「デート~恋とはどんなものかしら~」第1話

フジテレビの「月9」枠の新ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」の第1話を見ました。録画をしておいたものです。初回は15分拡大版でした。

第1話は、父親の俊雄(松重豊さん)からそれとなく結婚を勧められた、東京大学大学院を卒業した後、国家公務員として横浜にある内閣府の研究所で働く29歳の「理系女子」で合理主義者の藪下依子(杏さん)と、自宅で絵画教室を開いている母親の留美(風吹ジュンさん)が体調不良なのを気にして結婚をしようと考え始めた、自宅の2階の小さな部屋で小説やマンガや映画に囲まれた生活を送っている35歳の「文系男子」で「自称・高等遊民」(周囲の人たちからは「ニート」と呼ばれています)の谷口巧(長谷川博己さん)が結婚相談所に登録したことをきっかけに出会い、横浜の山下公園や中華街などで初めての「デート」に挑戦してみる、という話でした。

その他の主な登場人物は、巧さんの友人で巧さんの母親の絵画教室に通う左官職人の島田佳織(国仲涼子さん)、その兄の島田宗太郎(松尾諭さん)、依子さんの公務員の父親の知人の鷲尾豊(中島裕翔さん)、そして、数年前に亡くなった依子さんの母親で娘と同様に「理系女子」だったらしい小夜子(和久井映見さん)でした。

依子さんの父親は亡き妻の仏壇の遺影に話しかけていたのですが、依子さんが会話をしていた依子さんの母親は、幽霊として依子さんの前に現れているというよりは、もう一人の依子さんとか、依子さんのもう一つの考えとか、そのようなものを母親のイメージに重ねたもののようでした。そのため、小夜子さんと会話中でも、自身の考えを払拭したい時や切り替えたい時には、「シッ!」と言いながら手の刀で斬るようにそのイメージを消していました。

脚本は古沢良太さん、演出は武内英樹さんでした。原作のない、オリジナルのドラマだそうです。主題歌はchayさんの「あなたに恋をしてみました」という曲でした。ドラマの途中には、なぜかザ・ピーナッツの「ふりむかないで」という歌が使われていました。

すごく面白いというのとは違うかもしれないのですが、コメディーのようでしたし、杏さんの演じる一方的に話し続ける依子さんと、長谷川博己さんの演じる人と接するのが苦手で少し挙動不審な巧さんの少し変わった二人の感じは、良かったように思います。

ただ、少し変わっている主人公の二人が「普通」の友達や親から心配されている様子が、周囲の人たちから温かく見守られているようでもあるのですが、呆れられているようでもあり、少し笑われているようでもあったので、私にはドラマを見ていて何となく少し辛い感じもしてしまいました。

まだ第1話しか見ていないので分からないことではあるのですが、二人の少し変わっている部分が誇張されて描かれていたので、より常識的な、一般的な「普通」の考え方のほうが、ドラマを見る人の中で「良いもの」として強調されてしまいそうな気がしました。

あと、NHKのBSプレミアムで放送されているドラマ「徒歩7分」の主人公の少し浮き世離れした雰囲気の女性も、今回の杏さんの演じる女性と同じく依子さんなので、単純に偶然ということなのかもしれないのですが、少し不思議な感じもしました。

「デート」や「恋愛」の楽しさや良さのようなものを伝えるドラマなのかなと思うのですが、主人公の二人を論理的で会話好きな設定にしているようなので、このドラマでこれから描かれる物語もその登場人物の二人らしいものになるといいなと思います。
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