「ラスト・ドクター」第8話

テレビ東京の「金曜8時のドラマ」の「ラスト・ドクター ~監察医アキタの検死報告~」の第8話を見ました。

ある夏の暑い日、関東監察医務院の監察医の秋田晋也(寺脇康文さん)と吉崎薫子(相武紗季さん)と監察医補佐の山下美恵子(戸田恵子さん)は、海で発見されて引き上げられた、所持品がなく身元不明の少年の遺体を解剖することになりました。右手のひらに4つの点の傷のある少年の遺体を解剖した秋田さんは、死因を溺死と判断したのですが、その割には吸い込んだ水の量が少なく、溺れる直前に気道が狭くなった可能性を考えていました。

遺体の少年は、山下さんの娘の真由子(吉田里琴さん)の中学時代からの同級生の増田達也(広田亮平さん)だと分かったのですが、監察医務院を訪れた母親の奈美子(雛形あきこさん)は、息子は高校にはほとんど通っていない引きこもりで、海に行く理由は分からないと話し、胃の中にあった焼きそばパンについては、近くのお店に自分で買いに行っていると言っていました。

達也さんの遺体から検出されたプランクトンを調べていた検査課係長の竹下亮子(YOUさん)は、肺と心臓とでプランクトンの種類が違うことを秋田さんに報告し、秋田さんは、山下さんと吉崎さんと3人で、達也さんのアパートの部屋の前の土手沿いの川を調べに行っていました。深さ15cmほどだったのですが、流れは速く、秋田さんは、その川で溺れて、海まで流された可能性があると考えていました。

川を横切る橋の上は通学路になっていて、高校生たちが行き来していたのですが、達也さんを目撃した生徒はいませんでした。また、土手周辺には、最近フードをかぶってサングラスをかけた不審者が少女に声をかける事件が相次いでいるということを注意する看板が設置されていたり、ポスターが貼られたりしていたのですが、公園で子供を遊ばせていた母親たちは、時々見かける引きこもりの少年が怪しいと思っていたから亡くなったと聞いてほっとしているのだということを秋田さんたちに話していました。配達の仕事をしていた達也さんの母親も、近所の人たちから白い目で見られている感じでした。

秋田さんと吉崎さんはそのまま山下さんの家に遊びに行っていたのですが、そこで真由子さんから、あの人なら知っているかもしれないという風に、いつも縁側にいて土手を見ているおばあさんを紹介されていました。

近所の偏屈な川村正枝(内海桂子さん)への聞き込みは、偏屈な秋田さんが担当することになったのですが、なかなか話をしてもらえず、秋田さんが部屋の奥の写真の男性を陸軍の軍医なのではと気付いたことから、ようやく正枝さんは秋田さんとだけ会話をし始めるようになりました。

軍医だった夫の話を始めていた正枝さんから、月曜日の夕方の5時頃、達也さんが土手を疾走する姿を見たことを聞き出した秋田さんは、家の前の土手に上がると、引きこもりやオタクの人に少し偏見のあった吉崎さんに協力を頼み、これからは引きこもりやオタクの人を尊重するという宣言をさせてから、達也さんの部屋のドアの前から川まで全力で走るということをさせて、普段運動をしていない人が急に走ると大変だという検証をしていました。

その検証の結果?分かったことは、達也さんが食物依存型の運動誘発性アナフィラキシーショックで倒れて溺れたのだということでした。達也さんにアレルギーはないと母親は思っていて、達也さん自身もおそらく体調不良というくらいにしか思っていなかったのだろうということだったのですが、達也さんは小麦アレルギーだったようで、焼きそばパンを食べた後、土手を走ったことによって、アナフィラキシーショックになったようでした。

秋田さんは、どうして達也さんが土手を走ったのかということを考えるのと同時に、達也さんの手のひらにあった4つ点の傷の原因を、白い画用紙を切りながら考えていました。

秋田さんが切り抜いていたのは、星型でした。星型を握ると、その尖った角がちょうど達也さんの手の傷と重なるのでした。星なら5点なのではないかと、吉崎さんや山下さんが訊くと、秋田さんは、ペンダントになっていれば5点目の傷は付かないかもしれないと言っていました。

そして、その星を見ていた山下さんは、橋の上で聞き込みをしていた時の男子高校生の一人が星の形のペンダントを身に着けていたことを思い出していました。

男子高校生を土手に呼び出した秋田さんと吉崎さんと山下さんは、その高校生にペンダントを見せてほしいといい、秋田さんが作った星と大きさが重なることを確認していました。高校生は、達也さんを目撃したことを否定していたのですが、秋田さんがペンダントをDNA鑑定すると言うと慌て出し、ペンダントを持って逃げる秋田さんを捕まえようと不審者の看板のそばを走っていたのですが、その時ポケットからサングラスが落ちていました。

その高校生が最近出没する不審者でした。高校生が女の子を連れて土手に向かうところを、達也さんは部屋の窓から偶然見かけ、急いで家の前の土手を走り、助けに向かったのでした。中学時代の同級生だった男子高校生から女の子を引き離し、逃げるように言うと、達也さんは怒った高校生と掴み合いになり、星の角の手の傷はその時にできたものでした。

でも、川の中で戦っていた時、達也さんはアナフィラキシーショックになり、倒れて溺死してしまったのでした。高校生はそのまま逃げていました。

秋田さんから息子の死の真相を聞いた母親の奈美子さんは、達也が良いことをしたと分かっただけで十分ですと、秋田さんたちに感謝していました。

脚本は尾崎将也さん、監督は藤尾隆さんでした。

漫画やアニメが好きな引きこもりの少年ということで「キモい」とか「オタク」とか「不審者」とかの陰口を近所の人たちから言われていた達也さんが、誘拐されている女の子を助けようと土手を疾走している場面は、何だか少し感動的でもありました。

手の4つの小さな傷が星の形のアクセサリーによるものだったところも、秋田さんの説明を聞いて、なるほどなと思いました(星の形のアクセサリーの中には、今回のドラマのものよりももっと角が尖っているものもあるので、実際にお店で見かけた時に危なそうだなと思うことも多いです)。

冒頭で秋田さんと運転手の久保田孝輔(梶原善さん)と吉崎さんと山下さんがアイスを食べていたり、竹内さんが顕微鏡の向こうのミジンコに話しかけていたり、秋田さんが吉崎さんに引きこもりのオタクのすばらしさを熱弁したり、吉崎さんにオタク的な人を尊重する宣言をさせたり、そのことを同僚の監察医の安田圭介(マキタスポーツさん)に教えたことで吉崎さんが安田さんから割り箸の袋のコレクションを見せられていたり、今回もそのような何気ない会話の部分も、いろいろ面白かったです。

山下さんと娘の真由子さんが秋田さんのことを「キモい」とか「キモくない」とか話していたのも、自然な感じで楽しかったです。

最後、吉崎さんは、職場結婚を奨励していた院長の柳田修平(伊東四朗さん)から、職場の人ではない人とのお見合いを勧められ、そのお見合い写真(写真の人は袴田吉彦さんでした)を見ていました。

お見合いの件は次回に続くようなのですが、予告によると、最終回となる次回には、秋田さんの離婚した弁護士の妻(草刈民代さん)が登場するようで、なぜか秋田さんも裁判に参加していました。しかも、2時間スペシャルだそうです。来週の最終回も楽しみにしたいと思います。
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