「流星ワゴン」第4話

TBSの「日曜劇場」のドラマ「流星ワゴン」の第4話を見ました。

自分の力で未来を変えたいと決意した43歳の永田一雄(西島秀俊さん)は、自分がいじめられていることはお母さんには言わないでほしいと言っていた息子の広樹(横山幸汰さん)を送るために一緒に外出した妻の美代子(井川遥さん)を尾行し、電車に乗って上野で下車し繁華街の喫茶店に入った妻が、先ほど自分が手渡したばかりの生活費などの数万円を封筒から出して以前一緒に歩いていた男性に渡しているところを目撃し、貢いでいたのかとショックを受けていました。

公園でお酒を飲んで帰宅した一雄さんは、自分と同い年になった父親の生霊の永田忠雄(香川照之さん)が部屋を荒らしていることに驚いていたのですが、「軍資金」を探していた忠さんが引き出しの奥から見つけた定期預金の通帳にお金がほとんど残っていないことを知って戸惑っていました。さらに、忠さんは、妻の借金の借用書の束を見つけ、美代子さんが一雄さんに黙って闇金融から借金を繰り返している事実に気付いていました。借金は300万円ほどあったようでした。

その頃、広樹さんが路上で倒れて病院に緊急搬送されていました。医師によると、ストレス性の貧血のようでした。一雄さんは、美代子さんに連絡が付かないことに苛立っていたのですが、忠さんから美代子さんが借金の返済をしているらしいことを聞いて、浮気ではなくて良かったとほっとしていました。

忠さんに連れられて一雄さんが向かったパチンコ店に、美代子さんはいました。ギャンブルを嫌いな夫の一雄さんに隠れて、妻の美代子さんは、一雄さんに仕分けられた生活費などのお金をパチンコに注ぎ込んでいたようでした。

借金を返すため、一雄さんは、会社の関係者に電話をかけてお金を借りようとしていたのですが、断られ続けて困り、結局広島の実家の母親の永田澄江(倍賞美津子さん)に頼んで借りることにしていました。理由は言わなくていいと言う母親の優しさに、一雄さんは涙を流していました。

しかし、その頃、再びパチンコ店で美代子さんを見つけた忠さんは、美代子さんと一緒に競馬場へ出かけ、大穴の3連単を当てて300万円を得ていました。忠さんと美代子さんは嬉しそうに帰宅したのですが、そのことを知った一雄さんは、ギャンブルで得たお金を使うことに抵抗があったようで、自分とは違う方法で美代子さんの借金を返そうとしていた忠さんに反発して怒っていました。

息子と喧嘩をしてマンションの外に出た忠さんは、忠さんに頼まれてお酒を買いに出ていた美代子さんが、買い物帰りに中庭のベンチに座っているのを見かけ、美代子さんに話しかけていたのですが、お酒を飲み始めた美代子さんの奇妙な明るさの裏にまだ何か問題があることを見抜いていました。

妻に付き添って上野の喫茶店へ行き、忠さんが「未来の新聞」を読んで当てた競馬のお金で借金を完済した一雄さんは、借金のこともパチンコのことも、いつものように「いいんだ」と妻に言って、理由を聞こうとはしませんでした。どうして責めないのかと妻は困惑しているような申し訳ないような感じで言っていたのですが、一雄さんは、主婦のストレス発散法の一つのように考えて、その問題を自分の中だけで片付けていました。

次の瞬間、一雄さんと忠さんは、2014年の1月24日か25日か辺りの「分岐点」の世界から、5年前に交通事故死した橋本義明(吉岡秀隆さん)とその息子の健太(高木星来さん)のワインレッド色の不思議なワゴン車の後部座席に戻っていました。(先ほどの世界に当時の本当の一雄さんがいるのだとすれば、その一雄さんはどのような状態で、妻の秘密の借金が完済された後の自宅に帰宅するのでしょうか。当時の元の一雄さんに、タイムスリップをして過去の世界に来た一雄さんの経験や記憶が引き継がれるなどするのでしょうか。それとも、やはりこれは一雄さんの夢か何かで、その世界に本当の一雄さんなどは存在しないのでしょうか。ドラマの物語の流れにはほとんど関係のないことなのかもしれないのですが、少し気になります。)

後部座席で一雄さんは、未来(2015年現在の世界)が変わっていなくても何度でも妻の借金を返すと言っていたのですが、中産は、それでは解決しないような気がする、お前が思っているよりも妻の闇は深そうだと言っていました。

その頃、先ほどの世界の妻は、夫に握られた結婚指輪を着けていた左手を、その記憶を消したいかのように、水道の水で勢い良く洗っていました。そして、また同じ闇金融の男性からお金を借りようとしていました。

脚本は八津弘幸さんと松田沙也さん、演出は棚澤孝義さんでした。

今回は、息子の広樹さんが倒れて入院をすることになっていたので、最初から最後まで、夫に家計をきっちりと管理されていた妻と、発覚した妻の多額の借金を返済しようと奮闘する夫の話でした。構成がシンプルな印象もあって、これまでよりも見やすかったような気がします。

一雄さんは、豪快にお金を使う父親のせいで苦労をしていた母親を見ていたため、妻に苦労をかけたくないという気持ちから家計の管理をしていたようでした。ギャンブル依存症のようにパチンコ店に通って借金を重ねていたらしい妻は、しかし、借金をしているということに苦しんでいるような様子はあまりなく、闇金融の男性に返済金を手渡す際の表情は明るいものでした。忠さんと競馬場にいる時も楽しそうでした。

妻の美代子さんの気持ちも息子の広樹さんの気持ちも、ドラマを見ている私にはまだよく分からないのですが、もしかしたら二人には、すぐに妻や息子のことを分かったような気になって独り善がりの決断を下してしまう一雄さんに振り回されてしまうところがあるのかもしれないなとも思いました。

香川照之さんの忠さんはやはり面白いので、この永田家の家族の物語がすごく面白いというのとは少し違うのですが、どうなのだろうと考えながらそれなりに楽しく見ることができているような気もしますし、次回も見てみようと思います。
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