ST 赤と白の捜査ファイル」の第4話を見ました。

あるマンションの一室で男女2人ずつの4人の遺体が発見され、窓に内側からガムテープで目張りがしてあり、七輪を使った形跡があることから、捜査一課の刑事の菊川吾郎(田中哲司さん)は一酸化炭素中毒による集団自殺と考えるのですが、「ST(警視庁科学特捜班)」のキャップの百合根友久(岡田将生さん)と現場を訪れた赤城左門(藤原竜也さん)は、ガムテープの残りがないことやお香の匂いがするのにお香がないことなどから、自殺幇助か他殺だと考えていました。

嗅覚の鋭い黒崎勇治(窪田正孝さん)が僧籍にも身を置く山吹才蔵(三宅弘城さん)とお香の種類を調べたところ、それはシダールという名前の睡眠効果のあるお香だと分かり、赤城さんは、誰かがお香で被害者たちを眠らせた後、七輪を使って自殺に見せかけて殺したのだと断定していました。

亡くなった4人は「苦楽苑」という宗教法人の信者で、赤城さんと百合根さんと同業者の山吹さんは、部屋の所有者でもある教祖の阿久津昇観(松田悟志さん)に会いに行き、普段かかっている部屋の鍵を持っているのは阿久津さんと幹部の山県佐知子(霧島れいかさん)と、一部の信者を連れて独立しようとしている一番弟子の篠崎雄介(鈴木一真さん)だということを聞いていました。

他の信者たちの話では、「苦楽苑」では普段入信した時期が近い信者同士で小さなグループを作って修行をしているということでした。篠崎さんについていこうとしていた亡くなった4人の被害者のグループにもう一人いたことが分かり、赤城さんと百合根さんと山吹さんは、そのもう一人の町田智子(須藤理彩さん)に会いに行きました。

刑事の赤城さんと百合根さんのことを警戒していた町田さんは、袈裟を着た山吹さんが僧侶でもある刑事だということを知ると、仏教の三つの欲についての質問を始め、町田さんの話を聞いた山吹さんは、「無有愛(存在したくないという欲望、死を求める欲望)」を認める篠崎さんは自殺を肯定しかねない思想を持っているのかもしれないと、赤城さんと百合根さんに話していました。

マンションの前で手を合わせていた篠崎さんが警察署の取り調べ室で話していたことによると、鍵は郵便受けに入れてあり、信者なら誰でも自由に出入りすることができるようにしていたということでした。

阿久津さんと篠崎さんの言い分が少しずつ異なっていたので、赤城さんと百合根さんは結城翠(芦名星さん)と3人で阿久津さんと篠崎さんに会いに行き、声の調子と反応を見ることにしていました。

青山翔(志田未来さん)の分析では、篠崎さんは好奇心旺盛で飽きやすいところがあるため、犯行を計画するのには落ち着いている阿久津さんのほうが向いているということでした。山吹さんは、阿久津さんの安定は修行の結果だろうと考えていました。

理事官の松戸紫織(瀬戸朝香さん)から早く被疑者を挙げるよう言われて少し追い詰められていた百合根さんは、山吹さんの誘いで山吹さんのお寺へ行ったのですが、そこには赤城さんも来ていました。

山吹さんのお寺には、山吹さんに心を開いていた町田さんも来ていました。赤城さんは、町田さんと山吹さんがお寺の中で対面して話しているのを見て、瞑想をしようとしている百合根さんに、「苦楽苑」の3人を呼ぶよう頼んでいました。

お寺に来た阿久津さんと山県さんと篠崎さんは、赤城さんと百合根さんと一緒に、別室のモニターで信者の町田さんと山吹さんの問答の様子を見ていました。

山吹さんは、町田さんに幼少期の家庭でのことや学校でのことを問いかけていました。答えていた町田さんは少しずつ、両親が自分よりもかわいがっていた妹を邪魔に思っていたこと、学校でもいじめられて疎外感を感じていたこと、一人で介護をしていた母親はそれでも何もしない妹のほうをかわいがっていたこと、宗教法人の信者になったのは居場所を見つけたかったからなのに、グループになった4人は自分を邪魔に思っていて、自分の場所はどこにもなかったということを打ち明けていました。答えながら怒りが増していた町田さんは、山吹さんの首を絞めていたのですが、山吹さんは無抵抗で耐えていて、はっと気付いた町田さんは、山吹さんから手を離し、俯いていました。

町田さんは、それぞれ付き合っていた4人を殺さなければ、邪魔ものである自分が殺されてしまうと考え、実行したようでした。赤城さんは、4人と携帯電話もつながらなかったと話す町田さんに、それは誇大妄想だと話し、4人はSNSのやり取りに疲れていたので、篠崎さんに言われて携帯電話を持たないようにしていたのだと教えていました。

4人といるのが辛いのなら、町田さんは阿久津さんの「苦楽苑」に戻れば良かったのですが、阿久津さんは自由に戻ることができるようにしていたものの、山県さんはそれでは他の信者たちに示しがつかないとして帰還を拒否していたようでした。

赤城さんは、山県さんを好きな篠崎さんと、篠崎さんのことも好きだけれど阿久津さんのことも好きだった山県さんの「三角関係」が原因だったのだと話していました。

その後、普通のスーツ姿で三枝俊郎(渡部篤郎さん)のバーのカウンター席に座っていた山吹さんは、百合根さんと入ってきた赤城さんにお礼を言ってお店を出ていました。赤城さんは、町田さんの悩んでいる様子に気付いていた上で全てを山吹さんに任せていたようでした。

三枝さんによると、山吹さんは、昔付き合っていた不良少女を救いたくても救うことができなかったことをずっと後悔し続けていたようでした。

スーツの山吹さんは、その不良少女によく似た町田さんの面会へ行っていて、一人の男としてあなたを救いたかったのだと言っていました。

脚本は真野勝成さん、演出は佐藤東弥さんでした。

第4話は、僧侶でもある山吹さんの回でした。仏教系の新興宗教団体の中で起きた殺人事件をテーマにしていたのですが、刑事さんが三つの欲(欲愛、有愛、無有愛)について語るとか、問答で解決するとか、少し珍しい展開だったようにも思いました。

自分の居場所を見つけることができずに追い詰められた女性が起こした事件だったのですが、その人自身に内面を見つめさせて反省につなげていくという方法は、優しい感じがして良かったです。

今回もSTのメンバーはバランス良く描かれていたのではないかと思います。前回はアクションの要素が多かったと思うのですが、今回は山吹さんを中心に落ち着いていて、そのようなところもまた良かったです。少し複雑な感じもしたのですが、人間関係がきちんと描かれていて、面白かったです。

あと、これはドラマの本編とは関係のないことなのですが、エンディングの後のお知らせによると、このドラマの映画化が決まったそうで、来年の1月頃?に公開されるそうです。人気のドラマを映画にするのは、もう仕方のないことなのかもしれないのですが、最近は連続ドラマの放送前や放送中にそのような「映画化」が視聴者に知らされることが多くなったような気がします。
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