「MOZU Season2 ~幻の翼~」第3話

TBSのWOWOWとの共同制作ドラマ「MOZU Season2 ~幻の翼~」の第3話を見ました。

昨夜の第3話は、ソフトバンクホークスが優勝したプロ野球の日本シリーズの第5戦の放送のため、夜の9時からではなく、1時間20分遅れの、夜の10時20分から放送されていました。

森原官房長官殺害の容疑者として指名手配されることになった警視庁公安部特務第一課の捜査員の倉木尚武(西島秀俊さん)のことが、新聞や雑誌やテレビで報道されていました。実の父親(篠田三郎さん)に車で跳ねられて入院していた公安第二課の捜査員の明星美希(真木よう子さん)や捜査一課の刑事の大杉良太(香川照之さん)には、倉木さんのことを信じたい気持ちと少し疑う気持ちとがあるようでした。

大杉さんに頼まれて街の防犯カメラの映像を調べていた入谷交番の巡査の鳴宮啓介(伊藤淳史さん)は、事件当日の森原官房長官の車が一時防犯カメラのない場所に止まっていたかもしれないことに気づいていました。

退院した明星さんは、大杉さんに連れられて、自分を跳ねた車がスクラップにされる工場に来ていました。大杉さんによると、その車はロシア大使館の車だったのですが、大使館側は、盗まれたものだと釈明しているようでした。

明星さんは、自分を轢いたのが生きていた父親であること、北海道でテロリストを案内したとされる似顔絵の人物も父親かもしれないこと、これまで実家にかかって来ていた無言電話は父からのものではなかったこと、父親が裏切った公安警察が自分たち家族のことをずっと見張っていたのかもしれないということを、大杉さんに打ち明けていました。

それから、大杉さんは、フリージャーナリストの名波汐里(蒼井優さん)に接触し、倉木さんはやっていないと断言した名波さんの後を、部下の加藤刑事たちにつけさせていました。

名波さんはそのことに気づかなかったのか、港の工事現場の倉庫のようなところに入っていたのですが、そこには新谷宏美の双子の兄の新谷和彦(池松壮亮さん)がいました。名波さんは、2週間のうちに3人がアイスピックによって殺された事件の犯人が和彦さんではないということを、和彦さんに直接確かめたかったようでした。

新谷和彦らしき人物がいるのをドアの外で理解した加藤刑事は、応援を待てと言う大杉さんの指示を無視して仲間の刑事と部屋の中へ飛び込み、強い和彦さんに倒されていました。加藤刑事の拳銃を奪った和彦さんは、しかし、その二人の刑事たちを殺しませんでした。拳銃を壊して捨てて、すぐに名波さんとその場を離れることにしていました。

その直後現場に到着した大杉さんは、加藤刑事から、和彦さんが生きていることを聞いていました。

その頃、明星さんは、仲間の刑事たちと、テロに関わったと思われるロシア人たちが潜伏していた場所へ押し入っていたのですが、そこには誰もいませんでした。荒らされた部屋の床には血が落ちていて、それは裏口まで続いていました。

ロシア人たちを連れ去ったのは、倉木さんでした。どこかの廃墟にロシア人たちを連れてきていた倉木さんは、水溜まりの水をボトルに汲んで、まだ意識のある一人を水責めにしながら、「イワン・タイラー」はどこにいるのかと繰り返し尋ねていました。相手は、「イワン・タイラー」は今はどこにもいないと答え、信じようとしない倉木さんのことを薄く笑っていました。

翌朝、その現場を明星さんと大杉さんに来ていたのですが、ロシア人たちは意識を失っているものの、一応全員生きていたようでした。倉木さんは殺人犯にはなっていませんでした。明星さんは、誰かが倉木さんの暴走を止めないといけないと大杉さんに話していました。

一方、名波さんと逃走した和彦さんは、俺は無意味な殺生はしないと、名波さんに答えていました。それを聞いて名波さんは少しほっとしていた様子でした。名波さんは、グルジブ人のテロリストたちに拉致されていた時のことを和彦さんに話していたのですが、それによると、名波さんは、自分をグルジブ共和国へ行かせた「栗山」という人物に裏切られて助けを断られた直後、別室に連れて行かれて処刑されそうになっていたのを、処刑の担当を任されていた和彦さんに助けられたようでした。どうして名波さんを撃たなかったのかということについて、和彦さんは衝動的にそうしたのだと答えていました。

和彦さんは、接触してきた東和夫(長谷川博己さん)から、空港爆破事件の黒幕は若松と室井と森原だということを教えられていて、さらにその時、日本に戻ってきた目的は宏美に対する贖罪なのかと見抜かれていたのですが、それから一緒に逃げている名波さんに、弟に自分の代わりに「宏美」になってもらった経緯を話していました。

父親に亡くなった姉の身代わりにさせられていることが嫌になった兄の宏美(佐藤瑠生亮さん)は、純粋な弟を、女装すると死んだお母さんに会えると騙して、「マサミカ、マサミカ」と唱える秘密の儀式まで行って、父親に分からないように弟の和彦に「宏美」になってもらったようでした。しかし、次第に宏美さんは精神を病むようになり、小動物を殺すまでに追い詰められていったところで、兄の和彦さんも宏美さんの状態の深刻さに気づいたということでした。

そのような話をしている頃、二人の近くにあった大型テレビに、警視庁公安部長の池沢清春(佐野史郎さん)の記者会見の様子が流れてきました。池沢さんは、アイスピックによる最近の4件の殺人事件の犯人を、「新谷宏美」という24歳の男性だと特定したと公表していました。

その池沢さんの声を聞いた名波さんは、池沢さんが「栗山」だということに気づいて、復習の方法を考え始め、和彦さんは、密かに赤い口紅を塗り、女装をして、「新谷宏美」を蘇らせていました。

能面の二人組が5人目の被害者を出そうとしていた時、そこに「宏美」が現れ、二人組の一人を捕まえた宏美は、お前は新谷宏美なのかと訊きながら、その一人をアイスピックで突き刺して殺していました。

二人組のもう一人と、目隠しをされていた5人目の被害者になるところだった人は、和彦さんの宏美によって命を奪われることはありませんでした。返り血を浴びていた宏美によるものなのか、壁には百舌の羽の印が被害者の血で描かれていました。

CIAから戻ってきた津城俊輔警視正(小日向文世さん)に会った大杉さんは、池沢部長は全てを「新谷宏美」の仕業にするつもりだと考えていた津城さんから、すでに突き止めていたらしい倉木さんの居場所を教えてもらい、妻の千尋(石田ゆり子さん)の死の真実を追い求める倉木さんの暴走を止めるため、北海道の宗牙岬の駅へ向かっていました。

最後は、指名手配犯になってしまっている倉木さんを助けたい大杉さんと、妻の真実の追求を優先する倉木さんが同時に相手に銃口を向け合う場面で終わっていました。

脚本は仁志光佑さん、監督は羽住英一郎さんでした。

最後の線路と二人のシルエットの雰囲気がかっこよかったです。

水責めとか殺戮の様子とか、怖い場面も多いので、よく地上波で放送できているなとも思うのですが、第3話も面白かったです。

前作の「season1」の時よりも、もっと各場面の説明が少ないので、展開の早い物語の流れは少し分かり辛い感じもするのですが、端的にまとめられている印象でもあります。

新谷宏美は生き返る、都市伝説になるのだと、東さんが和彦さんに言っていたのですが、私には、池沢さんが事件を「新谷宏美」の仕業にする記者会見を聞いた和彦さんが、弟の宏美さんに対する贖罪の気持ちを持っているのだとしても、どうして再び自ら「新谷宏美」になったのか、殺し屋の百舌の「新谷宏美」を蘇らせたのかということが、まだよく分かりませんでした。

でも、とにかく、池松壮亮さんの演じる「新谷宏美」の存在感はやはりすごいです。今回の復活の場面も、圧巻でした。

弟の宏美さんはいなくなってしまいましたが、ドラマを見ている私としては、せめて和彦さんは救われるといいなと思います。
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