「ワンス・アポン・ア・タイム2」第10回

NHKのBSプレミアムの海外ドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム(Once Upon a Time)2」の第10回を見ました。

夜、フック船長(コリン・オドナヒューさん)とコーラ(バーバラ・ハーシーさん)は、ついにストーリーブルックの港に降り立っていました。それぞれの目的のために別行動をしようと提案するフック船長を止めたコーラは、魔法で船を消し、目撃者の漁師を魚に変えて、町中へ向かっていました。

翌日の夜、ルビー(ミーガン・オリーさん)とおばあちゃん(ビヴァリー・エリオットさん)のお店では、「おかえりなさいパーティー」が開かれていて、白雪姫のメアリー・マーガレット(ジニファー・グッドウィンさん)と娘のエマ・スワン(ジェニファー・モリソンさん)と、チャーミング王子のデヴィッド・ノーラン(ジョシュ・ダラスさん)とヘンリー(ジャレッド・ギルモアさん)と、リロイ(リー・アレンバーグさん)たち七人のこびとと、ジミニー・クリケットだったカウンセラーのアーチー(ラファエル・スパージさん)などが料理を持ち寄っていたのですが、レジーナ(ラナ・パリーヤさん)が入って来ると、ルビーやリロイたちは敵意を表していました。

レジーナをパーティーに呼んだのはエマでした。エマは、レジーナはヘンリーのために変わろうとしていると言い、チャンスをあげたいと、メアリーとデヴィッドを説得していました。ヘンリーも、来てほしかったと、養母が来たことを喜んでいて、レジーナも嬉しそうに、作ってきたレッドペッパー風味のラザニアを取り分けていました。

しばらくして、会場で一人になったレジーナが先に帰ろうと外に出たのをエマが追っていたのですが、ありがとうと言うレジーナにヘンリーのためだと答えたエマは、レジーナが時々ヘンリーを家に泊めさせてほしいと頼むのに反対して、少し言い合いになっていました。はっとして先に謝るレジーナを許したエマは、レジーナが魔法を使わないようにしていることをアーチーに聞いたとか、パーティーに呼ぶのは良いことだとアーチーが言っていたと言って、今のレジーナのことを評価していたのですが、それを聞いたレジーナは、翌日、アーチーのことを虫けらと呼んで、カウンセラーのアーチーが自分の相談内容の一部をエマに話したことを、おしゃべりだと怒っていました。そして、その様子をルビーが見かけていました。

過去の魔法の森(おとぎの世界)では、町が火の海になっていたのですが、それはチャーミング王子の軍がジョージ王の軍を打ち破った結果のようでした。山の上から燃える町を見下ろしていた悪い女王は、家来から、白雪姫が一人で娘のところへ向かおうとしていると聞き、白雪姫の後を追っていたのですが、降参を奨める白雪姫を殺そうとした女王は、ブルーフェアリーの魔法で動きを止められ、チャーミング王子に拘束され、牢に閉じ込められていました。

その間、チャーミング王子と白雪姫は、ジミニー・クリケットや赤ずきんや七人のこびとたちと、女王の処遇について話し合っていました。チャーミング王子は、殺すしかないと女王の処刑を提案し、一同も納得して会議を解散していたのですが、白雪姫は、小さい頃の自分を助けてくれた過去の女王の性格を考えて、女王を殺すべきか迷っていました。

現代のストーリーブルックでは、夜遅くに、ルビーのお店の向かいにあるアーチーのクリニックをレジーナが訪ねていました。

犬のポンゴがレジーナに吠えるのを、アーチーは知っている人だろうと止めていたのですが、レジーナは、アーチーの首を片手で掴んで魔法で締め上げて殺していました。しかし、そのレジーナは、コーラが変身した姿でした。

翌朝、学校へ行く前のヘンリーとルビーのお店で朝食を取っていたエマは、お店の前で吠えるポンゴに会い、様子がおかしいと気付いたルビーと二人で、アーチーのクリニックを訪ね、そこでアーチーの遺体を発見し、ルビーは、昨夜レジーナが訪ねていたことをエマに伝えたようでした。

保安官の事務所に連れて来られていたレジーナは、そこでエマとデヴィッドからアーチーが殺されたことを聞かされて驚いていたのですが、デヴィッドたちが自分を疑っていることを知ると、私は殺していないと犯行を否定していました。

デヴィッドと白雪姫はレジーナを信用していなかったのですが、エマは、レジーナの表情から、彼女は犯人ではないと、レジーナのことを信じようとしていました。そして、証拠を得るため、レジーナを家に帰して、泳がせることにしました。

過去のおとぎの世界では、牢に閉じ込められている娘のレジーナに会いに来た父親のヘンリーが、レジーナを助けたい一心で、チャーミング王子と白雪姫に後悔の気持ちを示して、慈悲を乞うよう頼んでいました。

公開処刑の場には、ルンペルシュティルツキンも見に来ていました。白雪姫は、女王が後悔の気持ちを示して悔い改めるのを期待していたのですが、女王は、悔やんでも悔やみきれないのは結局お前を殺せなかったことだと最後まで主張し、怒ったチャーミング王子は、家臣たちに矢を放つよう命じていました。

矢が放たれた直後、白雪姫が「待って!」と止めたので、ブルーフェアリーガ魔法で矢を落としていました。間違っていると迷う白雪姫の様子を見て、チャーミング王子は女王を牢獄へ戻していました。

昔の彼女は優しい人だったと、女王を改心させたい白雪姫は、現れたルンペルシュティルツキンに女王の気持ちを見極める「テスト」を提案され、取引をすることにしていました。

白雪姫は、牢獄の女王に会いに行き、あの女は多くを失って死んだのだと、過去の自分のことを言う女王の中の良い人の部分を救うために鍵を開け、女王を出したのですが、女王は牢を出た途端に白雪姫の首を絞めにかかり、白雪姫の短刀を奪って白雪姫を刺したのですが、白雪姫は無傷でした。

チャーミング王子と白雪姫は、「テスト」のことを話して、女王の髪からルンペルシュティルツキンに防御の魔法を作ってもらったと教え、追放の処分を伝えていました。そして、もしまたこの国の人を傷つけたらあなたを殺すと突き放していました。

ストーリーブルックのアーチーのクリニックを調べていたエマは、レジーナのファイルがなくなっているなど、レジーナに疑いが向くように仕向けられていることを気にしていました。そして、3人は、今度は望みを叶えるためなら人殺しも辞さないと思われるゴールドさんを疑い、ベル(エミリー・デ・レイヴィンさん)と家にいたゴールドさんを訪ね、アーチーを殺したのかと単刀直入に訊いていました。

ゴールドさんは、アーチーの殺害状況を目撃していたポンゴに聞くことを提案していました。聞くといっても、犬と話すのではなく、魔法で犬の記憶を引き出すということだったのですが、その魔法を使うのはエマでした。

「ドリームキャッチャー」を取り出したゴールドさんがそれで犬に触れると、その中に記憶が引き出されていました。念じれば記憶が見えてくる、と言われたエマは、できると信じて、とゴールドさんに励まされているうちに、「ドリームキャッチャー」に記憶の映像を出すことに成功していました。そこには水晶玉のように、魔法の鏡のように、ポンゴが見たものが映し出されていたのですが、それを見たエマは、やはりレジーナが殺したのだと断定し、3人でレジーナの家に向かいました。

ドアを開けたレジーナに、ゴールドさんのところで、エマの魔法でアーチーの殺害現場を見たことを伝えると、レジーナは、エマが魔法を使えることに驚きつつ、魔法には対価がつきものであることを知っているのかと訊いてのですが、頷いたエマは、対価はヘンリーだと答えていました。

レジーナがアーチーを殺したと知ったらヘンリーはショックを受けるだろうということをエマが話すと、レジーナは嘘を吹き込んであの子を毒するつもりかと怒り、あの子は私の息子だと訴えると、エマは、あんたの息子じゃない、2度とあの子に近付くなと反論し、誰かに指示を出していました。

隠れていたブルーフェアリーの修道院長?は、リロイが新しく見つけたという妖精の粉の魔法をレジーナに投げつけていたのですが、レジーナはその青い玉を掴んで投げ捨てていました。レジーナには妖精の粉が効かなくなっていたようでした。

魔法でレジーナに突き飛ばされたエマは、ヘンリーが信じるはずはない、変わった振りをしてもレジーナの本性は変わっていない、どこまでいってもそのままだと言い返していて、それを聞いたレジーナはその場から魔法で姿を消していました。

それから、エマは、アーチーがレジーナに殺されたことを話すために学校帰りのヘンリーをバス停で待っていて、バスを降りてきたヘンリーと道沿いのベンチに座っていました。その様子を、レジーナは車のサイドミラーに映して見ていたのですが、ヘンリーが何かショックを受けた様子でエマに抱きついているのを見て、ヘンリーの信用を失ったことを思い、涙を流していました。

過去の魔法の森の世界では、白雪姫に追放された悪い女王のお城を、ルンペルシュティルツキンが訪ねていました。その日は白雪姫とチャーミング王子の結婚式の日でした。女王は、お前のせいでこの国では2度とあの二人に手を出すことができないと、ルンペルシュティルツキンのことを怒っていたのですが、それなら二人を別の国へ連れていけばいいと提案されて、すぐに二人の結婚式が開かれるお城へ向かっていました。

ストーリーブルックの雨の港にいたフック船長に、コーラは、娘は何もかも失くした、私の望みは果たしたと話していました。フック船長が自分の復讐に協力してくれるのかと訊くと、コーラは、船に贈り物を隠してあると言って、透明な船の中へ入り、床下の収納を開けて、捕らえていたストーリーブルックの秘密を知る者を見せていたのですが、それはアーチーでした。アーチーは生きていました。レジーナに変身したコーラに殺されたのは、アーチーの姿に変えられた別の町の誰かだったようでした。コーラは、手間はかかるかもしれないが、コオロギは鳴くはずだと、身動きの取れないアーチーを見下ろしていました。

これまでの放送の冒頭には、「前回までのあらすじ」というような、ドラマの短いダイジェストがあったように思うのですが、第10回では、それがなくなっていて、すぐに本編が始まっていました。そのようなところも、ミステリーの雰囲気が増した印象になって、良かったような気がします。

アーチーが殺されてしまうという展開に驚いたのですが、生きていて良かったです。コーラは、ルンペルシュティルツキンが魔法で犬の記憶を引き出すことまで考えて、娘を陥れるためのアーチー事件を計画したのでしょうか。アーチーの身代わりに殺されたのが誰なのかもまだ分からないのですが、もしいつか判明することがあったとしても、ポンゴがコーラの変身したレジーナには吠えて、アーチーには吠えなかったとするなら、それは例えばアーチーの患者さんの誰かなのかもしれないなと思いました。

現在のストーリーブルックの出来事と、過去のおとぎの世界の出来事とが交互に描かれるので、感情のつながりというか、憎しみの連鎖のようなものがよく分かりますし、そのような気持ちを解決するための糸口は現在にしかないのかもしれないなと思えてきます。

今回では、主にレジーナやエマのことで、過去の自分と今の自分の違いや、自分で思う自分と他人から見た自分は違うというようなことも、描かれていたように思います。そのようなところも良かったです。

それにしても、今回もレジーナがかわいそうに思えました。養母と実母の対決という感じでもあるのですが、エマのはっきりとした真っ直ぐな性格には、もう少しゆとりがあっても良いような気がします。でも、コーラが来ていることを知ったなら、すぐに真犯人に気付くかもしれません。それに、ドラマを見ているとつい忘れてしまうのですが、エマは28歳なのです。28歳で突然10年前に手放した10歳の子供と再会して、自分に懐く子供と接するうちに母親としての自分に目覚めたという感じなので、そのような実の母親のエマが、息子のヘンリーを自分の手で守りたいと思うのは自然な気持ちなのかもしれないなとも思います。

あと、ドラマの登場人物たちが、自分がしてもらったことなどについて、ありがとうとか、ごめんなさいとかを素直に相手に言うことができるという風に描かれているところも、すっきりとしていて、何というか、健全な感じがします。ディズニーが制作に関わっているドラマだからなのでしょうか。夜の11時15分からのドラマということもあって、私は録画をしながら見ているのですが、後半となるこれからの物語の放送も楽しみにしたいと思います。
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