人形劇「シャーロックホームズ」第8回と第9回と第10回

NHKのEテレで放送されている三谷幸喜さん脚本の人形劇「シャーロックホームズ」の第8回と第9回と第10回を見ました。

第8回と第9回は「愉快な四人組の冒険 ~『四つの署名』より~」の前後編でした。

アーチャー寮の三年生で、コーラスグループに参加しているアーサー・モースタンが深夜の部屋に侵入してきた何者かに襲われた事件を、アーサーの妹のメアリー・モースタン(声・石橋杏奈さん)の依頼を受けて、シャーロック・ホームズ(声・山寺宏一さん)とメアリーに一目惚れをしたジョン・H・ワトソン(声・高木渉さん)が解決していく話でした。演出は、吉川邦夫さんでした。

ホームズは、シャーマン(声・平岩紙さん)の動物小屋に、リーダーのウィニンズ率いるネズミの仲間たちによる「ベイカー寮遊撃隊」を編成していて、ホームズの相棒であり愛犬であるトビーも協力して、歌の上手な郵便配達夫のジョナサン(声・市村正親さん)とアーサーたちとの関係性を突き止めていたのですが、遊撃隊がまさか小さなネズミたちとして登場するとは思わなかったですし、そのようなところもかわいかったです。

ホームズが一晩中部屋で研究をしていたのがロイロット先生の頭の大きさを越えるシャボン玉作りだったのも面白かったですし、学園内の何でも屋のラングデール・パイクの勧める謎の臭い塗り薬をワトソンが買わされていた件も、何だか三谷幸喜さんの脚色らしい感じがして、面白く思いました。

第10回の「失礼な似顔絵の冒険 ~『チャールズ・オーガスタス・ミルヴァートン』より~」は、実は似顔絵が得意だったベッポ(声・梶原善さん)の依頼を受けたホームズとワトソンが、生徒の生活態度に厳しすぎて評判の悪いミルヴァートン先生(声・段田安則さん)の歴史の授業中に密かに描いていて没収された、ベッポのミルヴァートン先生の似顔絵を取り返すため、モリアーティ教頭に会いに行って不在中のミルヴァートン先生の部屋に侵入する話でした。演出は、荒木俊雅さんでした。

ミルヴァートン先生の造形も含めて、厳しいミルヴァートン先生が実は生徒思いのところもある優しい先生だったというところも良かったですし、自分が思っている以上に人間とは奇妙で複雑な生き物だということをホームズが学ぶという展開も、良かったです。

ワトソンの顔が目を隠しても分かるほどの「下膨れ(しもぶくれ)」だというのも、面白かったです。でも、ビートン校の生活委員のレストレード(声・岸尾だいすけさん)は、ミルヴァートン先生に復讐しようとしたディーラー寮のダメな生徒たちを、その後ちゃんと捕まえることができたのでしょうか。少し気になったのですが、ディーラー寮の生徒ということなら、その罪はまた隠されてしまうのかもしれません。

あと、ミルヴァートン先生の部屋に侵入したホームズとワトソンは、ベイカー寮の一年生のアガサ・ライト(声・高泉淳子さん)というピンク色の髪を二つに分けて結んでいる女子生徒と出会っていたのですが、常に黒いクマのぬいぐるみを持ち歩いているらしい集団行動の苦手なアガサがシャーロックを気に入って、勝手に221B室に朝食を食べに来ていたのも、楽しい感じがして良かったです。押しかけてきたアガサに椅子を投げようとしていた?ホームズをワトソンが必死に止めていました。本当は繊細な性格らしいアガサは、これからもこの人形劇に登場するキャラクターなのでしょうか。人形のデザインもかわいかったですし、個性的で、楽しかったです。

次回の第11回の「まだらの紐の冒険 ~『這う男』より~」は、夏の頃の先行放送では第6回の作品でした。私はその時に見たのですが、この回も面白かったです。
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