人形劇「シャーロックホームズ」第7回

NHKのEテレで放送されている三谷幸喜さん脚本の人形劇「シャーロックホームズ」の第7回「イヌ語通訳の冒険~『ギリシャ語通訳』より~」を見ました。

ある日の深夜、動物小屋で動物たちと眠っているところをメガネをかけた男子生徒(声・石井正則さん)に起こされ、そのまま目隠しをされて誘拐された、動物と会話をすることができるシャーマン(声・平岩紙さん)は、途中、男子生徒におんぶをされながら、約10分の距離を移動し、動物の匂いのする場所を通って、窓のない暗い部屋へ連れて行かれ、そこにいた年老いた犬に「骨」をどこへ隠したのかを訊いてほしいと頼まれていました。

年老いた犬と会話を弾ませたシャーマンは、その犬がソフィーという名前のおばあさん犬であること、骨は裏山に埋めたが場所は忘れてしまったことなどをメガネの生徒に教えたのですが、2時間ほど尋問が続いた後、また目隠しをされて小屋に戻されたようでした。

その恐怖体験を、ベイカー寮の221B室のシャーロック・ホームズ(声・山寺宏一さん)とジョン・H・ワトソン(声・高木渉さん)に相談していたシャーマンは、ソフィーを助けてくださいとホームズに頼んでいました。

シャーマンの話から、シャーマンが連れて行かれた部屋が動物小屋の近くのディーラー寮の地下倉庫だと推理したホームズは、ディーラー寮の6年生に在籍し、孤独を愛するディーラー寮の生徒だけが入ることのできるディオゲニスクラブに所属している兄のマイクロフトに捜索の許可をもらい、数日前に生物部からネアンデールタール人の骨が盗まれたという兄が持っていた情報と併せて、事件を解決していくのでした。

演出は森田倫代さんでした。

動物たちと話すことのできるシャーマンがとてもかわいかったのですが、今回は、シャーロック・ホームズの兄のマイクロフト・ホームズが登場していたのも、面白かったです。髪の色が同じで、初対面したワトソンが元ラグビー部所属の転校生であることを卓越した推理力で見抜いていました。お金持ちの家の子供が集まっているというディーラー寮にいるマイクロフトは、生徒会長でもあるそうです。

ホームズが「相棒」と呼ぶ茶色の毛の犬のトビーは、シャーマンの小屋で一緒に暮らしていたのですが、ホームズがシャーマンに少し優しいように見えるは、シャーマン自身が優しい人だからということの他に、その付き合いがあることも含まれているのかもしれません。野良犬だったおばあさん犬のソフィー(第6回に登場した犬と同じでしょうか)も、シャーマンの小屋で暮らすことになったようでした。

マイクロフトと同じディーラー寮の2年生だったウィルスン・ケンプがすぐに「ごめんなさい」と謝っていたのも面白かったのですが、生活委員に報告するとホームズが言うと、兄は、その「罪」も、一連の「事件」も全ては幻想だと、初めからなかったこととしてもみ消し、シャーマンが犬と会話をすることができるということについても、妄想だと否定して一蹴してしまいました。

マイクロフトが骨を持って帰っていくと、少し寂しそうなホームズは、全ては幻想だと、兄のように言っていたのですが、トビーにフライドチキンの骨をあげると約束したかと訊くシャーマンが、鳥の骨は刺さりやすいからできれば牛の骨にしてほしいって、とトビーの言葉を通訳して伝えると、「了解!」と明るく振り返って応じていて、そのホームズの様子がとてもかわいい感じで良かったですし、また、見ていてほっとする場面でもありました。楽しかったです。

ところで、先日行った本屋さんに、この人形劇「シャーロックホームズ」の小さなフィギュアが透明なケースに展示されていました。もしかしたら、「新・三銃士」の時にもあったのでしょうか。私は知らずに偶然見かけたので、本屋さんにホームズとワトソンとアイリーン・アドラーがいたことに少し驚いたのですが、劇中の人形とよく似ていて、なかなかかわいいフィギュアたちだったように思います。
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