「ゴーストライター」第2話

フジテレビのドラマ「ゴーストライター」の第2話を見ました。

今回は、人気小説家の遠野リサ(中谷美紀さん)が小説の雑誌を破る場面から始まり、そこから1ヶ月前に遡っていました。

結婚するために地元の長野に帰るからアシスタントの仕事を続けることができないということを申し訳なさそうに切り出した川原由樹(水川あさみさん)に、リサさんは、大手出版社の駿峰社が出している雑誌「小説駿峰」に連載中の小説「奏でのはてに」の続きのプロット(あらすじ)を考えてくるよう指示していました。

プロットを考えたことがなかった由樹さんは、迷いながらもパソコンの画面に向かい、リサさんが介護付き高級住宅に入所している認知症の症状のある母親の元子(江波杏子さん)のことや、反抗的な態度を取り続けている16歳の高校生の息子の大樹(高杉真宙さん)の問題行動のこともあってスランプ状態から抜け出すことができず、他社の連載の締め切りにも原稿を間に合わせることができないでいる間に、リサさんの小説のプロットを書き上げていました。

何度か書き直しを命じられていた「奏でのはてに」の由樹さんのプロットの再改訂版は、それを満足そうに読んでいたリサさんの文章によって小説化され、「小説駿峰」に掲載されていました。

由樹さんをアシスタントとして引き止めたいリサさんは、仕事で東京に出てきた婚約者の尾崎浩康(小柳友さん)と会う約束をしていた由樹さんについて行き、三人で食事をする中で、由樹さんは本当はこのまま東京に残りたいのではないか、本当は今書くのが楽しくて仕方がないのではないかということを伝え、由樹さんには小説家になる才能などないと断言する婚約者と地元に戻って結婚するのか、遠野リサのアシスタントを続けて小説家を目指すのかを、由樹さんに選ばせようとしていました。

リサさんから送られて来た、自分のプロットで書かれたリサさんの小説が掲載された「小説駿峰」を読んだ由樹さんは、暗示をかけられるようにリサさんに説得されて、諦めかけた小説家への夢を再び呼び覚まし、あの女に唆されたのかと反発する婚約者にも東京に残ると話し、小説家になる道を進む決意をしていました。

しかし、以前のキレが戻ったとか、スランプ脱出おめでとうなどと書かれたインターネット上での「奏でのはてに」の評判を読んだリサさんは、編集長の神崎雄司(田中哲司さん)の勧めもあって完成させた、由樹さんのプロットを使った自身の連載小説のページを虚ろな感じで一枚一枚破り捨てていました。

脚本は橋部敦子さん、演出は土方政人さんでした。

第2話も、先週の第1話と同じように、心理的なサスペンスの雰囲気が続いていて面白かったです。

リサさんの秘書の田浦美鈴(キムラ緑子さん)は、リサさんが高く評価していた野心のある由樹さんのことを辞めさせたいようでもあり、リサさんを心配していたのですが、「いつでも引き返せると思っていた」リサさんは、由樹さんを育てる名目で利用していくという道に足を踏み入れ始めていました。

リサさんが車の助手席に座りたくないということの背景には、自分の代わりに人生のハンドルを握り続けてきた、娘を自分の思い通りに育てようとしてきた母親の影響があったようなのですが、今度はリサさんが母親にような立場になって、由樹さんの才能を自分の思い通りにしようとするということなのかもしれません。

今回はまた、中谷美紀さんのリサさんと、水川あさみさんの由樹さんが対比的に描かれていたのも良かったです。それはもしかしたらこれからもっと描かれていく部分なのかもしれないのですが、二人の個性がしっかりと出ていて面白いですし、リサさんの由樹さんに対する圧力というか、話し方や視線の強さも、何か暗示のようで、すごいなと思います。

映像も音楽も良いように思いますし、サスペンス風の物語そのものも面白いのですが、リサさんと由樹さんの描き方が魅力的なドラマであるようにも思いました。
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Author:カンナ
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