「ワンス・アポン・ア・タイム2」第1回

NHKのBSプレミアムの新しい海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)2」の第1回を見ました。

前作(シーズン1)の最終回の最後、ゴールド(ロバート・カーライルさん)が「真実の愛」を井戸に落として魔法を復活させ、紫色の煙がストーリーブルックの町を包み込んでいたのですが、シーズン2の第1話では、それによって、町の人たちが28年前の「おとぎの世界」の記憶を取り戻していました。

8時15分を指していた時計台の針は動き出し、メアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)もデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)も、白雪姫とチャーミング王子だった過去を思い出し、町で保安官を務めている娘のエマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)を抱きしめていたのですが、ヘンリー・ミルズ(ジャレッド・ギルモアさん)に言われていた通りに自分が二人の娘だということをはっきりと整理して受け入れるのには、まだ少し時間がかかるようでした。

赤ずきんだったルビー(ミーガン・オリーさん)も、リロイ(リー・アレンバーグさん)たち7人の小人たちも、ブルーフェアリーだった修道院長(キーガン・コナー・トレイシーさん)も、過去を思い出して、白雪姫との再会を喜んでいました。

そのような時、ジミニー・クリケットだったアーチー(ラファエル・スパージさん)がやって来て、ホエール医師が中心になって町の人たちと一緒に悪い女王だった町長のレジーナ・ミルズ(ラナ・パリーヤさん)を殺しに行くのを止めてほしいと、エマたちに知らせていました。

自宅に押し寄せた町の人たちを出迎えたレジーナは、魔法を取り戻していなかったので、ホエール医師に首を絞められて殺されそうになっていました。エマは、まだヘンリーの母親でもあるレジーナを助けることにしていて、とりあえず拘束し、牢に入れておくことにしていました。

その頃、ゴールドが“野獣”のルンペルシュティルツキンであることと、自分の過去を思い出したベルは、自分を病院の地下に監禁したレジーナに対してゴールドが激怒していることを知り、自分の憎しみの心に支配されないと約束して、彼女(レジーナ)を殺さないと約束して、と伝えていて、ゴールドもそのことを優しい性格のベルに約束していました。

一方、消滅したはずのおとぎの世界では、フィリップ王子(ジュリアン・モリスさん)が、マレフィセントによっていばらの城に閉じ込められていたオーロラ姫(サラ・ボルジャーさん)を眠りから覚ましていました。フィリップ王子と一緒に旅をしていた兵士のような人物は、ムーラン(ジェイミー・チャンさん)でした。

3人の前に黒い大きな幽霊のような謎の怪物が現れ、ムーランは、それをクイシェンだとオーロラ姫に教えていました。クイシェンは死神の一種で、印をつけられた生け贄は魂を吸い込まれ、永遠に呪われるということでした。フィリップ王子とムーランは、一度そのクイシェンを追い払ったのですが、その時怪物は何か不思議な文様の刻まれた金色のネックレス(ペンダント)を瓦礫の前に落としていて、拾い上げて見ていたフィリップ王子は、いつの間にか左手にその印をつけられてしまっていたようでした。

お城を出て森に入った3人は、そこで野宿をすることにしたのですが、薪を拾ってくると言ったきり、なかなか戻ってこないフィリップ王子をオーロラ姫が心配していると、ムーランは、フィリップがクイシェン犠牲になりに行ったのだと気付き、オーロラ姫を残して探しに出かけることにし、オーロラ姫は馬を拾ってムーランを追いかけていました。

松明を持って森の中にいたフィリップ王子を見つけた二人はフィリップ王子の左手の印を見せられて驚いていたのですが、フィリップ王子は、ムーランが印を私に移せばいいと言っても、ムーランとオーロラ姫を守るのだと断言して松明を捨て、現れたクイシェンによって魂を吸い取られ(魂は頭全体から吸い取られているようでした)、動かなくなっていました。王子の魂を吸い取ったクイシェンは、金色のペンダントの中に消えていきました。

ムーランとオーロラ姫はフィリップ王子をお城のベッドの上に寝かせていて、それからムーランは、袋に入れたペンダントをオーロラ姫に渡していました。

現実の世界では、ゴールドが質屋の奥の棚から金色の箱を取り出していたのですが、中にはあのクイシェンのペンダントが入っていました。そして、監禁されているレジーナに会いに行くと、その左の手のひらにペンダントを押し当てて、印を刻んでいました。

ルンペルシュティルツキンの剣を持って森に向かったゴールドは、ペンダントからクイシェンを召喚し、生け贄の印のついたレジーナの魂を奪うつもりでした。それを知ったベルは、あなたはやっぱりまだ間違っている、とゴールドに言って出て行きました。

レジーナの前にはクイシェンが現れ、逃げることができない魂は吸い取られかけていたのですが、そこへ、エマとメアリーとデヴィッドがやって来て、クイシェンをひとまず追い払うことに成功しました。メアリーはライターの火でその謎の怪物を追い出していました。

しかし、そのうち戻ってくるということは明らかでした。エマから、ヘンリーとレジーナを殺さないと約束したということを聞いたレジーナは、少し嬉しそうにしていて、そして、狂った帽子屋だったジェファーソン(セバスチャン・スタンさん)の帽子を取り出し、そこからおとぎの世界さえ無くなった何もない世界へ、クイシェンを送り込もうとしていたのですが、その帽子の持ち主がジェファーソンだということをレジーナは知らない様子でした。

デヴィッドとメアリーは現れたクイシェンを箒の松明の火で追い払って時間を稼いでいたのですが、獲物の印の付いたレジーナは、魔法が使えないため、帽子を使うことができませんでした。でも、エマがレジーナの腕に触れると、突然魔力が戻ったようになり、帽子はもう無い世界へつながり始めました。

レジーナを助けるため突き飛ばしたエマは、クイシェンを押し込んだのですが、足を掴まれて一緒に帽子の中へ引きずり込まれてしまい、それに気付いたメアリー・マーガレットは、もう離さないと、娘を追って帽子の中へ飛び込みました。もデヴィッドも二人を追って飛び込んだのですが、その頃には帽子の扉は閉まり、空間は消えていました。デヴィッドとレジーナは、ストーリーブルックの町に残されたのです。

魔法の力を取り戻したレジーナは、妻と娘を失ったことでレジーナを責めるデヴィッドを、羊飼いのくせにと言って、魔法で絞め殺そうとしていたのですが、そこへ、ルビーと来たヘンリーが事実を知ると、ヘンリーはまた養母のレジーナを「悪い女王」として突き放し、愛しているのなら証明して、エマとメアリーを連れ戻して、と言ってレジーナの元を去り、しばらく「おじいちゃん」のデヴィッドと一緒にメアリーとエマの部屋で暮らすことにしていました。

ベルは、思い出の欠けたカップを大切に持っていたゴールドの元へ戻って来ていました。自分のことを怪物だというゴールドに、だから私がそばにいなくてはいけないと伝えていました。

おとぎの世界だった世界では、ムーランがオーロラ姫に、レジーナ女王の呪いでみんなが別の世界へ行ったこと、28年経ったこと、最近呪いの力が弱まって動き出したことを話していました。そして、フィリップ王子と旅をしている時に安全な場所を見つけたからそこへ行きましょうと言っていました。

そしてムーランとオーロラ姫は、お城の床に積まれていた瓦礫の下に何かがいるのを感じて探っていたのですが、その下は、帽子の向こうからやって来たエマとメアリーが意識を失って倒れていました。ムーランは、これがクイシェンを連れてきた、これがフィリップ王子を殺したと、オーロラ姫に言っていました。

アメリカのディズニーとABCの制作のドラマで、エンドロールのクレジットによると、第1回の脚本はエドワード・キッツィスさんとアダム・ホロウィッツさん、演出はラルフ・ヘメッカーさんでした。

放送が始まると知って楽しみにしていたシーズン2の第1回も、さすがというか、やはりとても面白かったです。

現実の世界と異世界の物語が行ったり来たりする構成も楽しいですし、これから新しい物語が始まるのだなという感じがしました。

前作のシーズン1の「おとぎの世界」は、28年前の世界だったと思うのですが、今作ではその呪いによって「何もない世界」になった「おとぎの世界」は、28年後の、現実のストーリーブルックの町と同じ時間を平行して進む世界になったようでした。

でも、もしもそうだとすると、ゴールドさんが持っていたペンダントを、同時にオーロラ姫たちが持っていたのは少し不思議にも思えたのですが、それは例えば一つのドアでも部屋の外側からと内側の2カ所から見ることができるのと同じようなことなのかもしれません。あるいは、その謎の金色のペンダントは複数あるのかもしれないのですが、それはこれからの物語の中に描かれていくことなのだろうと思います。

クイシェン?という悪魔のような怪物(これも一人なのか複数いるのか不明です)のことも、私はよく知らないのですが、見ていて何となく、『ドラえもん のび太の魔界大冒険』のメジューサを思い出しました。

まだシーズン2の第1回の放送を見ただけなのですが、謎が謎を呼ぶ、というような展開が上手く作られているドラマだなと思います。

今作では、エマとメアリーは、ムーランやオーロラ姫と行動することになるのでしょうか。デヴィッドとヘンリーは現実の世界から、エマたちを助ける方法を考えるようなのですが、シーズン2の第1回では、(前作ではそれほど重要な関係者ではないようにも思えていた)ホエール医師がおとぎの世界では何者だったのかがよく分からないということが言われていたので、もしかしたらですが、ホエール医師の活躍?も重要になってくるのかなと思いました。

私は「悪役」のゴールドやレジーナのキャラクターも好きなので、前作の時と同じように、その二人の活躍も楽しみにしたいと思います。

それにしても、本で読んだりアニメの映画を見たりして知っている「おとぎの世界」の登場人物が新たな解釈で上手く実写化されているのを見ると、本当にこのようなもう一つの世界があるようにも思えてきて、何というか、少し感動します。現実のような、現実逃避のような、不思議なファンタジードラマです。

あと、今回の、NHKのBSプレミアムでのシーズン2の放送では、シーズン1の時とは異なり、ドラマの前の「案内」も、エンディングの「歌」も無くなっていました。私としては、今回の形の方が良いように思います。

全22回のドラマだそうです。夜の11時15分からの放送ということもあって、私は録画をして見ているので、毎回の感想を書くことはできないかもしれないのですが、シーズン2のこれからの放送も、楽しみに見ていきたいと思います。
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