「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 3」第8話

テレビ朝日のドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 3」の第8話を見ました。

第8話は、「国立高度医療センター」の廊下で一冊の花柄の表紙のノートを拾ったフリーランスの外科医の大門未知子(米倉涼子さん)が、母親の八田和美(堀内敬子さん)と筆談するためのノートの持ち主だった八田ちひろ(小林星蘭さん)が心臓の肥大と肺静脈閉塞症を患っていることを知り、完治は不可能と判断して転院させようとしていた担当医の富士川清志郎(古田新太さん)と総長の天堂義人(北大路欣也さん)に自分が手術をすると直談判し、右肺の部分生体肺移植を提案して、ちひろさんが捨てたがっているノートに書かれていた電話番号から連絡が取れた、体格の良い、同じ血液型のちひろさんの父親の邦夫(石井一孝さん)の右肺の一部を摘出した肺グラフトを、ちひろさんに生体移植しようとする話でした。

脚本は寺田敏雄さん、演出は松田秀知さんでした。

今回は、いつもよりも真面目というか、コミカルな部分が抑えられた、少しシリアスな雰囲気の回だったように思います。

「西」の富士川部長の鼻を明かしたいために大門さんを使おうと考えて、マンゴーを持って神原晶(岸部一徳さん)の名医紹介所を訪れた「東」の海老名部長(遠藤憲一さん)は、神原さんに連れて行かれた銭湯で、大門さんの「私、失敗しないので」は医者としての覚悟の言葉なのだと聞かされていたので、手術中、ちひろさんに移植した父親の肺グラフトの膨張が治まるのを大門さんがしばらく待つことに決めたのを受け入れることにしていました。

1時間ほど待つと、ちひろさんの心臓の肥大も、移植した肺グラフトの膨張も治まり、無事に胸を閉じて手術を終えることができました。完成した論文を天堂総長に見てもらうために会う約束をしていた海老名部長は、その約束よりも、大門さんと一緒にちひろさんの手術を終えることを優先したのでした。5時間かかった大門さんの手術時間のことも、早いほうだと評価していました。

その後、大門さんは、7年間一人きりで娘のちひろさんを育て、ちひろさんには父親はちひろさんが生まれてすぐに亡くなったと教えていた和美さんを、娘のドナーとなった夫の邦夫さんに会わせていました。ギャンブルに走り、妻と生まれたばかりの娘を残して失踪した夫に、和美さんは、ドナーになったことでは罪滅ぼしにはならないと怒っていたのですが、娘を助けるのは父親なら当然だと言い、邦夫さんが帰るのを待っていたことを伝えて、夫を許して受け止めていました。

病院の廊下で両親の姿を見た車椅子のちひろさんが、声にならない声で、お父さん、お母さんとつぶやいているようだった場面も、良かったです。

天堂総長の元に神原さんが一千万円の請求書とメロンを持参すると、そこには今後の契約のことで天堂総長が呼び出していた大門さんも来ていたのですが、これまでの2倍の額を支払うと切り出した天堂総長は、大門さんのことを「最新式のオペマシーン」と呼び、神原さんのことを「持ち主」と呼び、大門さんを道具扱いして帰していました。

神原さんは、天堂総長に何も言い返さずに黙って部屋を出た大門さんを心配しているようだったのですが、大門さんは、機械のメンテナンスには油を差さなくてはいけないという風に明るく言って、二人で焼肉店へ出かけていました。

大門さんの手術の件も、ちひろさんと両親の件も、徹夜で論文を仕上げた海老名部長の件も、「待てば海路の日和あり(待てば甘露の日和あり)」で貫かれていました。

ただ、物語としては、ちひろさんがどうして筆談用のノートを捨てたがっていたのか、それほど捨てたいノートをどうしてごみ箱のような場所に入れるのではなく人通りのある廊下に置いたのか、というところが、私にはよく分からないようにも思えました。天堂総長が大門さんを利用しようとしていることを富士川部長のような人物に打ち明ける理由も、私にはいまいち分からないのですが、でも、今回その天堂総長の目的が描かれていたのは、急に話が進んだ感じもあって、良かったと思います。
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