「ペテロの葬列」第6話

TBSの「月曜ミステリーシアター」のドラマ「ペテロの葬列」の第6話を見ました。

杉村三郎(小泉孝太郎さん)に連れられて来た今は亡き探偵の北見一郎(大杉漣さん)の家で、刺殺された詐欺師の高越勝巳(水橋研二さん)を殺したのは自分ではないと訴えていた新聞配達員の足立則生(渋川清彦さん)に、高越さんの妻の井村絵里子(入山法子さん)は、私が殺しましたと打ち明けていました。

小さい頃、詐欺被害に遭っていた両親を自殺で亡くしていたらしい井村さんは、高越さんのお金の動きから高越さんが詐欺師ではないかと疑っていて、まだ結婚はしていなかったようでした。騙されるほうが悪いのだと開き直る高越さんに別れ話を切り出した井村さんは、別れないと強気で言ってくる高越さんに、別れることができないなら詐欺師の子供になってしまうお腹の子供と死ぬしかないと果物ナイフを持ち出し、止めようとした高越さんの腹部を過って刺してしまったようでした。

高越さんは、足立さんに刺されたことにしようと井村さんに言い、怖くなった井村さんが高越さんを残して逃げ出している間に、新聞販売店まで歩いて行き、戻ってきた足立さんに血塗れの手で抱きつき、足立さんに罪を着せるようにして死亡し、慌てた足立さんは無実なのに逃走してしまったようでした。

事情を話して泣く井村さんを、北見さんの妻の容子(かとうかず子さん)が励ましていました。その後のことは描かれていなかったのですが、井村さんは警察署へ出頭したのでしょうか。

帰り際、杉村さんは、奥さんを大切にしなくてはいけない、「探偵」で別れた自分たちのようになってはいけないと、容子さんに言われたようで、そのことを気にしていました。

一方、「今多コンツェルン」のグループ広報室の編集長の園田瑛子(室井滋さん)の部屋の郵便受けにはたくさんの配達物が溜まっていて、園田編集長はその中にバス会社からの不在通知が複数枚入っているのを見つけていました。園田編集長のところにもバスジャック犯の暮木一光(長塚京三さん)からの「慰謝料」は届いていたのでした。杉村さんと宅配の荷物を受け取りに行った園田編集長が箱を開けると、中には300万円が入っていました。

バスジャックの被害者たちの「慰謝料」を預かっていた柴野和子(青山倫子さん)は、他人の大金を持っているのが怖くなったとして、喫茶店「睡蓮」に集まったそれぞれのバスジャック被害者たちに「慰謝料」の封筒を返していました。

そこには、被害者の一人の迫田とよ子(島かおりさん)は来ていなかったのですが、その代わりに「慰謝料」の件で交渉中だった娘の迫田美和子(安藤玉恵さん)が「睡蓮」を訪れていました。

美和子さんが杉村さんや柴野さんたちに話していたことによると、母親のとよ子さんがとよ子さんの母親を高級老人ホームへ預けているという話は、とよ子さんの妄想でした。その施設に入居していないというだけではなく、とよ子さんの母親は2年前に亡くなっていました。

母親のことを思ってその施設の公園のような庭にバスで通っていたとよ子さん自身も、その施設へ入居することを希望していたようなのなのですが、資金が足りず、入居の資金を得るために資産を運用しようと考えた結果、とよ子さんは「日商フロンティア」の詐欺に引っかかり、1000万円ほどのお金を失ってしまったということでした。とよ子さんは、代表の小羽が逮捕された報道を見て、詐欺だと気付き、美和子さんに相談していました。

そのような時、暮木さんから700万円の「慰謝料」が届き、美和子さんは、あの親切な人がお金を取り戻してくれたと母親に話したそうで、自分の母親のためにも「慰謝料」を警察に言わずに黙って自分のものにしてほしいということを被害者たちに頼んでいました。

バスジャックの時のバスの中で話していたように、とよ子さんと暮木さんとが顔見知りだったというのは、本当だったようでした。

その頃、夜の杉村家には、間野京子(長谷川京子さん)がエステティシャンとして妻の菜穂子(国仲涼子さん)のところに遊びに来ていました。間野さんが杉村家に来た時には、ちょうど会長のところに来ていた秘書の橋本真佐彦(高橋一生さん)が、車で帰っていくところでした。

間野さんは、菜穂子さんのことを純粋な人だと褒めていました。そして、杉村さんのことも良い人だと話していたのですが、妻の菜穂子さんは、外で優しい人は家では優しくないと言い、間野さんは杉村のことを買いかぶり過ぎよ、と笑っていました。それを聞いた間野さんが、いらないなら私がもらってもいいかと訊くと、菜穂子さんははっとして、少し動揺していました。

脚本は神山由美子さん、演出は山﨑統司さんでした。

詐欺つながりだった足立さんの一件は、これで終わったのでしょうか。暮木さんの事件とは、直接には無関係だったようでした。

足立さんの件が解決して、とよ子さんと娘の美和子さんが暮木さんのことを知っていたことも分かったのですが、前回で展開が進んでいたように思えていた物語は、全体的には今回ではまた少し停滞していたような気がします。

あと、元財務部の井手正男(千葉哲也さん)が、労働基準監督署に杉村さんを「パワハラ」で訴えたようでした。訴えられただけでも会社側にとっては不利らしく、会長秘書室の遠山さんや高野さんたちが困っていました。

杉村さんと妻の菜穂子さんの離婚の危機?のような部分は、私にはあまり重要な要素ではないようにも思えるのですが、間野さんの謎の部分がまだ明らかになっていないので、間野さんを描くための展開なのかなとも思います。

物語の進み方は緩やかなのですが、それでもそれなりに面白いので、次回も楽しみにしたいと思います。
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