「グーグーだって猫である」第1話

WOWOWの「土曜オリジナルドラマ 連続ドラマW」の「グーグーだって猫である」の第1話を見ました。録画をしておいたものです。

原作は、大島弓子さんのエッセイ漫画「グーグーだって猫である」です。タイトルを聞いたことがあるので、有名な猫作品なのだと思うのですが、私は未読です。映画化されたこともあるそうなのですが、私はそちらも未見です。

ドラマの第1話は、吉祥寺に住む少女漫画家の小島麻子(宮沢りえさん)が長い間一緒に暮らしていた猫のサバを亡くして寂しい日々を過ごしていた春のある日、公園で皮膚の病気の子猫を抱えているホームレス風の男性(田中泯さん)と出会う、という話でした。

子猫の病気を心配していた麻子さんは、子猫のそばに男性がいないのを見てその隙に子猫を連れ出し、動物病院で治療を受けさせていました。あと少しで治るという時、病院の帰りに男性に遭遇した麻子さんは、少し気まずそうにしていたのですが、子供時代に遭遇した気の優しい泥棒のことを麻子さんに話していた男性から、その猫を飼ってほしいと言われ、あなたにはその猫が必要なはずだよ、と子猫を託されて、嬉しそうに家に連れ帰っていました。

麻子さんは、サバを亡くしてから、夜眠る時に天井に猫の影絵のような幻影を見ていたのですが、子猫が来た夜からは、その幻影を見なくなっていました。

麻子さんが編集者の大森さん(長塚圭史さん)に話していたことによると、「グーグー」という名前は、「good good」という意味でした。とても良い子猫が、麻子さんの元にやって来たのでした。

脚本は高田亮さん、監督は犬堂一心さんでした。

このドラマには、少なくとも第1話には、携帯電話やスマートフォンなどは登場していませんでした。編集者の大森さんと麻子さんのやり取りは、直接会って話すか、出版社と麻子さんの家のFAXで手紙を送り合うことで成立していて、いわゆる「スローライフ」の雰囲気がありました。

劇中の漫画は、大島弓子さんの『ロスト ハウス』だそうです。その作品も私は未読なのですが、その漫画の絵の感じや、吉祥寺と桜と少女漫画家と子猫という要素や、麻子さんの部屋や公園に差していた白いような陽の光の印象から、何となく楽しそうで、幸福そうに見えました。

私は無料放送の第1話しか見ることができないのですが、ほのぼのとしていて、穏やかな雰囲気のドラマのように思えました。ドラマの中の季節が桜の季節だったこともあって、そのように思えたのかもしれません。主人公の麻子さんにすごく共感できるとか、共感できないとかいう感じとは少し異なるのですが、自分にとっての大切な存在が突然いなくなったり、いつかふいに現れたりするという、別れと出会いの物語なのかなと思いました。
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