昨日の第47回の衆院選のこと

昨日は、第47回目の衆議院議員選挙の投票の日でした。

私が行った時には、投票所には行列ができていたので、今回は投票率が上がるのかなと思っていたのですが、報道によると、投票率は、前回を下回る過去最低の52.66%だったそうで、棄権をした方も多かったのだなと、少し残念に思いました。

自分の意見と完全に合う政党というは私にもないのですが、せめて「白票」だとしても、自分の意見を少しでも主張するという意味でも、選挙権を放棄してしまうのはもったいないというか、良くないことのように思えます。選挙権の棄権も意思表示の一つということを言っている方もいますが(テリー伊藤さんも言っていましたが)、私にはそれは少し違うような気がするのです。

そして、選挙の結果、自民党と公明党の連立与党が衆院定数の3分の2を超える325議席を獲得したそうなのですが、ただ、私の中では、まだよく分からない(成果がまだ限定的に思える)「アベノミクス」と呼ばれる今の安倍首相政権下の経済政策のことよりも、特に集団的自衛権の行使容認の問題と原発再稼動の問題などを「争点」にしていたので、そのことにあまり触れないようにしているように見えた自民党と公明党の与党が「圧勝」(「勝利」)してしまったことも、残念に思えています。

東日本大震災の直後の頃に与党だった、前与党の民主党が今回負けるのは仕方がないとしても、野党の考えがもっとまとまっていたなら、野党各党(野党の数が多すぎるのも票が分散する原因だと思うのですが)への投票数ももっと上がったのではないかなと思いました。

以前の選挙の時には、結果的に選ばれた政権与党やその党首(総理大臣)に頑張ってほしいなと、希望的観測?をしてみる部分もあったのですが、今回は、そうでもありません。これからの「第3次安倍内閣」では、これまでの第2次安倍内閣の政策がほとんどそのまま引き継がれてしまうことになるのですし、私としては、これが「信任」とか「国民の総意」だと思われたら嫌だなという思いもあります。

昨夜の夜の8時頃からは(NHKのBSプレミアムの「ナンシー関の17年」というドラマは一応録画をしておくことにして)、テレビの衆院選の特別番組を見ることにしたのですが、その中では、私はテレビ東京の「池上彰の総選挙ライブ」を見ていました。番組の作り方もそうなのですが、池上彰さんの解説や、当選あるいは落選をした政治家の方たちへのインタビューなどが自然な雰囲気で面白いからです。

CMの間には、他の局の特別番組にチャンネルを変えたりもしていたのですが、ちょうど自民党の小泉進次郎さんが生中継で出演していたテレビ朝日の「選挙ステーション」では、古館伊知郎さんが原発再稼動について小泉さんに質問をしていた時、なぜか突然音声?が途絶えて、そのまま中継が終わりになってしまいました。古館さんに訊かれた小泉進次郎さんは、福島の原子力発電所について答えようとしていて、それはおそらく池上彰さんの番組では答えていた内容を話す予定だったのではないかと思うのですが、テレビ朝日の中継時では、突然の謎の障害によって中断していました。

本当にただの、中継時によくある事故だったのかもしれないのですが、原発再稼動のことを小泉さんに聞こうとした時に途絶えていたので、少し気になりました。

テレビ東京の池上彰さんの番組が終わった後は、TBSの「乱!総選挙2014」を見ていました。嵐の櫻井翔さんやNEWSの小山慶一郎さんの出演する日本テレビの「ZERO×選挙2014」も、見てみようと思っていたのですが、日本テレビ(読売系列)はそもそも自民党を応援していたのですし、その自民党の「圧勝」と、今後の「アベノミクス」や「人口減少」など日本経済のことを前面に出して伝える構成になっていたので、少しうんざりとしてしまい、原発再稼動や沖縄の基地問題や憲法改正の問題に触れていたTBSの特番の続きを見ることにしました。(その頃、テレビ朝日では、フィギュアスケートのグランプリファイナルのエキシビジョンを放送していて、投票結果はL字型のテロップのようなもので伝えられていました。)

テレビの特番で取り扱わないような内容でも、例えばインターネットの動画の番組?や、ラジオの選挙特番では、扱われていたのかもしれません。

池上彰さんの番組が終わった後、何となく気になって、私はテレビの報道番組と同時に、TBSラジオの選挙特番を聞いてみたのですが、そこでは、「ヘイトスピーチ」が「禁止」ではなく「制限」になっているという問題について触れられていて、自民党の中に「ヘイトスピーチ」をする活動家のような思想を持った政治家が増えているのかもしれないというようなことが言われていて、私にははっきりとは分からないことではあるのですが、何となく、そうなのかもしれないなと思いました。

沖縄県で日本共産党や社民党が勝ったという報道を聞いて、すごいなと思ったのですが、でも、比例代表では結局自民党が当選しているので、沖縄の約半数の方の意見が消されてしまうようなことにならないだろうかと、少し心配になりました。

池上彰さんの番組の中では、政治記者たちのアンケートが紹介されていて、今の内閣がいつまで続くと思うかというような質問の一位が「すぐに終わってほしい」になっていたのも何だか面白かったのです。2020年頃まで続く?第3次安倍内閣の今後の見通しの表を見て、うんざりとした、同時にまた少し怖いような気持ちになりました。本当の独裁政権とは違うのだとは思うのですが、何か少し近づいているような気がしてしまいます。ゲストに来ていた藤井さんは、今の安倍首相がマスコミやメディアに文句を言うようになっていることについて、そうなったら政権は末期だという趣旨のことを話していました。

そして、昨夜の番組の中継でも、池上彰さんに追及された安倍首相は、その質問を否定するように笑いながら急に早口になって、まさに口角から泡を飛ばしながら、少しキレたような態度で応じていました。安倍総理にしても、以前の「クローズアップ現代」の菅官房長官にしても、どうして冷静に答えることができないのかなと、不思議に思います。

あと、その池上彰さんの番組の最後、今後選挙権が与えられるようになるかもしれない18歳の十数人の方たちを集めて、今回の各政党の主張の書かれた選挙の資料(チラシ?)を配って架空の投票を行ってもらっていたのですが、その結果は、意外でもあり、やはりという感じでもあったのですが、自民党と公明党の「圧勝」でした。3位になったのは、次世代の党でした。

私は政治のことに詳しくないですし、活動家でもないのですが、でも、政治の問題は現実につながってしまうので、少しの関心くらいは持っていようと思い、報道を見たり聞いたりしています。昨夜のラジオの特番では、安倍総理大臣のフェイスブックかツイッターかに「集団的自衛権反対」と書くと削除されるらしいということも言われていたので、その真偽は不明ですが、もしかしたらこの文章を書いた一市民の私の記事も、削除?にはならないとしても、何かそれに近いような対応をされてしまうかもしれません。

「一票の格差」の是正ということが言われて、今回から選挙に出馬する議員さんの数(立候補する地区の数)が減らされた県もありますが、人口の少ない地域に暮らす人の声がもっと政府に届きにくくなってしまうようにも思えます。様々な個人の意見を一つ一つ聞き入れることはできないのだろうとは思うのですが、中央に意見が届かないようにするとか圧力で消すとか、被災地の放射能の恐怖感を伝える一漫画に政府が苦情を言うとか、そのようなことはなくなるといいなと思います。政府の方針に反対意見のあるマスコミやメディアの方には、大変かもしれないのですが、もっとジャーナリストの批判精神を発揮して頑張っていてほしいように思います。

共産主義も社会主義も怖いですが、民主主義的な資本主義の世の中も行き詰まっているように思えるので、時々、例えば誰か善良な天才的な人物が現れてすばらしい新しいアイデアを思いついてくれるといいなとか、少し現実離れ?をした期待もするのですが、実際には難しいのかもしれません。

それにしても、どこの国にもある程度の力を持った支配者がいて、社会的な規則が用意されていて、生まれた時からその中に組み込まれてしまうというのは、何だか不思議な感じがします。その中には支配者的な立場の人に成長する人もいますが、多くの人は支配される人、あるいは支配されている環境で生きる人に成長しているような気がします。それが一概に悪いと言うことではないのかもしれないですし、「処世術」という言葉もあるくらいですから、その術を身につけた人ならその枠の中である程度自由に生きることができるのかもしれないのですが、その高度な、多くの人にとっては自明なことでさえあるかもしれない術を持たない人たちにとっては、今の世界では、魔法のような自由を持つことは、夢のまた夢のような気がします。

ところで、昨日の夕方頃、東京都心では初雪が降ったそうです。私は昨夜のニュースで知ったのですが、政治の話ばかりで少し憂鬱な感じになっていたところに初雪のニュースが入ってきて、渋谷のスクランブル交差点を歩いていた方たちも楽しそうだったので、その時は少し気持ちが軽くなりました。一人一人が穏やかな気持ちで平和に暮らすことのできる世の中になるといいなと思います。
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