「本棚食堂 ニンニク編」

NHKのBSプレミアムで月曜日の夜の11時15分から放送されていたドラマ「2次元グルメドラマ 本棚食堂」を見ました。30分ドラマです。

新ドラマなのかもしれないのですが、「第1話」などのような話数は付けられておらず、「ニンニク編」となっていました。

ドラマは、庭のある一軒家に暮らし、姫川ロザンナというペンネームで活動している人気少女漫画家の山田一郎(柄本時生さん)と真田錦(中村蒼さん)の二人が、小説やエッセイや漫画などの本の中に登場する料理を作って食べる、というものでした。

二人が料理を作るのは、漫画の原稿を描く仕事に行き詰まった時でした。外食をするアシスタントの梅ちゃん(山下リオさん)が何を食べたかを推測していた二人は、ニンニク料理を食べたいと思い始めていました。

編集者の桜田美希(遊井亮子さん)によると、二人は本当は少女漫画ではなくグルメ漫画を描きたかったようでした。桜田さんに厳しく捨てるよう言われていたグルメ漫画のための資料を、密かに奥の部屋に隠し持っていていて、エアコンが壊れて暑い中必死に描いていた原稿を汗とペットボトルの水で台無しにしてしまった二人は、「現実逃避」のために2階の奥の鍵のかかった部屋に向かい、中の本棚から取り出した本の「グルメ」のページを読んで、おいしそうなにんにく料理を想像していました。

それから二人は同じ家の中の?生活感のない台所へ向かい、にんにくを使った料理を作り始めていました。

今回二人が作っていたのは、江國香織さんの小説『号泣する準備はできていた』の「エビとマッシュルームのにんにく炒め」と、小林ユミヲさんの漫画『にがくてあまい』の「舞茸とパプリカのにんにくチャーハン」と、伊丹十三さんの小説『女たちよ!』の「マイクルのキャベツ」と、大藪春彦さんの小説『謀略の滑走路』の「星島スペシャル」の4品でした。

締め切りが明日に迫る漫画の原稿ができていないにも関わらず4品も作るという展開には少し驚いたのですが、料理自体は確かにおいしそうでした。

それを隣の住民?のスミレさん(逢沢りなさん)と杉田さん(マキタスポーツさん)と4人で食べていました。あとから桜田さんも来たのですが、アシスタントの梅ちゃんだけは、二人の料理を食べずに外食に出かけていました。

脚本は田口佳宏さん、演出は宝来忠昭さんでした。田口佳宏さんはテレビ東京のドラマ「孤独のグルメ」の脚本の方でもあります。

山田さんと真田さんの漫画家の部分と料理を作る部分とが別になっている印象もあったのですが、夜の11時15分からの30分ドラマなので(私は録画をしておいたものを後で見たのですが)気軽に見ることのできるグルメドラマなのだと思います。

漫画家の山田さんと真田さんのグダグダとした感じも、何となく楽しく思えました。

私は、「グルメ」が登場する小説やエッゼイや漫画の本をあまり読んだことがないような気がします。これまで私が読んだ本をもう一度よく読み直したら中には「グルメ」の箇所もあるのかもしれないのですが、あまり印象に残っていないのです。あるいは、よく考えたら思い出すことができるのかも知れないのですが、今すぐには思い出すことができません。

例えば、スタジオジブリの宮崎駿監督のアニメ映画の中の食事の場面(「天空の城 ラピュタ」の目玉焼きなど)についても、テレビの特集などで言われるまでは、私はあまり気に留めていなかったのではないかと思います。

そのため、今回のドラマのように、小説の中の「グルメ」の箇所が朗読されるのを聞いていて、単純にある料理が登場することだけではなく、その料理のレシピが細かく書かれていることにも、このような小説もあるのだなと、何だか少し不思議な感じもしました。

そのような小説の読者の中には、ドラマの二人のように、実際に家で作ってみる方もたくさんいるのかもしれないなと思いました。

今回のドラマは、ドラマとして面白いというのとは少し異なるかもしれないのですが、ドラマの中でも解説されていた、本の中のいわゆる「2次元グルメ」を味わうものとしては、それなりに楽しいドラマになっているようにも思えました。予告によると次回は、「魚料理編」だそうです。
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